初めてのヨーロッパ旅行で訪れたい国5選と代表的な観光スポット
日本人にとって遠いヨーロッパは一度は訪れたい憧れの地ではないでしょうか?とはいっても、北欧から南欧までヨーロッパは幅広く、様々な文化がひしめき合っています。今回はヨーロッパ初心者におすすめの国とその代表的な観光スポットをご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
【1】フランス
モン・サン・ミッシェル
モン・サン・ミッシェルは、満潮時に海に浮かんだように見える姿がとてもロマンチックな修道院です。8世紀に、大天使ミカエルのお告げにより礼拝堂が建立されたのが始まりだと言われています。
修道院の頂点から、黄金のミカエルの像が人々を見守っています。モン・サン・ミッシェルに訪れると大天使ミカエルのパワーを授かることができると言われています。
【詳細情報】
モン・サン・ミッシェル
アクセス:パリからバスで約5時間。または、電車とバスを経由し約3時間
エッフェル塔/パリ
パリの象徴といえば、エッフェル塔です。エッフェル塔は日没後ライトアップされ、とても美しいですよ。1時間に1回5分程度点滅する瞬間があるのでぜひご覧ください。
また、エッフェル塔との記念撮影はシャイヨー宮から撮影するのがおすすめです。エッフェル塔は登ることもできるので時間があればぜひ頂上からパリの風景を眺めてみてくださいね。
【詳細情報】
エッフェル塔
住所:Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, France
TEL:+33 892 70 12 39
アクセス:メトロ「Trocadéro」駅から徒歩15分
ルーブル美術館/パリ
世界で最も有名な美術館といっても過言ではないのがこちらのルーブル美術館です。館内はとても広いので、全ても見て回るには数日かかります。特に芸術作品に興味がなく、有名な作品だけを見学したい方は、日本語のパンフレットで見たい作品の位置を確認して行きましょう。アート好きには外せないスポットであるとともに、興味がない方でも一度は行っておきたい有名観光名所です。
【詳細情報】
ルーブル美術館
住所:Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
TEL:+33 1 40 20 50 50
アクセス:1番線または7番線「Palais-Royal Musée du Louvre 」駅下車すぐ
【2】ドイツ
ベルリンの壁/ベルリン
歴史的にも大きな意味をもつベルリンの壁はドイツ観光には欠かせない代表的な名所の一つです。1989年に崩壊されたベルリンの壁はいくつか現存され観光地化していますが、その中でも一番有名なのが「East Side Gallery(イーストサイドギャラリー)」です。イーストサイドギャラリーは、現存しているベルリンの壁の中では最長の1300kmに渡る壁画ギャラリーで、20ヶ国以上のアーティストがユニークな壁画を残しています。
【基本情報】
East Side Gallery(イーストサイドギャラリー)
住所:Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin
TEL:+49 30 2517159
アクセス:Ostbahnhof(オストバーンホーフ)駅から徒歩1
ローテンブルク旧市街/ローテンブルク
ローテンブルク旧市街は約4.2kmの城壁で囲まれており、街全体がおとぎの国のようなメルヘンな街並みです。街に入るときは全部で6つある門のどれかを利用します。中世の都市国家の面影がはっきりと残っているローテンブルクは日本人にも人気の観光スポットですので、ドイツ観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。
【基本情報】
Rothenburg ob der Tauber(ローテンブルク旧市街)
アクセス:ミュンヘン中央駅からは快速列車でTreuchtlingen(トロイヒトリンゲン)まで行き、普通列車に乗り換えてSteinach(シュタイナッハ)で降り、もう一度乗り換えてからローテンブルクまで。所要時間約3時間半。バイエルンチケットが利用できます。
ノイシュヴァンシュタイン城/フュッセン
シンデレラ城のモデルとしても有名なのが、この白く輝く名城ノイシュバンシュタイン。「Schwan」とはドイツ語で白鳥という意味で、その美しさを表すように「白鳥城」とも呼ばれています。ロマティック街道の終点の街フュッセンにあるノイシュバンシュタイン城は世界中で人気の観光スポットです。
