【宮崎】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選

宮崎のツーリングは風に吹かれるフェニックスとオーシャンビュー

九州の東南エリアにあり、太平洋に面した長い海岸線を擁する宮崎県。国内有数の農業県であり、サツマイモをはじめとした野菜や、ブランドを展開するマンゴーなどのフルーツ生産が盛んに行われています。そして畜産業も有数の規模を誇り、ブランド地鶏のみやざき地頭鶏などは全国的にも有名です。

南国情緒に溢れる海岸線はツーリングやドライブにも人気で、高千穂峡やえびの高原など風光明媚な観光スポットも揃っておりご当地グルメも豊富。組み合わせれば日帰りで楽しむツーリングプランとしても好適です。

宮崎県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。

1.国道218号～「高千穂峡」

延岡市から国道218号を西へ。国道218号は市街地を抜けると五ヶ瀬川や山々を望む爽快なツーリングができるルートで、熊本県との県境方面に向かいます。

目的地は天然記念物に指定された「高千穂峡」で、五ヶ瀬川に沿って約7kmにわたって続くV字型の美しい渓谷。日本の滝100選に選ばれている「真名井の滝」をはじめとした名所もあり、貸しボートを利用すれば水面から望む幻想的な光景を楽しめます。周辺には「高千穂神社」など多くの神社も鎮座しており、「淡水魚水族館」や「高千穂神楽」など見所も多彩です。

こちらでおすすめするご当地グルメは、ブランド食材として人気の高千穂牛。「高千穂峡」の北側にある「肉工房 初栄」では、定番の「焼肉定食」をはじめ人気の「肉めし定食」などを用意します。

2.奥日向路～「南郷温泉 山霧」

日向市から国道327号・奥日向路を西へ。奥日向路は県道51号と交差するエリアを過ぎると耳川沿いのリバーサイドをツーリングできるルートで、しばらく走ったら標識に従って国道388号に入ります。

国道388号から国道446号に入って少し西に走ると、目的地の「南郷温泉 山霧」へ到着。こちらは日帰り入浴ができる温泉施設で、掛け流しの天然温泉を「山霧館内ゆぶね」や「山霧露天風呂」で楽しむことができます。周辺は山々や緑の囲まれており、ほっとできる癒しの空間です。

館内にはレストランがありランチもOK。ボリュームたっぷりの「石焼きビビンバ」や、珍しい「こんにゃく南蛮」をはじめ多彩なメニューを取り揃えています。

3.国道10号～「日向サンパーク温泉 お舟出の湯」

宮崎市から国道10号を北へツーリング。一ツ瀬川や小丸川を渡って日向を目指して走り、耳川を渡ると目的地のエリアです。

目的地は海側にある「日向サンパーク温泉 お舟出の湯」で、温泉・レストラン・道の駅など多彩な施設が揃う複合スポット。温泉の湯殿は洞窟風呂やジェット風呂など多彩に揃えており、岩露天風呂では日向灘を望む眺めを楽しみながら湯に浸かることができます。

館内にあるレストラン「潮音」では7月から夏季メニューを用意。チキン南蛮や刺身も味わえる「うな丼セット」や、名物のちりめんを使った「お舟出ちりめんかき揚げ定食」などオリジナルメニューが並びます。

4.県道26号～「綾の照葉大吊橋」

国道10号を南へ向かい、宮崎神宮のエリアから県道333号を経由して県道26号へ。県道26号で市街地を抜けたら田園風景が広がる中や、山間をツーリングして西へ向かいます。

目的地は「綾の照葉大吊橋」で、高さ142mの位置に架けられた吊り橋。国内で2番目の高さがあり、”歩く吊橋世界一”と刻まれた石碑が橋の袂にあります。周辺は九州山地国定公園に指定される照葉樹林が広がっており、吊り橋から普段とは違った目線で眺める森の景色は絶景。足元が網状になっている部分もありますのでスリルも満点です。

駐車場には隣接するネイチャーセンター「てるは森の驛」の3Fはカフェとなっていますので、ランチやティータイムはこちらでいかがでしょう。

5.県道1号～「えびの高原」

宮崎市から国道268号を西へ向かい、小林市から県道1号へ。県道1号は生駒高原や赤松千本原など観光名所の近くを走るルートで、爽快なワインディングのツーリングが楽しめます。

不動池や硫黄山が近づくと目的地「えびの高原」のエリア。火山性扇状地特有の幻想的な光景が広がる高原で、秋になるとススキが赤く色付くことが”えびの”の由来ともいわれています。エリアは霧島錦江湾国立公園に属しており見所が点在、ハイキングなどもおすすめです。

近くにある「足湯の駅 えびの高原」では無料の足湯を利用することができ、食事やお土産探しもOK。レストランでは「宮崎牛ロース焼肉定食」や、宮崎鶏を使う「チキン南蛮定食」などを用意します。

