【福岡】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
門司港のレトロなエリアや自然の景観が美しい平尾台など、多彩な観光スポットが揃う福岡県。ツーリングに好適なコースもあり、観光やご当地グルメと共に人気です。福岡県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:global.yamaha-motor.com
福岡のツーリングはレトロな街並みや自然の景色と共に
門司港周辺のレトロな街並みや平尾台の雄大な景観など観光スポットが多彩に揃う福岡県。九州で最大の都市である福岡市を擁して、商業都市としても発展している地域です。日本海・瀬戸内海・有明海に面しており、シーサイドラインや絶景のワインディングロードなど、ツーリングやドライブに好適なスポットも多彩。手軽に出掛けられる日帰りツーリングとご当地グルメや観光と組み合わせることで、休日のライディングを満喫できるでしょう。
福岡県で日帰りにおすすめするツーリングスポット、グルメや観光と合わせて楽しめる10ヵ所をご紹介します。
1.県道25号~「めかり公園」
関門海峡
名称:和布刈(メカリ)第二展望台
住所:北九州市門司区門司
電話:093-582-2464
駐車場:有り
名称:港屋千兵衛
住所:北九州市門司区旧門司2-5-1
電話:093-322-5888
駐車場:有り
営業時間:11:30~15:00(平日)
11:00~16:00(土日祝日)
17:00~21:00(土日祝日)
定休日:木曜日
豊前市のエリアから国道10号を北に向かい、二先山の交差点から県道25号へ。随所でロングストレートが続く県道25号をツーリングして北九州を目指します。
門司港のエリアに入ったら、県道261号を北に向かい目的地の「めかり公園」へ。「めかり公園」は関門海峡を目の前にする古城山にあり、和布刈第二展望台からは関門橋や行き交う船を一望できる絶景が望めます。山頂には門司城跡もありここからの眺望も抜群です。
「めかり公園」の周辺でおすすめするグルメは「ノーフォーク広場」の隣にある「港屋千兵衛」。北九州発祥うどんの専門店で、一押しのメニューは福を呼ぶ「ふくふくうどん」です。
2.県道300号~国道495号~「門司港」
名称:旧大阪商船
住所:北九州市門司区港町7-18
電話:093-321-4151
駐車場:門司港駅駐車場を利用
わたせせいぞうギャラリー:100円
営業時間:9:00~17:00
休館日:年中無休
名称:伽哩本舗門司港レトロ店
住所:門司区港町9-2阿波屋ビル2F
電話:093-331-8839
駐車場:有り
営業時間:11:00~20:30
定休日:不定休
福岡市のエリアから国道495号を走り出し、釣川を渡ったら県道300号へ。県道300号で日本海を望むオーシャンビューのツーリングをしてから北九州へ向かいます。
戸畑区で国道495号から国道199号に入り目的地の「門司港」へ。「門司港」の周辺には八角形の塔が目印の「旧大阪商船」や、重要文化財に指定されている「旧門司三井倶楽部」などレトロな建造物が立ち並んでいます。館内を見学できるスポットもありますので散策がおすすめ。駅前のコンビニもレトロな雰囲気に溶け込んでいます。
北九州といえばご当地グルメは「焼きカレー」で、おすすめは「伽哩本舗門司港レトロ店」。丁寧に仕上げたブラウンルーと自家製ブイヨンのカレーをオーブンで焼き上げ、懐かしの味を今に伝えます。
3.県道28号~「平尾台」
名称:平尾台
住所:北九州市小倉南区平尾台
電話:093-582-2054(北九州市)
福岡市の市街地から国道201号線を東へ向かい、清瀬橋の交差点から国道322号へ。ワインディングや長閑な田園風景の中をツーリングして、平尾台入口西の交差点から県道28号を進みます。
目的地は日本三大カルストに数えられる「平尾台」。国の天然記念物に指定される景勝地で、石灰岩の白と草木の緑が美しいコントラストを描く風景を鑑賞できます。見晴台も設置されており、北九州や山口県など周辺の眺望が望める大パノラマ。近くにある「目白鍾乳洞」や「千仏鍾乳洞」なども鑑賞できますのであわせていかがでしょう。
そしてエリアには陶芸・木工・蕎麦打ちなどの体験プログラムや、自然の中でアクティビティが楽しめる「平尾台 自然の郷」が。レストランもありますので、ランチはこちらでどうぞ。
