【鹿児島】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選

シンボルである桜島をはじめ、風光明媚な観光名所が多彩な鹿児島県。温暖な気候や、日本海や太平洋を望むシーサイドラインはツーリングにも好適です。鹿児島県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。

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アイキャッチ画像出典:www.city.kagoshima.lg.jp

鹿児島のおすすめツーリングスポット

出典:www.city.kagoshima.lg.jp

県本土と薩南諸島などの島々で構成され、九州地方の南部に位置する鹿児島県。県本土は桜島を中心に薩摩半島と大隅半島があり、長い海岸線と風光明媚な観光スポットを擁しています。
全国的にも高い人気を誇るブランド豚・かごしま黒豚をはじめ、サツマイモなどの農作物や枕崎の鰹など名産品も多彩。うなぎの養殖も盛んで生産量は国内トップクラスです。

長いシーサイドラインはライダーにも人気で、観光やご当地グルメと組み合わせて手軽に出掛けられる日帰りツーリングにも好適。鹿児島県の県本土で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。

1.国道267号~「曽木の滝」

出典:soginotaki.kagoshima.jp

名称:曽木の滝公園
住所:伊佐市大口宮人635
駐車場:有り

出典:soginotaki.kagoshima.jp

名称:なりざわ
電話:0995-28-2345
営業時間:9:00~18:00(平日)
     8:30~18:30(土日祝日)

鹿児島市から国道3号を走り出し、国道328号を経由して国道267号へ。国道267号で緑溢れる山間をツーリングして伊佐市方面へ向かいます。

目的地は川内川にかかる「曽木の滝」で、”東洋のナイアガラ”とも呼ばれる名瀑。幅210m・落差12mの規模を誇り、千畳岩と滝飛沫が壮大なコントラストを描きます。一帯は公園として整備されており、春の桜や秋の紅葉などの時期には多くの人々が訪れる人気のスポットです。

公園内にある食事ができる店舗で、おすすめは「なりざわ」。鯉やニジマスを使った伊佐の伝統料理も供しており、地鶏を味わえる「釜めし定食」などいかがでしょう。

曽木の滝

2.国道223号~「霧島神話の里公園」

出典:www.shinwanosato.jp

名称:霧島神話の里公園
住所:霧島市霧島田口2583-22
電話:0995-57-1711
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:15(4~10月)
     9:00~17:00(11~3月)

出典:www.shinwanosato.jp

霧島市の中心部から国道223号を北へ向かい、天降川のリバーサイドをツーリングして霧島山方面へ。山間のワインディングを走り霧島温泉の先を目指します。

目的地は霧島錦江湾国立公園の中にある「霧島神話の里公園」。公園の「神話館」2Fにある「風の見える丘」は絶景のビュースポットで、霧島の山々をはじめ眼下に雄大な景色が広がり錦江湾や桜島まで一望できます。そして遊覧リフトの上にある「展望ひろば」は天候が良ければ開聞岳まで望めるビューポイント。グランドゴルフや新感覚スポーツのポッカールなど、アクティビティも多彩です。

公園に隣接する道の駅「霧島ほっと霧島館」には、絶景ビューのレストランがありますのでランチにおすすめ。名産品の黒豚を使った「黒豚とんかつ定食」や、「黒豚しゃぶ鍋定食」など多彩なメニューを取り揃えています。

霧島神話の里公園

3.県道60号~「霧島神宮」

名称:霧島神宮
住所:霧島市霧島田口2608-5
電話:0995-57-0001
駐車場:有り
営業時間:8:00~17:30(授与所など)
休業日:年中無休

霧島市の市街地から県道60号を走り出して北へ。県道60号で長閑な田園風景の中や山間のワインディングをツーリングして高千穂峰方面に向かいます。

目的地は高千穂峰の麓に鎮座する「霧島神宮」。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を主祭神としてお祀りしており、神代の時代から高千穂峰に鎮座すると伝わる歴史ある神宮です。度々の焼失の後、文明16年(1484年)に島津氏の命によって現在の地に社殿を再建。重要文化財に指定された本殿や拝殿は鮮やかな朱塗りで彩色や飾り金具などが施されており、”西の日光”と呼ばれる絢爛豪華な社殿です。

参拝の後はロータリー前にある「神宮亭」がランチにおすすめ。霧島の名水を使い枕崎産の鰹節でとった出汁で頂く蕎麦は、味わい深い逸品です。

霧島神宮
神宮亭:食べログ

4.国道270号~「串木野港」

出典:kagoshima-sakana.com

出典:kagoshima-sakana.com

名称:照島 海の駅
住所:いちき串木野市東島平町101
電話:0996-33-1380
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:30
定休日:火曜日

