海外のおしゃれ部屋から学ぶおしゃれインテリア10のコツ
北欧やブルックリンスタイルなど海外のおしゃれ部屋コーディネートを参考に、おしゃれな部屋を作るインテリアのコツを10個ご紹介します。おしゃれな部屋を作るのに欠かせない小物の配置や狭い部屋を広く使うためのアイディア、物を少なく見せる収納のコツなど様々なコツを詳しく解説します。
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海外インテリアはアイデアの宝庫
海外の住宅と日本の住宅はサイズも仕様も異なりますが、おしゃれなインテリア作りのヒントがたくさん隠されています。今回は海外の素敵なインテリアを参考にしながら、日本の住宅でも取り入れられる10のコツをご紹介します。インテリアコーディネートにお悩みの方は必見です!
【コツ1】インテリアのスタイルを決める
インテリアのスタイルはさまざまな種類がありますが、自分が心地よく格好良いと感じるインテリアスタイルが何なのかを知ることが部屋作りの第一歩。男性のインテリアに人気のスタイルとして、ラインの美しい家具を取り入れたモダン、ニューヨークのロフトをイメージしたブルックリンスタイル、カリフォルニア風のカジュアルなサーフスタイル、デンマークやスウェーデンの家具を取り入れた北欧、アイアンの家具などを取り入れたヴィンテージなどがあります。インテリアスタイルブックなどを参考に、自分の好みの部屋のイメージをしっかりつかんでおくと、家具や雑貨を選びやすくなります。
【コツ2】テーマとなる色を選ぶ
インテリアのスタイルの次に考えたいのがテーマカラー。ベッドリネンやラグ、カーテンなど、ついついモノトーンで揃えてしまうという方は、特にアクセントカラーを意識して取り入れてみましょう。1色か2色を適度なアクセントカラーを加えることで、インテリアに遊び心や奥行きを演出することができます。アクセントカラーに黄色や赤などの明るい色を選ぶ場合は、ごく少量だけ取り入れるのがおすすめ。モノトーンにネイビーや茶色などの暗めのカラーを合わせるのも、シックで男性の部屋に似合います。
【コツ3】照明器具もデザイン重視
欧米のインテリアがおしゃれに見える理由の一つに、照明器具の使い方の上手さにあります。照明器具は単に部屋を明るくするものだけでなく、部屋全体の雰囲気を決める大切なインテリア要素としてデザイン重視で選んでみてください。灯りを消した時もインテリアのアクセントになるような、存在感のある照明器具を一つ取り入れるだけで、ぐっとおしゃれな空間が作れます。また、いろいろな照明器具を組み合わせるのもポイント。ダイニングテーブルの上に吊るすペンダントライト、リビングのフロアスタンド、サイドテーブルの卓上スタンド、アートや本棚を照らすスポットライトなど、各種の照明器具をうまく使い分けることで、心地よい明るさの空間を作ることができます。
【コツ4】インテリアグリーンを取り入れる
北欧風やブルックリンスタイルのような洗練されたイメージのインテリアは、生活感が無さ過ぎて温かみに欠けることも。インテリアグリーンを取り入れると、部屋に適度な彩と清涼感を与えてくれます。男性の部屋におすすめなのは、サボテンやユッカ、ゴムノキなど、樹形や葉がユニークで室内で育てやすい植物です。植物の置き方も、海外のインテリアを参考にしたいもの。テレビの横など視線の集まるコーナー、シルエットも楽しめる窓際、本棚の上からツル系の植物を下垂させるなど、それぞれの場所にあった植物をセンス良い器で楽しみましょう。
【コツ5】見せる収納と隠す収納
本、雑誌、雑貨など、細々としたものはどうしても増えてしまいます。収納するアイテムが多い場合は、見せたいものと隠すものをうまく分類するとセンス良くまとまります。例えば読書好きの人の場合、単行本やきれいな洋書や図鑑などはオープンシェルフに、雑誌はまとめてマガジンファイルに、文庫本は開き戸のある部分に収納するなど、収納方法を工夫してみましょう。ところどころに写真やオブジェを置くなどして、物を詰め込み過ぎないのもポイントです。
【コツ6】テキスタイル使いを大胆に
カーテン、クッションカバー、ベッドリネンなどは、ついつい無難な柄や色の物を選んでしまいがちですが、気分やシーズンで取り換えやすいテキスタイルこそ、遊び心のある大胆なものを選んでみましょう。家具や照明では高価になりがちな一流デザイナーの製品でも、テキスタイルなら挑戦しやすいですよね。モノトーンのテキスタイルは特に、北欧ファブリックに代表される大胆なパターンのものを取り入れると、インテリアが引き締まります。
【コツ7】長く使う家具はシンプルなラインで良質のものを
ソファーやベッドなど大きめの家具は、飽きの来ないシンプルなラインのものを選ぶと、インテリアのテイストが変わっても使い続けることができます。良質の木製のテーブルや、上質の革を使ったソファ―などは、長年使ってある程度の使用感が出ても、それが味わい深さにつながります。また、メインの家具に良質のものを選ぶと、それだけで部屋全体の高級感が増します。多少値が張っても、質の良い素材でしっかりと作られた家具を選び、長く大切に使うようにしましょう。
【コツ8】お気に入りのアートや小物をディスプレイする
海外のインテリアは、壁にアートを上手に取り入れています。アートと言っても高価な絵画である必要はなく、好きなアーティストのレプリカプリントやポスターを額縁に入れたもの、葉書や写真を何枚かまとめて飾るのでも構いません。趣味で集めている雑貨やオブジェといった置物も、適度に置くと個性のある部屋作りができます。靴箱の上、バスルームの窓、キッチンのカウンターなど、ちょっとした場所にさりげなく趣味の小物を置くなどして、ディスプレイを楽しみましょう。
【コツ9】ワンルームは開放感を大切に
海外の住宅に比べると断然狭い日本の住宅。部屋を探す時はどういう風に家具を配置するのかも考えてお部屋を選びたいものです。一人暮らしの場合、小さな部屋が二つある2LDKの部屋よりも、同じ広さで1LDKやワンルームの間取りの方が、空間が広く感じられフレキシブルに使えます。広いワンルームは家具の配置が難しいこともありますが、ルームディバイダ―やオープンシェルフなどを使って、開放感を妨げずに空間を区切るのも海外のインテリアではよく見るテクニックです。
【コツ10】部屋を広く見せる家具選び
フロアベッドやローソファーなど、高さの低い家具は、家具自体が大きくても空間を圧迫せず、部屋を広く見せる視覚効果があります。また、収納も兼ねたベッドやソファー、ラップトップなどを置けばオフィスデスクにもなるシェルフなど、複数の機能を兼ねた家具も狭い部屋にはおすすめです。
おしゃれな部屋作りのヒントに
部屋選びのコツから、小物やアートのディスプレイ、すっきりとセンス良く収納するコツなど、洗練された一人暮らしの部屋作りのヒントとなる10のコツを、海外のインテリアを参考にご紹介しました。日本と海外は住宅事情は違いますが、海外のおしゃれな部屋の雰囲気を演出することは可能です。ぜひ部屋作りの参考にしてみてください。
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この記事のライター
東京出身。興味があるのは建築&インテリア。