4.国道3号~「皿倉山」
名称:皿倉山ケーブルカー
住所:八幡東区大字尾倉1481-1
電話:093-671-4761
駐車場:有り
料金:1,200円
ケーブルカー・スロープカー往復通し券
運行時間:10:00~18:00(平日)
10:00~22:00(土日祝日)
休業日:年中無休
福岡市から国道3号を北九州へ向かってツーリングして、鹿児島本線の八幡駅前から南へ。市街地を通り抜けて北九州高速道路4号線をくぐると、「皿倉山ケーブルカー」の駐車場に到着します。
北九州国定公園に属する「皿倉山」は新日本三大夜景の一つにも選ばれ、北九州の夜景を大パノラマで望めるスポット。「皿倉山ケーブルカー・スロープカー」を乗り継いで山頂まで到達することができ、山頂の「皿倉山展望台」からは遮るもののない絶景が楽しめます。
「皿倉山展望台」にはレストラン「カフェ マウンテン」がありますので、ランチにおすすめ。名物の「焼きカレー」をはじめ「チキン南蛮ランチ」などランチメニューも用意します。
5.海の中道~「志賀島」
名称:休暇村志賀島
住所:福岡市東区大字勝馬1803‐1
電話:092-603-6631
駐車場:有り
入浴料:600円
営業時間:11:00~15:00(日帰り入浴)
定休日:第3火曜日
北九州市から国道495号を西へ向かい、福岡市に入ったら和白の交差点から県道50号へ。県道50号は海の中道と呼ばれる開放的なルートで、志賀島の手前では海の上を走るような感覚でツーリングができます。
志賀島に入ったら県道542号・金印街道で島の北側にある「休暇村志賀島」へ。こちらは勝馬海岸を目の前にするロケーションで、日帰り温泉やプールをはじめ様々なアクティビティが楽しめます。温泉は大浴場や露天風呂「金印の湯」などがあり、日帰り入浴と食事がセットになったプランも用意。ランチメニューも多彩に取り揃えており、人気の「海鮮丼」や鯛しゃぶ・ゴマ鯛・鯛茶漬けが楽しめる「鯛茶漬けセット」がおすすめです。
6.志摩サンセットロード~「野北海岸」
名称:HINODE
住所:糸島市志摩野北2457
電話:092-327-3046
駐車場:有り
営業時間:11:00~日暮れ
定休日:木曜日
福岡市の中心部から国道202号を西へ向かい、今津湾の南岸で県道54号へ。県道54号は志賀島や能古島を眺めながら走れるルートで、名勝「桜井二見ヶ浦の夫婦岩」の付近からは志摩サンセットロードと呼ばれており、ライダーに人気のツーリングスポットです。
絶景ツーリングを楽しんで野北海岸に出たら一休み、海岸を目の前にする絶好のロケーションにレストラン「HINODE」があります。海を眺めながら潮風を感じるテラス席は、まるで南洋のリゾートにいるような雰囲気。糸島野菜をふんだんに使った「タコス」や「タンドリーチキン」を用意しており、「梅ジュース」や「ゆず蜜ジュース」などオリジナルドリンクもおすすめです。
7.国道202号~「姉子の浜」
名称:姉子の浜
住所:糸島市二丈鹿家
駐車場:有り
名称:御食事処 きはち
住所:糸島市二丈吉井3504-1
電話:092-326-5011
駐車場:有り
営業時間:11:00~15:00(昼)
17:00~20:00(夜)
定休日:第3木曜日
福岡市の中心部から国道202号を西へ走り玄界灘方面へ。国道202号は深江海水浴場を過ぎるとシーサイドに出ますので、玄界灘を望むオーシャンビューツーリングが楽しめます。
国道202号を進むと「二丈パーキングエリア」があり、目の前には鳴き砂で有名な「姉子の浜」が広がります。鳴き砂の”キュッキュッ”という音は砂に含まれる石英の粒子が擦れあう音といわれており、綺麗な砂浜でなければ出ない音。天候が良ければ玄界灘の奥に壱岐島を望むこともでき、夕日が美しいスポットとしても人気です。
「姉子の浜」の近くでおすすめするグルメスポットは、少し戻った場所にある「御食事処 きはち」。和食をメインに新鮮な魚介を使ったメニューを取り揃えており、呼子や地元から仕入れる活イカを使った「いか活造り膳」が一押しです。
二丈パーキングエリアのすぐ下には、長さ1.1km、幅20mの弓状に広がる姉子の浜があります。この砂浜を歩くとキュッキュッと不思議な音がします(鳴き砂)。これは砂に含まれる石英の粒子が擦れ合って鳴る音で、ゴミが少なく美しい砂浜である証です。過
8.国道3号~「八女伝統工芸館」
名称:八女伝統工芸館
住所:八女市本町2-123-2
電話:0943-22-3131