枕崎市から国道226号を西へ向かい坊津町方面へ。国道226号は入り組んだ海岸線沿いを走るルートで、海や街並みの明媚な風景を眺めながらツーリングができます。

南さつま市から国道270号に入ったら北へ向かい、いちき串木野市の串木野港を目指します。串木野港には複数の港があり、長崎鼻の南側にある島平港は沿岸漁業の拠点。海に浮かぶ「照島神社」や、浜競馬が開催される砂浜などビュースポットも点在しています。

こちらにある「照島 海の駅」は漁協直営で新鮮な魚介はもちろん、地元の野菜など多彩な取り揃え。食堂では鮪の名産地とて「串木野まぐろ丼」や「串木野まぐろ御膳」など絶品の鮪料理を供しています。

JF鹿児島県漁連:照島 海の駅

5.錦江湾周遊~北周り~

出典:mitinoeki-tarumizu.com

名称:たるみず湯っ足り館
住所:垂水市牛根麓1038-1
電話:0994-34-2237
駐車場:有り
営業時間:施設により変動

出典:mitinoeki-tarumizu.com

施設:温泉
料金:350円
営業時間:13:00~21:00
定休日:水曜日(祝日の場合営業)

出典:mitinoeki-tarumizu.com

鹿児島市内から国道10号を走り出し、西郷隆盛像の前を通って北へ。旧集成館や反射炉跡が残る仙巌園のエリアから錦江湾沿いに出ますので、桜島と海を眺めながら湾岸をツーリングします。

国分海浜公園を過ぎたら国道220号に接続し、再びシーサイドへ。南に向かって走り桜島の手前にある道の駅「たるみず湯っ足り館」に立ち寄ります。こちらは桜島と錦江湾をはじめ対岸に霧島連山も望める絶好のロケーションで、錦江湾を泳ぐイルカを見ることもできるとのこと。日帰り入浴できる温泉施設もあり、絶景とともに保湿・保温効果の高い湯に浸かれます。
レストランでは近海の海幸やブランド豚を使った料理など多彩な取り揃え。鰤とカンパチがたっぷりとトッピングされた「海鮮丼」や、桜島美湯豚を使う「豚丼」など土地ならではの逸品が並びます。

道の駅を後にしたら国道224号に接続して桜島に入り、桜島港からフェリーで鹿児島市に戻ります。

道の駅「たるみず 湯っ足り館」

6.桜島周遊

出典:www.city.kagoshima.lg.jp

出典:www.megumikan.jp

名称:桜島
住所:鹿児島市桜島横山町1722-48
電話:099-245-2011
駐車場:有り
休館日:第3月曜日(祝祭日の場合翌日)

霧島市から国道220号で金港湾沿いを走って南へ。国道220号から国道224号に接続して桜島に入り、「溶岩展望所」や「赤水展望広場」「烏島展望所」など随所に点在するビュースポットを望みながら桜島港方面に向かいます。

桜島港のエリアには道の駅「桜島」があり、こちらも桜島が一望できるロケーション。桜島小みかんや桜島大根などの特産物をはじめ、桜島焼や焼肉が美味しくなる溶岩プレートなど多彩に取り揃えています。そして併設されるお食事処「おふくろの味 旬」では、桜島小みかんや桜島大根を使って料理を用意。一押しは「火の島御膳」です。

道の駅を後にしたら県道26号に入って島の北側へ。金港湾を挟んで霧島地方を眺めながらツーリングして国道220号に戻ります。

道の駅「桜島」

7.錦江湾周遊~南周り~

出典:www.livemax-resort.com

出典:www.livemax-resort.com

名称:リブマックスリゾート桜島シーフロント(旧ベイサイドホテルアザレア)
住所:垂水市錦江町1-194
電話:0994-32-9195
駐車場:有り
入浴料:550円
営業時間:10:00~18:00

鹿児島市の中心部から国道225号を南へ向かい、影原の交差点から国道226号へ。国道226号で錦江湾を眺めながらツーリングしたら、指宿市にある山川港からフェリーで対岸の根占港へ渡ります。

根占港からは国道269号で錦江湾を眺めながら北上し、桜島方面を目指します。垂水港を過ぎたら海岸へ向かい立ち寄りにおすすめする「リブマックスリゾート桜島シーフロント」へ。こちらは日帰りで温泉を楽しむことができ、広々とした湯殿からは桜島と錦江湾を一望できるパノラマ。ランチバイキングと温泉がセットになったプランがおすすめで、季節毎に変わる和洋中40種類の豊富なメニューからお好みをセレクトできます。

