【大分】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
九州の東部に位置し、由布院や別府など全国的に名高い温泉地を擁する大分県。風光明媚な観光地やご当地グルメも多彩で、組み合わせれば日帰りのツーリングにも好適です。大分県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:saiki-kankou.com
大分のおすすめツーリングスポット
九州の東部に位置し周防灘や豊後水道に面する大分県。湯布院や別府など全国的にも名高い温泉を擁しており、キャッチフレーズに”日本一のおんせん県おおいた”を掲げてPRしています。
ブランド食材として知られる関サバ・関アジ・豊後牛など人気の食材もあり、とり天などご当地グルメも多彩。やまなみハイウェイや爽快なシーサイドラインをはじめ風光明媚な観光スポットも多く、日帰りでのツーリングにも好適です。
大分県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。
1.県道44号~「本耶馬渓」
競秀峰
耶馬三橋
名称:耶馬トピア
住所:中津市本耶馬渓町曽木2193-1
電話:0979-52-3030
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:00
定休日:木曜日(8・11月除く)、1/1・2日
国道10号を走って宇佐市へ向かい、小倉池の近くから県道44号へ。県道44号で長閑な田園風景の中や山々に囲まれた緑の中をツーリングして、県境方面を目指します。
県境の手前で国道212号に入り少し走ると目的地「本耶馬渓」のエリアに到着します。「本耶馬渓」は山国川周辺にある奇岩の景勝地「耶馬渓」を構成する渓谷の一つ。「耶馬渓」は日本三大奇勝や日本新三景としても知られるスポットです。「本耶馬渓」は名所に「競秀峰」や手掘りで造られた「青の洞門」、石造りのアーチ橋「耶馬三橋」など見所が点在しています。
「本耶馬渓」のエリアの南側には道の駅「耶馬トピア」がありますのでランチはこちらで。地元産の蕎麦粉を石臼で挽き、打ち立て・茹で立ての逸品を用意します。
2.国道213号~「宇佐神宮」
名称:宇佐神宮
住所:宇佐市大字南宇佐2859
電話:0978-37-0001
駐車場:有り
大分市のエリアから別府湾のシーサイドを走り、国道213号に接続して国東半島へ。国道213号で伊予灘や周防灘を眺めながらツーリングして、半島の北側へ向かいます。
日豊本線を越えたら国道10号に入り少し走ると目的地の「宇佐神宮」へ到着。「宇佐神宮」は全国に約4万社ある八幡社の総本宮で、神亀2年(725年)の創建と伝わる由緒ある社です。八幡大神・比売大神・神功皇后をお祀りする上宮をはじめ、境内には多数の神社が鎮座しており宝物館や絵画館など見所も多彩。参拝を済ませた後は広い境内の散策などもおすすめです。
3.国道213号~「別府温泉」
名称:潮騒の宿 晴海
住所:別府市上人ケ浜町6-24
電話:0977-66-3680
駐車場:有り
名称:海鮮料理「えいたろう」
営業時間:11:30~14:30(ランチ)
要予約
宇佐市から国道10号を走り出し、日豊本線の手前から国道213号へ。国道213号は国東半島を巡るルートで、周防灘や伊予灘の景色を眺めながらツーリングして別府市へ向かいます。
日出町で再び国道10号に入って海沿いを走り目的地「別府温泉」の「潮騒の宿 晴海」へ。「別府温泉」は国内有数の規模を誇る温泉郷で、8ヵ所ある温泉街は別府八湯とも呼ばれており、国内トップクラスの源泉数や湧出量を誇ります。
「潮騒の宿 晴海」は日帰り入浴ができる温泉旅館で、食事をすれば無料で入浴できるのも嬉しいポイント。別府湾に面した湯殿「潮騒の湯」は、海を間近に望める絶景と開放感溢れる雰囲気です。ランチは日本料理・海鮮料理・創作料理があり、おすすめは海鮮料理「えいたろう」。新鮮な海幸を使って料理が供され、「海鮮釜飯セット」や「天刺セット」が人気です。
