自動車アナリスト推薦!運転を楽しみたいドライバーにおすすめの国産車10選
昨今の若者の車離れやカーシェアが話題になる中、自分だけの自動車を購入しドライブする楽しみを存分に味わいという方がいるのも確かです。今回はそんな方々にこそおすすめしたい、運転する楽しみをフルに満喫できる国産車をご紹介します。
- 38,401views
- B!
マツダ アクセラ/アクセラスポーツ
2003年からマツダが世界戦略車として注力しているモデルがこのアクセラです。アクセラの名前は「Accelerate(加速する)」+「Accelerator(アクセル)」+「Excellent(卓越した)」を由来としており、高いドライビング性能を実現することが宿命づけられた車です。
現在は3代目のモデルとなるアクセラですが、そのデザインテーマは「魂動 -Soul of Motion」であり、見るからに楽しくドライブできそうなデザインをしています。
マツダ独自のスカイアクティブテクノロジーに加え、トヨタからの技術ライセンス供与によるハイブリッド機構を導入し、走りやすさに加え省エネ性能も高い一台です。
マツダ ロードスター
1989年から発売を開始したマツダのスポーツカーがロードスターです。「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックの認定も受けているほど人気のあるモデルです。2015年の5月に約10年ぶりのフルモデルチェンジにより、伝統の良さを残しつつ新しいマツダの風を取り入れて生まれ変わりました。約1,000Kgという軽量車体にも関わらず、スカイアクティブの高性能エンジン・トランスミッションを搭載し、ハンドリングの一体感とドライビングの躍動感は圧倒的です。国産のスポーツカーならばロードスターです。
三菱 ランサーエボリューションⅩ ファイナルエディション
三菱自動車がランサーをベースにスポーツモデルへと作りかえ、WRCなどのラリーなどでも高い評価を得た車がランサーエボリューション、通称ランエボです。最新モデルは2007年に発売されたランエボⅩであり、そのキャッチコピーは”その進化は、一瞬で次代を抜き去る”です。
最新モデルのⅩ以外は限定生産モデルということもあり、コアな熱狂的ファンを持つカルトカーとも言われ、ランエボ神話を作ってきた車です。
しかし、残念ながら三菱自動車はランエボシリーズについて、Ⅹを最後に生産停止を決定しています。そして、ランエボシリーズの集大成として特別仕様車のランサーエボリューションファイナルエディションを2015年8月に1000台限定で販売することを決定し、既に完売しています。
ファイナルエディションはランエボの”走りに生きた、という誇り”を存分に体感できる素晴らしい自動車として伝説のカルトカーになるといわれています。
スバル(富士重工業) WRX
スバルが走りの気持ちよさを追求して生み出した自動車インプレッサ。その中からスポーツセダンタイプの走りの速さを追求した車がWRXです。
スバルといえばなんといっても水平対向エンジン(BOXERエンジン)が有名です。これはスバルとポルシェだけが搭載している特殊なエンジンで、エンジンの重心位置が低いことで車体バランスを改善し、かつエンジンの振動バランスが優れるという特徴を持っています。この車体バランスの良さに加え、WRXでは剛性の高いボディにより、高速での安定性に優れます。走り屋に最適の車の一台です。
スバル(富士重工業) BRZ
BRZはスバルとトヨタ自動車が共同開発したスポーツカーです。2012年に発売を開始しましたが、日本のトップ企業がタッグを組んだスポーツカーとして話題になりました。
BRZのコンセプトは「小型・軽量・低重心」にあり、それを実現するためにBRZのBはボクサーエンジン (Boxer Engine)、Rは後輪駆動(Rear wheel drive)、Zは究極(Zenith)を意味しています。
車の走りを大きく左右するエンジンはスバルの水平対向エンジン(ボクサーエンジン)をベースとしトヨタの直噴技術を融合することで、全く新しいエンジンFA20型を生み出しました。
低重心の超安定したドライブをしたい方におすすめのスポーツカーです。
車両コンセプトやパッケージングなどの企画策定と全体デザインはトヨタが、実際の開発・設計と確認作業は富士重工が主導した。生産は一貫して富士重工が担当しており「トヨタから富士重工への開発委託」という単純な体制ではない
トヨタ 86
