エリートビジネスマンにおすすめ!おすすめシューズブランド15選
エリートビジネスマンにおすすめのシューズブランドを紹介します。ビジネスマンにとってビジネスシューズは品格を表す重要なアイテムです。上質な革を使った履き心地のよいものや疲れにくく歩きやすいものなど好みによって選ぶビジネスシューズが変わってきます。ブランドと共に特徴も紹介するので、ビジネスシューズ選びの参考にしてください。
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靴は口よりも多くを語る
出典:pixabay.com
欧米では、ホテルのドアマンは足元を必ず見ます。それは靴はその人の品格を表すからに他なりません。これはビジネスマンにおいても同じことが言えます。それを裏付けるかのように、とある大企業の社長秘書の方は、こんなことを仰っています。
「社長に会わせるかどうか判断する基準はいくつもある。その内のひとつに相手の靴を見るというのがある。靴が乱れている人は細かいことに気が配れない、若しくは気を配れるだけの精神状態にないということだ。社長に悪い影響があるので、靴が汚れている方にはお引取り願っている」
出典:smartlog.jp
靴はビジネスマンの価値を左右する大きなファクターです。そこで今回は、エリートビジネスマンが履くべき「本物」の革靴ブランドを15個紹介したいと思います。
おすすめの革靴ブランド15選
JOHN LOBB(ジョンロブ)
「革靴の王様」と呼ばれ、革靴好きならば誰でも一度は足を入れたい垂涎のブランド、それが「ジョンロブ」です。ジョンロブはもともとは1886年、イギリス・ノーサンプトンで創業されたブランドですが、1976年に経営難に陥り、エルメス傘下に入ることになります。したがって、ロブ家はジョンロブには関わっていません。ちなみにロブ家は、現在もジョンロブブーツメイカーという名で誂え靴店を営んでいます。
エルメス傘下になったことで、イギリスの質実剛健な靴づくりとパリのエスプリが融合し、機能的でありながらファッション性を持つ靴が完成しました。これこそがジョンロブを「革靴の王様」たらしめているものなのです。
おすすめはパンチドキャップトゥの「フィリップ2」。プレステージラインと呼ばれるジョンロブの中でも最上級ラインのモデルで、ビスポークの要素を取り入れた美しい一足です。
【基本情報】
商品名:JOHN LOBB「PHILIP2」
価格:248,400円(税込)
URL:http://www.johnlobb.com/jp/philip-ii-1
EDWARD GREEN(エドワードグリーン)
1890年、イギリス・ノーサンプトンにて創業した革靴ブランド「エドワードグリーン」。創業当初からその最高水準の品質と洗練された木型により人気を博していましたが、1970年代には大量生産のあおりを受けて、経営難に陥ります。ジョン・フルスティック氏によりV字回復しましたが、1995年にはエルメスとの資本提携に失敗し、工場と代表的な木型202をエルメスに差し押さえられてしまいます。そんな窮地にあっても職人はエドワードグリーン再興のために尽力します。そんなエドワードグリーンの責任者となったトニー・ガジアーノ氏は、傑作木型82、888を生み出し、またもエドワードグリーンは復活するのです。
そんな波乱万丈のエドワードグリーンだからこそ、万人にフィットする極上の履き心地を生み出すことができたのです。
おすすめはセミブローグの「アスキス」。エドワードグリーンのセミブローグといえばカドカンが有名ですが、アスキスはカドカンほどクラシカルではなく、快活なイメージを与えてくれます。
【基本情報】
商品名:EDWARD GREEN「ASQUITH」
価格:164,160円(税込)
URL:http://www.edwardgreen.com/shop/shoes/asquith-dark-oak-antique-calf-888-last.html
GAZIANO&GIRLING(ガジアーノ&ガーリング)
エドワードグリーンを再興したトニー・ガジアーノ氏が、靴好きならその名を知らない者はいない、名うてのビスポーク職人、ディーン・ガーリング氏とともに、2006年に創業したのが「ガジアーノ&ガーリング」です。
1960年代のビスポークを意識した靴づくりをしているので、クラシカルな靴ではありますが、それがまったく古臭くなく、現代にもマッチする普遍的な美を備えています。
おすすめはダイヤモンドキャップの「サボイ」です。ダイヤモンドキャップは1960年代に大流行したビスポークの意匠で、ガジアーノ&ガーリングにより市民権を得たデザインです。キャップトゥよりも華やかで、フルブローグよりカジュアルではない、程よいエレガントを備えています。
