とにかく笑えるおすすめ邦画15選【爆笑間違いなし!】

思わず笑ってしまう上質な笑いから、頭を空っぽにして楽しむハイテンションな笑いまで。おすすめの邦画作品を15作紹介します。映画を見てたくさん笑ってリフレッシュしましょう!

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1.サマータイムマシーンブルース(2005年 107分)

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あらすじ・見どころ

ある大学の夏休み、SF研究会とは名ばかりでSFに一切興味のないサークルの甲本(瑛太)らと、同じ部室を使う写真部の柴田(上野樹里)と伊藤(真木よう子)。うだるような暑さから逃げてクーラーをつけますがついうっかりクーラーのリモコンを壊してしまいます。次の日、暑さからイライラするメンバーの前に突如タイムマシンなるものが現れました。リモコンが壊れる前の日、つまり昨日にタイムスリップしてリモコンを取りにいく、世界一くだらないタイムスリップの旅に出ます。

世界一しょうもないであろうタイムマシンの使い方

京都の人気劇団・ヨーロッパ企画の舞台を映画化し、瑛太、上野樹里らを中心にヨーロッパ企画の俳優たちが脇を固めます。そしてまだブレイクする前のムロツヨシは本作をきっかけに映像作品への参加が増えていきました。本作のカギとなるクーラーのリモコンですが、上映当時、クーラーのリモコンを持ってきたら料金が1人1,000円になるというピンポイントすぎるキャンペーンが行われていたそうです。タイムマシンが目の前にあるのに昨日に戻るために使用するという贅沢さ。テンポの良いかけ合いはクセになります。

2.UDON(2006年 134分)

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あらすじ・見どころ

世界的なコメディアンになるために製麺所を営む実家を飛び出し渡米した松井香助(ユースケ・サンタマリア)。しかし鳴かず飛ばずのままお金も底をつき実家のある香川へ戻ります。そこで車の故障をきっかけに偶然出会った地元のタウン誌編集者の恭子(小西真奈美)。香助は響子の取材についていき、うどんの秘めた可能性に気づきます。タウン誌の売り上げを伸ばすため、そして香川をアピールするために、香助は恭子や地元の友人である鈴木庄介(トータス松本)らと共にうどんの魅力を世界に広めることにします。

香川のソウルフード!うどんをテーマにしたローカルムービー

踊る大捜査線シリーズの本広克行監督と亀山千広プロデューサーが再びタッグを組み、香川のソウルフードうどんをテーマに描いた話題作です。作中に出てくるうどん屋「松井うどん」は監督の実の弟が実際に香川で開店して今もなお営業しているようです。それにしても、トータス松本と要潤と片桐仁が画面内に映った時の濃度といったら物凄く高かったですね。鑑賞後に食べたくなるのはシンプルなかけうどん、時間があるのならば香川にうどんを食べに行きましょう。上で紹介したサマータイムマシンブルースとは監督が同じという縁でSF研究会と写真部のメンバーが出ているので見逃さないように要注意です。

3.WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(2014年 116分)

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あらすじ・見どころ

大学受験に失敗した平野勇気(染谷将太)は、浪人する気力もおきず、たまたま見かけた林業募集のパンフレットに惹かれて林業の研修へ参加します。電車を乗り継いで到着した村は見渡す限り山しかなく、そして電波は圏外の村でした。住み慣れた街とは全く違う土地で新たな文化に触れ、軽い気持ちで参加した勇気は何度も挫けそうになります。それでも、野生児のように少々荒っぽい飯田ヨキ(伊藤英明)ら山の男たちに揉まれ成長していきます。

失敗しながらも成長する青年のハートフルコメディ

原作者は「舟を編む」などで有名な小説家・三浦しをんです。劇場動員数の6割を男性が占め、それも会社員が多く男性人気が高い作品となっています。ダメダメな新人が何度も失敗しながら成長していくストーリーにはなんだか親近感が湧いて見入ってしまいますね。林業や神教などを題材に幻想的な日本と、妊活に励む女性や意識高い系大学生が出てきたりと現代の日本も上手く表現され、現在と伝統が掛け合わされた不思議な作品となっています。

4.セトウツミ(2016年 75分)

