現役東大生がおすすめする本当に使える消しゴム15選
パソコンやスマホが普及した現在でも、シャーペンや鉛筆を使う機会は多いはず。その際に自分に合う消しゴムを使うことはとても大事です。消しゴムは近年進化を遂げています。消しゴムといえばMonoなどが有名ですが、かつての人気商品を脅かす新商品が次々と誕生しています。今回は現役東大生が選んだおすすめの消しゴムを15個紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.tombow.com
消しゴムの選び方
消しゴムは近年進化を遂げているのを知っていますか?Monoやまとまる君以外にも様々な特徴を持った消しゴムはたくさんあります。砂消し、黒い消しゴム、ボールペンも消える消しゴムなど様々なものがあります。消しゴムを選ぶ基準としては消字力や形、価格、折れにくさ、デザインなどがあります。全てが完璧な消しゴムは存在しないので、用途にあった消しゴムを今回紹介する中から探してみてください。消しゴムは他の文房具よりも価格は安めなので、自分に合いそうだと思ったらどんどん買うことをお勧めします。
モノスマート
トンボ鉛筆が発売する細さをウリにした消しゴムです。厚さは5.5mmなので、ノートを一行だけ消したいときに非常に重宝します。A罫は行の感覚が7mm、B罫は6mmなので、5.5mmといえばちょうど文字の高さと同じくらいです。Monoブランドの特徴である消しやすさも勿論備えています。Monoはしなりやすいことが難点と言われていますが、モノスマートは特殊な素材を使っているのでしなりづらくなっています。2013年にはグッドデザイン賞も受賞しています。ノートをきれいに使いたい人にお勧めです。
本体サイズ:幅17×厚さ6×全長67mm
モノゼロ
同じくトンボ鉛筆が発売するペン型の消しゴムです。直径2.5㎜の丸型と2.5㎜×5㎜の角型の2種類の芯があります。ペン型の消しゴムの中でもこれだけ細い商品は非常に珍しいです。手帳の細かい字や、デッサンのピンポイントの修正に重宝します。安定のトンボクオリティで消字力も抜群。クリップがついているので手帳に挟むこともできます。2008年にはグッドデザイン賞を受賞するなど、デザインにもこだわった商品です。
最大幅1.3cm×全長12cm
ミリケシ
コクヨが発売する消す部分の細さを選べることがウリの消しゴムです。その形は世界一受けたい授業でおなじみの馬場雄二さんによって考案されました。上の図のように星形になっており、5つの角は3㎜、4㎜、5㎜、6㎜、0(角)になっているので、厚さ5,5㎜のモノスマートでは消せなかったC罫のノート(幅5㎜)も消すことができます。もちろん手帳の細かい字を消す際も重宝します。消し幅を表す数字は消しゴムが減っても無くなりません。かなり目立つ形なので使っているだけで周りから注目されるでしょう。
トライアングルイレーザー
パイロットが発売する、その名の通り三角形の消しゴムです。ふっくらと丸みを帯びたおにぎりのような形をしています。細かい部分は角で、広い部分は辺で、という風に使い分けられるので様々な場面で重宝します。手に包みやすいて適度な大きさで、直方体の消しゴムよりかなり軽く消すことができます。消す力が弱い人や手が疲れやすい人には特におすすめです。
ダブル エアイン
プラス株式会社が発売する軽いタッチで消せることがウリの消しゴムです。同社が発売する「エアイン」よりも柔らかく、消字力に優れ、その消字力はMonoもしのぐと言われています。それに加え多孔質セラミックスパウダーが、接地面に無数のカドを作り出すため、いつでも角で消す感触を体験できます。消字力にすぐれる分減りも早く、消しカスが大量に発生しますが、消しカスも比較的よくまとまってくれます。色はホワイト、グリーン、ブラック、ピンクの4つがあります。手が疲れやすい人や頻繁に消しゴムを使う人に特におすすめです。
幅13×奥行51×高さ13mm
フォームイレーザーダブル
株式会社サクラクレパスが販売する消しゴムです。見た目はおとなしい普通の消しゴムですが、タッチが軽い、消しやすい、コシがある、ケシクズがまとまる、紙を汚しにくいという5つの特徴を備えており、あらゆる場面で重宝します。名前の「ダブル」はダブルレジン構造からとったものです。「ダブルレジン構造」とは特殊発砲体であるフォームと字消し成分のイレースポリマーが融合された構造のことです。全体としてクオリティが高くAmazonでもかなりの人気商品になっています。シンプルでハイスペックな消しゴムが欲しいという人に特にお勧めです。
サイズ:23×58.5×10mm/個
クイックイレーザー (砂消し)
ぺんてるが販売するカッター型の砂消しです。消しゴムの部分も非常に薄くカッターの刃のような形をしています。カッターのようにカチカチと音を出しながら繰り出すので、一見すると色以外はカッターと同じです。通常の砂消しよりも粒子が細かいので紙をあまり傷つけずに、ボールペンやインクの字を消すことができます。デザインもかなりかっこよく、挟む用のクリップもついているので、胸ポケットに入れておくのもいいと思います。
