スタイリッシュさが決め手 男らしさを格上げするライダースファッション
バイクをファッション感覚で乗っている人はもちろん、ついつい機能性を重視した服装になり、なんだかオジサンっぽくなっているライダーは必見です。もちろん機能性を犠牲にせずかっこういい服装をピックアップします。
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ライダーはファッションは我慢するもの?
おしゃれするなら機能を無視ししてスタイル重視。寒くても細身を強調した服装で・・・というのはハッキリ言ってバイクには過酷なお話ですよね。走行風を考慮したり、突然の雨も考えなければいけません。夏は暑いからといって半袖のままゲリラ豪雨に遭遇したら、雨粒が体にBB弾のように当たり、痛くて痛くて拷問状態。
冬場は寒さ対策から厚着になりがちですが、着込みすぎてしまってスタイルが崩れたりしませんか?そうならないように、男らしさを格上げするスタイリッシュなライダースファッションをご紹介します。
アメリカンにはアメジャンがおすすめ
価格:105,840円
定番中の定番のように感じますが。アメリカンに合わせるなら「アメジャン」がおすすめです。アメジャンってなに?という方のためにご説明すると、アメジャンとはフロントにベルトが付いていて、腕の付け根側(背中側)がリブになっているライダースを指します。
これは、ハーレーダビットソンのような、手を広げて走るスタイルに合わせた形状となっていて、フロントのベルトも走行風を通さないために設計されているのです。また、こだわるなら「Schott」のダブルライダースでしょう。
元祖アメリカンライダースなので、多くのメーカーがSchottをベースとしたパターンになっています。ライダースならなんでも、というわけではなく、少々高くても本皮がおすすめです。オールシーズン使用できます。
カジュアルに着るならロンTプラス半袖Tシャツが定番スタイル
価格: 6,682円
アメリカンバイクの定番スタイルですが、ちょっとコンビニなど近場の移動には軽く着られるロングTシャツをインナーに、半袖Tシャツをトップスに組み合わせるスタイルがおすすめです。アメカジの定番スタイルでもありますね。
カフェレーサーにはロンジャンがおすすめ
価格: 16,990円
ブリティッシュスタイルのバイクや、カフェレーサーにはロンジャンがおすすめです。ロンジャンは、アメジャンがベースとなっていますが、シルエットやベルトに違いがあります。まずシルエットは細身となっており、ベルトはフロントではなく、サイドです。これは、カフェレーサーのような前傾姿勢になったときに、ベルトがフロントにあるとタンクに傷が付いてしまいます。
そのためサイドに移動しており、アメジャンと違って、腕の付け根にリブなく、細身を極めたようなシルエットが特徴です。ロンジャンの「ロン」とはロンドンを指し、1950~60年代の若者の間で流行したロッカーズスタイルが影響していると言われています。こだわり派の方にはルイスレザーというメーカーがおすすめです。アメジャン同様、オールシーズン使用できます。
ネイキッドやフルカウル車にはイエローコーンがおすすめ
価格:34,560円
イエローコーン? 黄色いとうもろこし? と考えがちですが、これは黄色いインディアン(コーン)が由来となっています。これは、バイク乗りは危険と隣り合わせである、という意味ですが、このライダースジャケットを街中でも頻繁に目にするはずです。ライダースジャケットの中でも大きなアルファベットでデザインされ、派手な印象があると思います。この特徴的なジャケットが、ブームとなり、現在では定番となっていますが、スピード狂なライダーにも人気となっており、チョイワルバイカーの象徴ともいえるでしょう。
夏用にメッシュジャケットが用意され、秋冬用もラインナップされています。
スクーターにはモッズコートがおすすめ
価格:21,384円
モッズコートとは、1960年代のイギリスの若者の間で流行したモッズファッションが語源です。ヴェスパやランブレッタといったスクーター乗りなら定番となっているモッズコート。各ブランドからモッズコートが販売されていますが、元祖はアメリカ軍着用のM51またはM-65。裏生地にはライナーが脱着可能で、暖かい春にもおすすめです。人気音楽グループ「SEKAI NO OWARI」でも最注目されたモッズコート。
スクーターとの相性はバツグンです。ちなみにアメリカ軍のいわゆる実物は、サイズ感が大きくXSが、一般的なMサイズくらいとなっています。そのため小さくリサイズされたものも出回っているので、実寸を確認しましょう。
おしゃれなバイクにはおしゃれな服装を連動させて
いかがでしたか? かねてからバイクとファッションが密接な関係にあります。このことから、バイクに乗るときはファッションにこだわってみるのもバイクの楽しみといえるでしょう。転倒した時や、雨や風を考えて、なるべく露出しないような、なおかつスタイリッシュで動きやすい服装がおすすめです。
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。