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あらすじ・見どころ

高校二年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、いつも河原でダラダラと喋りながら過ごします。クールな内海とお調子者の瀬戸はまるで正反対に見えますが、恐い先輩についてや家族のことで盛り上がったり、好きな子に送るメールに悩んだりと彼らなりの青春を謳歌しています。壮大なドラマや派手な演出は一切ありませんが、会話だけで上手く構成されている若者たちの青春映画です。

男子高校生の日常を描いた会話劇

別冊少年チャンピオンで約4年間連載された人気漫画の実写映画化。大阪府出身の菅田将暉と中条あやみのネイティブな関西弁とともに、福岡県出身の池松壮亮もまた高い演技力でリアルでシュールな空気感を醸し出します。作中の二人は帰宅部ですが、部活をやっていた人でも誰にでも一度は経験のある生産性のないだべり。スマホひとつで何でもできる時代ですが、時間潰しには友達と過ごすのが一番ですね。原作が漫画ということで、映画の中でも第何話〜というように細切れで構成されています。常に同じテンションでおくる静かなコメディ映画です。

5.鴨川ホルモー(2009年 113分)

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あらすじ・見どころ

安倍(山田孝之)は二浪の末、京都大学に合格した1回生。大学受験で燃え尽きてしまった彼は、なんとなく誘われたサークル青竜会の新歓コンパに参加します。サークルに入るつもりはなかったものの、コンパで知り合った早良(芦名星)に一目惚れし、彼女とお近づきになる為に青竜会に入部します。ところで青竜会って何のサークル?安倍と同じ1回生の高村(濱田岳)、楠木(栗山千明)らもよく分からないまま入部し先輩に聞きますが時すでに遅し。聞いたからには退部できない、青竜会とは千年以上の歴史を誇るホルモーのサークルでした。

京大生の青春ってこんなに笑えるものなのか、思わず応援したくなる青春映画

原作は「鹿男あをによし」などの著者万城目学の同名小説。この映画の中で重要なのがホルモー。ホルモーとは鬼や式神を使って戦う謎の競技です。栗山千明演じるヒロイン楠木が、ぶっきらぼうで眼鏡も髪型もださいリケジョなのに眼鏡の奥の美しい素顔を歪ませて全力でホルモーに身を投じる姿がキュートです。CGで作られているオニ達は、最初こそ変に思いますが見ているうちに愛着が湧いていき、気持ち悪いけどかわいく見えてくるはず。競技に参加していない一般人からはオニ達は見えない為、側から見たら学生達が変な言葉を叫んで変な動きをしている明らかに不審な競技です。最初は主人公達も視聴者もなんだこのサークルはと思うのですが、気がつくと本気になっている、そんな映画です。京都タワーが見えたり、京都大学や立命館大学など実在の名前が出てくるので、観ていてホルモーって本当にあるのではという錯覚に陥りますのでご注意。

6.曲がれ!スプーン(2009年 106分)

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あらすじ・見どころ

テレビのADとして働く桜井米(長澤まさみ)は超常現象を取り扱うバラエティー番組を担当しています。彼女はある日、番組の企画のためにエスパーを探すことになりました。しかし視聴者からのタレコミはどれも偽物ばかりで、エスパーを見つけられない米は「カフェ・ド・念力」という喫茶店を訪れます。その日」「カフェ・ド・念力」では年に1回、本物のエスパーたちが普段まわりに気を使って、使うことのできないエスパーを存分に使うパーティーを行なっていました。そんなこととはつゆ知らずにエスパーを探す米、そしてマスコミに見つかると人生が終わると考えている本物のエスパーたち。何が何でもエスパーを見つけたい米と、絶対に見つかりたくないエスパーたち、果たしてみんなに幸せは訪れるのでしょうか。

エスパーの集まる喫茶店を舞台に描いたシチュエーションコメディ

劇作家・上田誠率いる劇団「ヨーロッパ企画」と本広克行監督がサマータイムマシン・ブルース以来2度目のタッグを組みました。原作はヨーロッパ企画の戯曲「冬のユリゲラー」。HIHOはくさい映画賞という映画雑誌「映画秘宝」においてその年度の最低映画を各部門ごとに決定する賞があるのですが、長澤まさみが見事に第3回最低主演女優賞を受賞しました。だからといって演技が下手なわけではありません。受賞したということはそれだけ注目度が高かったということ。映画通にとってお気に入りの一作を是非楽しみましょう。

7.鍵泥棒のメソッド(2012年 128分)

