格闘漫画で最強の饗宴を楽しむ!おすすめ漫画ランキングベスト10
今回は男のための漫画といっても過言ではない格闘漫画を紹介します。男ならば誰しもが憧れる最強に強くかっこいい男たちの戦いにのめり込むことができます。
様々なジャンルの格闘技から面白い漫画を選んでいます。是非ご参考にしてみてください。
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アイキャッチ画像出典:saunaya.com
グラップラー刃牙/バキ/範馬刃牙/刃牙道 板垣恵介
格闘漫画でやはり一番におすすめしたいのは刃牙シリーズです。
すでに100巻以上が出ている長編格闘漫画であり、チャンピオンの大人気作品です。
範馬刃牙という少年と、世界最強の生物である範馬勇次郎の最強同士の親子喧嘩をテーマにした漫画です。親子喧嘩のために、刃牙は最初の地下闘技場トーナメント、死刑囚とのバトル、原始人ピクルとの戦いなどを重ね最強の道を歩みます。
最近の刃牙道ではなんとあの宮本武蔵が甦ったという設定のもとストーリーが展開しています。
戦いとそのとんでもない展開に、読みだしたら止まらない作品です。
是非ご覧ください。
地下闘技場の最年少チャンピオン範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と謳われる範馬勇次郎を中心とし、様々な格闘家との闘いが織り成す長編格闘ドラマ。通常の格闘技の試合のみならず、色々な条件下での死闘が数多く描かれており、本作の持つ「『地上最強』は誰か?『地上最強』とは何か?」のテーマに深みを持たせている。作者は本作を「闘いのテレクラだ!!」と称した。
登場するほとんどの格闘家は「地上最強」を目指して闘い続けているが、主人公の刃牙だけはあくまで勇次郎を超えることのみを目標としており「地上最強」を目指してはいない。これは作者も途中で気づいて驚いたとのこと
喧嘩商売/喧嘩稼業 木多康昭
かつてはジャンプで活躍した漫画である木多康昭がヤングマガジンで連載している、ギャグあり格闘・喧嘩ありの漫画です。
最初はただのギャグ漫画のような恰好で話が進むのですが、ところどころ織り込まれる喧嘩の場面やウンチクに人気が集まり、喧嘩商売の続編にあたる喧嘩稼業ではギャグは少なくなりもっぱら格闘技をやっています。
というか、たぶんこの漫画のテーマはもともと最強の格闘技はなにかなんですが、どうしても作者がギャグを書きたくて仕方ない時にギャグ漫画になってしまっていたのではないかと思います。
様々な格闘技が出てきており、その異種格闘技がどうなるのかというのを見るのは非常に興味深いものです。
高校生である主人公・佐藤十兵衛の格闘技や喧嘩にまつわる一連のストーリーを軸にした格闘漫画。同等の条件下で単純な格闘技の実力比べだけでなく、相手よりも優位に立つために様々な策略に巡らせることも多いのが特徴。シリアスな展開だけでなく時事ネタや下ネタ、ブラックジョークを盛り込んだギャグも多い。時折、様々なキャラクターに関する短編エピソードが伏線として挿入される
史上最強の弟子ケンイチ 松江名俊
史上最強の弟子ケンイチはサンデーで2002年から2014年にかけて連載された格闘漫画です。
ケンイチといういじめられっ子な主人公がひょんなことから格闘技に触れ、修行を積み重ねることで肉体的・精神的な強さを得て成長していくというストーリーです。
タイトルからもわかるとおり、弟子であるケンイチが強くなるために行う修行のシーンが多いです。どの格闘技の技もほとんどが実際にあるものですので、そういう意味でも参考になります。
いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。
既存のバトルマンガに比べて修行のシーンが多く、ストーリーは、成長譚というベースで成り立っている。主人公の兼一は度々梁山泊を脱走したり、練習をサボったりする。また、師匠達も弟子の兼一に対して武術の才能は全く無いと言い切り、興味本位で兼一に武術を教えているような描写もあり、既存の単純な成長物語に収まらない。なお、初期には街中での喧嘩が多かったが、次第に大会へ出場するなど名目が立つ戦いが描かれるようになった
陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!! にわのまこと
鉄菱(てつびし)
1995年から1998年の間ジャンプで連載された柔術格闘漫画が真島君すっとばすです。