「リブマックスリゾート桜島シーフロント」を後にしたら国道220号と国道224号を走って、桜島港からフェリーで鹿児島市に戻ります。

リブマックスリゾート桜島シーフロント 公式サイト

鹿児島県垂水市のリゾートホテル、リブマックスリゾート桜島シーフロント。ホテル予約、空室検索ができます。直前予約も可能。出張、研修、観光旅行などにご利用ください。

8.国道448号~「志布志港」

出典:yamadasuisan.com

名称:うなぎの駅
住所:志布志市志布志町志布志1286-8
電話:099-478-8181
駐車場:有り
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休み)

出典:yamadasuisan.com

施設:レストラン
営業時間:11:00~14:00
     17:00~20:00

錦江町から国道448号で山間を走って東へ。県道448号は県道74号と合流するエリアから太平洋を望むシーサイドに出ますので、オーシャンビューの爽快なツーリングをして志布志方面へ向かいます。

志布志湾を巡り志布志港のエリアに入ったら県道63号を北へ。目的地は日本で初めてという「うなぎの駅」で、地元の山田水産が運営するレストランや直売所の複合スポットです。自社池で養殖された無投薬のうなぎが直送されており、鰻蒲焼真空パックをはじめ地元の特産物や農産物など多彩な取り揃え。北海道や石巻・築地などから直送された海産物も扱っています。

広々としたレストランはうなぎの蒲焼をメインに「うな重」「うなぎ会席」「ひつまぶし」などうなぎ尽くしで用意、自家製麺のうどんも人気です。

山田水産株式会社

9.国道225号~「枕崎」

名称:枕崎お魚センター
住所:枕崎市松之尾町33-1
電話:0993-73-2311
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休

出典:hotel-iwato.com

名称:枕崎観光ホテル岩戸
住所:枕崎市岩戸町58
電話:0993-72-2343
駐車場:有り
入浴料:390円(立ち寄り湯)
営業時間:07:30~9:00
     15:00~22:00

鹿児島市から国道225号を走り出し、薩摩半島の内陸部を南へ。広々とした田園や市街地を走り抜けるツーリングをして枕崎市を目指します。

枕崎市は静岡県と並んで鰹節生産が盛んな都市で、港を目の前に立地する「枕崎お魚センター」では「本枯れかつお節」をはじめ多彩な鰹商品などを取り扱っています。そして「かつおわら焼き体験」や「かつお節削り体験」など体験プログラムも用意。レストランでは新鮮な鰹を使った「かつお丼」をはじめ、地魚など海幸を使ったメニューを揃えています。

「枕崎お魚センター」の後は港の東側にある「枕崎観光ホテル岩戸」へ。こちらは立ち寄り湯を利用することができ、露天風呂からは目の前に広がる東シナ海を眺めながら温泉に浸かれます。

枕崎お魚センター
枕崎観光ホテル 岩戸

10.国道226号~「指宿温泉」

出典:sa-raku.sakura.ne.jp

名称:砂むし会館 砂楽
住所:指宿市湯の浜5丁目25番18
電話:0993-23-3900
駐車場:有り
砂むし入浴:1,080円
営業時間:8:30~20:30
定休日:年中無休(不定休有り)

出典:io-kaido.com

名称:山川港活お海道
住所:指宿市山川金生町1-10
電話:0993-27-6507
駐車場:有り
営業時間:8:30~18:00
定休日:第3水曜日(祝日の場合は翌日)

鹿児島市から国道225号をスタートし、影原の交差点から国道226号へ。国道226号で錦江湾のオーシャンビューツーリングをして指宿方面に向かいます。

指宿枕崎線の宮ヶ浜駅を過ぎたら県道238号に入り、知林ヶ島を眺めてから海岸沿いにある「砂むし会館 砂楽」へ。こちらは様々な効能が期待できる天然砂むし温泉に入浴できるスポットで、波打ち際砂むしと全天候型砂むしがあります。指宿名物の砂むし温泉でリフレッシュしてみてはいかがでしょう。

「砂むし会館 砂楽」を後にしたら山川港の近くにある道の駅「山川港活お海道」へ。海産物・農産物とも多彩な取り揃えで、名物の山川漬やつけ揚げ(さつま揚げ)も用意。レストランでは「山川かつおのタタキ定食」や、「菜の花かんぱち丼」など土地ならではのメニューを揃えています。

砂むし会館 砂楽
道の駅「山川港活お海道」

薩摩を走るツーリングで楽しむ観光やグルメ

風光明媚な観光スポットや景色の良いシーサイドなど、絶好のツーリングスポットもある鹿児島。ご当地グルメも豊富な鹿児島で、手軽に楽しめる日帰りツーリングスポットをご紹介しました。

※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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