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あらすじ・見どころ

35歳売れない俳優をやっている桜井(堺雅人)は人生に希望を見出せず自殺を図りますが失敗。荒んだ気持ちで近所の銭湯へ行きます。時を同じくして、綺麗なスーツに身を包み明らかに成功した恰幅の良い中年男性コンドウ(香川照之)も銭湯へ向かっています。同時刻に銭湯につき風呂へ入る2人。しかし、桜井の目の前でコンドウはひっくり返って頭を強打し意識を失ってしまいました。桜井は思わず自分とコンドウのロッカーの鍵をすり替えてしまいます。こだわりのあるインテリアに囲まれて大金を持つコンドウの部屋に着いた桜井は贅沢に明け暮れますが、ある電話からコンドウの稼業に疑問を覚えます。

他者になりきる男と記憶喪失の男の歪な関係

日本アカデミー賞において最優秀脚本賞を受賞し、芸術選奨文部科学大臣賞も受賞した本作は、人の入れ違いによって生まれる問題に笑い、サスペンス、ラブストーリーと色んな要素を詰め込み、俳優たちの絶妙な演技とタイミングよく入ってくる音楽に思わずクスリと笑ってしまいます。これだけ要素が多いと観ているほうも頭がこんがらがってしまいですが、素晴らしい脚本のため難しく考えなくても頭にすっと入ってきます。飲み物片手にのんびりと映画を楽しみたいという人におすすめの作品です。

8.大洗にも星は降るなり(2009年 103分)

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あらすじ・見どころ

茨城県大洗町の砂浜、クリスマスイブという季節外れの時期にある5人の男が集まりました。男たちはその年の夏に海の家で一緒に働いた間柄。しかし、どうしてこの時期に集まったのか、話を聞くと同じく海の家で働いた皆んなのマドンナ・江里子(戸田恵梨香)から手紙で呼ばれたようです。しかし肝心の江里子が見当たらない。どういうことか考えていくうちに、この中に江里子の本命がいるとなりました。自分こそが江里子の本命だと言い張る5人の男たち。果たして彼らに幸せなクリスマスはやって来るのでしょうか。

コメディの奇才・福田雄一が描くのは真冬の海の家!

映画「銀魂」や「勇者ヨシヒコ」シリーズでお馴染み、福田雄一監督によるシチュエーションコメディです。 バカだったり天然だったり、チャラい奴から奥手な奴までどこか駄目な部分を併せ持つどうしようもない5人の男たち。自分こそが江里子の本命だと素直に言いたいものの、プライドが邪魔をして牽制し合う姿が面白おかしく描かれています。そして回想シーンに出てくる戸田恵梨香もマドンナとして可愛く描かれていて癒されますよ。山田孝之、山本裕典、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗を迎えて福田ワールド全開に描き、スピンオフとして本編では描かれていない夏の様子が描かれたDVDも発売されています。個人的にはスピンオフ作品のくだらなさこそが福田ワールド全開なのではと感じたので是非観て欲しいです。

9.キサラギ(2007年 108分)

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あらすじ・見どころ

遅れてきた清純派グラビアアイドル如月ミキの自殺から1年、追悼会に集まった5人の男たち。家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雄)、いちご娘。(香川照之)らは如月ミキのファンサイトで知り合い、彼女の思い出話に花を咲かせるはずでした。しかし、「如月ミキは本当に自殺なのか、彼女は誰かに殺された」と言う、誰かから発せられた言葉を発端に和やかな会は一変、不穏な空気へと変わります。

エンディングにおける人気俳優たちのヲタ芸は必見です!

とある密室でおきた心理バトル、と聞くとまるでサスペンスのようですが、お腹の底から笑えるコメディ映画です。舞台、ドラマCD、落語にまでなった人気作。またドラマCDでは違ったラストを迎えるらしく、気に入った人はこちらもおススメです。普段はアツい役柄やミステリアスな役を演じている小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、ドランクドラゴンの塚地武雅、香川照之の5人がオタクを演じているのがまた面白く、劇中歌「ラブレターはそのままで」に合わせてヲタ芸を踊る彼らを見るとなんだか元気を貰えます。

10.ザ・マジックアワー(2008年 136分)