BRZはスバルとトヨタの共同開発したスポーツカーでスバルが発売している自動車です。一方86はトヨタ側が発売している、いわばBRZの兄弟車です。エンジンなどの基本部分は一緒ですが、外観や内装に若干の違いがあります。また、乗り心地も若干異なり、BRZの超安定に対し86は若干遊びのあるドリフト志向の車と表現されます。これはサスペンションの最終チューニングをトヨタ側で調整し、86らしさを出しているからです。スバルの水平対向エンジンをトヨタ車で楽しめる夢の車、それが86です。
86は、走る楽しさを追及した「直感ハンドリングFR」のコンセプトを実現するために、小型・軽量・低重心・低慣性を特長として企画・開発された小型スポーツカーである。「お客様とともに進化する」スポーツカーを目指して、「86(ハチロク)」と命名された。これは、チューニングのしやすさから息の長い人気を誇るAE86型カローラレビン・スプリンタートレノ(ハチロク)の「自分だけの1台を楽しみながら育てる」精神を継承したことが由来である
日産 スカイライン
スカイラインは1957年富士精密工業(1966年に日産が吸収合併)が製造販売を開始して以来、約60年にわたり継続して販売されている日産が誇る名車です。現行のモデルは2013年に発表された13代目 V37型です。
V37型は当初はハイブリッドモデルのみで市場に投入され、後にダイムラーからメルセデスベンツに搭載されるエンジン274Aの供給を受けたターボモデルも市場投入されています。
この自動車はドライブセレクターと言われるドライブモード変換に対応しており、日常向けの「STANDARDモード」、スポーティさを重視した「SPORTモード」、滑りやすい路面に対応した「SNOWモード」、好みに合わせた「PERSONALモード」、燃費向上のための「ECOモード」があります。それぞれの好みに対応した走りを楽しめる一台です。
日産 GT-R
日産がスカイラインのスポーツモデルとして展開していたスカイラインGT-Rの後継車がGT-Rです。スカイラインGT-Rから数えると3代目にあたるのが現行のGT-Rです。従来はスカイラインの枠組みの中で性能をアップしたものがスカイラインGT-Rでしたが、GT-Rは開発段階から異なる思想をもった車になりました。
日産は「究極のフラットライド・スポーツ」というコンセプトのもと、どんな環境でも高い安定性と高速ドライブを実現できる車としてGT-Rを生み出しました。
いつでもどこでもスーパーカーを体験できる車、それがGT-Rです。非常にファンが多いことを納得できる素晴らしい自動車です。
理想の走りとはどんなものか。日産には、明快なイメージがある。それは「フラットライド・スポーツ」という言葉に集約される。つまり、コーナーリング時でも、ブレーキ時でも4つの車輪が路面に吸い付くようにグリップし、車体姿勢は常にフラットな安定した状態を維持し続ける走りである
レクサス(Lexus) IS
出典:lexus.jp
トヨタ自動車が高級車ブランドとして展開しているレクサス、その中でインテリジェントスポーツを冠して名づけられた車がレクサスISです。現行モデルは3代目のISで、通常仕様のversionLとF sportがあります。そして、今後IS スポーツが販売されることが2015年フランクフルトモーターショーで発表されました。
高速域での操作安定性に加え、レクサスならでは安全性能とラグジュアリー感が、ドライバーの運転の楽しさと高揚感を刺激します。
レクサス(Lexus) RC/RCF
出典:lexus.jp
レクサスからもう一台、RCシリーズをお紹介します。
RCはRadical Coupeの略称であり、急進の、面白いといった意味を持っています。RCはレクサスの中でもスポーツクーペ専用モデルとして知られ、RCのさらに高性能版のRCFはサーキットも走行可能です。
「純粋にカッコいいクルマを目指した」RCと「走りを楽しみたい人なら誰でも、運転スキルに関係なく笑顔になれるスポーツカー」のRCF、どちらもレクサスシリーズの走る楽しさの先陣を切る卓越した高級自動車です。
レクサスの先鋭な美意識と、走る愉しさを追求する
純粋な想いを凝縮してクーペの真の魅力を鮮やかに描き出した、RC
出典:lexus.jp
一般道からサーキットまで、シームレスに走りが楽しめる。乗る人それぞれのスタイルで、自由に乗りこなすことができる。「誰もが笑顔になれる」をめざしたスポーツカー。それが、RC Fである。
出典:lexus.jp
この記事のキーワード
この記事のライター
日本一即戦力な公認会計士、を目指しています。大手監査法人⇒米国留学⇒経営コンサル公認会計士&TOEIC900超に加え、最近は経営能力など、知の経験値稼ぎに絶賛邁進中。様々知識を身につけるべく、読書とグルメめぐり(一流レストランからB級まで幅広く)が大好物