4.国道10号~「別府タワー」
名称:別府タワー
住所:別府市北浜3丁目10-2
電話:0977-21-3939
駐車場:有り
料金:200円
営業時間:9:00~22:00
定休日:水曜日(祝日除く)、大晦日
臼杵市から国道217号を走り出し、臼杵湾や豊後水道を眺めながら佐賀関半島を巡るツーリング。半島の北側からは国道197号を走り、別府市を目指します。
国道197号から国道10号に入ったらしばらく走り目的地の「別府タワー」へ。「別府タワー」は東京タワーや通天閣をはじめ国内に6ヵ所ある内藤多仲が設計したタワーの一つで、昭和32年に完成しています。タワーの高さは90mあり、地上50mに位置する17Fの展望室からは360°の大パノラマ。別府湾や別府市街地の絶景を望めるビュースポットです。
タワーの1Fには「クレオールカフェ」があり、ランチにおすすめ。バリエーション豊富な多国籍料理が並び、スタイリッシュな雰囲気も魅力的です。
5.県道11号~「由布院温泉」
名称:彩岳館
住所:由布市湯布院町川上2378-1
電話:0977-44-5000
駐車場:有り
入浴料:620円
営業時間:11:00~16:00
大分自動車道・別府ICの近くから県道11号へ。県道11号は鶴見岳や由布岳の景色を眺めながら走れるルートで、適度なワインディングの爽快なツーリングを楽しむことができます。
県道216号と分岐するエリアから少し進むと目的地「由布院温泉」の「彩岳館」に到着。由布岳の麓にある「由布院温泉」は歓楽性を排した温泉街ということもあり女性客にも人気、多くのリサーチで九州の温泉1位に選ばれているようです。
「彩岳館」は日帰り入浴ができる温泉旅館で、露天風呂「望岳の湯」からは由布岳の絶景を望むことができ四季折々に表情を変える景色を眺めながら湯に浸かることができます。こちらのランチはブランド食材の豊後牛や地鶏など、土地ならではの食材を使ったメニューを用意。おすすめは「豊後牛 温泉しゃぶしゃぶ御膳」や「大分県産地鶏・豊のしゃも御膳」で、大浴場の入浴が無料になります。
6.やまなみハイウェイ~「九酔渓」
やまなみハイウェイ
名称:九重夢大吊橋
住所:玖珠郡九重町田野1208
電話:0973-73-3800
駐車場:有り
入場料:500円
営業時間:8:30~18:00(7~10月)
8:30~17:00(その他期間)
定休日:なし
名称:桂茶屋
住所:玖珠郡九重町田野947-5
電話:0973-79-3744
駐車場:有り
営業時間:8:00~18:00
大分市から国道210号を西に向かい由布院方面へ。大分自動車道・湯布院ICを過ぎたら水分峠の交差点から、ライダーに人気の高いツーリングスポットの県道11号・やまなみハイウェイを走ります。
飯田高原の交差点から県道621号に入り県道40号に突き当たったら北上。目的地の「九酔渓」は紅葉の名所としても知られる名勝で、国内トップクラスの高さを誇る吊り橋「九重夢大吊橋」があります。平成18年に完成し入場者が1千万人を超えている「九重夢大吊橋」は、高さ173mの位置にあり長さは390m。「九酔渓」や名瀑「震動の滝」なども望むことができ、大パノラマの空中散歩を楽しめます。
「九重夢大吊橋」を後にしたら県道40号を北へ進み、道沿いにある「桂茶屋」へ。ご当地グルメの「鳥天」をはじめ「山女魚塩焼き」など多彩に揃えていますのでランチはこちらでどうぞ。
7.国道217号~「あまべの郷 関あじ関さば館」
店名:あまべの郷 関あじ関さば館
住所:大分市大字白木949
電話:097-575-2338
駐車場:有り
定休日:年中無休
営業時間:09:00~17:00(直売所)
レストラン
営業時間:11:00~17:00(平日)
11:00~21:00(土日祝日)
国道213号で国東半島を巡り、別府湾の南側から国道197号へ。国道197号と続く国道217号は佐賀関半島を巡るルートで、別府湾や豊後水道を眺めながらツーリングできます。
