夏限定!ひんやり冷たい和菓子5選
和菓子は、洋菓子にはない繊細で静かな美しさがあります。今回は、見た目も爽やか、夏限定のひんやり冷たい和菓子をご紹介致します。
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星づく夜【亀屋清永】
元和3年(1617)創業、京都・祇園に本店を構える「亀屋清永」の夏限定和菓子、星づく夜です。その名前の通り、満点の星が輝く夜空を思わせる星づく夜をイメージすることができます。月は羊羹、星は淡雪羹で形作られています。ほのかにパッションフルーツとレモンが香るさっぱり爽やかな味わいです。冷やして食べることによって、さらに一層おいしく食べることができます。美しさにうっとりとしてしまい、食べるのがもったいないと感じてしまいそうですよね。幻想的な見た目に、ネット上でも話題となっています。お土産やプレゼントにして、誰かにあげるのにも最適です。
小中 ¥ 750 +税 ¥1,100 +税
弊社の創業は、遠く元和3年(1617年)と伝えられ、広く京菓子司として皆様方の格別のご愛顧を賜りつつ、伝統の継承と共に絶えざる努力を重ねて今日に至って居ります。
金魚鉢【幸楽屋】
「幸楽屋」さんは創業昭和23年(1948年)の和菓子屋で、超老舗と云うわけではありませんが、
色々に研究を重ね人気の和菓子を生み出しています。こちらは、とてもかわいい夏の和菓子です。目にも涼しいこのお菓子は、寒天で作られた琥珀羹という種類のお菓子です。琥珀羹は文字通り、宝石の琥珀に似ている事から、そう名付けられました。樹脂の化石である琥珀には透明感があります。琥珀羹も同様、きらきらと光を反射してとてもきれいです。ずっと眺めていても飽きません。その中を泳ぐ可愛い金魚は白小豆と小麦粉でできています、ちょんと表情のある目は黒ゴマで表現されています。繊細な金魚鉢の形は、なんとラップをつるして型をとっているのだそう、繊細なその表情に職人の技を感じます。食べるのがもったい、まさに宝石ですね!
定価 3個入 662円
天の川【七條甘春堂】
出典:feely.jp
最近、やはり夏の夜空をモチーフにした和菓子「天の川」(七條甘春堂)が「美しすぎる和菓子」として話題になっているので、見たことがある人もいるのではないかと思います。京都の三十三間堂前にある和菓子店「七條甘春堂」の、6月1日~8月13日にだけ限定販売される「天の川」という羊羹です。七條甘春堂は、慶応元年から七代続く『京菓子』のお店です。涼しげな夏の夜空に見立てた琥珀羹の中に、三日月と星が浮かぶ何とも幻想的な美しさを持ち、あっさりと夏らしい味わいの和菓子です。この一本の羊羹に七夕の世界が詰め込まれています。その見た目から、風流を感じますね、とても美しいです。これは冷やして食べることにより、おいしさが増します。贈り物や来客用に出しても、絶対に喜ばれます。かなりの人気があるので、オンラインショップでの販売は終了しています。今は七條甘春堂 営業店舗全店で取り扱われています。
定価 864円(税込)
水の宿、雲の峰【とらや】
室町時代後期、京都で創業した和菓子屋「とらや」の夏限定和菓子、雲の峰です。青空と入道雲が羊羹の中に詰まっていて、見るだけで夏を感じます。ノスタルジックな味わいがありますね。その夏の美しい風景を感じる、羊羹はネットで話題を呼んでいます。和菓子がここまでくると、もう食べるのがもったいなく感じてしまいます。芸術品のような和菓子です。
同じく「とらや」の夏限定和菓子、水の宿です。夏の日に安らぎを与える、涼しげな和菓子です。夏には、小川のせせらぎや海辺の波音に涼を感じます。また、打ち水をすることで、暑さをひとときやわらげることができます。季節の羊羹「水の宿」は、白道明寺羹と青琥珀羹を曲線で組み合わせた意匠で、陽に照らされてきらめく渚や泉を思わせてくれますね。
価格3,888円(本体価格3,600円)
室町時代後期、京都で創業した和菓子屋「とらや」のオンラインショップです。「とらや」を代表する羊羹や季節の生菓子の情報、和菓子にまつわる歴史・文化、店舗の情報、イベントのお知らせなどを随時更新しております。
レース羹【大極殿本舗】
出典:grapee.jp
創業明治18年の老舗「大極殿本舗」のレース羹は、和菓子に珍しくレモンを使った爽やかなものです。レモンの輪切りを浮かべたレモン味の寒天菓子です。封を開けると、レモンの香りがふわっと、蜜が出てきます。寒天の中に透けて見えるレモンの輪切りは、名前にふさわしいレースのワンピースような繊細なかわいらしさがあります。夏の暑さも、爽やかな見た目とさっぱりとしたレモンの風味、すっきりとした後味の良い甘さで吹っ飛びます!レモンが好きな方におすすめの和菓子です。5月下旬から9月上旬までの季節限定されています。
価格 1棹 1,260円
夏を楽しむ!
出典:i.gzn.jp
いかがですか?どれも綺麗で、食べるのがもったいないと感じるものばかりです。和菓子は普段あまり食べる機会がないかと思いますが、この機会に色々な和菓子を見て、食べてみて下さい。それぞれ、歴史と職人さんの技術が詰まった和菓子にはたくさんの魅力が詰まっています。お中元として、お世話になった人に感謝の気持ちを込めてこの素敵な和菓子を贈り物するのも良いですね。暑い夏は、涼しげな和菓子を楽しんでみましょう!
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この記事のライター
栄養学を勉強している、都内の女子大生。お料理、お菓子作りが大好きです☆☆最近は、家のキッチンで、レシピやメニューを考えることにはまっています!記事はグルメを中心に、ファッションやライフスタイルなど、幅広く書いています!