文房具屋の娘が選ぶ高級ボールペンおすすめ14選
ビジネスマンの必須アイテムの一つであるボールペン。100円程度で買えるものからブランドのものまで、その種類は様々です。今回は、このボールペンは一生物として持っておける、そんな世界を代表する高級筆記具ブランドと人気モデルを紹介します。
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ビジネスシーンには高級ボールペンを
ビジネスシーンで欠かせない筆記具は、実用的なだけでなく持つ人の品格をあげてくれる男性の必須アイテム。特にボールペンは、取引先へ訪問した時や商談中、必ず机の上に出すアイテムで腕時計や靴、スーツと同様よく見られるアイテムの1つです。
せっかく高級ボールペンを持つのなら、長く付き合える1本を見つけたいですよね。軸の太さや素材が自分の手に合っているか、ペン先の出し方がノック式かキャップ式か、インクの種類が自分の用途や好みにあっているか。譲れない条件を確かめつつも、一生物として持っておけるお気に入りのデザインのものを選ぶのが1番です。
ビジネスマンのおしゃれは手元から。今回は初心者にも上級者にもおすすめな定番の高級ボールペンを紹介します。
パーカー(PARKER)
英国皇室御用達フランス筆記用具ブランドのパーカー。1888年に生まれたパーカーはオシャレで機能性も高く、世界で最も愛されるペンと言われています。
ジョッター(JOTTER)
パーカーが初めて開発したボールペンであるジョッター。ノック式でシンプルなデザインが特徴で、由緒正しきボールペンの元祖とも言われています。ノックするごとにペン先が回転しボールの偏りをなくす機能など、現代のボールペンの基礎となった技術が多く盛り込まれています。また、ノックするたびに存在感を放つ特徴的なノック音もジョッターにとって欠かせない魅力となっていて、多くのファンから親しまれています。
ソネット(SONNET)
パーカーのベストセラーボールペンと言えば、1993年の発売以来不動の地位を確立するソネット。時代の流れや文化の移り変わりを経てもなお人気を獲得しています。普遍的なデザインでありながら高級感を兼ね備えたボールペンは、まさに「誰が持っても似合う」1本です。高級ボールペンとしての格式を持ちながらも手に取りやすい価格で軸の太さも比較的細身なため、初めて1本としても多くの人におすすめできます。
アーバン(URVAN)
パーカーのシリーズで、握りやすさを選ぶならアーバン。カーブを描くようなデザインになっているので、持つときにしっかりフィットします。ボールペン自体に重さがあるので筆圧いらずで楽に書けるのが特徴です。滑らかさと書きやすさを求めて作られた実用性重視モデルとなっています。
デュオフォールド(Duofold)
パーカーの中でも最高級シリーズのデュオフォールド。「デュオ=2倍」を意味する名前は発売当初、他のブランドよりも耐久性・インク量が2倍以上だったことに由来します。パーカーのシリーズの中では最もデザインが象徴的なので、変わったデザインのボールペンを使いたい人におすすめです。トップ部分やクリップ部分のデザインは、見ているだけで高級感を味わうことができる1本です。
クロス(CROSS)
アメリカで最も長い歴史を誇る筆記用具ブランドのクロス。ボールペンやシャープペンシルの礎となった製品を開発し、革新的な技術を生み出してきました。革新的な技術と、洗練されたデザインが魅力で、特に「リファイル」と言われる替芯を選択して使用できる機能である「セレクチップローラーボール」が特徴的な技術となっています。
クラシック・センチュリー(CLASSIC・CENTURY)
1946年の発売以来不変のシルエットで、クロスのシンボルとして受け継がれているクラッシック・センチュリー。身のボディに円すい形の「コニカルトップ」というエレガントなデザインは男女年代を超えて様々なシーンにふさわしく、細身ながらも安定した書き心地を楽しめます。
センチュリー2(CENTURY2)
今や定番となっているクラッシック・センチュリーと差別化し、より高級感のある仕上がりとなったセンチュリー2。クロスを代表するクラッシック・センチュリーシリーズを、デザインはそのままに高級指向な書き味へと進化させる為にボールペンの中軸を手馴染みの良い重量バランスへと変更し、持って美しく書いて楽しいを具現化した名作ボールペンとなっています。
アポジー(APOGEE)
クラシカルなデザインのボールペンが多いクロスの中でも、ひときわトラディショナルな雰囲気を醸し出しているアポジー。重厚感のあるボディと美しい装飾が特徴で、長めに作られたキャップと、独特のフォルムが魅力的です。キャップリングも太めに作られているのも特徴であり、落ち着きのあるデザインながらもインパクトが高い1本となっています。
