【秋田】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
東北地方の日本海側に位置し、男鹿半島や田沢湖など風光明媚な観光名所が揃う秋田県。稲庭うどんやきりたんぽなどご当地グルメも多彩で、観光や温泉など様々な楽しみがあります。秋田県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.nikaho-kanko.jp
秋田でおすすめするツーリングスポット
東北地方の北側で日本海に面した秋田県。男鹿半島や田沢湖などの風光明媚な観光名所が揃い、稲庭うどんやきりたんぽをはじめご当地グルメも多彩です。そして天然の秋田杉は木曽ヒノキや青森ヒバと並び日本三大美林に数えられ、稲作や日本酒の醸造も盛ん。ブランド食材の比内地鶏は全国的に高い人気を誇ります。
日本海に面したシーサイドや山々を巡るワインディングなどツーリング向きのルートもあり、観光やグルメと組み合わせた日帰りツーリングにも好適です。
秋田県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。
1.八幡平アスピーテライン~「八幡平」
八幡平アスピーテライン
鹿角市から国道341号を南へ向かい、”北緯40度ライン”のモニュメントがある交差点から県道23号・八幡平アスピーテラインへ。八幡平アスピーテラインで雄大な景色とワインディングのツーリングを楽しみながら県境を目指します。
目的地は「八幡平」で、岩手県との県境エリアにアオモリトドマツやブナの原生林が茂る高原地帯。雄大な風景は豊かな自然を感じることができ、八幡沼や八幡平ドラゴンアイなど随所に見所も点在しています。そして八幡平見返峠は駐車スペースもあり、眼下に絶景が広がるビューポイント。近くに「八幡平山頂レストハウス」がありますので、休憩や軽食はこちらでどうぞ。
2.「男鹿半島周遊」
名称:八望台
住所:男鹿市戸賀浜塩谷大岱
駐車場:有り
一ノ目潟
秋田市から国道7号を北へ向かい、秋田自動車道・昭和男鹿半島ICの近くから国道101号へ。船川港のエリアで県道59号に接続し、男鹿半島の周遊をスタートします。シーサイドで南磯やゴジラ岩などの名所を眺めながらツーリングして半島の北側へ。北端にある入道埼灯台は日本海を望む絶好のビュースポット、周辺には男鹿名物の石焼料理を味わえる店が並んでいますのでランチはこちらでいかがでしょう。
灯台エリアからは県道121号を南へ向かい「八望台」へ。「八望台」はその名の通り八方を見渡せる展望台で、眼下には一ノ目潟や二ノ目潟の景色を望むことができます。そして「八望台」を後にしたら県道121号を海沿いへ向かい再び県道59号へ。しばらく走ると国道101号に出ますので、ここから秋田市に戻ります。
3.県道56号~「道の駅 あきた港 セリオン」
名称:あきた港 セリオン
住所:秋田市土崎港西1丁目9-1
電話:018-857-3381
営業時間:施設により変動有り
国道7号で八郎潟方面へ向かい、秋田自動車道・昭和男鹿半島ICの近くから国道101号へ。棒沼台の交差点から県道56号に入り、広々としたシーサイドラインをツーリングして秋田港方面を目指します。
目的地は秋田港の近くで旧雄物川に面して立地する道の駅「あきた港 セリオン」で、ポートタワーや屋内緑地公園があり、ショッピングやグルメが楽しめる複合スポット。タワーの5Fは地上100mの高さがある展望室となっており、眼下に広がる日本海や秋田市のパノラマを望むことができます。
こちらでランチにおすすめするのがタワーの1Fにオープンした「海鮮・焼物 あきた港 土崎湊屋」。秋田近海で獲れた新鮮な魚介を使っており、生簀から上げたばかりのアワビやホタテを味わえる「海鮮BBQ」 や日によってネタが変わる「店主の気まぐれ丼」などを用意します。
