簡単まとめ髪徹底解説【長さ別の解説から仕事で使えるものまで】
おしゃれで簡単なまとめ髪についてご紹介します。仕事や学校などで髪が邪魔にならないようすっきりさせたい時や、伸ばしかけの髪をオシャレに見せたい時に重宝するまとめ髪スタイルは、何パターンか覚えておくととても便利です。ここでは長さ別に様々なシーンで且つオフィスでも活用できるまとめ髪をご紹介したいと思います。
- 12,914views
- B!
アイキャッチ画像出典:beauty.biglobe.ne.jp
まとめ髪とは
まとめ髪とは、髪の一部または全部を一つにくくった髪型を指します。ポニーテールや一つ結びなどの、全部をまとめた髪型を指すのかと思いがちですが、髪の上部分だけをまとめたり、一部分だけ編み込みにしたりといった髪型も、まとめ髪に含まれます。
まとめ髪は不器用な人からすると難しそうに思えますが、初心者でも簡単にできるまとめ髪から、上級テクニックが必要なまとめ髪まで様々なので、はじめは簡単なまとめ髪を何パターンか試してみると良いでしょう。
今はショートボブた肩上のボブヘアなど、短いヘアスタイルでも楽しめるまとめ髪があるので、ヘアスタイルにこだわらずまとめ髪に挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ髪のポイント
まとめ髪をするときちっとしすぎてしまう、疲れたように見えてしまうなど、せっかくまとめ髪をしてもなんだかイマイチな印象になってしまうという人もいるのではないでしょうか。まとめ髪をオシャレに見せるためには、いくつかポイントがあります。
ここではまとめ髪をする際のポイントをご紹介したいと思います。
ルーズめに仕上げる
サイドやトップの髪をふんわりさせたり、ルーズし仕上げることで色っぽい雰囲気にすることができます。分け目をきっちりさせすぎたり、タイトな編み目にするとあか抜けない印象になってしまうので、分け目はジグザグに作り、三つ編みなどの編み目はゆるめに仕上げるのがポイントです。
後れ毛をつくる
女性らしさを出してくれる後れ毛は、あえて残すからこそおしゃれ見えするものです。後れ毛が多すぎるとボサボサなヘアスタイルに見えてしまったり、逆に分量が少なすぎると疲れて見えるので、ほどよい量を計算して残すようにしましょう。また、カールづけするのも基本です。
基本と言えるヘアアレンジを加える
編み込み、くるりんぱ、ギブソンタックはまとめ髪の基本と言えます。そんなに難しくないのに、このどれかを加えるとグッと凝った華やかな印象になります。
一つにくくるだけのヘアスタイルをオシャレに見せるのは意外に難しかったりもするので、そんな人はこういったヘアアレンジに挑戦していましょう。
また、より簡単なアレンジとしてツイスト編みやねじり編みなどもあるため、不器用な人は取り入れてこなれ感を出しましょう。
オフィスシーンで活躍するまとめ髪とは
オフィスシーンのまとめ髪のポイント
オフィスでは、仕事に行く前の時間がない朝は、簡単にできるまとめ髪が最適です。また、オフィシャルな場だからこそ、仕事の邪魔にならずきちんと見えるような上品さが必要ですよね。
オフィスのまとめ髪のポイントとしては、
1. ブローを念入りに行う
アレンジの仕上がりをグッと良くするならブローが必須です。根元を中心に髪全体を濡らし、洗い流さないトリートメントやオイルをつけてからドライヤーでブローをしましょう。毛流れに逆らうようにドライヤーを当てると根元が立ち上がるのでアレンジの仕上がりが良くなります。
2. スタイリング剤をしっかり使う
朝は綺麗だったのに、夕方になったらボサボサヘアに...なんて悲惨なことにならにためにも、アレンジのもちをよくするスタイリング剤は必須です。アレンジ前後にスタイリング剤を使うだけで、もちがグッと良くなるだけでなく、こなれ感を出すのにもぴったりですよ。アレンジによってスタイリング剤の向き・不向きがあるので、使い分けが必要です。
3. 顔周りの髪でこなれ感を出す
こなれ感を出すには顔周りの髪がポイント。後れ毛を細く引き出し、スタイリング剤で動きやツヤ感を出すようにしましょう。カールをつけてボリュームを出すと、小顔見せにも効果的です。ただ、あまり髪を出しすぎるとただのボサボサヘアになるので、適量を調節して出すようにしましょう。
巻き髪をマスターすればグッと凝った印象になります。
オフィスでまとめ髪をする時の注意点
1. 耳上を崩さない
ひっつめ過ぎず、少し崩してラフさを出すと、大人のこなれ感を醸し出せます。だけど、全部崩してしまうと“崩れてる”になってしまうので注意。後頭部などは崩してOKですが、耳上だけはスッキリさせておきましょう。耳上がボヤボヤしていると疲れて見えてしまいます。
2. 前準備をする。
オフィスでは清潔感が好感を持たれる重要なポイントです。