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あらすじ・見どころ

マフィア天塩商会のボス・天塩幸之助(西田敏行)の愛人である高千穂マリに手を出してしまった備後登(妻夫木聡)は、自分の命を見逃してもらうために伝説の殺し屋デラ冨樫を連れてくることを約束します。しかし期限の5日が迫っても手がかりさえ掴めず、備後は最終手段として売れない三流作者の村田大樹(佐藤浩市)に、映画を撮るから殺し屋の役をオファーするというかたちで雇います。まわりが本物のマフィアだと知らずにデラ冨樫を演じる者、三流役者を伝説の殺し屋と信じて身を構える者、そして双方に嘘がばれないか心配する者。三者三様の物語が始まります。

三谷幸喜監督、クスッと笑える上質なコメディ

日本のコメディ映画界を語るにおいて欠かすことのできない大物劇作家・三谷幸喜。コメディ映画といっても様々な種類がありますが、彼が得意とするのは誰も傷つかない品のあるコメディ。登場人物たちはそれぞれ意見や思惑が見事にすれ違い、それでいてまさかの展開が次々とテンポよく起きるさまはついつい笑ってしまいます。小道具やセットにもこだわられ、これぞまさに映画であり衣装や美術など目でも楽しむことができます。ただ笑うだけでなく人情モノとしても心にもグッとくる感動作です。

11.女子ーズ(2014年 97分)

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あらすじ・見どころ

チャールズ司令官(佐藤二朗)から、名字に色が入っているだけという理由で集められた赤木直子(桐谷美玲)、青田美佳(藤井美菜)、黄川田ゆき(高畑充希)、緑山かのこ(有村架純)、紺野すみれ(山本美月)の5人。女子たちによる正義のヒーローということで女子ーズと名付けられ、怪人が現れると戦いに呼び出されます。戦いの最中にはじまるガールズトーク、マツエク中のため欠席など女子ならではの生態に怪人たちもたじたじ。恋に仕事に平和を守るために日々奮闘する女子たちの物語です。

世界の平和を守るのはOL、フリーター、ギャル、役者の卵、そしてお嬢様!

「今日から俺は!!」「勇者ヨシヒコ」シリーズなど数々のヒット作を手がける奇才・福田雄一が今回は女性だらけの戦隊モノを描きます。正義感の強い主人公役に桐谷美玲、少し天然で心優しいグリーン役に有村架純、冷静にツッコむイエロー役に高畑充希など今をときめく女優たちが一様に集結しています。その脇を佐藤二朗、大東俊介らが固め、戦隊モノといえば男性という常識を真正面からぶった切った異色のコメディ映画。100分以内の本編は難しく考えるシーンもなく、気楽に観ることのできる観て損はない作品です。

12.笑の大学(2004年 120分)

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あらすじ・見どころ

昭和15年、戦争へ進む日本は様々な規制がなされ、演劇もまた、検閲を受けなければ上演できない世界となっていました。ある日、警視庁の取り調べ室にて、生まれてから一度も笑ったことのない検閲官の向坂睦男(役所広司)は劇団「笑の大学」の座付作家である椿一(稲垣吾郎)の取り調べを始めていました。笑いを理解できない、もしくは理解する気もない男と笑いに情熱をかけた男の戦いがひっそりと始まるのでした。

笑いとは何なのか。頭の固くなった大人におくる、シニカルなエンターテイメント

もともと劇作家である三谷幸喜がラジオドラマ用に執筆したものが人気となり、その後舞台化。そしてその完成度の高さから映像化は不可能と言われたこの実験的作品が映画化されました。仕事に妥協を許さない三谷幸喜は、演じる俳優が変わる度に脚本を書き換え、本作のために主人公の向坂と椿一を役所広司と稲垣吾郎に当てて書き直しました。2人を書き換えただけでなく、映画用に登場人物や場面も増やし、セットや雰囲気もにもこだわりが詰まった作品です。

13.舞妓Haaaan!!!(2007年 120分)

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あらすじ・見どころ

修学旅行中、迷子になって舞妓さんに助けられたことをきっかけに熱狂的な舞妓ファンになった鬼塚公彦(阿部サダヲ)。彼は勤める会社で念願の京都支社への転換が決まり、恋人の富士子(柴咲コウ)を捨てて京都へ向かいます。舞妓と野球拳をするという野望のために、お座敷遊びデビューを試みますが、お茶屋は一見さんお断り。どうしても諦めきれない彼はどうにかお茶屋遊びをしようとあの手この手を使いますがうまくいきません。そんな折、たまたまお茶屋付近で目に止まった男性は鬼塚の勤める会社の社長でした。

