『マネーボール』に学ぶ成功するための3つの手法
違う道を選んでいたらもっと違う今があると思ったことはないでしょうか。今回は自分の過去を活かし、自分の将来を変えた実際にあった話を元にして作られた映画をご紹介します。
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経営危機
『マネーボール』は、ブ2011年に公開された映画で、ブラッド・ピットが主演を務めました。MLBのオークランド・アスレティックスのGM(ジェネラル・マネージャー)のビリー・ビーンが、貧乏球団で経営危機に直面した野球チームをどのようにして再建したのか実際にあった話に沿って描かれています。今回は『マネーボール』からどのようにして危機から脱したのかを見ていきます。
大事なのは最後まで信念を貫くこと
1. 自分の失敗を活かす
ビリー・ビーンは、もともとニューヨーク・メッツからドラフト1巡目で指名されたMLB選手でしたが、メジャーリーグでは活躍することができず27歳という若さで引退しました。しかし、ビーンはGMとして自らの苦い経験を活かそうと考えました。ビーンは「スカウトが太鼓判を押したのになぜ自分が活躍できなかったのか?」という疑問から、従来の選手評価の方法に疑いを持ち、新しい手法で選手を評価し、新たなチーム作りを行いました。
2. 周りとは違う見方
自らの経験から選手の評価方法に疑問を持ったビーンが、新たな評価方法として採用したのが「セイバーメトリクス」という統計学的を用いた手法でした。ビーンは、「セイバーメトリクス」に基づいて、従来は周りからの評価の低かった選手の長所を高評価して獲得していきました。例えば、打率は低くても出塁率が高い選手を獲得していくことで新しいチームの再建を行いました。
3. 信念を貫く
新たな手法を行ったことで周囲から避難を浴びましたが、自身のやり方を貫き通しチームの再建を図りました。
結果としてチームは20連勝というアメリカン・リーグ新記録を打ち立てたました。この好成績を受けてビーンは、ボストン・レッドソックスから5年契約1250万ドルというオファーを受けましたが、ビリーは契約金につられて大学入学をやめ、MLBに入ってしまった後悔から「二度と金によって人生を左右されまい」と心に決めたという信念を貫き、高額のオファーを断りアスレティックスのGMを続けました。
自分に自信を持つ
『マネーボール』からは、ビリー・ビーンという男の生きざまが垣間見えます。彼は短気で乱暴な人間で、お世辞にも優れた人間とは言えません。それでも、成功することができたのは、自らの経験を活かし、信念を貫き通すことができたからではないでしょうか。この映画では不思議と勇気づけられるので、ぜひご覧になってください。
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