真島零という主人公が柔術を身に着け、史上最強の格闘家を目指します。陣内流柔術というのは柳生新陰流をモデルとしており、実際に存在する技もたくさんでてきます。特に、鉄菱や千人殺といった技は当時の子供がよく真似した技としても有名です。20代後半~30代の人にやれば大抵知っていると思います。
ちなみに、真島、爆ぜる!!という続編が別冊漫画ゴラクで連載中です。
戦国時代に合戦の組打から生まれた武術・陣内流柔術。その使い手である主人公真島零は中学生時代は不良であったが、高校生になって陣内流史上最強と言われる八代目宗家・城之内将士を超えるため、世界最強の格闘家を目指す。その過程で様々な武道・流派と闘い、成長していく。
はじめの一歩 森川ジョージ
出典:ippo-100.com
1989年から少年マガジンで連載しているボクシング漫画がはじめの一歩です。
気弱な少年だった幕之内一歩がボクシングに出会い、その魅力に惹かれ努力に努力を重ねた結果日本チャンピオン、それから世界チャンピオンを目指すというストーリーです。
一歩意外にも同じジムに鷹村や板垣、ライバルの宮田や千堂など個性豊かなキャラクターが勝負していくのでつい応援しながら読むことになります。また、フリッカーやデンプシーロール、コークスクリューパンチなどの真似できる技もたくさんありますので一読の価値ありです。
一歩ファンにベストバウトを聞くと、みんなそれぞれ違うのでそこも面白いポイントです。
(筆者は個人的には木村対間柴です)
母子家庭のいじめられっ子であり、釣り船屋を親子で支えている主人公・幕之内一歩が、プロボクサー鷹村守との出会いをきっかけに鴨川ボクシングジムに入門。「強いとは何か?」という問いの答えを求め、プロボクサーとして、また人間としても成長していく過程を、周囲との交流やライバル達との戦いを通じて描いてゆく。主人公のみならず脇役である仲間やライバル達の戦いも詳細に描いている点が特徴的であり、作者は「登場人物全員が主人公です」とコメントしている
高校鉄拳伝タフ/TOUGH 猿渡哲也
1993年からヤングジャンプで連載され、2003年に続編TOUGHが連載された格闘漫画がタフです。
灘神影流活殺術(なだしんかげりゅうかっさつじゅつ)という古武術の継承者である宮沢熹一が様々な格闘技と戦いながら自らの格闘技を磨いていくというストーリーです。
熹一の父宮沢静虎と宮沢鬼龍など親族間の争いもテーマにあり、父のために頑張る熹一の姿を応援しながら読んでみてください。
最強の実戦的古武術として名高い灘神影流(なだしんかげりゅう)の継承者の家庭に生まれた高校生、宮沢熹一が高校スポーツ界のスター選手から、プロ格闘家、裏の武術家らと格闘戦を交わし、ライバルや戦友と交流していくというのが基本的な筋。空手、柔道、ボクシング、プロレス、ムエタイ、相撲、柔術など様々な格闘技の達人が登場し、死闘を繰り広げる。
最初は高校の格闘技の強豪を倒し、その後アイアン木場の送り込んできた刺客を倒し、そしてTDK編に入り、最後に鬼龍VS静虎、の構成となっている。
空手小公子 小日向海流(こひなたみのる) 馬場康誌
2000年から2012年にかけてヤングマガジンで連載した空手格闘漫画です。
体操部員として大学に入学したもののイジメにあっていた小日向海流が、空手部の先輩武藤竜二に助けられ、空手部に入部し強くなっていくというストーリーです。
大学生の空手部員という主人公ですので、真剣な場面はもちろん、ギャグシーンや恋愛シーンなど日常生活の話も面白いです。
空手に関する漫画でしたら、この漫画はイチオシで読んでほしい作品です。
東京都K市郊外にある名門体育大学、嶺南大学。体操部の先輩からいじめを受けていた小日向海流のところに第二空手部の武藤竜二が助けに来たことをきっかけに小日向は空手の魅力に惹かれていき、空手の道にのめり込んでいく。
第一章「百武会風雲内乱編」
体操部から第二空手部に移り、空手を習い始めた小日向海流が校内で発生する抗争やイベントに巻き込まれていく…。
第二章「夏季合宿疾風怒涛編」
第二空手部恒例の恐怖の沖縄合宿で様々な出来事が発生する。
第三章「鏑木流空手乱世死闘編」
鏑木流の全国大会、海流が出場する軽量級は他流派から前年度王者・濱田カオルやリュウ・オオスギが出て熱戦となる。また、無差別級では講壇会館の和泉の差し金でK・O・Sファイターの里見雅廣やジェラール・ベルトランが出場し、武藤と死闘を繰り広げる。
第四章「新世代若武者奮迅編」
