美味しくて見た目も綺麗!様々なリキュールを使ったおすすめカクテルまとめ
カシスオレンジなどのリキュールベースのカクテルは今や飲み会では定番ですね。色合いは勿論、香りや風味などバリエーションが豊富なリキュールは、多種多様なカクテルを作る際の材料としてほぼ欠かせません。今回はバーで飲めるものから自宅で簡単に作れるものまで、おすすめカクテルをレシピなど添えて元バーテンダーが紹介します!
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アイキャッチ画像出典:contents.oricon.co.jp
リキュールとは
蒸留酒に果実やハーブなどの副材料を加えて着色や香味付けをしたもので、お酒の分類上ではリキュールは混成酒にとされています。主にスピリッツを用いた混成酒がリキュールに該当し、ビールやワインなどの醸造酒をベースに調製された混成酒はリキュールに分類されず、その醸造酒のカテゴリーに分類されています。
リキュールベースのおすすめカクテルをご紹介
スプモーニ
タリア語で「泡を立てる」というの意味のカクテル。柑橘系の甘みと酸味によるフルーティーな味わいが特徴です。薄紅色の綺麗な色合いとあっさりとした口当たりが女性から人気です。お好みでレモンスライスやグレープフルーツ、オレンジなどをグラス口に飾っても華かでいいですね。
材料:カンパリ20ml、グレープフルーツジュース30ml、トニックウォーター適量
作り方
step1:グラスにカンパリ、グレープフルーツジュースを注ぎます。
step2:トニックウォーターで満たして完成です。
カシス・オレンジ
カシスリキュールといえばこちらのカクテル。通称「カシオレ」として、飲み会でも定番のカクテルですね。カシスの濃厚な甘さがオレンジジュースによってあっさりとした飲み口に仕上がっています。度数も低く、ジュース感覚で飲めてしまうことから女性から評判が高いです。
材料:ボルス クレーム・ド・カシス 30ml、オレンジジュース 120ml
作り方
step1:グラスにカシスを入れ、オレンジジュースで満たし、軽く混ぜて完成です。
グラッド・アイ
透き通った緑のグラデーションが美しいこちらのカクテル。15種類もの香草を用いて香味つけしたペルノとミントリキュールを使用しているため、独特な甘さと爽やかさが堪能できます。そのため食後などに最適です。ちなみにグラッド・アイとは英語で"色目を使う"という意味なので。気になる異性がそばにいたら注文してみてはいかがでしょうか。
材料:ベルノ 40ml、クレームドミントグリーン 20ml
作り方
step1:上記の材料をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
サンブーカ・コン・モスカ
炎のカクテルとして有名なこちらのカクテル。サンブーカの40度というアルコール度数の高さを利用して火をつけ、コーヒー豆の香りやサンブーカが燃えている様子を楽しむカクテルです。コーヒー豆を噛みながら飲むと一層味わい深くなります。
材料:サンブーカ 30ml、焙煎済みのコーヒー豆 3粒ほど
作り方
step1:グラスにサンブーカを注ぎ、コーヒー豆を浮かせます。
step2:火をつけて炎を立たせ、220秒ほどしたらコースターなどで覆って消火し完成です。
ホワイト・サテン
艶やかな白色が、まるで繻子という織物の布面のようであることから名付けられたこちらのカクテル。コーヒー・リキュールの香ばしさとガリアーノのハーブ感を生クリームで包み込んだ、滑らかで口当たりの良いカクテル。食後やリラックスしたいときにどうぞ。
材料:コーヒーリキュール 20ml、ガリアーノ 20ml、生クリーム 20ml
作り方
step1:上記の材料をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
レインボー
何層にも重なった綺麗なグラデーションが目を引くこちらのカクテル。プースカフェと呼ばれる、材料の比重の差異を利用して階層ごとに分けるスタイルのカクテルです。綺麗に階層化するのは非常に難しく、作る方技量が試されます。飲み方はストローで階層ごとに飲みます。変わったカクテルが飲みたい方にオススメ。
材料:クレーム・ド・カカオ 1/7、クレーム・ド・バイオレット 1/7、マラスキーノ 1/7、ベネディクティン 1/7、シャルトリューズ(イエロー) 1/7、シャルトリューズ(グリーン) 1/7、ブランデー 1/7
作り方
step1:クレーム・ド・カカオ→クレーム・ド・バイオレット→マラスキーノ→ベネディクティン →シャルトリューズ(イエロー)→シャルトリューズ(グリーン) →ブランデーの順に注ぎ、完成です。スプーンをグラス口に当てて入れると層を作りやすいです。
アフター・ディナー
出典:gbiz.jp
アプリコット・ブランデーをベースに、オレンジ・キュラソーとライム・ジュースを使用したフルーティーな香りと味わいが特徴のカクテル。名前のように、口直しのデザートとして食後に飲むのにはぴったりのカクテルです。
材料:アプリコットブランデー 30ml、オレンジキュラソー 25ml、ライムジュース 5ml
作り方
step1:上記の材料をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
アラバマ・スラマー
トム・クルーズ主演の映画『カクテル』(1989年)に登場したことで、日本でも話題になったこちらのカクテル。アメリカを代表するリキュール「サザンカンフォート」とアマレットのアーモンドの甘く香ばしい香味を、スロージンですっきりと引き締まった味わいに仕上げた口当たりの良いカクテルです。レモン酸味がアクセント。
材料:サザンカンフォート 30ml、アマレット 30ml、スロージン 15ml、レモンジュース 15ml
作り方
step1:上記の材料をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
アブサン・カクテル
複数のハーブとスパイスによって調製された、刺激的な味わいの薬草系リキュール。その独特な香味と酒精のため、忘れがたい思い出の味になるといわれています。かつてその主成分に幻覚作用が疑われるなどして製造禁止される等、色々物議を醸したアブサン。現在は解禁され市販で販売されています。普通のカクテルでは物足りない方にオススメです。
材料:アブサン 40ml、ミネラル・ウォーター 20ml、ガム・シロップ 小さじ一杯、アンゴスチュラ・ビターズ 数滴
作り方
step1:上記の材料と氷をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
グラスホッパー
出典:quiz-wiz.com
濁った緑色の色合いがバッタの色味と似ていることから名前がつけられたこちらのカクテル。カカオとミントの組み合わせによる香り豊かなカクテル。生クリームを使用することで、滑らかな口当たりとしつこくないコクと甘さになっています。食後酒におすすめです。
材料:クレームドカカオホワイト 20ml、グリーンパパ―ミントリキュール 20ml、生クリーム 20ml
作り方
step1:上記の材料をシェイカーに入れてシェークし、グラスに注いで完成です。
夜を飾る、素敵なカクテルたち
いかがでしたでしょうか。リキュールベースのオススメカクテルを10選取り上げてみました。その色味や香味の種類の多さから、カクテル以外にもお菓子や料理のアクセント付けに利用されるなど使い勝手の良さも魅力なリキュール。上記以外にもまだまだ多くのリキュールベースのカクテルがあります。お気に入りの一杯を見つけて、素敵な一夜をお過ごしください。
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この記事のライター
自己の視野を広げるために、日々勉強中。webとかグラフィックとか色々制作。珍しいものが好きです。