髪が日中崩れてしまわないよう、まとめ髪をする前に髪にしっかりスタイリング剤を付ける、巻いておくなど、前準備をしておくようにしましょう。
レングス別おすすめのまとめ髪(オフィスで活躍するアレンジを中心に)
ここから、レングス別に実際にまとめ髪をご紹介していきます。
セット方法などもぜひ参考にしてください。
1. ショート・ボブ
ショートやボブはまとめ髪のヘアアレンジが難しいと考えがちですが、工夫をすれば可愛いヘアアレンジが可能です。
特にワンパターンになりがちなショートやボブのスタイルにアレンジを加えて、いつもと少し違った雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
トップノットアレンジ
こちらは襟足の髪を後からお団子結びに加えるアレンジ方法です。
ルーズな仕上がりになるので、とってもお洒落になりますよ。お団子とひとつ結びを合わせるこのアレンジで、ボブでも簡単にお団子ヘアを楽しめます。
【セット方法】
1. 髪を上下半分に分け、さらに上の髪は左右に分けて、それぞれをねじってピンで留めます。
2. 残った髪を襟足部分でゴムで1つに結びます。
3. 毛先を上へ丸めてピンで固定して完成です。
編み込みヘア
伸びてきたボブヘアならこんな可愛い編みこみスタイルも作ることができます。後れ毛やサイドの髪を出すことで、小顔効果も狙えますよ。女性らしい雰囲気を出したい時に、是非挑戦してみてくださいね。
【セット方法】
1. 髪を軽く巻きます。
2. 耳の後ろの後れ毛を残してまとめます。
3. まとめた髪は3束にわけ、大きく編み込みにしてバレッタで留めます。
4. 表面の髪を少しほぐして完成です。
ねじりハーフアップ
ねじるだけのハーフアップなら、ボブの長さでも簡単にヘアアレンジが叶います。ほぐして華やかさを出すのがポイントです。
アクティブになりがちなボブやショートボブがぐっと女性らしい印象になりますね。
【セット方法】
1. サイドの髪をそれぞれねじります。
2. 中央で一つに結びます。※バレッタなどを使うと結び目が見えず綺麗に仕上がります。
束ねるだけのおだんごヘア
ボブの短い髪でも、こんなおだんごヘアにすればいつもと違った雰囲気になります。小さなおだんごなので、オフィスでも派手にならずに、可愛らしさを出すことができますよ。
セット方法も簡単なので、いつものヘアスタイルに飽きてしまった人は是非挑戦してみて下さい。
【セット方法】
1. ハーフアップにします。
2. 残りの髪も結びます。
3. 2を逆りんぱします。
4. 両方の毛先をねじりおだんごにします。
5. ゴムで留めます。
6. 結び目を持って、トップやサイドの髪をほぐします。
2.ミディアム
ミディアムヘアはアレンジの幅もぐっと広がるので、特に髪を伸ばし途中の人はまとめ髪を取り入れることをお勧めします。
たまねぎヘアなどの人気のスタイルも可能なので、その日のコーディネートに合わせてヘアアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか、
バレッタを使ったシンプル一つ結び
シンプルなひとつ結びですが、くずして仕上げに飾りつきのゴムで結ぶことで華やかさをく祝えることができます。後頭部にふんわり高さを出して、どの角度から見ても美しく見えるように調整するようにしましょう。
【セット方法】
1. 低めの位置で一つに結びます。
2. サイドやトップをほぐしてボリュームを出します。
3. 飾り付きのゴムで結びます。
4. バランスを整えたら完成です。
サイドねじりポニーテール
高い位置で結ぶとアクティブになるポニーテールも、ミドルの高さならグッと上品な雰囲気になります。また、サイドの毛をねじってポニーテールに巻きつけるだけの簡単アレンジを加えるだけで、華やかな印象になりますね。ミディアムさんはミドルの高さにポニーテールを作ると美シルエットになりますよ。
【セット方法】
1. 全体にオイルワックスをつけます。
2. 耳前のサイドの毛を残しミドルの高さでひとつに結びます。
3. トップと襟足をほぐします。
4. サイドの毛をリバースにねじります。
5. ほぐして結び目に留めて完成です。
たまねぎヘアアレンジ
最近大人気のたまねぎヘアは、ミディアムヘアでもこんな風に可愛らしく仕上がります。他のヘアアレンジに比べも簡単なので、不器用な人も挑戦しやすく、失敗の少ないアレンジといえるでしょう。
1. 全体を縦3つに分け、ざっくりと編み結びます。
2. 1の結び目から間隔をとり結びます。
3. たまねぎのようにほぐし、サイドやトップも少しほぐして完成です。
ゆる三つ編みスタイル
ボブとミディアムの中間くらいの長さでもできる三つ編みスタイル。一つに三つ編みをするだでも、サイドやトップをほぐすだけでグッとロマンチックな印象になりますね。