阿部サダヲ初主演!狂気的でもあるハイテンションムービー

脚本は2019年大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」にて脚本を担当する宮藤官九郎。主演は今作が映画初主演となる同じ劇団「大人計画」出身の個性派俳優、阿部サダヲ。京都を舞台に描かれていますが、クドカンは京都には行かず旅行情報雑誌るるぶを見て脚本を書き上げたそうです。芸が細かく主人公・鬼塚の上司の髪が徐々に増えていたり、ちょっとした役に山田貴之が出ていたりどの場面も見入ってしまいます。宮藤官九郎、阿部サダヲらの所属するロックバンド・グループ魂と今作でヒロインを演じる柴咲コウによるエンディングも映画とマッチして最高にロックな仕上がりになっていますのでぜひ最後まで気を抜かずに鑑賞してください。

14.ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年 110分)

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あらすじ・見どころ

1970年代、ある田舎町に住むママチャリ(市原隼人)は悪戯に関しては素晴らしい能力を発揮する少年。ママチャリはいつも、女の子みたいなジェミー(冨浦智嗣)、喧嘩好きのスケベな西条くん(石田卓也)、顔も頭も性格も良いグレート井上(賀来賢人)らでつるんでいました。彼らは自分たちで決めた「悪戯の定義」をもとに下らない悪戯をしては楽しんでいましたが、それはある駐在さん(佐々木蔵之介)の赴任によって事態は一変するようなしないような。悪戯をしては駐在さんに追いかけ回されて、いつしか駐在さんを怒らせるためにはどうしたら良いかなんて考えながらも青春を謳歌します。

昭和を感じる、少し懐かしい少年たちの青春

実話とフィクションが入り混じった大人気ブログ小説を原作に、上でも紹介した「大洗にも星は降るなり」「女子ーズ」でお馴染みの福田雄一が脚本を担当し映画化されました。悪ガキども相手に駐在さんも大変だろうと思ったら意外と駐在さんの方が大人げなかったり、かといって悪戯に持てる情熱の全てを捧げる少年たちの馬鹿馬鹿しさ。とにかくハイテンションな映画なので難しいことは考えず頭を空っぽにして観て下さい。なんだか平和だなと思います。老若男女楽しめて、鑑賞後はあたたかい気持ちになるコメディです。

15.真夜中の弥次さん喜多さん(2005年 124分)

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あらすじ・見どころ

ワイルドで熱い男の弥次さん(長瀬智也)と中性的な雰囲気を持つ喜多さん(中村七之助)の2人は愛し合っていました。喜多さんは重度の薬物中毒であり、それを心配した弥次さんは2人で伊勢参りの旅に出ることを思いつきます。薄っぺらな江戸の町を出ててめぇ探しの旅をはじめた2人は行く先々で個性豊かな宿へたどり着きます。笑いをとらないと通ることのできない関所、全ての言動を歌い踊ることで表現しなければならない町などなど、江戸の外には摩訶不思議な世界が広がっていました。

人気脚本家・クドカンこと宮藤官九郎の映画監督デビュー作!

原作はしりあがり寿の同名漫画、2度の舞台化にドラマCDなど様々な形で作品化された人気作。江戸が舞台なのに、初っ端からバイクにまたがって、歌ありダンスあり下ネタありの何でもありのぶっ飛んだロードムービーです。ドラァッグクイーンのような茶屋の主人や、箸が転がっても笑うであろう女子高生たち、特別出演の歌舞伎役者さんにあんな格好をさせたり、宮藤官九郎作品ということは、もちろん阿部サダヲも登場します。癖の強い登場人物たちを見逃さないでください。

最後に

普段シリアスな役柄の多い俳優なんかが、出オチのような役柄でちょっと出演していたり、主演を張るような俳優が1カットのみ出演していたり、何気ない一言でもその人が演じるからこそ面白いことがあります。
こういった感覚は邦画コメディならではであり、分かる人には分かる最高に面白いネタが仕込まれています。是非お気に入りの1本を見つけてください。

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都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

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信州で車とバイクと旅を愛する道楽者。曲者が集まるCLUB Autistaに所属し、ひと時を執筆に捧げる。

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茨城の筑波山生まれ。「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」です。

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