4.国道7号~「千秋公園」
名称:千秋公園
住所:秋田市千秋公園1
電話:018-888-5753
駐車場:有り
名称:久保田城御隅櫓
電話:018-832-1298
料金:100円
開館時間:9:00~16:30
県の南部から国道7号を走り出し、日本海を望むオーシャンビューのツーリングをして北へ。雄物川を過ぎたら臨海十字路の交差点から県道26号に入り、秋田駅を目指します。
旭川を渡ると目的地「千秋公園」のエリア。「千秋公園」は秋田藩藩主・佐竹氏の居城であった久保田城の跡地に整備された公園で、復元された御隅櫓をはじめ門や番所などの遺構が点在しています。御隅櫓の展望室からは市街地を一望することができ、佐竹氏の歴史を解説するパネルなども展示。さくら名所100選に選ばれた「千秋公園」には多くの桜が植樹されており、春の桜まつりで賑わうスポットです。
5.国道341号~「宝仙湖」
名称:宝仙湖
住所:仙北市田沢湖玉川下水無
駐車場:有り
名称:山のはちみつ屋 ピザ工房
住所:仙北市田沢湖生保内字石神163-3
電話:0187-43-3855
駐車場:有り
鹿角市の中心部から国道282号を南へ向かい、米代川を渡ったら国道341号へ。国道341号で熊沢川のリバーサイドをツーリングして、仙北市を目指します。
焼山の裾野を走ってしばらくすると目的地の「宝仙湖」に到着。「宝仙湖」は玉川ダムの造成によって造られた人造湖で、全国でも屈指の貯水量を誇りダム湖100選にも選ばれています。ダムがある湖の南端には展望台があり、青く美しい湖面と背後の山々が描く景観を楽しめるスポットです。
「宝仙湖」を後にしたら、秋扇湖を通り過ぎてさらに南へ。このエリアでランチにおすすめするのが、田沢湖入口の交差点を右折してすぐの「山のはちみつ屋 ピザ工房」。地元産の食材や蜂蜜を使って本格的な石窯で焼き上げるピザを供しており、定番のマリナーラやクワトロフォルマッジオをはじめ、季節限定のピザも味わえます。
6.県道60号~「田沢湖」
田沢湖とたつこ像
名称:田沢湖レストハウス
住所:仙北市田沢湖田沢字春山148
電話:0187-43-0274
駐車場:有り
営業時間:8:30~17:00
休業日:不定休
秋田市から国道13号を走り出し、上淀川の交差点から国道46号を西へ。桧木内川の交差点から国道105号に入って北へ走り、標識に従って「田沢湖」へ向かう県道60号に入ります。
目的地は日本100景にも選ばれている「田沢湖」で、国内第1位の水深がある湖。湖の一帯は田沢湖抱返り県立自然公園に指定されており、ペルシャンブルーと呼ばれる美しい水を湛えた湖面が特徴です。県道60号を進んで湖に突き当たったら県道247号に入ると「田沢湖」のシンボル「たつこ像」があり、ここを過ぎたらレイクサイドをツーリングして湖の東側へ向かいます。
「田沢湖」でランチにおすすめするのは、湖の東端近くにある「田沢湖レストハウス」。ご当地グルメの「きりたんぽ鍋」をはじめ「比内地鶏の親子丼 セット」など、土地ならではメニューを用意します。
7.国道46号~「角館町」
名称:角館歴史村・青柳家
住所:仙北市角館町表町下丁3
電話:0187-54-3257
入村料:500円
駐車場:町営駐車場を利用
営業時間:9:00~17:00(4~11月)
9:00~16:30(12~3月)
休業日:年中無休
秋田市から国道13号を南へ向かい、上淀川の交差点から国道46号を西へ。長閑な田園風景や山々を望みながらツーリングして、仙北市を目指します。