練りゴム ARTIST CLEANER
文房堂が販売する練り消しゴムです。通常の練けしでは紙にカスのようなものが残りますが、この商品は全く消しカスが出ません。練消しが黒くなっても、紙に汚れが転写されずきれいに消せます。持ちも非常によくコスパの高い消しゴムです。デッサンで鉛筆の濃度を調整するときなどに重宝します。絵をよく書く人におすすめの消しゴムです。
寸法: 7.6 x 5.9 x 1.7 cm ; 50 g
フリクションイレーザー
パイロットが販売しているこすると消せるペン、フリクション専用の消しゴムです。フリクション本体には後ろの部分に消す部分がありますが、筆箱に入れると汚れやすく消字力が落ちてしまいます。また広い部分は消すのが大変という欠点がありました。楕円形のフリクションイレーザーなら、広い面を使って広範囲を一気に消すことも可能です。細かい部分も角を利用すれば消すことができます。色はピンク、グレー、ブルー、ライトグリーンの4つがあります。フリクション愛用者は絶対に一つもっておきたい商品です。
サイズ:57.6×18.2×8mm
濃いえんぴつ用消しゴム
トンボ鉛筆が販売するHBから6Bまでの濃い鉛筆の字を綺麗に消せることがウリの消しゴムです。それだけでなく、スリーブには強く握れるように、エンボス加工が施されています。多きな名前欄があるなど、デザインは小学生向けでおしゃれではありませんが、デッサンやイラストを描く際に重宝します。デザインと名前さえかっこよければもっと売れてもいいのに、と思ってしまう商品です。
アナタス
SEEDが販売する常に角で消す感覚を味わえることがウリの消しゴムです。表面に施された15個の穴と20個の溝により消しゴムを滑りにくくし、軽いタッチでも紙に強い力をかけることができます。消字力、折れにくさもともに抜群です。角で消す感触が好きな人、珍しい物が好きな人は1つ持っておくと良いかもしれません。
サイズ:1.6×5.0×2.5cm
電動消しゴム 電動字消器No.20(電池式)
株式会社プラスが販売する電動消しゴムです。コンパクトで軽いペン型の消しゴムなので普通のペンを持つように握れます。電源をONにすると、細長い消しゴムが回転し、狙ったところをピンポイントで消すことができます。電池の持ちと消す力は抜群です。消し心地がよく一度使ったら普通の消しゴムに戻れないという人もいます。アルカリ乾電池2本で動くのでコードが邪魔になることもありません。市販の電動消しゴムの中ではもっとも使いやすい商品だと思います。
サイズ : 幅122×奥行き28×高さ33(mm)
重量 : 52g
リサーレ プレミアムタイプ
コクヨが販売している、消字力に優れた消しゴムです。プレミアムタイプのみに使われている特殊発泡ゴムによって圧倒的な消字力を実現しています。基本的にどのような文字も1,2往復で消え、どこに文字を書いたかわからなくなるくらいです。それに加え、消しカスが細くまとまります。色は何色かありますが、黒色は汚れが目立ちにくく、落ち着いたデザインなのでフォーマルな場面でも使えます。時間制限の厳しい記述試験では短時間で消せるこの消しゴムは重宝します。やや減りが早いのが難点です。
サイズ: 24.5×59×12mm
アインブラック
ぺんてるが販売するロングセラーシリーズの消しゴムです。アインシリーズは2001年に発売され、長い年月をかけてMonoとともに消しゴムのスタンダードとして定着しましたが、2016年従来の常識を覆す黒い消しゴムが発売されました。軽い力で消せる機能はそのままに、消しカスがあまり出ないというのがウリです。サイズの小さめなのでペンケースでも場所をとりません。減りも遅いのでかなりコスパは高めです。全体的に欠点が見当たらないので、消しゴムといえばアインブラックという時代が来るかもしれません。私も毎日使っていてかなりお勧めです。
サイズ/1個あたり:幅43mm×奥行12mm×高さ18mm/重さ13g
ADVAN 消しゴム
最後に紹介するのは横浜ゴムが販売する半分ネタの商品です。横浜ゴムはタイヤの「ADVAN」や、ゴルフ用品の「PRGR」などを展開していますが、2015年に消しゴムを販売したことが話題を呼びました。タイヤのような真っ黒な消しゴムで、表にも裏にもタイヤのような溝がついています。1個380円とやや高めですが、「滑らない消しゴム」というネタが入っているので、受験生への贈り物にいいかもしれません。広報担当は「しっかり消せます」と言っていますが、消しゴムとしては全然使えないので悪しからず。
サイズ:W55mm x H23mm x D11mm
まずはどんどん試してみよう
いかがでしょうか。今回紹介した消しゴムの中にきっとあなたにぴったりの消しゴムがあるはずです。今回紹介した消しゴムを全部買ったところで大した金額にはなりません。まずは気になったものをどんどん買って試してみましょう。用途によって複数個を使い分けるようになれば、消しゴムを使う際のストレスも減少するはずです。