素材の味を味わえる！冬の金沢を満喫できる極上グルメの名店

金沢のグルメといえば？

金沢のグルメといえば、寿司を求めて観光にやってくる方が多いです。金沢の中心部には有名な寿司店がたくさんあり、どの寿司屋に行こうか迷ってしまいます。クオリティも高く、チェーンの寿司店でも東京の高級店と変わらない味だという観光客も多くいるほどです。
寿司の他にも、ハントンライスや金沢カレー・金沢おでんなど、どこにでもあるグルメを発展させた名物も多数あります。京都と東京の間に位置する関係からか、江戸風と京風がミックスされた独特な食文化にもなっており、どこに住んでいる観光客も楽しめる場所になっています。

冬の金沢を満喫できるグルメの名店

今回は、春夏秋冬楽しめる金沢の中でも、美味しい魚介が食べられる冬におすすめの名店を紹介していきます。

太郎

70年の歴史を持つ寄せ鍋で有名な太郎。5月〜8月にかけては会席料理を提供し、秋から夏前までは寄せ鍋を提供しています。鍋には鱈や能登で獲れた牡蠣など、その季節に合った素材を使います。鍋はそれぞれの席を担当する仲居さんが出来上がりまで全て担当するのが特徴で、お客さんが鍋を触ると怒られるという、おもてなし文化を体現しているお店です。
素材も当然ですが、出汁も日本酒がぴったりだと人気があります。寄せ鍋だけでなく、締めのおじやも名物として有名で、寄せ鍋一つで具材から出汁まで全て楽しめるようになっています。仲居さんが行ってくれる至れり尽くせりの対応で、体だけでなく心が温まります。

予算：6,000円〜

まつや 桂店

石川県で鍋といえば「とり野菜みそ」です。まつやはお店だけでなく、地元のスーパーや金沢駅の売店などにも味噌を卸しており、石川県民であれば必ず食べたことがあります。とり野菜みそというと、鶏をベースにした味噌だと思いがちですが、名前に含まれている「とり」は、栄養を摂るのが由来となっています。
金沢の文化とともに育ってきた味噌と鍋を堪能したいならおすすめです。

予算：5,000円

田村

著名人や芸能人御用達のお店である田村。個室も用意されており、コンサート終わりなどによく利用されているようです。旬の魚介など、自家製の料理を思う存分堪能できることから地元の人から観光客まで愛されているお店です。
オリジナルの料理も多く、つなぎも添加物も不使用であるにも関わらず、100日以上も日持ちする「田村うどん」は、食感が人気となっています。高級素材を使った金沢の伝統料理を味わえるお店です。

予算：8,000円〜

鮨 志の助

金沢で最も有名な寿司屋である「小松弥助」が閉店してしまった今、その伝統を受け継いだお寿司を食べられるのは、この「鮨 志の助」以外にはありません。小松弥助のオーナーだった方の弟子が経営しているお店です。ふわっとした握りの柔らかさが有名で、他では味わえないクオリティのお寿司がいただけます。冬が旬のネタとともに、贅沢を楽しめるお店です。

予算：12,000円〜

ビーフステーキ専門店ひよこ

金沢には六角堂という有名なステーキ屋さんがありますが、知る人ぞ知るステーキ店がこの「ひよこ」です。カウンター席が8席だけというビーフステーキ専門店です。1番の特徴としては、メニューが1つだけというところ。ヒレステーキ1品のみがお客さんに提供されます。
店舗の外観が派手ではないため、ラーメン屋と間違える方もいるとのことですが、予約で埋まっていることが多い人気店です。肉は箸で切れるほどの柔らかさですが、外側はバターと合わせて焼くことで香ばしい風味も持っています。ソースは醤油ベースなので、大きな肉でもさっぱり食べられるのが嬉しいです。

予算：10,000円

金沢の冬に高級グルメを味わおう

金沢には、寿司だけではなく鍋や肉、鮨など様々な分野で有名なグルメがあることがお分りいただけたでしょうか。今回紹介したお店は、季節に合わせた旬の食材と伝統を組み合わせた素晴らしいものばかりですので、ぜひ金沢で食事する際にはお立ち寄りください。