角館町が近づいたら国道341号に入り、桧木内川を渡ると目的地のエリア。角館は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、多くの武家屋敷が点在する”みちのくの小京都”と呼ばれています。町内にある「角館歴史村・青柳家」は佐竹氏に仕えた名門・青柳家の母屋(重要文化財)をはじめ、様々な施設があるスポット。歴史情緒溢れる村内では「武家道具館」や「幕末冩眞館」などで貴重な展示物を観賞できます。
村内にはお土産物を扱う「ハイカラミュージアムショップ」や「骨董市場」などがありレストランも併設。食事処「森の食彩館」で、名物「稲庭うどん」をいかがでしょう。
8.県道32号~「土田牧場」
名称:土田牧場
住所:にかほ市馬場冬師山4-6
電話:0184-36-2348
駐車場:有り
営業時間:09:00~17:00(3~12月)
10:00~16:30(1~2月)
国道7号でにかほ市方面へ向かい、羽越本線・仁賀保駅の近くから県道32号へ。緑溢れるワインディングをツーリングしたら、標識に従って仁賀保高原を目指します。
広々とした牧草地を走って南へ進むと目的地の「土田牧場」へ到着。「土田牧場」は北海道の広大な牧場をイメージさせる雄大な景色が広がっており、乳牛のジャージー牛が放牧されています。搾乳体験をすることもでき、フードショップの「ミルクハウス」や牧場レストラン「ヨーデル」など様々な施設が揃うスポットです。
ランチは「ヨーデル」がおすすめで、ジンギスカンと焼肉を味わえる名物「ラムアンドジャージーセット」をどうぞ。
9.鳥海ブルーライン~「鳥海山」
名称:稲倉山荘
住所:にかほ市象潟町小滝字鉾立
電話:090-9635-5911
駐車場:有り
営業時間:8:00~17:00
休業日:冬季
国道7号でにかほ市へ向かい、市役所入口の交差点から県道58号へ。小滝の交差点から県道131号・鳥海ブルーラインに接続し、人気のツーリングスポットを走って「鳥海山」を目指します。
目的地の「鳥海山」は秋田県と山形県に跨る標高2000m級の活火山で、その山姿から秋田富士や庄内富士とも呼ばれる山。日本100景や日本100名山にも指定されおり、鳥海国定公園に属しています。五合目には「鳥海山 鉾立展望台」があり、冷涼な風の中で眼下に広がる絶景を望めるスポットです。
展望台の近くにある「稲倉山荘」はランチにおすすめ。名物「鳥海ラーメン」をはじめ、そばやうどんなど多彩なメニューを取り揃えています。
10.仙秋サンライン~「秋の宮温泉郷」
名称:秋の宮山荘
住所:湯沢市秋ノ宮字殿上1-1
電話:0183-56-2400
駐車場:有り
入浴料:600円
営業時間:10:30~20:00
国道13号で湯沢市へ向かい、役内川の手前にある新万石橋の交差点から国道108号へ。国道108号は仙秋サンラインと呼ばれるルートで、山々や田畑の間を走り抜ける爽快なツーリングが楽しめます。
目的地は「秋の宮温泉郷」で、元禄15年(1702年)に開湯し秋田県で最古といわれる温泉郷。仙秋サンライン沿いに温泉宿が点在しており、紅葉の名所100選にも選ばれています。この温泉郷の中心部に立地する「秋の宮山荘」は日帰り入浴ができる温泉ホテルで、大浴場や露天風呂をはじめ7種類の湯殿を用意。メタケイ酸を多く含有し、透明度の高い美肌の湯を楽しめます。
「秋の宮山荘」ではランチとセットになったプランも用意しており、「天ぷら稲庭うどん」や「海鮮3色丼」など6種類のメニューからセレクトできます。
観光も食も楽しむ秋田のツーリング
風光明媚な観光スポットや多彩なご当地グルメが揃う秋田県。ツーリングに好適なルートもありますので、秋田で日帰りツーリングはいかがでしょう。
※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。