ノイシュバンシュタイン城のチケットセンターからシャトルバスで5分登ったところにある「Marienbrücke(マリエン橋)」からは、ノイシュバンシュタイン城が綺麗に見えるのでおすすめのフォトスポットです。
【基本情報】
Schloss Neuschwanstein(ノイシュヴァンシュタイン城)
住所:Neuschwansteinstraße 20, 87645 Schwangau
TEL:+49 8362 930830
アクセス:ミュンヘン中央駅からFüssen(フュッセン)駅まで約2時間、73番・78番バスに乗り(定員オーバーに注意)10分でHohenschwangau(ホーエンシュヴァンガウ)、下車後徒歩30分。徒歩以外にシャトルバスや馬車も利用可能。電車・バス乗り放題チケット「バイエルンチケット」がお得ですが、利用可能時間帯は平日9:00以降、土日は終日なので注意してください。
【3】イタリア
サン・マルコ寺院/ヴェネチア
サン・マルコ寺院は、ヴェネツィアのシンボルであるサン・マルコ広場に面して立つヴェネツィアで最も有名な寺院です。ヴェネツィア商人が持ち帰った聖マルコの遺体を安置するため、828年に建設されました。
壁や天井が金色で、豪華な装飾が施されています。特に、祭壇にある2,000個の宝石が埋め込まれた衝立「パラ・ドーロ」は感動の美しさです。
【詳細情報】
Basilica di San Marco(サン・マルコ寺院)
住所:Piazza San Marco, 328, 30100 Venezia
TEL:+39 041 270 8311
アクセス:水上バス1番「S.MARCO VALLARESSO」駅から徒歩約5分
ドゥオーモ/ミラノ
ミラノの象徴ともなっているのが500年もの月日をかけて完成したゴシック教会「ドゥオーモ」です。金銀細工が施された135本の尖塔と、3500本の彫刻が特徴です。
それぞれの尖塔の上には聖人たちの像が設置されていてます。一番高いところにある金のマリア像は、「この街にはこの像よりも高いものを作ってはならない」という信仰心の象徴だったそうです。
【詳細情報】
Piazza Duomo(ドゥオーモ)
アクセス:地下鉄1・3号線「Duomo」駅下車すぐ
コロッセオ/ローマ
ローマで最も有名な観光地といえば、円形闘技場・コロッセオです。西暦80年に完成してからというもの、コロッセオでは反乱を抑えるための市民の娯楽として猛獣と剣闘士との闘い、罪人の処刑、剣闘士同士の闘いが行われていました。
闘いが行われていたのはアリーナで、他に地下と全4階の観客席があります。アリーナの地面が壊れているためわかりづらいですが、中心部で剥き出しになっている部分が地下です。かつて地下は、猛獣の檻や剣闘士たちの待機場所がありました。
【詳細情報】
Colosseum(コロッセオ)
住所:Piazza del Colosseo, 1, 00184 Comune di Roma RM, Italy
TEL:+39 06 3996 7700
アクセス:メトロ「Colosseo」駅から徒歩3分
【4】スペイン
サグラダファミリア/バルセロナ
まずスペイン旅行に欠かせないのはガウディの代表作未完のサグラダファミリアです。1883年、31歳のガウディは2代目主任建築家として就任し、最後には教会内で寝泊まりするなど亡くなるまでの43年間のほとんどをサグラダファミリアの建築に捧げたそうです。
以前は完成に300年はかかると言われていましたが、今では近年の技術進歩のおかげで2026年頃には完成する予定だそうです。昼間の壮大な姿も、毎晩行われるライトアップも圧巻の美しさ。2005年には、世界遺産にも登録され、年間300万人が訪れると言われるスペインを代表する観光スポットです。
【詳細情報】
Sagrada Familia(サグラダファミリア)
住所:Carrer de Mallorca, 401, 08013 Barcelona
電話:+34 932 08 04 14
アクセス:地下鉄サグラダファミリア駅下車すぐ
グエル公園
ガウディの支援者であったグエル伯爵に依頼されてガウディが作ったのがこのグエル公園です。自然と芸術に囲まれて暮らすという夢を胸に60戸の分業住宅を持つ庭園都市を作りましたが、世間には受け入れられず計画は失敗。グエル伯爵の死後は寄付され公園になりました。
