長野の食べ物以外のお土産おすすめ10選【名産からおしゃれな雑貨・小物まで】
長野県のお土産といえば信州蕎麦や野沢菜漬をはじめ栗菓子など食べ物のお土産が人気ですが、伝統工芸品やお洒落な雑貨など食べ物以外にも魅力的なアイテムが揃っています。長野県の食べ物以外でおすすめするお土産をご紹介しましょう。
- 61,658views
- B!
アイキャッチ画像出典:suwa-premium.net
長野でおすすめする食べ物以外のお土産
志賀高原や美ヶ原などの高原リゾートをはじめ、善光寺や松本城など多彩な観光スポットが揃う長野県。観光で訪れる方も多く、信州蕎麦や野沢菜漬けなど食べ物のお土産が人気です。この長野県では和紙や漆器など伝統工芸品も多く造られており、プレミアム感のある雑貨などお土産として手頃な商品も揃っています。
地元のライターが食べ物以外で長野県のお土産としておすすめする10品を厳選してご紹介しましょう。
1.飯山市「かみすき屋」の「内山和紙」
品名:ハガキ
数量:5枚
価格:380円~
品名:和紙灯り
江戸時代の初期に美濃で紙漉きの技を学んだ萩原喜右衛門が、故郷の内山(現在の木島平村穂高周辺)に戻りその技術を伝えたのが始まりといわれる内山和紙。雪国ならではの雪晒(ユキサラシ)と呼ばれる技法によって漂泊することで、美しく丈夫で強靭な和紙が造られています。
この内山の地に工房を構える「かみすき屋」では紙漉きの体験をすることができ、和紙製品の販売も行っています。お土産におすすめするのは5枚1組になった「ハガキ」や、インクジェットプリンタで印刷できる和紙の風合いを活かした「名刺」など。オーダーメイドで「和紙灯り」なども作成していますので、オリジナルの製品を手に入れることもできます。
【基本情報】
住所 :下高井郡木島平村穂高1143
電話 :0269-82-4151
営業時間:9:00~17:00
休館日 :水曜日、年末年始
2.長野市「旬粋」の「手ぬぐい」
品名:手ぬぐい
数量:1枚
価格:1,188円(税込み)
旬の素材を駆使した逸品を粋にコーディネイトするコンセプトで商品をラインナップする「旬粋」。長野市や軽井沢をはじめ各地に店を構えており、信州蕎麦や野沢菜漬をはじめオリジナルの雑貨などを取り揃えています。
善光寺門前の仲見世通りで山門を目の前にする「九九や旬粋」では、県下の銘店をはじめオリジナルの商品を幅広く取り扱っています。おすすめは「旬粋」のロゴと蕎麦を表すラインをデザインし、手ぬぐいの専門店「かまわぬ」が伝統技法の注染で仕上げた「手ぬぐい」。使い込むほどに風合いが増す逸品ですが、壁飾りとしても好適です。
【基本情報】
店舗 :九九や旬粋
住所 :長野市元善町486
電話 :026-235-5557
営業時間:8:00~18:00
3.長野市「九代目室賀榮助」の「コスメ」
品名:KUMANO リップクリーム
容量:5g
価格:540円(税込み)
初代が元文元年(1736年)に善光寺の境内で唐辛子の販売を始めたことを端緒とし、日本三大七味唐辛子に数えられる老舗の「八幡屋礒五郎」。この「八幡屋礒五郎」が新たに展開する「九代目室賀榮助」は、七味素材に由来する成分を配合した普段使いのコスメシリーズです。
コスメシリーズはハンドクリームや練り香水なども揃えており、おすすめは「KUMANO リップクリーム」です。七味由来の成分は保湿効果がある柚子の果実エキスや陳皮のエキスを配合し、唇を滑らかにし乾燥から保護。レトロなパッケージがお洒落な一品です。
【基本情報】
店舗 :八幡屋礒五郎本店
住所 :長野市大門町83
電話 :026-232-8277
営業時間:9:00~16:30
定休日 :なし
4.上田市「上田市観光会館」の「真田紐」
名称:真田紐
価格:540円~(税込み)
信州上田の観光やコンベンション事業を手掛ける上田市観光協会が運営する「上田市観光会館」。上田城・二の丸橋を目の前にする観光拠点として絶好のロケーションに立地しており、上田や長野の名産品をはじめ人気の戦国武将・真田氏グッズなども取り揃えています。
