絶対に行きたい!ポルトガル・リスボンのおすすめ観光地10選
7つの丘の街とも呼ばれるポルトガルの首都、リスボン。テージョ川のほとりに位置し、名物のエッグタルトや行き交う路面電車など、どこか素朴で情緒ある街並みが魅力の街。今回はそんなリスボンのおすすめ観光スポットを紹介します。
- 4,895views
- B!
リスボンってどんなところ?
ポルトガルの首都であるリスボンは、イベリア半島のテージョ川の河口に広がる同国最大の都市で、ヨーロッパで最も西に位置する首都です。大航海時代には”世界の表玄関”として最も栄え、今もまだその時代の面影を色濃く残します。また、ポルトガルの民族歌謡「ファド」の発祥地であり、レストランなどでその歌声を楽しむことが出来ます。ベストシーズンは6月から9月です。
リスボンのおすすめ観光地10選
1.ジェロニモス修道院
ベレン地区にある修道院で、ヴァスコ・ダ・ガマ及びエンリケ航海王子の偉業を称え建築されました。マニエル様式の最高傑作ともいわれ、最終的な完成までに300年かかりました。その豪華さからは大航海時代の栄華を感じられます。
料金:大人 7ユーロ、子ども 無料
2.サンタ・ジェスタのエレベーター
リスボンの中心地のカルモ通りにあるエレベーターで、リスボンの観光名所の一つです。ポルトガルの典型的な建築様式で装飾されていて、テラスからはリスボンの街の眺めを楽しめます。夜にはライトアップされた姿を見ることができます。
料金:5ユーロ
3.発見のモニュメント
ベレン地区のテージョ川岸にあり、建築家コッティネッリ・テルモと彫刻家レオポルド・デ・アルメイダが大航海時代を記念して制作した高さ52メートルの巨大な記念碑。中に入ることもできますが、外観からでも十分その素晴らしさを感じられます。
料金:2.5ユーロ
4.サント・アントニオ教会
リスボンの守護聖人であるサント・アントニオの生誕地に建てられた教会です。縁結びの教会として広く知られており、カップルに人気のスポットです。毎年6月12日から13日にかけて聖人祭が行われるのでその時期に訪れるのもおすすめです。
5.サン・ジョルジェ城
リスボン東部の高台にそびえるこの城跡には多くの観光客が訪れます。城内からはリスボンの美しい街並みを見下ろすことが出来ます。
料金:大人 7.5ユーロ、子ども 無料、シニア 4ユーロ
6.パステイス・デ・ベレン
ベレン地区にある老舗のエッグタルト専門店です。大人気で常に店の外にまで行列ができているので、すぐに見つけられます。甘さ控えめであっさりとしているので、甘いものが苦手な人にもおすすめの一品です。ジェロニモス修道院から徒歩圏内なので、見学後に訪れることをおすすめします。
7.コメルシオ広場
「貿易広場」という意味のこの広場はテージョ川に面しており、元の名前である「宮殿広場」という名称で親しまれています。約200m四方の大きな広場で、周囲にはレストランも多くあるので日本人の口に会うといわれるポルトガル料理を味わえます。
8.ベレンの塔
ベレン地区にあり、ジェロニモス修道院とともに世界遺産に登録されている塔です。テージョ川沿いにヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られました。マニエル様式で建てられたこの塔は、発見のモニュメントとジェロニモス修道院とは徒歩圏内にあります。
料金:一般 5ユーロ、学生 2ユーロ
9.サン・ぺトロ・デ・アルカンタラ展望台
小さな公園の中にある展望台です。テージョ川からサン・ジョルジェ城までリスボンの街を一望することが出来ます。公園内にはカフェもあるので、観光に疲れたら休憩しながら景色を楽しむことができます。特に夕日に染まるリスボンの街並みはとても美しいです。ケーブルカーを利用して訪れることをおすすめします。
10.サン・ロケ教会
イエズス会の本部でもあったこの教会は、日本の天正遣欧使節団も宿舎として滞在していたという過去を持つ、日本とのつながりの深い教会です。ヨーロッパで篤く信仰されていた守護聖人、聖ロケを祀っており、シンプルな外観とは裏腹に、その豪華で繊細な内装には圧倒されてしまいます。
効率よく周るには?
7つの丘の街と呼ばれるようにリスボンは坂の多い街なので、市内観光には地下鉄、バス、市電、トラムなどが乗り放題のチケットを購入し、徒歩と合わせて観光するのがおすすめです。空港や市内観光案内所で購入することができ、観光地や美術館が割引になります。
料金:24時間 大人 18.50ユーロ、子ども 11.50ユーロ
魅力いっぱいの街リスボン
見どころいっぱいの街リスボンは、首都でありながら素朴で親しみやすい雰囲気があります。中世の佇まいを残した街並みは、街歩きをするのに最適でゆっくりとしたひとときを楽しむことができます。日本ではまだメジャーな観光地ではないですが、ヨーロッパに訪れた際はぜひリスボンまで足を延ばし、ひと味違ったヨーロッパを味わってみてはいかがでしょうか?
この記事のキーワード
この記事のライター
世界一周旅行中の女子大生。旅行先から世界各国のおすすめ情報をお届けします。旅行、おいしいもの、写真、映画が好き。