蔦島を望むエリアに出たら目的地「あまべの郷 関あじ関さば館」は直ぐ近く。こちらはレストランや直売所があるスポットで、多彩な海産加工品や地元で採れる新鮮な野菜をはじめお土産物も豊富に揃っています。
2Fにあるレストランは豊後水道を眺めながら食事ができる開放的な空間。ブランド食材として人気の関サバや関アジを使った料理をはじめ、海鮮丼や天ぷらなど多彩なメニューを取り揃えていますので絶品の海幸をどうぞ。
8.大入島周遊
名称:さいき・おおにゅうじま海の駅
住所:佐伯市大字久保浦1059-11
電話:0972-23-2535
駐車場:有り
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日、年末年始
国道217号を南へ走り、佐伯港から大入島観光フェリーに乗って「大入島」へ。「大入島」は神武天皇の伝説が残る島でフィッシングポイントとしても人気、約7分の船旅で島に到着します。
フェリー乗り場は島の南側にあり「大入島」は島の南側を県道692号が、北側を県道691号が走っていますので、島を巡るツーリングがおすすめです。
中央部のくびれ部分には「さいき・おおにゅうじま海の駅」があって特産品の販売をしており、レストランの「里の駅 大入島食彩館」も併設。島で採れた新鮮な食材を使って料理が供され、「島御膳」や「海鮮炭火焼き」など島ならではのメニューが並びます。
9.国道326号~「北川ダム湖」
名称:宇目
住所:佐伯市宇目大字南田原2513-5
電話:0972-54-3090
駐車場:有り
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休
大分市から国道10号を南へ向かい、豊肥本線の犬飼駅を過ぎたら国道326号へ。国道326号で山間をさらに南へツーリングして、県境方面を目指します。
目的地は北川ダム湖で、北川ダムの造成によって造られた人造湖。ダム湖100選にも選ばれており、渇水期になるとダム湖の底に沈んだ石造のアーチ橋「田代橋」などの橋が現れる幻想的な景色が望めます。
ダム湖の北側にある「唄げんか大橋」の袂には道の駅「宇目」があり、道の向かい側にある展望台は湖を見渡せるビュースポット。テイクアウトで人気の「からあげ」をはじめ「鹿肉のカットステーキ」などを用意、「マロンソフト」や「ブルーベリーソフト」も人気です。
10.県道122号~「波当津海岸」
名称:波当津海岸
住所:佐伯市蒲江大字波当津浦
駐車場:有り
名称:かまえ
住所:佐伯市蒲江大字蒲江浦5104番地1
電話:0972-42-0050
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:30
定休日:年末年始
国道217号で佐伯市に向かい、佐伯駅の正面から国道388号へ。国道388号はしばらく走ると入津湾や元猿湾沿いのシーサイドを走るルートになりますので、こちらを走って県境方面を目指します。
目的地は「波当津海岸」で、日本の白砂青松100選に選ばれた美しい海岸。遠浅の砂浜海岸のため干潮時にはより美しい砂浜の波紋が出現し、白・青・緑のコントラストが描き出す絵画のような風景が望めます。
そして「波当津海岸」を後にしたら来た道を戻り、蒲江湾の奥にある道の駅「かまえ」へ。新鮮な魚介を使った加工品なども多彩に取り揃えており、ランチもおすすめ。蒲江特産の「ヒオウギ貝」を使った料理や「海鮮丼」、「海鳴り定食」が人気です。
やまなみやシーサイドを走る大分のツーリング
風光明媚な観光地や温泉・ご当地グルメなど多彩な魅力がある大分県。やまなみやシーサイドを走るツーリングを日帰りで手軽に愉しんでみませんか。
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※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。