【基本情報】
商品名:GAZIANO&GIRLING「SAVOY」
価格:205,200円(税込)
URL:http://www.tradingpost-online.jp/fs/tradingpost/gazianogirling/GGSAVOY001_VINTAGERIOJA
CORTHAY(コルテ)
出典:leffot.com
ベルルッティのビスポーク部門の責任者であったピエール・コルテ氏が、1990年、若干28歳で創業したのが「コルテ」です。ベルルッティ譲りのパティーヌとベクデーグルというつま先のデザインで、独自の美的世界を作り出しました。その美しい見た目でありながら、靴としての機能はしっかりとしており、ウエアラブルであることもコルテの特長です。
おすすめは定番の2アイレットダービー「アルカ」。羽根が短くロングノーズなので、独特の曲線美が強調され、美しい一足です。そのスタイリッシュな見た目でありながら、足入れ部分はゆったりとしており、はき心地がいいと評判です。
【基本情報】
商品名:CORTHAY「ARCA」
価格:$1,750
URL:https://leffot.com/shop/index.php/shoes/corthay/corthay-arca-caramel.html
RALPH LAUREN PURPLE LABEL(ラルフローレンパープルレーベル)
稀代のファッションデザイナー、ラルフ・ローレン氏。氏のクローゼットを再現することをコンセプトにしたのが、最上級ラインであるパープルレーベルです。ラルフ・ローレン氏はイギリスのビスポークシューズを愛用しており、それに範をとった靴づくりしています。なお、ラルフローレンが靴工場を持っていないので、製造はエドワードグリーンが請け負っています。
おすすめはシングルモンクストラップの「グラント2」です。スクエアトゥと絞り込まれた土踏まず、小さなヒールカップと、まさにビスポークのような面持ちの一足です。はき心地はかなりタイトで、足に馴染めば極上の履き心地が得られます。
【基本情報】
商品名:RALPH LAUREN PURPLE LABEL「GRANT 2」
価格:$1,950
URL:http://www.ralphlauren.com/family/index.jsp?categoryId=1899793&cp=1760781&ab=ln_men_cs_dressshoes
ANTHONY CLEVERLEY(アンソニークレバリー)
伝説の靴職人として名を馳せたジョージ・クレバリー。彼の甥であり、ともに靴づくりに勤しんだのがアンソニー・クレバリーです。もともと足に障害があったアンソニー・クレバリーは、靴の造形美を追求し、履き心地を追求するジョージ・クレバリーとは別の道を歩むことになります。決別後も独自の造形美を追求し美しい靴を作り続けたアンソニー・クレバリー。悲しいことに、1991年に早すぎる死を迎えてしまいました。
しかし、彼の生み出した木型が発見され、ジョージクレバリー社を再興させたジョン・カネーラ氏によって再現が試みられたのが、今回ご紹介する「アンソニークレバリー」です。
おすすめはサイドエラスティックを使用したイミテーションフルブローグ。独特のチゼルトゥとアンティーク調の色合いで独特の雰囲気を醸し出しながらも、サイドエラスティックで脱ぎ履きが楽チンという文武両道の一足です。
【基本情報】
商品名:ANTHONY CLEVERLEY「CHURCHILL」
URL:http://www.georgecleverley.com/anthony-cleverley/churchill-antique-whiskey/
CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)
1879年にノーサンプトンで創業したクロケット&ジョーンズ。様々なブランドのOEMを請け負い、膨大な木型を持っていることで有名です。OEMにより様々なデザインを手がけていることで、クラシックと時代性をうまく融合させ、洗練されたデザインを生み出しており、日本でも大人気です。他のブランドに比べ、徹底した品質管理と機械化が進んでおり、コストパフォーマンスの高さも人気の理由の一つです。
おすすめは最上級ラインのハンドグレードのセミブローグ「バリントン」。キャップトゥなので真面目顏ですが、ブローギングにより華やかさがあるので、地味になりすぎず、快活なイメージを与えてくれます。
【基本情報】