全国大会後、武藤は安仁屋宗八に誘われて海外武者修行の旅に出た。その後、総裁が詐欺事件で捕まり、鏑木流は大幅な規模縮小を余儀なくされる。その煽りを受けて嶺南大学の部も第二空手部から鏑木流空手同好会へと格下げされ、居所だった道場を百武会に召し上げられてしまう。そして全国大会から一年後、部員達は工夫と団結力で活動を続けていた。鏑木流の全国大会がなくなったため試合は他流試合メインに移行、さらに主将の南が引退・卒業し、三年となった小日向や間宮、葉山の活躍を描く。
拳闘暗黒伝セスタス/拳奴死闘伝セスタス 技来静也
1997年から2009年までヤングアニマルで連載され、その後ヤングアニマル嵐で現在も連載中の拳奴(戦うことを仕事にした奴隷)の少年が厳しい環境に抗いながら成長していくストーリーです。
古代ローマ時代の奴隷制度をテーマにした格闘漫画という点でなかなか珍しい漫画だと思います。
セスタスという奴隷の少年が力は劣るものの、スピードとテクニックで強敵に立ち向かっていきます。拳奴としての勝負の世界と、それだけでは世渡りできない奴隷という世界に、格闘漫画と歴史漫画を同時に読んでいる感覚になると思います。欧州が好きな方は是非一読ください。
真の自由を欲するセスタス、父との葛藤の中でもがく天才格闘家ルスカ、皇帝としての宿命を背負ったネロ。そして、セスタスの師ザファルとルスカの父デミトリアスとの過去の因縁。物語は格闘漫画としての領域を超え、帝政ローマ時代を生きた3人の少年たちの運命を軸に描く、歴史ドラマの要素を含んだ内容となっている。
もう1つ大きな特徴として、作者による物語に関連した簡潔詳細な解説が上げられる。格闘の大部分を占める拳闘を中心に、現代格闘技、人間工学における科学的対比による解説や、物語が進むにつれて史実の歴史的背景、及び人々の生活習慣などを解説する描写も多くなっている。それらは作品の深みを引き立たせるだけなく、ローマ時代に関して詳しくない読者にも楽しめる配慮が伺える
ホーリーランド 森恒二
2000年から2008年の間ヤングアニマルで連載された格闘漫画・喧嘩漫画がホーリーランドです。
神代 ユウという引きこもりの主人公が、本を読んで学んだワンツーを使って街中の喧嘩に勝ち、次第に有名になっていくというストーリーです。
いわゆる格闘技のスキルだけではない、ストリートファイトのスキルに言及することが多い漫画です。
今の時代を象徴するような主人公が、陽の目を浴びるようになるという面でも他の漫画と異なる部分が多いです。
高校生の神代ユウは、家にも学校にも居場所を見つけられず夜の街にいた。華奢な外見であり、ひ弱ないじめられっ子であったユウだが、ある時、ボクシングのワン・ツーを覚え、人知れず自室で訓練を繰り返す。そして何ヶ月か経った頃、夜の街で自分に絡んできた不良達をワン・ツーで倒していったユウは、次第にヤンキー狩りと呼ばれ恐れられる程になっていた。その名に引かれるように、腕に憶えのある不良や格闘家達がユウに挑みかかり、彼だけではなく初めて出来た友人や仲間達をも巻き込んでいく。しかし、繰り返される強敵との闘いの中で、ユウの実力は更に上がり、その強さで、夜の街をうろつく若者たちの中で路上のカリスマとも言える存在になっていくのだった。
あしたのジョー 高森朝雄・ちばてつや
1967年から1973年にかけて少年マガジンで連載された格闘漫画の金字塔です。
非常に古い漫画ですがその知名度は極めて高く、社会現象にもなった作品です。矢吹丈という主人公に、ライバルの力石徹、師匠の丹下段平など今読んでも面白く読ませる魅力があります。
ちなみに、最後のジョーが真っ白に燃え尽きるシーンはあまりに有名です。
ボクシングをテーマにした日本マンガ史に残る傑作マンガである。週刊少年マガジン連載中から社会的反響は大きく、ジョーのライバルである力石徹が死んだ時には東由多加によって実際に葬儀が行われ、よど号ハイジャック事件では、ハイジャック犯が「われわれは明日のジョーである」(原文ママ)と声明を残している。また辰吉丈一郎をはじめ現実のボクシング界にも大きな影響を与えた。これら社会的反響の大きさから、「戦後最大のヒットマンガ」の1つに数えられ、劇画路線にシフトした昭和40年代の週刊少年マガジンを巨人の星とともに支えた。本作以降のボクシングマンガは、すべて本作の影響下にあると言える。
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この記事のライター
日本一即戦力な公認会計士、を目指しています。大手監査法人⇒米国留学⇒経営コンサル公認会計士&TOEIC900超に加え、最近は経営能力など、知の経験値稼ぎに絶賛邁進中。様々知識を身につけるべく、読書とグルメめぐり(一流レストランからB級まで幅広く)が大好物