仮面をかぶって楽しもう!ヴェネツィアの伝統のカーニバル

ヴェネツィアは伝統的にカーニバルを楽しむ町として知られています。毎年2月ごろに行われますが、シーズンになると伝統的な衣装と仮面を身につけた人たちでいっぱい。そんなヴェネツィアのカーニバルを紹介します。

mariko77kato政府公認フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子
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カーニバルって?キリスト教で断食前に行う大きなお祭り

カーニバルという言葉を聞いたことはあるでしょうか。この言葉からはお祭りのイメージが浮かぶ方が多いと思います。カーニバルは日本語では「謝肉祭」とも呼ばれ、断食の前にご馳走を食べてお祝いする行事でした。キリスト教では3月から4月に行われる復活祭の40日前から肉を食べない習慣がありました。カーニバルはその前に行われ、大きなお祭りへと変化していったのです。南半球のブラジルなどでは夏にあたるため、サンバの踊りなどが有名になりました。ヨーロッパでもこの伝統がありますが、特にヴェネツィアは歴史的に有名です。

仮面をかぶって身分を隠すヴェネツィアでの伝統

海に面したヴェネツィアは貿易都市として栄えました。11世紀には十字軍の拠点となり、東洋と西洋の交差する独特の文化が花開きました。経済がどんどん発展し、海の街らしく様々な国の人たちが出入りするヴェネツィア。カーニバルを中心にお祭りごとが盛んになっていきました。ヴェネツィアのカーニバルを有名にしたのは仮面です。仮面をかぶれば身分の差は関係ありません。ヴェネツィアはそんな享楽的な雰囲気を漂わせるようになりました。

きらびやかな歴史的衣装で着飾ろう

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20世紀になり、ヴェネツィアのカーニバルが観光の一環として復活しました。2月頃になるとカーニバルがスタートします。特に週末は多くの人が集まり、衣装コンテストも行われます。この時期になるとヴェネツィアの街には伝統衣装に身を包んだ人たちでいっぱいになります。そしてもちろん、仮面も着用。仮面は顔を隠す伝統的なものから、動物の顔のもの、目だけを隠す簡易なものまで様々。衣装を着なくても、この仮面をつけるだけで十分にカーニバルに参加した気分になります。

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カーニバルだけじゃない ヴェネツィアの魅力

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さて、カーニバルで盛り上がるヴェネツィア。それ以外の時期に行ってももちろん十分に楽しめます。海に浮かんでいるので移動はボート。ヴァポレットと呼ばれる水上バスに乗って、カラフルな建物を見るだけでも十分に観光気分。そして実際に街を歩くと入り組んだ小道がたくさんあり、どこを見ても観光にぴったりです。そしてここで忘れたくないのがグルメ。名物のイカスミはもちろん、カニのトマトクリームソースなども絶品。それに合う白ワイン、そしてヴェネト州が原産のカンパリも食前酒として味わいたいお酒です。

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ヴェネツィアだけなの?他の地域でのカーニバル

カーニバルはヨーロッパでは伝統的にお祝いされています。イタリアの他の地域では、ヴィアレッジョというトスカーナの海沿いの街が有名です。普段は小さな街で、夏の海水浴客が利用する程度ですが、カーニバルになると一気に街が変化します。街の一部を会場として使用し、イタリア中から、まるで青森のねぶた祭りのような大きな山車の数々が集まるのです。日本ではちょっと考えられないようなデザインのものもたくさん。山車だけではなく音楽もダンスもお祭りの一部。山車の上には大勢の人たちが乗って最高の笑顔で踊っています。

お祭り好きのイタリア人のパワーを真似してみよう!

カーニバルに行って感じるのがイタリア人のお祭りに対するパワーです。普段は財布の紐が固いイタリア人ですが、カーニバルには全てのパワーを注ぎ込みます。ヴェネツィアのコスチュームも山車で踊る人たちの揃いのダンスも生半可ではできないものばかり。頑張る時は頑張り、遊ぶ時は思いっきり遊ぶ、そんなイタリア人の人生の楽しみ方に見習うのも悪くはないかもしれません。

2月の旅行も楽しめるカーニバルに参加しよう!

時には我を忘れてお祭りに没頭するのも楽しいもの。特にヴェネツィアではタイムスリップした気分を味わえること間違い無し。シーズンオフでもある2月に旅行して、イタリア人と一緒にカーニバルを楽しんでみませんか。

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この記事のライター

政府公認フィレンツェ観光ガイド 加藤まり子

イタリア政府公認観光ガイド。本場イタリアからグルメ、ワイン、そしてイタリア男のカッコイイ生き様をお届けします。大手外資系企業で勤務中のある日「トスカーナの風に吹かれたい!」と思いつき、キャリアを捨ててイタリアに移住。フィレンツェ公認観光ガイドとして、大好きなルネサンス発祥の地フィレンツェで、現代にも通じる芸術、歴史、ライフスタイルを紹介しています。Twitterでほぼ毎日イタリアの「生」の情報を提供中。

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信州で車とバイクと旅を愛する道楽者。曲者が集まるCLUB Autistaに所属し、ひと時を執筆に捧げる。

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