商品名:CROCKETT&JONES HAND GRADE COLLECTION「BARRINGTON」
価格:101,520円(税込)
URL:https://www.crockettandjones.com/collections/mens/hand-grade-collection/barrington-2-black-calf/
ALFRED SARGENT(アルフレッドサージェント)
アルフレッドサージェントは、1899年にイギリス・ノーサンプトンにて創業し、4代にわたって靴づくりを続けてきました。そんなブランドヒストリーとは裏腹に、イギリスの中堅革靴ブランドとして、良くも悪くも「普通」という評価を受けてきたブランドです。そんなブランドイメージを払拭するかのようにエクスクルーシブレンジとハンドグレードレンジを発表。とくに最上級ラインのハンドグレードレンジは、1960年代のビスポークに範をとったエレガントなシューズが揃っており、ダンディズムを感じさせてくれます。
おすすめはシングルモンクストラップ「ベンソン」です。エレガントで静謐であるけれど、モンクストラップによって華やかさもある、大人にぴったりの靴です。
【基本情報】
商品名:AS HANDGRADE RANGE「BENSON」
URL:http://alfredsargent.co.uk/handgrade-range/benson/
JOSEPH CHEANEY(ジョセフチーニー)
1966年にチャーチに買収され、チャーチのセカンドライン的な存在として名を知られていたチーニーですが、2009年にチャーチがプラダに買収された際にチャーチを離れたチャーチ一族が、チーニーを買い取り、独立したブランドになりました。チャーチで培った靴づくりの技術を用い一足の靴を作るのに、160もの工程を費やします。また素材にもこだわり、ソールにオークバーグソールを用いるなどの贅沢な素材使いで一躍トップブランドの仲間入りを果たしています。
おすすめは最上級ラインのインペリアルコレクションのダブルモンク「ホリールード」。インペリアルコレクションは、土踏まず中に絞り込んだヘベルドウェストソールで、ビスポークのような派手さがあります。そんなキャップトゥのダブルモンクはスーツスタイルに華やかさを加えてくれます。
【基本情報】
商品名:JOSEPH CHEANEY IMPERIAL「HOLYROOD」
価格:£455
URL:https://www.cheaney.co.uk/imperial-collection-c6/cheaney-holyrood-double-buckle-monk-shoe-in-black-calf-leather-p65
GRENSON(グレンソン)
グレンソンは1866年創業の歴史ある革靴ブランドです。しかし、日本でグレンソンというと、時代性を取り入れたライトな革靴で作りで人気を博しているブランドです。しかし、そういった物作りとは別に、伝統的な革靴づくりも行っています。それはG-ゼロというライン。G-ゼロは、グレンソンの最上級ラインで、1960年代のビスポークを彷彿とさせるウエストが絞り込まれた木型を採用し、素材も最高級のものを使用しています。
おすすめはイギリスのビジネスマン御用達の黒の内羽根フルブローグです。コバの張り出しが少なくエレガントな雰囲気の靴なので、どんなスーツスタイルにもマッチする万能選手です。
【基本情報】
商品名:GRENSON G-ZERO「0004」
価格:£490
URL:http://www.grenson.com/uk/0004-mens-wing-tip-brogue-burnished-black-calf-leather-leather-sole.html
CHURCH'S(チャーチ)
チャーチは、1873年にノーサンプトンで創業した老舗革靴ブランドです。古くは「イギリスの良心」と呼ばれ、現在に至るまで、質実剛健な靴づくりを続けています。チャーチの靴には派手さはありませんが、つま先部分がゆったりとしている木型は快適な履き心地を実現し、またとにかく頑丈に出来ているので、タフな使用でもへこたれません。
おすすめは傑作と名高いキャップトゥ「コンサル」。73ラストkら173ラストになったことで、ほんのすこしロングノーズでスタイリッシュになりましたが、それでもクラシカルなぼってりシルエットは変わらず、ブリティッシュスタイルのスーツスタイルにマッチします。
【基本情報】
商品名:CHURCH'S「CONSUL」
価格:88,560円(税込)
URL:http://www.british-made.jp/fs/british/gd167
