現役東大生がおすすめする本当に使えるシャーペン10選

パソコンやスマホが発達した今の社会でも、シャーペンは非常に使う頻度が高い文房具です。資格試験の勉強や仕事のアイディアを練る際に非常に重宝します。良く使うからこそ、少し値段が高くても長く使えて、ストレスなく使えるシャーペンを使いたいですよね。今回は現役東大生が使えるシャーペンを紹介します。

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アイキャッチ画像出典:k

シャーペンの選び方

シャーペンを選ぶ基準はたくさんあります。握りやすさやデザイン、芯の太さ、軸の太さ、折れにくさなどが代表的なものです。一般的に筆圧の強い人は、軸が太く、重量があり、なおかつ芯が折れにくいものを選ぶと程よく力が抜けて書き心地がよくなります。逆に筆圧の弱い人は軸が細く、軽いシャーペンを選ぶと素早くはっきりした文字を書くことができます。
さらにシャーペンの用途によって選び方も違ってきます。資格試験の勉強でたくさん書く人は手が疲れにくいシャーペン、細く綺麗な字が書きたい人は芯が回り続けるクルトガのようなシャーペンという感じです。頻繁にシャーペンを使う人はお気に入りのシャーペンを一本に絞らずに、状況によって複数本を使い分けることをおすすめします。これから紹介するシャーペンの中にきっと使いたいと思うシャーペンがあるはずです。

ドクターグリップ

パイロットが1991年に発売を開始した、疲れにくいことがウリのシャーペンです。近年はシャーペンの機能を重視したものが主流になっていますが、需要は多くロングセラー商品となっています。人間工学に基づいたほどよい軸径と適度に柔らかいグリップによって、手、首、肩への負担を減らします。2代目のグリップは初代のものより柔らかいですが、初代のドクターグリップのほうが疲れにくい印象です。

色はトウメイブルー、メタリックブルー、メタリックシルバー、メタリックピンクの4種類があります。ペンだこが気になる人、資格試験の勉強などで長時間シャーペンを使う人にお勧めです。

サイズ:最大直径14.3mm 全長151mm
重量:23.9g
価格:500円
芯:0.5㎜

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ユニアルファゲル

三菱鉛筆が販売する、柔らかいグリップによって疲れにくいことがウリのロングセラーのシャーペンです。株式会社タイカが商標登録したαゲルという素材が使われ、科学的に握りやすさが追及された構造になっています。振ると芯が出る機能がついていますが、筆箱の中で勝手に芯が出ないよう芯ロック機能もついているので安心です。芯ロック機能はノックカバーを一回強く押すだけで簡単に設定できます。

ドクターグリップに比べて軸径が細く、よりグリップが柔らかくなっています。長時間シャーペンを使う人はもちろん、指に負担がかかりやすい左利きの人に人気があります。私も長時間の勉強の際によく使っていました。

サイズ : 軸径 10.8mm ×厚さ 14.3mm ×全長 146.8mm
重量: 13.5g
芯径0.5mm

アルファゲルとはシリコンを原材料とする非常に柔らかいゲル素材である、タイカで取り扱うゲル製品群の総称です。アルファゲルの柔らかさと優れた性能とタイカの技術力により、衝撃吸収、防振、感触、放熱などといった分野でお客様のご要望に合った製品を提供致します。

出典:www.taica.co.jp

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クルトガ ハイグレードモデル

三菱鉛筆が発売し、芯が回り続けることで有名になり大ヒットしたクルトガ。それまでの握りやすさ重視の風潮を変え、機能性重視の時代を作った功績は偉大です。

そのスタンダードモデルからさらに進化したハイグレードモデルが発売されました。スタンダードモデルは、プラスチック製のペン軸を使っていますが、ハイグレードモデルはペン軸にアルミを使用しており、従来の2倍の重さがあります。その分重心が下に移動したため、より安定して書くことができます。従来のものと比べて高級感のあるデザインなのでフォーマルな場でも使えます。

一つ欠点をあげるとすれば握る部分が滑りやすく手汗が多い人には向かないところです。それでも、常に細い字が書けるのは大きな利点ですし、綺麗な文字を書きたい人にはお勧めです。替え芯はクルトガ用のものを使うとより効果を実感できるでしょう。クルトガは他にも様々なモデルを出しているのでクルトガファンは是非調べてみてください。

芯径:0.5mm
重量:15.1g
サイズ:軸径 直径9.9mm×厚さ12.9mm×全長146.2mm

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オレンズネロ

株式会社ぺんてるが販売する、芯が細いのに折れないことがウリのシャーペンです。シャーペンの機能性が重視されるようになってからオレンズシリーズは一躍人気となりましたが、2017年ぺんてるの技術力を結集した「オレンズネロ」が発売されました。ちなみに「ネロ」はイタリア語で黒という意味です。

