【山口】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
本州の最西端に位置し、三方を海に囲まれる山口県。下関のフグ(河豚)をはじめご当地グルメも多彩で、海を望むシーサイドラインはツーリングにも好適です。山口県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
- 33,423views
- B!
アイキャッチ画像出典:michinoeki-houhoku.jp
山口のおすすめツーリングスポット
本州の最西端に位置し日本海や周防灘など三方を海に囲まれる山口県。豊かな漁場を擁しており、下関のフク:河豚や長門のイカなど多彩な水産資源に恵まれています。そして世界遺産に登録された松下村塾をはじめ観光名所もバラエティに富んでおり、長いシーサイドラインはツーリングにも好適です。
風光明媚な観光地やご当地グルメに加えて温泉も楽しめる山口県、こちらで日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。
1.大島大橋~「周防大島」
大島大橋
真宮島
名称:サザンセトとうわ
住所:大島郡周防大島町大字西方1958-77
電話:0820-78-0033
駐車場:有り
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)
岩国市から国道188号を走り出し、安芸灘を眺めながらシーサイドをツーリングして南へ。山陽本線・大畠駅の近くから国道437号に入り、大島大橋からの絶景を眺めながら「周防大島」に向かいます。
「周防大島」に入り県道104号を進んだ先にある「飯の山展望台」は、海・島・橋の景色を望める絶好のビュースポット。県道437号で海沿いを東に向かうと美しい「ビー玉海岸」を眺めながら走ることができ、東端エリアには戦艦「陸奥」の「陸奥記念館」など見所があります。
「周防大島」でランチにおすすめするのは「真宮島」の直ぐ近くに立地する道の駅「サザンセトとうわ」。大人気のメニューが「小いわし定食」で、瀬戸内海産の小いわしを刺身と天ぷらで味わうことができる逸品です。
2.国道188号~「潮風公園 みなと オアシス ゆう」
潮風ビーチ
名称:レストラン潮風
住所:岩国市由宇町8500-6
電話:0827-62-0155
駐車場:有り
営業時間:10:30~17:00(9~6月)
10:30~18:00(7・8月)
定休日:火曜日
笠戸湾を望むエリアから国道188号を東へ走り、周防灘や安芸灘を眺めながら岩国市へ向かってツーリング。大島大橋を過ぎてしばらく北に走ると目的地の「潮風公園 みなと オアシス ゆう」に到着します。
「潮風公園 みなと オアシス ゆう」は全長450mの美しいビーチやゆったりと散策できる遊歩道に加えて、レストランや特産品を販売するコーナーが集まる複合スポット。そして交流館の中には顕微鏡で見る小さな生き物の博物館「ミクロ生物館」もあり、楽しみ方が様々です。
ランチは館内にある「レストラン潮風」で、和洋の多彩なメニューを用意。季節の野菜がたっぷりトッピングされた「潮彩スープカレー」をはじめ、刺身や天ぷらなどの各種定食をいかがでしょう。
3.国道188号~「古市・金屋白壁の町並み」
名称:古市・金屋白壁の町並み
住所:柳井市柳井津
駐車場:有り
名称:まぐろ本舗なか
住所:柳井市南町5-3-1
電話:0820-22-8111
駐車場:有り
営業時間:11:00~14:30
17:00~21:00
定休日:水曜日(お盆・年末年始を除く)
防府市のエリアから国道2号を東に向かい、下松市で国道188号に接続。周防灘や海に浮かぶ島々を眺めながらツーリングして、山陽本線・柳井駅の北側を目指します。
柳井川を渡ると目的地「古市・金屋白壁の町並み」エリアに到着。こちらは江戸時代に岩国藩のお納戸と呼ばれて発展した地域で、瓦葺き・白壁土蔵造りの商家が立ち並んでいます。重要文化財に指定された「国森家住宅」をはじめ見所が随所に、愛嬌のある金魚提灯が軒先に吊るされた風情ある雰囲気の中で散策をどうぞ。
「古市・金屋白壁の町並み」を後にしたら駅の南側に向かい、国道188号沿いにある「まぐろ本舗なか」へ。こちらは柳井漁港の魚市場から直送される新鮮なネタを使って寿司や御膳を供しており、リーズナブルに「にぎり鮨ランチ」が味わえます。
4.国道191号~「萩」