6.国道223号～「御池」

宮崎市から国道10号を走り出し、高岡町赤谷の交差点から国道268号に接続。野尻湖を過ぎたら追分の交差点から県道29号に入り、宮崎自動車道を越えたら国道223号を霧島方面に向かいます。

山々を望む田園風景の中をツーリングして向かうのは「御池」。霧島火山群のなかでは最大級の湖で西岸には展望台があり、湖の奥にそびえる高千穂山の絶景が望めます。
そして「御池」を後にしたら来た道を戻り国道268号へ。追分の交差点から少し西に走ると道の駅「ゆ～ぱるのじり」があります。こちらは直売所やレストランはもちろん温泉入浴や宿泊もできる道の駅で、リラックスできる「バラ湯」が人気。「レストラン味彩」では人気のご当地グルメ「チキン南蛮定食」や「山地鶏のもも焼定食」などを用意します。

7.国道220号～「堀切峠」

県の北部から国道10号を南へツーリングして、宮崎市の市街地から国道220号へ。青島を過ぎたら県道377号に入り、海沿いへ向かいます。

目的地は日南海岸国定公園に属する景勝地の「堀切峠」で、美しい碧い海と「鬼の洗濯岩」と呼ばれる奇岩の景色が広がります。シーサイドを少し南に走ると道の駅「フェニックス」があり、海沿いに設置された展望デッキは絶好のビュースポット。海岸に下りると「鬼の洗濯岩」の上に出ることができ、干潮時であればふれることもできます。

こちらにある「レストラン堀切」では、宮崎のご当地グルメを豊富に取り揃え。定番の「チキン南蛮定食」や近海物を使う「かつお丼」をはじめ、郷土料理の「冷や汁定食」なども味わえます。

8.県道107号～「関之尾滝」

国道10号を都城市へツーリングして、松之元の交差点を過ぎたら県道108号を西へ。途中で県道31号を経由して関之尾入り口交差点から県道107号を進みます。

目的地は庄内川にかかる「関之尾滝」で、日本の滝100選に選ばれた名瀑。幅40m・落差18mの大滝をはじめ、男滝・女滝の三滝で構成されており涼しげな風景が望めます。この滝の周辺は小石などの浸食によって形作られた「関之尾の甌穴」なっており、国の天然記念物に指定された名所。周辺には散歩コースも整備されていますので散策もおすすめです。

「関之尾滝」を後にしたら来た道を戻り、国道10号沿いにある道の駅「都城」へ。こちらにあるレストラン「盆地のキッチン・グランマ」は地産地消がコンセプト。宮崎牛のステーキや地元の観音寺ポークを使った「観音寺ポークカツとじ御膳」をはじめ、新名物「チキン南蛮カレー」など多彩な料理を揃えます。

9.日南海岸ロードパーク～「サンメッセ日南」

県の南端から国道448号を北へ。国道448号は海に近くなると日南海岸ロードパークと呼ばれており、石波の海岸樹林や太平洋の景色が広がるオーシャンビューツーリングが楽しめるルートです。

南国情緒溢れる日南海岸ロードパークを走ったら、モアイ岬の手前にある「サンメッセ日南」へ。こちらはレストランや岩盤浴施設に加えて、牧場や多彩なモニュメントが点在するスポット。シンボルでもある7体の「モアイ像」は、イースター島の長老会から特別許可を得て復刻されています。園内はカートで巡ることもでき、散歩道もありますので散策もおすすめです。

こちらでランチにおすすめするのがレストラン「noa・noa」。海を一望でき南国リゾートの雰囲気が感じられる設えで、ブランド食材の地頭鶏を使った「地頭鶏 親子丼」などが供されます。

10.日南海岸ロードパーク～「道の駅 なんごう」

宮崎市から国道220号を南へ。国道220号は堀切峠のエリアを過ぎると日南海岸ロードパークと呼ばれており、碧い海が目の前に広がるオーシャンビューの絶景ツーリングが楽しめます。

ビューポイントが点在する日南海岸ロードパークを走って向かうのは、日南海岸国定公園の中央部にある道の駅「なんごう」。観音崎や大島を望む絶好のロケーションに立地しており、レストランやテラスからも南国の景色が楽しめます。南郷の新鮮なフルーツを多彩に取り揃えており、一押しの完熟マンゴーは絶品です。

レストランには開放的なオープンテラスがあり、絶景と食事を同時に楽しめます。メニューもご当地グルメが並び、日向灘で水揚げされるシラスを使った「しらす丼」や「しらすと水菜のパスタ」をはじめ、各種の海鮮丼など多彩な品揃えが魅力的です。

日向灘を望む絶景ツーリングとご当地グルメ

南国情緒に溢れ、オーシャンビューの絶景ツーリングが楽しめる宮崎県。名所・旧跡やご当地グルメも多彩に揃っており、手軽に出掛けられる日帰りツーリングで南国を満喫できるでしょう。

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