この商品はペン先が紙面から離れるたびに自動で芯を送り出す機能がついているので、最初に一回ノックするだけで芯がなくなるまで書き続けることができます。もちろんその名の通り芯も折れにくいです。ボディには金属と樹脂を混ぜ合わせた特殊な材質が使われています。

色は黒、重量もあり、形は12角形。「強い」という言葉が似合いそうな高級感あふれるシャーペンです。お値段も定価4800円とかなり高めです。細い字を書きたい人、筆圧が強くて芯が折れやすい人にお勧めです。

軸径10mm×奥行11mm×長さ143mm
重量:18g
芯径:0.2㎜ 0.3㎜

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デルガード Lx

ゼブラが2014年に発売し、芯が絶対折れないことで人気になったシャーペンです。先ほど紹介したオレンズは「細いのに折れにくい」という商品でしたが、このデルガードはあらゆる技術を駆使し、芯が出ていな状態から3回ノックした状態からでは絶対に折れないようになっています。垂直方向の強い力が加わると、軸に内蔵されたスプリングが芯を上方向に逃します。斜めに強い筆力が加わると、金属部品が自動で出て芯を包み込みます。芯が折れにくいというと垂直方向だけを考えがちですが、斜めからの力も守るので絶対に折れません。タイプLxではさらに外部からの衝撃による芯詰まりも防いでくれます。

持つ部分が固いので長時間の勉強には向きませんが、大事な試験の際には絶対に折れない、詰まらないデルガードがあるだけで心強くなります。私も東大を受験する際に必ず筆箱に入れていました。オレンズネロは高くて手が出ないという人や、細い芯に抵抗がある人にもお勧めです。

芯径:0.5㎜
重量:23g

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オルノ

トンボ鉛筆が発売する、ボディの部分を折るだけで芯が出ることがウリのシャーペンです。従来もボディを折る形式のものはありましたが金属製で高価なものが主流でした。オルノは定価300円とリーズナブルなので学生を中心に大ヒットしました。

軸は太めで柔らかいため長時間使っても疲れにくくなっています。デザインもそこまで高級感はありませんが、2011年にはグッドデザイン賞を受賞しています。360°どこからでも折れるので、持ち替えずに芯を出せるのが最大の魅力です。短時間にものすごい量を書く必要がある場合に重宝します。自分は一瞬の油断も許されない英語のリスニングの試験で音声に合わせて大量にメモをする際に使っていました。ビジネスでも、話を聞きながらメモを大量にする場合に使えます。

最大幅1.4cm×全長14.3cm
芯径:0.5mm
重量:16g

出典:www.tombow.com

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ペンシルスペシャル

ドイツの文具メーカー、カヴェコが販売するシャープペンシルです。今回紹介する中では唯一の外国製のシャーペンです。外国のブランドシャーペンはデザインが優れていても、機能に難があったり、日本人の手に合わなかったりしますが、ペンシルスペシャルは日本人にもお勧めです。

八角形の美しいカーブを描くボディが特徴で色は真っ黒。とても高級感にあふれています。持ってみると意外と軽く、書き心地は抜群です。実際に書いてみるとシャラシャラという音がして、日本製にはなかなかない滑らかな書き心地が楽しめます。フォーマルな場面やプ贈り物に重宝します。人とは違ったシャーペンを使いたいという人、とにかく書き心地にこだわる人にお勧めです。お値段は5000円と値は張りますがそれに見合う価値はあります。

長さ:約146mm 
最大径:10mm 
重さ:約14g
芯径: 0.5㎜ 0.7㎜

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鉛筆シャープ

コクヨが発売する芯の太さをウリにしたシャーペンです。芯径は0.7㎜、0.9㎜、1.3㎜の3種類があります。鉛筆のような滑らかな書き心地が特徴で、芯も通常より折れにくいように作られています。芯が太いのでマークシートはもちろん、デッサンや資料作りをしたり、アイディアをノートに書きだすときに非常に重宝します。三角系になっていて非常に持ちやすく、非常に軽いです。削らなくてもいいので鉛筆とシャーペンのいいところを取り入れていると言えます。少しつくりが安っぽいですが、いろいろな場面で使えるので一本携帯しておくことをお勧めします。

芯径 0.7㎜ 0.9㎜ 1.3㎜
重量 9g

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状況に応じてシャーペンを使い分けよう

いかがでしょうか。最近は国内製だけでも、高度な技術が結集されたシャーペンが数多く発売されています。握りやすいシェーペン、折れにくいシャーペン、書き心地がいいシャーペン、最後まで使えるシャーペンなど、次々と面白いシャーペンが生まれています。状況に応じて複数本を使い分けつつ、有名文具メーカーがどんなシャーペンを発売するか注目しましょう。

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