出典:hagishi.com
名称:松下村塾
住所:萩市椿東1537
電話:0838-22-4643
駐車場:有り
名称:維新亭
住所:萩市椿東北前小畑4160-61
電話:0838-24-4946
駐車場:有り
営業時間:11:00~14:00(平日)
11:00~14:30(土日祝)
定休日:1/1
油谷湾のエリアから国道191号を東へ。深川湾や青海島を眺めながらツーリングして、萩市の中心部で県道11号に接続します。
県道11号を山裾に向かうと目的地の「松下村塾」は直ぐ近く。「松下村塾」は幕末の思想家・吉田松陰が主宰した私塾で、伊藤博文や山県有朋といった維新の立役者を輩出しました。木造瓦葺きの建物が保存されており、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成遺産として世界遺産に登録された観光スポットです。
「松下村塾」の後は萩港エリアに向かい、海沿いに立地する道の駅「萩しーまーと」へ。こちらにある食事処の「維新亭」がランチにおすすめで、「地魚たっぷり海鮮丼」や「刺身定食」などを用意しており、タイミングが良ければ「活イカ刺身」も味わえます。
5.県道282号~「青海島」
出典:nanavi.jp
海上アルプス
出典:nanavi.jp
海上アルプス
出典:nanavi.jp
名称:和食処 きらく
住所:長門市仙崎4137番地3
電話:0837-26-1235
駐車場:有り
営業時間:11:00~14:30
17:00~22:00
定休日:不定
県の西部から国道191号を東へ向かい、長門市の中心部に入ったら県道56号を北へ。県道283に接続して青海大橋を渡ったら目的地の「青海島」に到着します。
県道283号で青海島海水浴場方面に向かい、長門市市営駐車場から徒歩で北川の海岸へ向かいます。海岸エリアは「海上アルプス」と呼ばれており、海蝕によって形造られた奇岩の洞門や岸壁が連なる絶景の景勝地。北長門海岸国定公園に属しており、国の名勝と天然記念物に指定されています。
「海上アルプス」の眺めを楽しんだ後は仙崎港に戻り、海沿いにある「和食処 きらく」へ。仙崎漁港の魚仲買人をしている店主が新鮮な魚介を仕入れており、「活きイカ御膳」や「生うにめし」など絶品の海鮮料理が供されます。
6.角島大橋~「角島」
角島大橋と角島
名称:角島灯台
住所:下関市豊北町角島2343-2
駐車場:有り
参観料金:200円
参観時間:9:00~16:00(変動有り)
定休日:
名称:わくわく亭
住所:下関市豊北町大字神田上314番地1
電話:083-786-0111
駐車場:有り
営業時間:10:00~18:00(変動有り)
萩市の中心部から国道191号を走り出し、深川湾や油谷湾を眺めながらツーリングして西へ。港の近くから県道275号を北に向かって県道276号に接続し、角島大橋から海と島の明媚な景色を眺めて「角島」に渡ります。
県道276号で島の西端に向かい国内で初めての洋式灯台といわれる「角島灯台」へ。こちらは”灯台の父”と呼ばれるR・ブラントンが設計した美しい白亜の灯台、灯台内は参観することができ105段の階段を上った先からは360°のパノラマが望めます。周辺は公園として整備されていますので散策もどうぞ。
「角島」を後にしたら響灘に沿って南へ走り、海沿いに立地する道の駅「北浦街道ほうほく」へ向かいます。こちらはトリップアドバイザーの”2018年道の駅ランキング”で1位に選ばれた人気のスポット。特産品やグルメなどバラエティに富んでおり、ランチにおすすめするのが「わくわく亭」。海鮮丼や定食をはじめ多彩な海鮮料理が揃っており、「あわびの活き造り」や「さざえの活き造り」なども用意します。
7.カルストロード~「秋吉台・秋芳洞」
秋吉台
名称:秋芳洞
住所:美祢市秋芳町秋吉3506-2
電話:0837-62-0305
駐車場:有り
入洞料:1,200円
営業時間:8:30~17:30(3~11月)
8:30~16:30(12~2月)
休業日:年中無休
山口市の湯田温泉近くから国道435号を走り出し、小群萩道路の秋吉台ICを過ぎてしばらく進んだら上八重の交差点から県道242号に入ります。
県道242号はカルストロードや秋吉台スカイラインとも呼ばれる絶好のツーリングスポットで、カルスト台地の白と草原の緑が織り成す風景の中で爽快なライディングが楽しめます。「秋吉台」の北側にある「秋吉台エコ・ミュージアム」で折り返し、今度は南へ向かってツーリング。「秋吉台」の南側には国内で最大級といわれる鍾乳洞の「秋芳洞」があり、洞内では悠久の歴史が生み出した幻想的な風景を鑑賞することができます。
