【長崎】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
九州の北西側に位置し多くの島々を擁する長崎県。リアス式海岸の風光明媚な観光名所があり、グラバー邸をはじめとした異国情緒溢れる史跡も人気です。長崎県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.hirado-net.com
長崎でおすすめするツーリングスポット
九州の北西部に位置し五島列島や対馬をはじめ多くの島々で構成される長崎県。鎖国をしていた江戸時代には数少ない国際貿易港があった地域で、グラバー邸や平戸オランダ商館など異国情緒溢れる史跡が残っています。
リアス式海岸の地域が多いため海岸線の長さは国内トップクラスで、島々を望む風光明媚な展望台や橋なども多彩。ちゃんぽん・皿うどん・佐世保バーガーなど全国的に人気の高いご当地グルメも揃っています。
長崎県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。
1.国道204号~「平戸オランダ商館」
名称:平戸オランダ商館
住所:平戸市崎方町2477
電話:0950-26-0636
駐車場:平戸港交流広場駐車場を利用
料金:300円
休館日:6月第3週の火・水・木曜日
オランダ塀
名称:旬鮮館
住所:平戸市宮の町655-13
電話:0950-22-4857
駐車場:平戸港交流広場駐車場を利用
営業時間:11:00~15:30
定休日:火曜日
佐世保市内から国道204号をスタートして北へツーリング。平戸大橋入り口の交差点から国道383号に入ったら、平戸大橋から海と島々の絶景を眺めながら平戸島へ渡ります。
島に入ったら平戸桟橋方面に向かい、平戸港交流広場駐車場で駐輪。目的地は海沿いにある「平戸オランダ商館」でここから徒歩で赴きます。17世紀にポルトガルやオランダなどの外国貿易港として栄えた平戸港にある「平戸オランダ商館」は、往時の倉庫を復元した資料館。周辺には「オランダ塀」などの史跡も点在しており、異国情緒ある雰囲気です。
「平戸オランダ商館」を後にしたら駐車場近くにある「旬鮮館」がランチにおすすめ。地元で水揚げされる新鮮な魚介を使っており、「長崎刺盛定食」や「海鮮丼」などがリーズナブルに味わえます。
2.県道19号~「生月島」
名称:生月大橋
住所:平戸市生月町南免
名称:お食事処 ひといき
住所:平戸市生月町南免4432-42
電話:0950-53-0300
駐車場:ふれあい広場駐車場を利用
営業時間:11:00~15:00
18:00~23:00
定休日:火曜日
松浦市から国道204号を西へ走り、国道383号に接続して平戸島へ。国道383号の上大垣交差点を過ぎたら平戸デジタルテレビ中継局方面に向かい、ツーリングの人気の川内峠を走ります。
川内峠は随所に開放的な視界が広がり絶景とともに爽快なツーリングが楽しめるスポット。県道19号に出たら生月島方面を目指します。そして県道19から県道42号に接続したら、生月大橋からの絶景を眺めながら生月島へ。生月島に入ると、渡ってきた生月大橋を望める展望所があります。
県道42号を進むとふれあい公園駐車場の隣にあるのが、生月島でランチにおすすめする「お食事処 ひといき」。朝獲れの新鮮な海幸を使い、キラキラと輝く「贅沢海鮮丼定食」や「刺身定食」など絶品の海鮮料理が並びます。
3.国道205号~「佐世保」
名称:佐世保史料館
住所:佐世保市上町8-1
電話:0956-22-3040
駐車場:有り
開館時間:9:30~17:00
入場料:無料
休館日:第3木曜日、12/28~1/4
出典:海上自衛隊 佐世保地方隊ホームページ
名称:ハンバーガーショップ ヒカリ 本店
住所:佐世保市矢岳町1-1
電話:0956-25-6685
駐車場:有り
営業時間:10:00~20:00
定休日:水曜日、年末年始、お盆、その他
大村湾の南側から国道34号を北へ向かい、長崎自動車道・東そのきICの近くから国道205号へ。国道205号で大村湾を望むツーリングをして佐世保方面を目指します。