お土産におすすめするのは実用的かつカラフルな「真田紐」。関ヶ原の戦いに敗れた後に和歌山県の九度山に流された真田昌幸・信繁親子が考案したとの説もあり、上田紬の技法を取り入れて織り上げる紐です。幅の狭い4号から広めの20号まで3種類を用意しており、ストラップなどアレンジ商品もあります。
【基本情報】
住所 :上田市大手2-8-4
電話 :0268-25-4403
営業時間:9:30~18:00
5.軽井沢「大坂屋家具」の「軽井沢彫り」
品名:箸
長さ:225mm
価格:3,800円(税別)
品名 :箸置き
サイズ:80×45(mm)
価格 :3,000円(税別)
宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーによって広く紹介され、別荘地として発展した国内有数の避暑地・軽井沢。当時急速に需要が増えた西洋式家具を造るために栃木県の日光から木工職人が招へいされ、精緻な木彫り細工を施した「軽井沢彫り」が生まれました。
旧軽井沢銀座通りの中ほどに店を構える「大坂屋家具」は創業明治25年の老舗で、”100年先も使える家具”を掲げて高品質な製品を造り出しています。イスやテーブルなど家具はもちろん、花器やカトラリーなど小物も取り扱っていて、お土産におすすめするのは「箸」と「箸置き」。「軽井沢彫り」の定番である桜の文様をあしらっており、木目の風合いが風情を感じさせる逸品です。
【基本情報】
住所 :北佐久郡軽井沢町軽井沢旧軽井沢629
電話 :0267-42-2550
営業時間:10:00~18:00(季節変動有り)
定休日 :夏季無休、冬季不定休
6.安曇野市「あずみ野ガラス工房」の「ガラス製品」
品名:りんごの結晶(大)
価格:2,250円(税別)
品名:りんごの結晶(小)
価格:1,7250円(税別)
品名:ひよりグラス
価格:3,000円(税別)
地域に根差したガラス工芸文化の発展を企図して昭和60年に設立された「安曇野ガラス工房」。若きクリエーターを育成する研鑽の場でもあり、安曇野の豊かな自然をイメージさせるガラス製品が造り出されています。
「安曇野ガラス工房」ではニーズにあわせて「吹きガラス」などの体験プログラムも実施しており、オーダーメイドでの作製にも対応しています。お土産におすすめするのは安曇野の名産であるリンゴをガラスで表現する「りんごの結晶」。そして四季折々に移り変わる安曇野の空模様をモチーフにデザインされた「ひよりグラス」など。手造りのため1点ずつ形や色合いが異なることも味わいです。
【基本情報】
住所 :安曇野市豊科南穂高5076-17
電話 :0263-72-8030
営業時間:9:00~16:30
定休日 :年末年始
7.諏訪市「SUWAプレミアム」の「SEEK SPL」
品名 :SEEK SPL
サイズ:W45×H35~55×D25(mm)
カラー:ニンジャバイオレット
カブキレッド
スモウブラック
価格 :5,500円(税別)
”澄み切った繊細さ”をコンセプトに掲げ、諏訪地域の優れた逸品を集める地域ブランドの「SUWAプレミアム」。諏訪湖や山々などの美しい自然に囲まれた環境や、地域に根付く産業の繊細な技術をイメージさせる洗練された製品を揃えています。
諏訪湖の南岸にあるミュージアム「SUWAガラスの里」に「SUWAプレミアム」の本店があり、アーティスティックでモダンな店内ではプレミアム認定商品が販売されています。数ある製品の中からお土産におすすめするのは「SEEK SPL」で、手の平に収まるサイズの単眼鏡。「ライト光機製作所」による高品質な製品で5枚のレンズを内蔵し、2m先からピント調節することなく焦点をあわせることができます。反対側から覗けばルーペとしても使用できレンズ部分はワンタッチで格納、3層のメタリックカラーで上質に仕上げた秀逸な製品です。
【基本情報】
住所 :諏訪市豊田2400-7
電話 :266–57–2000
営業時間:9:00~18:00(4~9月)
9:00~17:00(10~3月)
定休日 :年中無休
