本当に英会話が上達する5ステップの英語勉強法
高校、大学では英語はそこそこに出来ていたけれど、英会話となると自信がないという日本人は少なくありません。もし、数ヶ月で英会話ができるようになりたいと思うのであれば、今回お勧めする方法で勉強してみてください。何となくではない論理的な順序で英会話の上達方法を説明していきます。それではご紹介していきます。
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英会話スキルの習得に必要なことが何かを考える
東京オリンピックが開催される2020年を目処に文部科学省は英語教育を根本的に変えていこうとしています。現在でもいくつかの大学では入試に英語での面接や討論を入れている程、その変化は著しいもの。つまり、今後入社してくる新卒採用の学生は英語が堪能で、英会話でしっかりビジネストークができる人材である可能性が高いですね。ともなれば今から私たち自身も国際ビジネスに対応できるスキルか、または、その英会話力のある人材をマネジメントできるスキルを身に着けていく必要があるのかもしれません。そこで、今回は効率的に英会話スキルを身に着けていくためのステップをご紹介します。
1. 中学英語の文法を理解する
出典:gahag.net
日常英会話に必要な英語とは、どの程度レベルなのかという疑問を持ったことがある方もいるかもしれません。一般的には中学校英語だけで日常英会話の9割は通用すると言われています。その真意は、「中学校で習う英文法を知っていれば英会話は可能である」ということです。ただ、読み書きはできますが、聞いて話すことは難しいでしょう。なぜなら、語彙力(習得単語数)と正しい発音が身についていなければ、話すことは困難だからです。
中学英語をマスターするには中学レベルの文法書と問題集を読んで解く。その繰り返しで構いません。分からない点は友人や家族に聞いてみましょう。中学レベルは全ての大人がクリアしてきた内容なので誰かに聞き続ければ必ず理解できるようになります。
2. フォニックスを理解する
フォニックスとは正しい読み方を効率的に学習するための方法です。正しい発音記号を学習し、次に単語と単語の繋がりを意識して読むようにします。音の習得に関して、他人の発音を理解しようとした場合、まず自分が正しい発音ができるようにならなければ他人の音を理解できるようにはなりません。単語ではきちんと発音していたものも、文となり前後に単語がくることで消えてしまう音もあります。まずはそれらのルールを学びましょう。もちろんフォニックスの学習の中でも新しい単語に出会った時はしっかり調べましょう。フォニックスを勉強しだすと英語で映画を見た時にも正しい発音が少しずつですが聴き取れるようになります。
3. 英語のDVDや参考書でフレーズを覚える
次のステップでは、高校英語の問題集や文法書を学習しながら、出てきた単語を覚える。そして出てきたフレーズを覚えるという作業をします。またDVDで映画を見たときにカッコイイと思ったセリフをノートに書き写しましょう。そして、DVDに合わせて自分でもそのフレーズを練習してみます。感情を込めて、フラットにならないように発音してみてください。この作業は、日本語から英語への変換をする際にとても役に立ちます。映画は初めのうちは英語音声・日本語字幕にして見てみましょう。気になるセリフがあった時だけ耳を傾けて聴いてみて、試しに書いてみます。その後解答を英語字幕で確認してください。
4. 英検を受験する
日常英会話の場合は2000語程度で何とか意思表示はできますが、相手の意見を聞いて議論するとなると3600~5000語は必要となりますし、ビジネス英語となるとそれ以上の語彙数が必要になるでしょう。そこで、日本英語検定協会が実施している英検を目標に勉強してみましょう。英検は年に3回試験が実施されます。3級が中学卒業程度。準2級が高校中級程度、2級が大学入試レベルとされています。また、2次試験では面接タイプのスピーキングテストがあるので、ここでも耳と発話のレベルが試されます。まずは準2級を目指すと程よい負荷となるでしょう。2級は語彙数が大幅に増えるので、難易度が急に上がります。英検合格ではなく、合格できる知識で会話に慣れることを意識してください。
5. SNS活用や外国人バー、異文化交流会に参加する
これまでの学習はインプットが多かったのですが、語学は表現することで学習効果が上がります。SNSで英語圏の人と交流する。外国人バーや異文化交流会に参加して外国人の友達を作るなど、これまでに学んだ英語をアウトプットする環境を作りましょう。もちろん、英会話教室に通うというのも効率的な投資と言えます。まずは2語文、3語文で構いません。接続詞や疑問詞を使って少しずつ表現の幅を広げて言葉を増やしていきましょう。相手に伝わらないかもしれないという不安は捨ててください。言語はコミュニケーションの数あるツールのうちの1つです。絵を描いたりボディーランゲージをしたり、もしかすると笑うだけでも相手に想いは伝わります。
気長に長期的に学習する習慣をつけ、学習を楽しむ
語学の習得には膨大な時間がかかります。意識が続かないと作業が止まってしまいます。そうなると、耳や口の動きなど感覚的に身についてきたものを忘れてしまいます。留学で語学を習得できるのは環境があるからで、日本で学ぶ際も自分で環境を整備し習慣化していく必要があります。アウトプットの方法は、簡単なものであれば「目の前の物や出来事を即座に英語1文で説明する」という方法があります。うまく表現できなかったものは帰宅後、文法書や辞書を広げて表現してみる。その繰り返しで英語は上達します。何より、間違った経験も、言葉にできない悔しさも楽しみながら学ぶべきです。学習とアウトプットを習慣化し、英検準2級を目指しましょう。学習で得るマネジメントスキルは仕事上でも役立ちますよ!
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