【六本木】これぞ大人デート!「美術館」デートの魅力に迫る!
美術鑑賞は大人の嗜み。そんな洗練された楽しみを彼女と共有しましょう。今回は都内有数のオシャレスポット六本木にある「六本木アート・トライアングル」と呼ばれる3つの美術館を紹介します。いまやアート、デザインの街ともいうべき六本木の新たな魅力に迫ります。
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六本木はデザインとアートの街
六本木とえいば日々多くの外国人で賑わう、少し危険な香りのする街というイメージ。しかし実は日本のデザインとアートを発信する最先端のオシャレスポットでもあるのです。
グッドデザインアワード/グッドデザインエキシビジョン
よく目にするグッドデザイン賞という言葉。これは日本で始まった、日本唯一の総合的デザイン評価、推奨制度です。この受賞作品を展示する「グッドデザインエキシビジョン」が2014年、六本木にある東京ミッドタウンで開催されました。
デザイナーズフラッグコンテスト
六本木商店街振興組合が20068年より開催している試みが「デザイナーズフラッグコンテスト」。全国からフラッグ=旗のデザインを募集し、審査で選ばれたものを六本木の街中で掲げるというもの。毎年テーマが異なる六本木恒例のイベントです。
六本木アートナイト
出典:togetter.com
六本木をアートの街として有名にしたイベントがこの「六本木アートナイト」。2009年から行われているこのイベントは、六本木の街全体で行われるアートイベントであり、100を超えるアーティストによる展示、パフォーマンス、トークショーといったイベントが行われます。
六本木未来会議
そんな六本木を「世界に通用するクリエイティブで都心らしい都市」にするための情報発信を行うwebマガジン。それが「六本木未来会議」です。デザイン&アートの業界で活躍する方々のインタビューを毎月提供しています。
街中の至る場所にアートが
上記のイベントがなくても六本木には随所にアート作品があります。ただ街を歩くだけでも芸術に触れることができる街が六本木なのです。
東京ミッドタウン
出典:trynext.com
世界的に著名なキュレーターであるジャン・ユベール・マルタン氏がディレクションを担当。館内には様々なアート作品が並んでいます。「フジフィルムスクエア」では様々な種類の写真が展示され、「21_21DESIGN SIGHT」では日頃の生活に目を向けたデザインが展示されています。また「Tokyo Midtown Award」を毎年開催。新しい日本の価値をテーマにアートの公募をしています。
六本木ヒルズ
六本木が誇る複合施設、六本木ヒルズ。ここでも様々なアートに触れることができます。大都市の中にある「毛利庭園」では、古き良き日本を感じることができる一方で、「六本木ヒルズ アート&デザインストア」では現代アート作家の作品の購入が可能。ちなみに広場にある有名なクモのオブジェの名は「ママン」。母であるクモはたくさんの卵を抱えています。
六本木アート・トライアングル
六本木には「六本木アート・トライアングル(Art Triangle Roppongi)」と呼ばれる場所があります。これは六本木にある3つの美術館のことを指しています。頭文字をとって通称「ATRo(アトロ)」。六本木からアートのネットワークを発信したいtという思いから名付けられました。それでは各美術館の詳細を見てみましょう。
国立新美術館
森の中の美術館がコンセプト
東京都港区乃木坂にある日本で5つ目の国立美術館。国立の美術館としは唯一、独自の所有コレクションがない珍しい美術館です。「森の美術館」をコンセプトにしているため、敷地内は多くの緑で溢れています。膨大な展示スペースを利用して多種多様な展覧会が日々開催されています。
アクセス:
・東京メトロ千代田線乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・都営大江戸線六本木駅7出口から徒歩約4分
・東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩約5分
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週火曜日
出典:www.nact.jp
”天空の”ポール・ボキューズで気軽にフレンチを
そんな国立新美術館のオススメデートスポットはなんといってもこのカフェレストラン、「ブラッスリー・ポール・ボキューズ・ミュゼ」。フランス料理界の巨匠、ポール・ボキューズ氏が気軽に料理を楽しめるよにと展開しているブラッスリー・ポール・ボキューズ。東京の各地にあるのですが、この国立新美術館にある1号店は他とは一味違います。地上21メートルのアトリウムに設計された店内はまさに「天空のレストラン」。ランチコースは2,200円から、ディナーコースも3,800円からと値段もとてもお手頃です。
メニューの内容はこちらから
森美術館
現代アートを中心に夜遅くまで楽しめる
六本木ヒルズに併設されている森美術館は現代アートを中心に前提的な展示を行うことが特徴です。また時間も夜遅くまで開館しており、仕事帰りにフラッと立ち寄れる美術館でもあります。
アクセス:
・東京メトロ 日比谷線「六本木駅」1C出口 徒歩0分(コンコースにて直結)
・都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩4分
・都営地下鉄 大江戸線「麻布十番駅」7出口 徒歩5分
・東京メトロ 南北線「麻布十番駅」4出口 徒歩8分
・東京メトロ 千代田線「乃木坂」5出口 徒歩10分
開館時間:10:00~22:00 ※火曜のみ17:00まで
入館料:1,800円
地上230メートルからのパノラマを楽しむ
その魅力はなんといっても館内からの景色。六本木ヒルズ森タワー53階、地上約230メートルに位置する日本最高所の美術館からは東京の景色が一望できます。美術館の入館料には「東京シティビュー」と名付けられた展望台の入館料も含まれており、360度のパノラマを楽しめます。別途500円で屋上の「スカイデッキ」に入れます。過去にはディズニーなど期間限定で様々な展示が行われています。また夜22時まで開館しているため夜景が絶景。そんな夜景を眺めながらカフェ「The SUN」でお茶や軽食もよし、レストラン「The MOON」でがっつりとコース料理を楽しむもよしです。
カフェレストラン「THE SUN & THE MOON」の内容はこちら
サントリー美術館
生活の中の美×古美術
飲料メーカーのサントリー社長、佐治敬三によって造られた美術館。「生活の中の美」を基本テーマとして、古美術を中心にコレクションされています。
アクセス:
・都営地下鉄大江戸線 六本木駅出口8より直結
・東京メトロ日比谷線 六本木駅より地下通路にて直結
・東京メトロ千代田線 乃木坂駅出口3より徒歩約3分
開館時間:10:00~18:00 ※金・土は20:00まで
休館日:毎週火曜日
和カフェで日本の伝統に触れる
出典:retrip.jp
美術館に併設されている和カフェ「shop×cafe」は慶応元年創業の金沢にある老舗、加賀麩不室屋がプロデュースしています。白木を使用したモダンかつ和のテイストが織り込まれた店内はとても落ち着きます。メニューは和スイーツから蕎麦といった軽食まで用意。各展示会に沿った期間限定メニューが用意されているので毎回新たな発見があるカフェです。
和カフェの内容はこちら
「六本木アート・トライアングル」はデートに最適
少し大人な美術館デートをぜひ六本木で楽しんでください。
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この記事のライター
新しい物好きなうざかわ系アラサー男子。男子校で男に囲まれてきた反動から、大学以降は女性にモテることのみを考えてます。でも基本シャイなんでうまくアプローチできません。外資系メーカー→MBA→国内インフラ企業と経験。英語も話せる真面目な人間。