SANTONI(サントーニ)
1977年創業と、比較的歴史の浅いブランドではありますが、エルメスの革靴を製造するなど、その品質には高い評価が集まっています。若いブランドだけあって、挑戦的なデザインのモデルを発表しており、多くのファッショニスタを虜にしています。
おすすめはタッセルローファー。ローファーはビジネスには好ましくないデザインですが、唯一タッセルローファーは弁護士が履く、ローヤーズシューズとして、ビジネスシューズとして扱われています。サントーニのタッセルローファーは、ロングノーズの端正な顔立ちで、スリムなスーツと好相性です。
【基本情報】
商品名:SANTONI「06329」
価格:124,000円(税込)
URL:http://www.santonishoes.com/jp/loafer-06429-11004.html
PAORO SCAFORA(パオロスカーフォラ)
パオロスカーフォラは、イタリア・ナポリに工房を構える革靴ブランドです。日本ではあまり馴染みがありませんが、知る人ぞ知る技巧派の革靴工房で、本国・イタリアでは高く評価されています。多くのモデルがハンドソーン・ウェルテッド製法で作られており、驚くほどに柔らかく軽い履き心地は、まるでビスポークのようだと評されています。
おすすめはキャップトゥ「440」。しかしそこはイタリアブランド、フォーマルな靴の代表であるキャップトゥも、アンティークフィニッシュによって独特の色気がある靴に仕上がっています。
【基本情報】
商品名:PAOLO SCAFORA「440」
URL:http://www.paoloscaforanapoli.it/
J.M.WESTON(J.M.ウエストン)
フランスの国民的革靴ブランド「J.M.ウエストン」。名門タンナーであるデュプイ社を傘下に収めていたこともあり、革質の良さには定評があります。定番モデルのゴルフはジャーナリストシューズと呼ばれ、その堅牢性の右に出るものはいません。ゴルフに限らず、J.M.ウエストンの靴はどれも作りが頑丈で、オールソールの回数が少なくて済むのも嬉しいポイントです。
日本ではクラシックモデルが人気ですが、本国フランスではミシェル・ペリーによるニューコレクションが人気です。今回おすすめするのもニューコレクションのUチップです。カジュアルシューズの代表格であるUチップも、ここまでエレガントならビジネスマンの一張羅になれます。
【基本情報】
商品名:J.M.WESTON「CONTI」
URL:http://www.jmweston.fr/jp/richelieu-conti-motif-surpique-et-perfore-en-arabesques-cousu-goodyear-17748
REGAL TOKYO(リーガルトーキョー)
日本を代表する革靴ブランド「リーガル」。そのリーガルのフラッグシップラインが「リーガルトーキョー」です。製法や素材へのこだわりはもちろんのこと、ライニングがパープルになっているなど見えないところにこだわる「粋」が詰め込まれています。
おすすめは9分仕立てのオーダーです。画像は既成靴ですが、リーガルトーキョーではオーダーも行っており、併設された工房で9分仕立てのオーダーが可能です。9分仕立ては、とにかくソールの返りがよく、足の動きに靴がしっかりとついてきてくれるので、足が疲れにくいです。価格は120,000円(税込)〜と安くはありませんが、自分にぴったりの一足を仕立てることができます。
【基本情報】
商品名:REGAL TOKYO「W985EB」
価格:56,160円(税込)
URL:http://www.regaltokyo.jp/brand/list/regaltokyo/
足元から生まれる男の自信
いい靴は美しい足元を作ってくれます。美しい足元は、いつもの自分よりも格上げされたセルフイメージを作り、それが自信に繋がるのです。自信が生まれれば、パフォーマンスも向上し、上質な靴が生んだセルフイメージに自ずと近づくことができるのです。確かに革靴は安い買い物ではありません。しかし、それは理想の自分に近づくための「投資」なのです。
革靴は複数持ち使いまわすのが通常ですね。そこで、今回は1足目はもちろん2・3足目に選んで絶対に損しないコスパ最高の革靴ブランドを紹介します。 5万円~10万円という価格帯ながら高品質の製品ばかりです。是非ご参考にしてください。
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クラシカルなメンズファッションの着こなし、おすすめのアイテムを中心に記事を制作していきます。