駐車場:有り
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日・休日の場合は開館)
年末年始
名称:観光物産館 ときめき
住所:八女市本町2番地の129
電話:0943-22-7730
駐車場:有り
開館時間:9:30~18:00(4~9月)
9:00~17:00(10~3月)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合は開館)
年末年始
名称:川の駅 恋ぼたる
住所:筑後市大字尾島298-2
電話:0942-52-8866
駐車場:有り
入浴料:500円
開館時間:10:00~21:00
10:00~22:30(土曜日)
休館日:火曜日
福岡市のエリアから国道3号を南へツーリング。太宰府市や久留米市を通り抜けて、更に南にある茶の産地として名高い八女市を目指します。
本村北の交差点から県道4号に入りると、突き当たりが目的地のエリア。「八女伝統工芸館」は八女市や筑後市の伝統工芸品を収集しており多彩な工芸品を展示、隣接する「観光物産館 ときめき」では名産品を多彩に取り揃えていますのでお土産探しにも好適です。
「八女伝統工芸館」を後にしたら、みらい館北の交差点から県道792号を西へ進み「川の駅船小屋 恋ぼたる」へ向かいます。こちらの日帰り入浴ができる温泉館ではリーズナブルに美肌の湯に浸かることができ、開放的な岩風呂や寝湯風呂など寛ぎの湯殿を用意。レストランも併設されていて、地元食材をふんだんに使った土日祝日限定のランチバイキングがおすすめです。
9.国道385号~「柳川川下り」
名称:松月乗船場(柳川観光開発株式会社)
住所:柳川市三橋町高畑329
電話:0944-72-6177
駐車場:有り
料金:1,600円(乗合船)
名称:民芸茶屋 六騎
住所:柳川市沖端町28
電話:0944-72-0069
営業時間:10:30~17:00
定休日:火曜日
福岡市の中心部から国道385号を南へ走り、鮎返滝や筑紫耶馬渓沿いの快適なワインディングロードをツーリング。佐賀県にある吉野ケ里遺跡を過ぎたら筑後川を渡り、福岡県の南部に入ります。
国道385号から国道208号に接続し、下百町の交差点を右折すると目的地のエリア。「柳川川下り」の船に乗るため「松月乗船場」に向かいます。乗船場がある「松月文人館」は明治期に建てられた元料亭の建物で、北原白秋など文人墨客が描いた色紙をはじめ写真なども展示されており、鑑賞することができます。
柳川はスタジオジブリの映画「柳川堀割物語」の舞台となったことでも知られており、市内各所にある名所を巡りながら歴史情緒を感じながら風情ある川下りを楽しめます。川下りの終点には「民芸茶屋 六騎」があり、国産鰻を木炭で焼き上げる伝統製法を守った絶品の鰻料理を供していますのでランチにおすすめ。戻りはシャトルバスで「松月乗船場」まで送ってくれます。
10.国道442号~「日向神湖」
日向神湖
名称:日向神 ほんだ
住所:八女市矢部村矢部60-11
電話:0943-47-2271
駐車場:有り
営業時間:11:00~20:30
定休日:不定休
福岡市から国道3号を南へ走り、八女市から国道442号へ。国道442号で長閑な山間をツーリングして県境の手前にある「日向神湖」を目指します。
桜や紅葉の名所としても知られる「日向神湖」は、日向神ダムの造成によって生まれた人造湖です。「日向神湖」はリバーサイドを走ることができ、かなりタイトですが対岸には県道115号もありますので一周することも可能。湖の北側にはビュースポットの「けほぎ橋」があり、対岸からは「ハート岩」を眺めることができます。
「日向神湖」の近くでランチにおすすめするのが「日向神 ほんだ」。寿司処でもありますが人気のメニューは地元で採れる山菜を使った「山菜丼」、筍やフキ・ゼンマイなどを炊き上げ卵でとじた逸品です。
福岡の日帰りツーリングを爽快に
山間のワインディングや海沿いのサンセットロードなど、ツーリングに好適なスポットが揃う福岡。観光やご当地グルメもバラエティに富んでおり、組み合わせれば休日のライディングを気持ちよく楽しめるでしょう。
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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。