サイドの髪をまくのもポイントです。
【セット方法】
1. 髪をゆるく巻いておきます。
2. 髪を後ろで一つにみつ編みします。
3. サイドやトップをゆるくほぐします。
くるりんぱハーフアップ
くるりんぱだけでできるハーフアップスタイルは時短でできるので忙しいさにピッタリです。このアレンジはトップの髪をほぐしやすいので、不器用な人でも美シルエットが作りやすいのが特徴です。
【セット方法】
1. トップの毛をゴムで結びます。
2. 耳上の毛をゴムの上で結びます。
3. くるりんぱします。
4. 下の毛をくるりんぱします。
5. トップの髪をほぐします。
6. 26mmのコテで毛先を巻きます。
3. セミロング・ロング
セミロングやロングヘアの人は、仕事中は邪魔にならないようまとめ髪をしている人も多いのではないでしょうか。
ヘアアレンジによってぐっと華やかな雰囲気になるので、仕事後の予定やTPOに合わせて、ヘアアレンジを変えてみるのも良いですね、
シンプルハーフアップ
シンプルなハーフアップは上品な雰囲気でオフィスにぴったりです。女性らしさもありながらすっきりとまとまり、かつ簡単なので、挑戦しやすいアレンジといえます。サイドやトップをぴっちりさせると老け見えの原因になるので、適度にほぐして今時感を出すようにしましょう。
【セット方】
1. トップの髪をとり、後頭部で結びます。
2. 結んだ髪を少量取り、結び目に巻き付けてピンで留めます。
3. サイドやトップをほぐして完成です。
ゴム隠したまねぎヘア
たまねぎヘアをしたいけれど、ゴムが見えるのは抵抗がある...そんな人におすすめなのがこちらのゴム隠したまねぎヘアです。髪の長い人はたまねぎヘアを試しやすく、かつ女性らしい雰囲気になるので、ゴム隠しをして少し大人目のたまねぎヘアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【セット方法】
1. ポニーテールをつくります。
2. ポニーテールの端から毛束を少し取ります。
3. 指にゴムをかけて毛束を巻きつけながらゴムに通します。
4. 通した毛を下側にもっていき隠します。
5. 少し間隔をあけゴムで結び2~4を繰り返します。
6. 玉ねぎ部分の毛をふんわり引き出したら完成です。
おだんごハーフアップ
低い位置で作るハーフアップお団子は、カジュアルにならずしっかり女性らしい雰囲気。全体を巻いてから結べば、さらにふわふわでフェミニンな仕上がりに。
【セット方法】
1. 表面の髪の毛をゴムで一つに結びます。
2. 逃しておいた毛先をゴムの上からクルクルと巻きつけていき、ピンで毛先ごと留めます。
3. サイドやトップをほぐして完成です。
フィッシュボーンくるりんぱ
フィッシュボーンとは普通の三つ編みよりも細かく、複雑に見える編み込みのスタイルのことを言います。難しそう...と敬遠しがちですが、くるりんぱをするだけでフィッシュボーン風にみせることができます。フィッシュボーンは、華やかで可愛らしい雰囲気にすることができるので、是非マスターしてみて下さいね。
【セット方法】
1. 髪を3段に分けます。
2. 1番上の髪をハーフアップにしくるりんぱをします。
3. 2段目の髪も同じ作業を繰り返します。
4. 3つすべての髪をまとめフィッシュボーンを作ります。
5. 全体を軽くほぐします。
ねじりポニーテール
まとめ髪の定番であるポニーテールはアレンジ方法としても不動の人気です。少しの手間を加えるだけでいつものポニーテールと少し雰囲気を変えることができますよ。
事前に髪をゆるく巻いておくのもおすすめです。
1. 襟足あたりから、長さのある髪を2束ほど分け取ります。
2. 2つの束をクロスするように巻きつけていきます。
3. 長さが続く限り繰り返し、毛先をまとめてゴムでくくります。
4. サイドやトップをほぐします。
メッシーバン
ルーズなおだんごヘアをさすメッシーバンは作りこまないざっくりとしたルーズな質感がおしゃれで人気のヘアアレンジです。
スタイリング剤をつける、しっかりとほぐす、この2点がポイントです。
1. トップの髪をねじってピンで留めたあと、束感を調節します。
2. サイドからバックまでねじってピンで留め固定し、髪を引き出して調節します。
3. 逆サイドも同様に。
4. 最後にアイロンで巻き足して完成。
まとめ髪をオフィスでも休日にも活用しよう
ここではオフィスで取り入れやすいヘアアレンジを中心に、おすすめのまとめ髪を紹介しました。同じ髪形をしているとどうしても飽きてしまうものですが、まとめ髪を取り入れることで、印象を様々に変えることができます。
ここでご紹介したまとめ髪を参考に、是非日常にもまとめ髪をとりいれてみてはいかがでしょうか。
この記事のキーワード
この記事のライター
食べることと読書が趣味。静岡出身です。