料理漫画でグルメになれる!おすすめ作品ランキング厳選10選
今回はマンガを読んでグルメになることができるおすすめ作品をご紹介します。和洋中の様々な料理の知識や雑学を身につけることができる面白い漫画ばかりです。漫画を参考に再現料理を作ることもできます。厳選作品だけをご紹介しますので、是非一度読んでみてください。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
料理漫画は再現可能なグルメ知識の宝庫
数ある漫画の中で、料理漫画・グルメ漫画は1ジャンルを築いている人気ジャンルです。漫画を読みながらグルメ知識を身につけることができ、また料理を再現することで美味しい料理を作ることもできます。以下紹介する料理漫画はどれも非常に面白く、参考になるものばかりです。一度読んでみてはいかがでしょうか。
第1位 美味しんぼ(おいしんぼ) 雁屋哲・花咲アキラ
日本グルメ漫画界で最も有名かつ代表的な作品が美味しんぼです。1983年からビッグコミックスピリッツで連載を開始し、現在まで続く作品です。
美味しんぼは和・洋・中すべての料理ジャンルを幅広くおさえているだけでなく、地方に着目したシリーズもあり、ビジネスマンが出張前にそのエリアの美味しんぼを読んで事前予習しておくと接待などで大活躍します。非常に参考になる漫画ですので是非おすすめしたいです。
タイトルの『美味しんぼ』は雁屋による造語で、フランス語の「グルマン」に近い意味である[1]。グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般に言われている。また、題材となる食べ物の種類も、和、洋、中、アジア、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。日本のグルメ漫画を代表する作品ではあるが、軽薄なグルメブームとは一線を画す。米、鯨、食品添加物など食文化に関するもの、食と関係ない様々なテーマについても問題を提起する回もしばしば存在する
第2位 クッキングパパ うえやまとち
1985年からモーニングで連載中の料理漫画です。この漫画は料理レシピに特に着目しており、作者が料理を実際に試作した際のレシピが毎話ごと絵入りで紹介されています。
料理バトルなどは一切なくほのぼのとした雰囲気が、この漫画の温かさを作る要素です。
再現性のある料理を漫画で学びたいという方に是非おすすめです。なお、漫画で紹介されたレシピを基にした料理本『クッキングパパのクッキングブック』も存在します
たまにシリーズがあるものの基本的には一話完結型で、そこには料理漫画に多々ある料理勝負などはなく、暖かい絆で結ばれた家族、家庭的な企業における人間の暖かさ、結婚や出産や子供の成長といったほのぼのとした内容や感動的な人情話が中心となりそこに家庭人としても企業人としても慕われている主人公、また料理に知恵を絞る各キャラクターが腕を振るう料理が華を添えるという展開をとっている
第3位 鉄鍋のジャン 西条真二
鉄鍋のジャンは1995年から2000年にかけて週刊少年チャンピオンで連載された中華料理バトル漫画です。料理は勝負、を信条とする主人公の秋山醤が最強の料理人になるべく料理対決をしていくというストーリーです。この漫画はチャーハンなどのスタンダードな中華料理だけでなく、非常に先進的(?)な変わった料理を生み出していることも特徴的です。全く予想できない展開と料理内容に引き付けられる作品です。
ダチョウの肉を濃厚な味にし食感を改善するため、その肉に蛆を混入させておく。ただし、蛆自体は食用で当然無菌、安全であり、ジャン本人もバレた後食べて見せた
本作ならではの大きな特徴として、極悪非道な人格を持つ悪役顔のキャラクターが主人公を務めるピカレスク・ロマン色を持つ点が挙げられる。その主人公と敵対するサブキャラクター達も、彼に負けず劣らずの悪役顔ばかりが揃っている。力強く、勢いがある西条の絵柄も、登場人物達の極悪非道ぶりを説得力あるものにしている。また、作中に登場する食材やその料理法もインパクトを重視したものが多い。本作に登場する女性キャラクターはそのほとんどが巨乳・爆乳に描かれており、レギュラーキャラクター・ゲストキャラクター、問わずサービスカットが多い。以上の点から、他の料理漫画にはない、独特の雰囲気を醸し出した怪作に仕上がっている。その一方、作中で説明される料理の技法については漫画的演出によりやや誇張されている面はあるものの、フードコーディネーター・おやまけいこの監修によっておおむね正しいものとなっている
第4位 ラーメン発見伝 久部緑郎・河合単
2000年から2006年にかけてビッグコミックスペリオールで連載されたラーメンを題材にした料理漫画です。ここまでラーメンに特化した漫画はないと思います。しかも単に美味しいだけではなく、ビジネス的な観点からどういうラーメンが成功するか、といったシビアな視点をもった漫画です。ラーメンを食べることが好きな方、是非読んでみてください。一杯のラーメンの見方が変わるはずです。
ラーメン王でフードライターの石神秀幸が原作協力している。基本的に単発ストーリーで、ラーメンレシピの改良、ラーメン店経営の問題点とその解決、創作ラーメンの開発や対決などがテーマとなっている。また、テレビドラマ化もされた。
単なる“おいしいラーメン”を製作する事を目的とする趣旨ではなく、「コスト」「立地条件」「サービス」等“騙し無しでビジネス的に成功するラーメン店”を目指す事に物語の重点を置くあたりが、他のグルメ漫画と一線を画している。「Wテイスト」、「創作系」、「スープOFF」などをトレンドとして捕らえ、単なるボリューム系や老舗系ラーメンを一段低く見る描写が見られていた
第5位 将太の寿司 寺沢大介
将太の寿司本編と続編にあたる全国大会編が1992年から2000年にかけて週刊少年マガジンで連載された寿司を題材にした料理漫画です。将太という少年が日本一の寿司屋になるために、小樽から東京に上京し修行をするというストーリーです。将太が作る寿司はどれも実際の寿司ダネをもとに作られており、将太の寿司を読むことで相当程度の寿司の知識を学ぶことができます。
個人的には各地域の特色を反映した全国大会編が非常に面白いと思います。
東京の名店「鳳寿司」で働く少年・関口将太が、日本一の寿司職人となってライバル・笹寿司の打倒と実家の寿司店を再興させることを目標に、創意工夫を凝らした寿司によってトーナメント方式の寿司職人コンクールを勝ち進むという展開で、寿司作りによって人間関係を修復したり悪人を倒すなどのエピソードが挿入される構成を基本としていた
第6位 そばもん ニッポン蕎麦行脚 山本おさむ
2009年からビッグコミックで連載されている「そば」をテーマにした料理漫画がそばもんです。
有楽町・更科の4代目である藤村和夫氏を名誉監修としており、江戸そばをマスターした主人公が現代のそばの間違いを直すというストーリーです。そばに関する漫画でいえば、そばもんが間違いなくNo.1です。是非一度読んでみてください。
シンプルにして奥深い“そば”の世界へようこそ!江戸そばを極めた男が、間違った知識や誤解にあふれた現代のそばを打ち直す!!
ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が“手打ちでなければ、うまいそばは作れない”と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…?
第7位 華麗なる食卓 ふなつ一輝
2001年から2013年にかけてヤングジャンプで連載された世界初のカレー漫画です。
主人公の高円寺マキトがカレー料理を通じて人々の悩みを解決したり、カレー料理バトルを繰り広げる漫画です。カレーレシピ本や、ハウス食品とのコラボ商品が発売されるなど、カレー業界を啓蒙する作品です。青年誌だけあってセクシーショットも多く、別の意味でも人気を博しました。
カレー及びカレーに関する料理(サラダやインド料理など)を題材にした料理・グルメ漫画で、作中に登場した料理のレシピ(簡易アレンジ版もあり)が付いているのが特徴。世界初カレー漫画と謳われている。
また、ハウス食品とのコラボレーションでレトルトカレー「マキトのインド風バターチキンカレー 中辛」(1巻)、「マキトのイカ墨カレー 中辛」(2巻)、「マキトのインド風キーマ・マタール」(1巻)がコンビニ限定で発売された。
青年漫画のためか、女性のヌードシーンが度々出てくるのが特徴。コミックスのカバーを外すと高確率で登場した女性キャラが脱いでいる
第8位 ザ・シェフ 剣名舞・加藤唯史
1985年から2013年にかけて週刊漫画ゴラク・別冊漫画ゴラクで連載された料理漫画です。
天才シェフの味沢 匠が料理を通じて人々のトラブルを解決したり、悩みを解消したりするストーリーで、料理はあくまでも手段にすぎません。人情深いにも関わらず素直に表現しない主人公の作る料理が、感動を呼ぶほどに人々に影響を与えます。料理版ブラックジャックともいわれています。
法外な報酬を受け取る、臨時雇い専門のニヒルな天才シェフ・味沢 匠(あじさわ たくみ)を主人公とする料理漫画である。また、本質はヒューマンドラマであり料理を通した人間模様を追求した内容となっている。
通常の料理コミックと違い、それほど料理それ自体のレシピを専門的に紹介することはなく、料理自体は単に食べた人間が「うまい」と喜ぶ程度でまとめている。むしろその料理を作る土地やそこにいる人間にストーリー性を持たせている
第9位 リトルフォレスト 五十嵐大介
リトルフォレストは2002年から2005年にかけて月刊アフタヌーンで連載された作品です。
スローフードをテーマにした作品で田舎で暮らす少女が、自然からとれた食材を用いて創作料理を作っていきます。料理ももちろんですが、それ以外の漫画の全体的なスローライフを楽しんでください。
実現可能なほど詳細なスローフードレシピも記載されています。
スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。当世きっての漫画家が描く、本物のネイチャー・ライフ。
第10位 中華一番 小川悦司
中華一番は1995年から1999年にかけて週刊少年マガジンで連載された中華料理を題材にした料理漫画です。伝説の厨具などのチート料理器具が出てきたりするため現実性は低いのですが、漫画としてとても面白く出てくる料理はどれも是非食べてみたと思うものばかりです。破天荒な料理バトル漫画として是非読んでほしい作品です。
舞台は中国。時代は清朝末期の動乱の最中にある19世紀。四川省の少年、劉昴星(リュウ・マオシン)が特級厨師(中国料理界の最高位)になるために広東省の広州にある陽泉酒家へ修行に赴き、それから様々な料理人と出逢い、成長していく中華料理メインの料理冒険漫画
料理を味わった者たちのリアクションで評価されたり、奇想天外な調理方法や、「水牛を一瞬で解体」「鶏の羽毛を爪で器用に剥ぐ」「皮を丸ごと燃やす」といった常識では不可能な調理方法が登場する
(番外編) グラップラー刃牙・バキ・範馬刃牙 板垣恵介
バキはいわずとしれた格闘漫画ですが、バキに出てくる飯がうまそうということでバキ飯というジャンルもあるほどの料理漫画でもあるのです。カラダ作りの原点である食の重要性をかんじさせてくれる作品です。
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この記事のライター
日本一即戦力な公認会計士、を目指しています。大手監査法人⇒米国留学⇒経営コンサル公認会計士&TOEIC900超に加え、最近は経営能力など、知の経験値稼ぎに絶賛邁進中。様々知識を身につけるべく、読書とグルメめぐり(一流レストランからB級まで幅広く)が大好物