ユニークで有意義な人生が送れるために!第二外国語を学ぶコツを考える
今の時代、英語ができるのはビジネスの世界では当たり前となっています。そこで、少しでもユニークで有意義な人生が送れるために、第二外国語を習得するのはいかがでしょうか。この記事では、第二外国語の魅力と学習のコツを考えていきたいと思います。
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第二外国語の概略
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「第二外国語」という言葉はひょっとすると大学時代に聞いた方も多いのではないでしょうか。第二外国語は日本語、英語以外の全ての外国語を指すことことが一般的です。近場ですと中国語や韓国語が人気ですね。特に、中国語は多くの企業が中国に進出しているため、ビジネスの世界では重宝されています。遠い国の言語ですと、ドイツ語、フランス語が人気です。特に、製造業や医療業界ではドイツ語が、芸術の分野ではフランス語を学ぶ方が多いです。
国連公用語の中でマイナーな地位にあるのがロシア語とアラビア語です。これらの言語は一般的な外国語学校でもなかなか見当たりません。マイナーな地位である分、中国語やドイツ語と比較すると学習者が少ないです。そのため、少しでも知っていると意外なところで、役に立つかもしれません。
第二外国語を習得するメリットを考える
英語が全盛の時代にあって、第二外国語を学ぶメリットはあるのでしょうか。ビジネスの世界では、少しでも相手の国の言語を知っていると、交渉の際に役立ちます。私たちが思っている以上に、自国の言語で話されることに喜びを感じる方が多いのです。
もちろん、ビジネスの世界だけでなく日々の生活においても、第二外国語は私たちにメリットを与えてくれます。まず、英語圏以外の文化を知ることで視野が広がります。言語を通じて、様々な文化を学習する中で「このような考えたかもあるのか」と驚くことも多いでしょう。また、第二外国語が「武器」になって、自分の存在価値を高めてくれることでしょう。思っても見ないところで、あなたの第二外国語の能力が注目されるかもしれませんよ。
まずは自分の気に入った国の言語を学ぼう
仕事で第二外国語を学ぶのは別として、個人で学ばれるのであれば、自分が気に入っている国の言語を学びましょう。第二外国語を学ぶ上で最も重要なキーワードがモチベーションです。英語と比較すると圧倒的に学習者が少ないので、学習に対するモチベーションを保つのが難しいのです。損得勘定だけで考えますと、モチベーションが保てなくなり挫折します。そこで、苦しい時でもモチベーションを保つために、興味の持てる言語を選択するのが鉄則です。
CD付きの文法書とNHK語学番組のペアがおすすめ
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第二外国語の学習も英語学習と変わりません。最初に基本的な文法から勉強することをおすすめします。ここでポイントなのがCD付きの文法書を選択することです。独学ですと、必ず文法の壁にぶち当たります。文法の壁に当たった際に、その言語の音を聞くとモチベーションが保てます。もちろん、語学を習得するには「音」が大切なので、CDを使って音読に励みましょう。
そして、忘れてはならないのがNHKの語学学習です。NHKの語学学習では英語以外の様々な言語を取り扱っています。番組は初級編と上級編に分かれており、楽しく学習できるように工夫されています。もし、あなたが学んでいる言語がNHKの語学学習にあったら、ぜひチェックしてみましょう。
なお、教科書はフランス語ですと『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!(CD付・改訂版)』、ドイツ語ですと『ゼロから始めるドイツ語―文法中心・新正書法対応 CD付』、中国語ですと『本気で学ぶ中国語(CD BOOK)』があります。
問題はネイティヴをどうやって確保するか
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第二外国語を学習すると最大の問題はコミュニケーションの練習です。ネイティヴの方と練習すると飛躍的にリスニング力、表現力が身に付きます。ただ、自分に合ったネィティヴの講師を見つけるのが難しいのです。
最も簡単な方法は外国語学校や地域講座を利用することです。都会ですと、マイナーな言語であっても講座を開講していることが少なくありません。そのような講座は多くの場合でネィティヴの方が講師となっています。力が身につくようにプログラムされているので、インターネットでチェックしてみましょう。
講座が見つからない場合は、家庭教師のように個人で講師をしているネィティヴの方を見つけるのも一案です。インターネットでは個人単位で講師をしている方を紹介しているページがあります。他にはスカイプなどのオンラインも考えられます。様々な手段を駆使して、ネィティヴの講師を見つけてみましょう。
第二外国語を楽しもう
第二外国語を勉強するうえで最も大切なことは楽しむことです。「語学」ではなく「語楽」をキーワードにして学習を始めましょう。
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この記事のライター
神戸市出身。東ヨーロッパと鉄道はライフワーク。歴史(現代史)と政治(国際政治)は興味分野。さすらいの鉄道旅を趣味としています。