曲線のみで作られ、豊かな自然の中にお菓子の家が並んでいるまるでおとぎの国のようなグエル公園はかの有名なウォルトディズニーもディズニーランド建築の際にインスピレーションを得たそうです。東京ディズニーシーのマーメイドラグーンは、このグエル公園から造形を取り入れています。
【詳細情報】
Parque Güell(グエル公園)
住所:Carrer d'Olot, 5, 08024 Barcelona
電話:+34 934 09 18 31
アクセス:観光客が地元民のバス利用の妨げになったことから、2018年11月より市バスの24番と92番がグエル公園に行かなくなりました。地下鉄も利用できますが、アクセスが悪いためタクシーをオススメします。
プラド美術館/マドリード
世界三大美術館がどこの美術館かご存知でしょうか?確実な定義はされていないのですが、フランスのルーブル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、そして三つ目はアメリカのメトロポリタン美術館かスペインのプラド美術館だと言われています。せっかくマドリードにきて、数ある美術館のの中からトップ3に選ばれているプラド美術館を見逃すわけにはいきません。
16〜17世紀の絵画における世界最高レベルの美術館と言われるプラド美術館の館内は非常に大きく、事前にみたい作品を決めていくのが得策です。他にはない豊富なスペイン絵画コレクションを楽しんでくださいね。ちなみに、平日18時以降と日曜17時以降は入場料が無料なので、その時間を狙っていくのがおすすめです。特に平日の夕方は並ぶこともなく入場できることが多いですよ。
【詳細情報】
Museo del Prado(プラド美術館)
住所:Paseo del Prado, s/n, 28014 Madrid
電話:+34 913 30 28 00
アクセス:地下鉄Banco de Espane(バンコ・デ・エスパーニャ)駅から徒歩10分
【5】イギリス
大英博物館/ロンドン
18世紀に設立された大英博物館は、大英帝国時代に世界各国から収集した工芸品や美術品などを800万点以上展示している世界最大の博物館です。特に、ヒエログリフとデモティックという2種類のエジプト古代文字が刻まれたロゼッタストーンは大英博物館を代表する展示物です。
大英博物館は館内がとても広いので、1日で全てを見ることはできません。みたいものを事前にチェックしておくか、数日確保しておいてくださいね。
【詳細情報】
大英博物館
住所:Great Russell St, Bloomsbury, London
TEL:+44 20 7323 8299
アクセス:地下鉄「Holborn」駅から徒歩7分
バッキンガム宮殿/ロンドン
出典:www.rct.uk
バッキンガム宮殿も誰もが知るロンドンの名所です。現在も王室の住居として使われており、公務が執行されています。訪れる際は、ぜひ衛兵交代式を見てみてください。
バッキンガム宮殿の衛兵交代式は、数ある世界の衛兵交代式の中でもトップの知名度と人気を誇ります。4~7月は毎日、それ以外の期間は1日おきに行われています。通常、11:30頃からスタートしますが、場所取りのためにも15分前には訪れておいてください。
【詳細情報】
バッキンガム宮殿
住所:Westminster, London
TEL:+44 303 123 7300
アクセス:地下鉄「Victoria」「Green Park」「Hyde Park Corner」駅から徒歩約12分
ビックベン/ロンドン
ビックベンの愛称で親しまれているのは、国会議事堂の時計塔です。かつて王や王妃が暮らしていたウエストミンスター宮殿は火災で全焼し、19世紀にゴシック・リバイバル様式を取り入れて再建されました。
イギリスの象徴になっているので、ロンドンに訪れたらぜひ一目見てください。シーズンによって内部の見学ができる日もあるので確認してみてください。
【詳細情報】
ビックベン
住所:Westminster, London
TEL:+44 20 7219 4272
アクセス:地下鉄「Westminster」駅から徒歩約5分
おわりに
旅行の行き先として漠然としてヨーロッパに行ってみたいという人は多いですが、メジャーな国だけでもヨーロッパの行き先はかなり多いです。地域や国、街によってそれぞれ特色があるので、何を優先して楽しみたいのか考えて国選びをしてみましょう!
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。