8.国道435号~「道の駅 蛍街道西ノ市」
名称:西ノ市温泉「蛍の湯」
住所:下関市豊田町大字中村876-4
電話:083-767-0241
駐車場:有り
入浴料金:660円
営業時間:10:00~21:00
定休日:第4火曜日(祝日除く)
名称:レストラン「万作」
営業時間:11:00~15:30
中国自動車道・小月ICの近くから国道491号を北へ向かい、上岡枝の交差点から県道34号に接続。木屋川のリバーサイドをツーリングして豊田町を目指します。
目的地は木屋川の畔にある道の駅「蛍街道西ノ市」で、特産品を扱う物販コーナーやレストラン・喫茶をはじめ日帰り温泉の「蛍の湯」もある複合スポット。天然温泉の「蛍の湯」は風情ある露天風呂やサウナなども用意しており、趣ある和風の設え。ゆったりと寛げる畳の湯上り処もあります。
こちらでランチにおすすめするのがレストラン「万作」で、和モダンのインテリアで落ち着く佇まい。和洋の多彩なメニューとご当地グルメを揃えており、下関名物の「瓦そば定食」や万作一押しの「ちゃんうどん」など魅力的な料理が並びます。
9.火の山パークウェイ~「火の山公園」
名称:火の山公園
住所:下関市藤ケ谷
電話:083-231-1838
駐車場:有り
名称:藤屋
住所:下関市唐戸町6-1
電話:083-222-0890
駐車場:有り
営業時間:10:30~15:00(月~金)
10:30~16:00(土日祝)
定休日:年中無休
国道2号を下関方面に向かい、印内で国道9号に接続。関門海峡を眺めながらツーリングして、みもすそ川の交差点から北へ向かい、火の山パークウェイを走ります。
火の山パークウェイの終点にあるのが目的地の「火の山公園」。こちらはかつて敵の来襲を知らせる狼煙台があったことから火の山と呼ばれているようで、山頂エリアからは瀬戸内海や日本海の大パノラマを望むことができます。そして桜とツツジの名所としても知られており、お花見シーズンは賑わいを見せるスポットです。
「火の山公園」の後は国道9号を関門海峡沿いに走り、ショッピングモールの「カモンワーフ」へ。地元の特産品をはじめグルメもバラエティに富んいるモールで、ランチのおすすめは元祖瓦そばの店「藤屋」。下関名物の瓦そばと海鮮丼がセットになった「からと御膳」をはじめ、下関の天然フクを使った「ふく天丼セット」など多彩に取り揃えています。
10.国道191号~「海峡ゆめタワー」
名称:海峡ゆめタワー
住所:下関市豊前田町3丁目3-1
電話:083-231-5600
駐車場:有り
入場料金:600円
営業時間:9:30~21:30
定休日:1月第4土曜日
名称:海峡バイキング シーガーデン
場所:国際貿易センタービル4F
電話:083-229-2900
駐車場:有り
営業時間:11:30~14:30
18:00~21:30
定休日:月曜日
県の西端エリアから国道191号を走り出し、響灘と島々の景色を望むシーサイドをツーリングして南へ。山陽本線・下関駅の近くから国道9号に接続して、関門海峡方面に向かいます。
目的地は下関港を望む立地の「海峡ゆめタワー」で、全長153mの高さを誇るガラス張りの美しいタワー。タワー143mの位置には総ガラス張りの球体展望室があり、響灘から九州の連山まで360°の大パノラマを望むことができます。そして分速120mのエレベーターで一気に展望室へ、夜間にはライトアップも行われる人気スポットです。
「海峡ゆめタワー」の隣には「国際貿易センタービル」があり、こちらでランチにおすすめするのが「海峡バイキング シーガーデン」。和洋中の料理からおばんざいまで50種類以上のメニューが並び、リーズナブルに味わうことができます。
シーサイドや海峡を走りご当地グルメを味わう山口のツーリング
風光明媚なシーサイドや関門海峡など、景色を楽しみながらツーリングできる山口県。観光名所やご当地グルメも多彩に揃っており、日帰りでも休日のライディングを満喫できるでしょう。
※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。
この記事のキーワード
この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。