江上の交差点から国道202号を経由して国道35号を走り佐世保市の中心部へ。目的地は海上自衛隊の艦船模型や海軍時代の資料を展示する「佐世保史料館」、各階毎に様々な展示が行われており7Fにある展望ロビーからは佐世保港や街並みを一望できます。
そして佐世保といえば人気のご当地グルメが「佐世保バーガー」。おすすめは「佐世保史料館」の近くにある老舗「ハンバーガーショップ ヒカリ 本店」で、ベーシックな「ハンバーガー」をはじめ多彩なメニューを用意、造り置きしないこだわりも魅力です。
4.県道149号~「展海峰」
名称:展海峰
住所:佐世保市下船越町399
駐車場:有り
名称:させぼっくす99
住所:佐世保市愛宕町11
電話:0956-42-6077
駐車場:有り
営業時間:8:00~19:00(銘品館)
7:00~20:00(フード館)
佐世保道路・佐世保中央ICの近くからSSKバイパスを西へ走り、ドックエリアを抜けたら県道149号を南へ。県道149号を走って俵ケ浦半島の中央部に向かいます。
目的地は「展海峰」で眼下に広がる九十九島などを望む絶景スポット。展望台からは海と波間に浮かぶ島々を180°のパノラマで眺めることができ、菜の花とコスモスの季節には駐車場横の園地に花々が咲き誇ります。
「展海峰」を後にしたら来た道を戻り、SSKバイパスを経由して県道11号へ。県道11号を北へしばらく走ると道の駅「させぼっくす99」に到着します。こちらは九十九島の「牡蛎」や「トラフグ」をはじめ特産品が多彩な品揃え。ランチは「ミリタリー食堂」の「水陸起動団飯ごうカレー」や、「蜂の家」の「レモンステーキ」などいかがでしょう。
5.国道206号~「西海橋公園」
名称:西海橋公園
住所:西海市西彼町小迎郷
佐世保市針尾東町2678
駐車場:有り
名称:一魚一会
住所:佐世保市針尾東町2371-1
電話:0956-20-2525
駐車場:有り
営業時間:11:00~22:00
長崎市内から国道206号をスタートし、大村湾や形上湾を眺めながらツーリング。小迎バイパスを越えたら小迎の交差点から国道202号に入ります。
目的地は「西海橋公園」で、西海市と佐世保市をつなぐ西海橋と新西海橋の景色が望める公園。周辺は桜の名所としても知られており、展望台からは2つの橋や海の景色を望めます。新西海橋には桁下に歩道が整備されており、中央部には床面に海が見えるガラス窓を設置。足元に針尾瀬戸の渦潮を眺めることができるでしょう。
「西海橋公園」を後にしたら国道202号を北へ進み、道沿いにある活いか料理専門店「一魚一会」へ。こちらは佐賀県の呼子などから取り寄せた新鮮な活イカを味わえる店で、「活いか造り」をはじめ県産の鮮魚料理を多彩に用意します。
6.国道202号~「稲佐山公園」
名称:稲佐山公園
住所:長崎市稲佐町
駐車場:有り
西海市の中心部から国道202号を南へ向かい、松島や池島などの島々や角力灘の景色を眺めながらツーリング。長崎市の中心部に入ったら、浦上川に架かる稲佐橋の近くから標識に従って稲佐山を目指します。
目的地は「稲佐山公園」で、福山雅治がライブを開催した野外ステージがあることでも知られる公園。ロープウェイの稲佐岳駅近くにある稲佐山山頂展望台からは長崎市をはじめ、天候が良ければ五島列島や天草地方までの絶景を望むことができます。こちらは香港やモナコとともに世界新三大夜景に選ばれており、夜景スポットとしても人気です。
稲佐山山頂展望台の3Fには「ひかりのレストラン」があり、ランチにおすすめ。長崎のご当地グルメ「ちゃんぽん・皿うどん・トルコライス」なども揃っており、絶好の眺望を眺めながら料理を味わえます。
7.国道34号~「グラバー園」
名称:グラバー園
住所:長崎市南山手町8番1号
電話:095-822-8223
駐車場:周辺の有料駐車場を利用
料金:610円
営業時間:8:00~18:00(変動有り)
旧自由亭
大村湾の北側から国道205号を走り出し、オーシャンビューのツーリングをしながら南へ。長崎自動車道・東そのきICの近くから国道34号に接続し、長崎市を目指します。