タウンゼント(TOWNSEND)
創業者の名を冠したクロスの最高級モデルであるタウンゼント。高価な金属を用いた高級感はもちろん、滑らかで楽な書き心地が魅力です。オーソドックスなフォルムは様々な服装にとけ込むようにマッチし贈り物としても非常に愛されている、まさに極上のボールペンです。
ウォーターマン(WATERMAN)
アメリカで生まれアメリカ法人は倒産により姿を消しましたが、フランスで存続し続け現在ではフランスの高級筆記具メーカーとして知られているウォーターマン。洗練されたパリのイメージを印象づける美しいデザインが1番の魅力です。軸の素材に真鍮が使用されていることが多く頑丈である点や、重量は重めでずっしりとした存在感を持ちながらも低重心のため書きやすいという点も特徴となっています。
メトロポリタン(Metropolitan)
シンプルでエレガントなスタイルのメトロポリタン。美しく仕上げられた細身のボールペンとして個性を強く持ち、多くの人気を獲得しています。幅広いカラーバリエーションで、アクティブに活躍するビジネススタイルからフォーマルシーンまで使う人のスタイルに合った1本をセレクトすることができます。ウォーターマンのボールペンの中では比較的軽く硬めの書き味を持っているため使い勝手が良いのも特徴です。
エキスパート(Expert)
シガー・シルエットと呼ばれる、葉巻のように丸みを帯びた形状で、男性的な雰囲気が感じられる名作ボールペンのエキスパート。軸径が13mmあるため太めのボールペンを好む人から人気が高く、また長時間の筆記でも疲れ難いため使い勝手の良いボールペンです。ウォーターマンのボールペンの中でも高級シリーズであり、洗練されたデザインと、飽きのこないシンプルな作りが魅力的です。
エクセプション(Exception)
ウォーターマンの最高級のシリーズであるエクセプション。ソフトスクウェア型の軸が個性を発揮する人気のボールペンです。替芯の交換が簡単に行えるクイックオープン機能を搭載しているなど、見た目だけでなくボールペンとしての性能も一切の妥協がなく、こだわり派のユーザーから圧倒的な支持を獲得しています。他のブランドにはない個性的なフォルムのエクセプションは、多くのビジネスマンが憧れる最高のボールペンと言えるでしょう。
モンブラン(MONTBLANC)
1906年にドイツで創業した高級筆記用具ブランドのモンブラン。書き心地などの「筆記用具としての性能」とアクセサリーとも例えられる「美しさ」が最大の魅力で、そのどちらもが熟練した職人の技術とこだわりで成り立っています。書き味はモンブランの熟練の職人が音によりチェックしていて、ペン先の微かな音の差異を聞き分け判断出来るのは経験豊富なごく一部の職人だけです。そのチェックにより、紙面を走るような滑らかなモンブラン独特の書き味が生まれます。
マイスターシュテュック(Meisterstuck)
モンブランの伝説的なボールペンであり、今や多くの人がイメージするモンブランの代表的な1本と言って過言でない筆記文化のアイコンとなったマイスターシュテュック。誰しもが憧れ、賞賛するまさに最高峰の貫禄を持ったボールペンで、圧倒的な存在感を演出する最高級品と言えます。抜群の重さのバランスと手に馴染む素材の質感によって軽快な書き味を楽しむ事ができる至高のボールペンとなっています。
スターウォーカー(StarWalker)
モンブランのボールペンの中でも華やかさの高い曲線美を兼ね備えたスターウォーカー。キャップ部分の装飾、滑らかな楕円を描く美しいふくらみをもったキャップのデザイン、透明なキャップトップが未来的な雰囲気を醸し出します。真横から見ると透き通る様な透明感のあるキャップトップですが、真上から見るとモンブランのマークが浮かび上がり、他のボールペンには無い独特のエレガントさが演出されます。
ボエム(Boheme)
男性には色っぽさを与えるボエム。モンブラン樹脂と言われるブラック・プレシャス・レジンとクリップ部分にあしらわれた宝石が美しい人気のボールペンです。高い筆記具としての性能だけでなく、常に胸ポケットに刺しておきたい極上のアクセサリーとしてクラフツマンの誇りに満ちあふれたモンブランの極上品となっています。「書けるアクセサリー」ともいえる格調高いボールペンです。
高級ボールペンで手元からおしゃれなビジネスマンに
いかがでしょうか。今回は高級ボールペンの定番ブランドを紹介しました。高級ボールペンとひとくちにいっても、その種類やシリーズは様々です。まずは定番のものから、そして自分の好みの1本を、ぜひあなたにとって1番使いやすいボールペンを見つけてみてください。
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この記事のライター
女子大生。