ネクタイのディンプルがうまく作れない男性必見!誰でもできるディンプル【徹底解説】
皆さんディンプルを知っていますか?おしゃれな男性なら必ず実践している、ネクタイの結び目に作るくぼみのことをディンプルと呼びます。ネクタイを結ぶときにディンプルをうまく作れない・作ってもすぐに崩れてしまう・そもそも作り方がわからない、などなど悩みは人それぞれであると思います。今回はそんな男性必見のディンプル徹底解説です!
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アイキャッチ画像出典:www.tailorstore.com
ディンプルとは?
dimple(ディンプル)とは英語でえくぼという意味の単語であり、ネクタイのノットの下に作る、えくぼのようなくぼみのことを言います。
海外ではディンプルを作ることは一般的であり、人前に出ることが多い政治家や営業マンが、首元をスマートに見せるために着飾っています。
いつディンプルを作る?
きちんとした場面に
ディンプルを作ることによってVゾーンが表情豊かに見えるようになり、首元をおしゃれに飾ることができるようになります。
特に結婚式や、ドレスコードがあるレストランでの食事、ビジネスにおける商談の場面など、きちんとしたシーンでは締まって見えるので、ディンプルを作るのがおすすめです。
ディンプルNGシーン
きちんとした場面には作りたいディンプルですが、お葬式や法事の際には注意が必要です。
着飾る場ではないため、ディンプルを作ってかっこよくネクタイを結ぶというのは控えたほうが良いでしょう。
あくまでディンプルは自分を着飾るテクニックであり、礼装にはそぐわないということは最低限のマナーとして覚えておいてください。
ネクタイとの相性
厚みとハリがあるネクタイがおすすめ
もちろんディンプルを作るためのコツを知ることも大事ですが、ネクタイの生地感によってつくりやすさが左右されます。
選ぶ際に、厚みがあってハリのある生地で作られているネクタイを選ぶことで、きれいなディンプルを作る1歩になるかもしれませんよ。
ナロータイには不要
剣先が細いナロータイは、そのままでスタイリッシュに見えるようにデザインされているネクタイなので、ディンプルを作る必要はありません。
結び目を小さくキュッと結んで、スマートな印象を持たせましょう。
ディンプルの種類
センターディンプル
一般的にディンプルといえば、このセンターディンプルを指し、くぼみを真ん中に1つ作るシンプルな方法です。
華やかな式から、大事なビジネスの場面まで幅広く活用できるのがセンターディンプルの特徴です。
ダブルディンプル
こちらがネクタイにくぼみを2つ作ったダブルディンプルです。
センターディンプルよりも見栄えが良く、力強い印象を与え、より華やかなVゾーンになるため、普段使いというよりは、結婚式やパーティーで周りの男性と差をつけるテクニックです。
アシンメトリーディンプル (上級編)
センターディンプル同様くぼみは1つですが、あえて真ん中をずらしてディンプルを作るのがアシンメトリーディンプルです。
こちらはきちっとした場面で用いるというよりは、ハズしのテクニックとして、ジャケパンスタイルなどのカジュアルシーンや、首元に抜け感がほしい時に真似をしたい上級者向けのテクニックです。
崩れないディンプルのつくり方【解説】
1. 緩めのネクタイの結び目を作る
出典:www.gq.com
ディンプルを作るための下準備として、まずは緩く結びめをつくります。
これがノットの形の基本になるので、ディンプルに気を取られすぎるあまりに、この工程を蔑ろにしてしまうときれいにネクタイが結べません。
2. ネクタイに指でくぼみを作る
出典:video.gq.com
シングルディンプルの場合は、親指と中指でネクタイを挟み、中指を間に入れるようにしてくぼみを作ります。
ダブルディンプルを作る場合は、山折りを意識して、ネクタイの真ん中をつまむようにして、大剣を締めあげればきれいなくぼみが完成します。
ノットの下に指を入れて、ディンプルを作るのが一般的ですが、ノットの上部からディンプルを作ることで、1日経っても崩れにくいディンプルを形作ることができます。
3. 最後にしっかり結びあげて完成
くぼみを維持しつつ、大剣を引っ張りノットを締め上げ、最後に小剣側を引っ張り結び目を1番上まで締め上げれば完成です。
この時片手でくぼみを持ったまま、反対の手で締めることで崩れずにディンプルを作ることができます。
崩れないディンプルのつくり方【動画】
こちらの動画で、先ほど説明した、ノットの上からくぼみを作るやり方と、ノットの下にくぼみを作るやり方の両方が紹介されているので、文章だけでは想像しにくい方は、ぜひこちらも参考にしてください。
ディンプルと相性がいい結び方
プレーンノット
やはり、センターディンプルやアシンメトリーディンプルの場合には、シンプルなプレーンノットが一番かっこよく決まるでしょう。
プレーンノットの場合は、ディンプルが最も作りやすいので、初心者の方にもおすすめです。
もちろん様々な結び方でディンプルを作ることが可能ですが、はじめはシンプルにプレーンノットから始めてみてください。
ウィンザーノット・セミウィンザーノット
エレガントなダブルディンプルを作る場合は、ウィンザーノットやセミウィンザーノットで結ぶとバランスが良くなります。
ある程度結び目に横幅があれば、ダブルディンプルもよりふっくらと華やかに見えるようになり、結婚式やパーティーにぜひ真似したいテクニックです。
キレイに結び目とディンプルが作れるようになるためには練習が必要かもしれません。
そのほかにも、様々なネクタイの結び方があるので、時と場合に合わせて、かっこよくディンプルを作ってみてください。
ディンプルでワンランク上のVゾーンを
ディンプルがあると、Vゾーンの奥行きが一気に出るので、ぜひ実践してみてください。
大人の男性のステータスとして、ぜひ覚えておきたいテクニックなので、何度も挑戦してきれいなディンプルを作れるようになっておいて損はないと思います。
キレイなディンプルでVゾーンのおしゃれを楽しんでください!
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。