8.塩尻市「ちきりや 手塚万右衛門」の「木曽漆器」
品名:盃「夢心」真塗(左)
サイズ:φ78×35、70cc
価格:4,500円(税別)
品名:盃「夢心」吟朱塗(右)
サイズ:φ78×35、70cc
価格:4,500円(税別)
品名:端反りカップ 乱曙塗(左)
サイズ:φ75×73、60cc
価格 :5,000円(税別)
品名:端反りカップ 乱根来塗(右)
サイズ:φ75×73、60cc
価格 :5,000円(税別)
木曽ヒノキをはじめとした良質な木材産地の木曽地方で、室町時代の初期には製造が始まっていたと伝わる「木曽漆器」。明治時代に発見された錆土(サビツチ)と呼ばれる鉄分を多く含有する粘土と漆を混ぜることで、より品質の高い漆器の製造が可能になりました。
中央本線の木曽平沢駅近くに店を構える「ちきりや 手塚万右衛門」は、寛政年間創業の老舗漆器専門店。箸・椀・皿・鉢をはじめ様々な食器類を中心に充実した品揃えがあり、おすすめは朱と黒の2種を用意する優美な形の盃「夢心」。そして同じく朱と黒の2種がある「端反りカップ」は口当たりの良い仕上がりで小振りなカップです。
【基本情報】
住所 :塩尻市木曽平沢1736-1
電話 :0264-34-2002
営業時間:10:00~17:00(4~11月)
10:00~16:00(12~3月)
定休日 :不定休
9.塩尻市「花野屋」の「木曽曲物」
品名:合わせ小判弁当(中)
サイズ:W180×D120×H55(mm)、570ml
価格:7,500円(税別)
木曽地方で産出される良質な木曽ヒノキと木曽サワラを使い、山桜の樹皮で縫い合わせて造る「木曽曲物」。側板に丈夫なヒノキを、底板に吸湿性の高いサワラを用いることで、ご飯を美味しく保つお櫃や弁当箱などが造られます。
中央本線の奈良井駅近くに店を構える木の器と曲物の店「花野屋」では、オリジナルの「花野シリーズ」と呼ばれる椀や皿をはじめ、曲物を取り揃えています。お土産におすすめするのは人気の高い「合わせ小判弁当(中)」で、仕切り板を備えご飯一膳と惣菜が調度良く収まるサイズ。木地に直接漆を塗り込むスリ漆の技法で仕上げているため、木の呼吸を損なわず洗いやすさや耐久性を向上させています。
【基本情報】
住所 :塩尻市大字奈良井837-80-5
電話 :0264-34-3708
営業時間:10:00~16:00
定休日 :木曜日、不定休
10.飯田市「飯田水引協同組合」の「飯田水引」
品名 :月桂樹飾り
サイズ:280×255X50(mm)
価格 :3,240円
品名 :和リース<開運招福リボン梅・小>
サイズ:110×110×20(mm)
価格 :379円
飛鳥時代の発祥と伝わり、神界と人界を仕切るために水を打って引き締めたことに由来するといわれる「水引」。下伊那や飯田地方で継承されてきた伝統工芸の「飯田水引」は丈夫な和紙で造られた良質な品で、長野オリンピックの入賞者には「飯田水引」の月桂冠が授与されました。
飯田市内の21社で構成される「飯田水引協同組合」は南信州・飯田産業センターにあり、センターの売店では「飯田水引」の様々な商品を取り揃えています。オンラインショップも展開していて、お土産におすすめするのはドアや部屋飾りに好適な「月桂樹飾り」。そして「和リース<開運招福リボン梅・小>」は吸盤付きで手軽に飾ることができます。
【基本情報】
住所 :飯田市座光寺3349-1(南信州・飯田産業センター内)
電話 :0265-22-3363
営業時間:9:00~17:00
定休日 :第1水曜日
伝統工芸からプレミアムな品まで多彩に揃う長野土産
伝統の技を継承した工芸品をはじめ、時代に即したブランドコンセプトを掲げるプレミアムな品まで多彩に揃う長野土産。食べ物以外にも魅力的な品がありますので、お土産探しの参考にいかがでしょうか。
※ 掲載内容は執筆時点、基本情報や価格等は参考で変更になる場合があります。
この記事のキーワード
この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。