長崎港のエリアに出たら国道499号を少し南へ走ると目的地「グラバー園」に到着。こちらは江戸末期から明治期に建築された洋風建築物が移築されている庭園で、重要文化財に指定されたスコットランドの貿易商トーマス・グラバーの邸宅など様々な建物を鑑賞できます。園内は異国情緒溢れる雰囲気で、建築物以外にも史跡がありますので散策などいかがでしょう。
園内にある「旧自由亭」はレストランとして建築された建物で現在は喫茶室。「自由亭オリジナルブレンド珈琲」や、オランダ人が考案した「ダッチアイス珈琲」で一服をどうぞ。
8.国道251号~「島原城跡公園」
名称:島原城
住所:島原市城内1丁目1183-1
電話:0957-62-4766
駐車場:有り
入館料:540円
開館時間:9:00~17:30
休館日:年中無休
長崎市の中心部から国道34号を東へ向かい、切通の交差点から国道251号へ。国道251号で有明海のシーサイドをツーリングして島原半島の東側を目指します。
目的地は島原市役所の近くに立地する「島原城跡公園」で、島原城の城跡を整備した公園。復元された天守閣や西の櫓などを鑑賞することができ、西望記念館や観光復興記念館なども開館しています。天守閣の5Fは展望所となっており、島原の市内をはじめ海の向こうに熊本の山々まで望める絶景スポットです。
公園内にある島原城本丸売店では、島原の特産品や郷土料理を用意。ご当地グルメのサツマイモを使った麺料理「ろくべえ」や、名物「冷しソーメン」などいかがでしょう。
9.国道389号~「雲仙温泉」
名称:青雲荘
住所:雲仙市小浜町雲仙500-1
電話:0957-73-3273
駐車場:有り
入浴料:660円
営業時間:10:30~18:00
長崎市から国道251号を東へ向かい、多比良港のエリアから国道389号を南へ。雲仙岳の麓を走る国道389号は爽快なワインディングのツーリングが楽しめるルートで「雲仙温泉」を目指して走ります。
「雲仙温泉」は開湯が大宝元年(701年)と伝わる歴史ある温泉で、幕末には吉田松陰も訪れたといわれる名湯。噴気帯の雲仙地獄を中心に温泉街が広がっており、おすすめする「青雲荘」は南側エリアにあります。「青雲荘」は豊富な湯量を誇る自家源泉を所有している温泉宿。四季折々の風景を望みながら湯に浸かれる露天風呂や、秘湯の趣ある小地獄温泉館などもあります。
ランチはレストラン「エーデルワイス」で日曜日と祝日に開催されるバイキングがおすすめ。地元の食材を使った郷土料理をはじめ、和洋中の多彩な品々が並びます。
10.国道499号~「野母崎」
軍艦島
名称:Alega軍艦島
住所:長崎市野母町692-1
電話:095-893-1133
駐車場:有り
入浴料:410円
営業時間:10:00~21:00
名称:さざなみ
営業時間:11:00~14:30
長崎港を眺めながら国道499号を南へ向かい、オーシャンビューのツーリングを楽しみながら野母半島の先端部へ。軍艦島資料館の脇を進むと目的地の野母崎炭酸温泉「Alega軍艦島」に到着します。
海に面して立地する「Alega軍艦島」は、全室オーシャンビューでテラスからは軍艦島が望める温泉ホテル。日帰り入浴もOKで、広々とした開放的な大浴場では軍艦島を眺めながら温泉に浸かることができます。そしてレストラン「さざなみ」も”軍艦島”ビュー。ブランド食材の「のもん鯵」を味わえる「のもん鯵定食」や、活魚を使った「海鮮丼」をはじめ多彩なメニューを取り揃えています。
海底炭鉱によって栄え、島内でほぼ完全な都市機能を有していた軍艦島は端島の通称。島姿が戦艦・土佐に似ていたことから軍艦島と呼ばれることになりました。2015年には三池炭鉱などとともに、世界遺産の構成遺産として登録。軍艦島クルーズ船が運行されており、ホテル下にある桟橋から出港します。
長崎でオーシャンビューの爽快なツーリング
爽快なツーリングが楽しめるシーサイドラインや、風光明媚な観光名所が揃う長崎県。ご当地グルメや温泉など日帰りのツーリングとあわせて多彩な楽しみがあります。
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※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。