最低限知っておきたいカクテルの基礎知識
カクテルは、誰もが一度は飲んだことのあるポピュラーなアルコール。そんなカクテルについての、最低限知っておきたい基礎知識を紹介します。
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実は奥が深いカクテル
大人を代表する飲み物の一つ、カクテル。
薄暗いバーのカウンターで、バーテンダーがシェイカーで作ったカクテルを大人の男女がしっとりとした雰囲気の中飲んでいる、そんな大人の時間をイメージしませんか?しかし、大衆居酒屋でもカクテルは人気があり、誰もが一度は口にしたことがあるでしょう。そんなカクテルですが、驚くほど種類が豊富で、甘かったり、辛かったりと味も多岐に渡り、実は奥が深いのです。では、カクテルとはいったいどういったお酒なのか、その基礎知識を紹介します。
カクテルとは
カクテルは「ベースとなるお酒+ソフトドリンク」で構成され、味はもとより見た目も華やかなオシャレなお酒です。ベースで使用するお酒は多岐に渡り、個人的嗜好によっても異なります。
よく使われるとしてお酒は、ジン、ウオッカ、テキーラ、ラム、リキュール、ワイン、ビール、ウイスキー、日本酒、焼酎などが代表的です。
カクテルの種類
まずは、代表的なカクテルのカテゴリーを4つご紹介します。
ショートドリンク
短時間で飲むお酒であるため量は少なめですが、比較的アルコール度数の高いものが多いです。マティーニ、サイドカー、カルーアミルクなどが代表的です。
ロングドリンク
ゆっくりとした時間をかけて飲む物で、氷が入っていることが多いのが特徴です。カンパリオレンジ、スクリュードライバー、モスコミュールなどが代表的です。
サワー
ベースに酸味のあるジュースや、砂糖などで甘さも出す飲み物です。日本では酎ハイを意味することが多いですね。
フィズ
スピリッツをベースにレモンジュース、シロップ、砂糖などを入れ、ソータで割ったものです。ピーチフィズ、バイオレットフィズなどが有名です。
その他にも
他にもコリンズ、フラッペ、オンザロックなどといった様々な種類があります。
カクテルの作り方
カクテルの作り方には、大きく分けて5つの種類があります。
シェイク
シェイクとは、シェイカーに氷と材料を入れて、振ることによってカクテルを作る方法です。アルコール度数の高いカクテルなどを作るときに使われるのが一般的です。
ステア
ステアとは、ミキシンググラスに氷と材料を入れ、バースプーンでかき混ぜる技法です。ワインベースのカクテルなどを作るときに使われるのが一般的です。
ビルド
ビルドとは、グラスに材料を入れ、直接つくる技法です。炭酸系のロングドリンクなどに使われるのが一般的です。
ブレンド
ブレンドとは、ブレンダーを使用して、材料を混ぜ合わせる技法です。フローズンカクテルやフレッシュジュースなどに使われるのが一般的です。
デコレーション
デコレーション、果物やオリーブなどの食材をカクテルに飾ることをいいます。グラスの淵に塩をまぶすソルティドッグがとても有名ですね。
カクテルの楽しみ方
少しカクテルのことを知ることができたでしょうか。カクテルは、時間やグラスの形、お酒の特徴といった様々な視点から、綿密に計算されて作られているのです。ちょっと頭に入れておくだけで、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
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