【夜の切り札】ハイボールは1種類だけじゃない!夏までに覚えたいハイボール4種
今や日本人の食卓でもおなじみのハイボール。ウイスキーをソーダで割るんでしょ?と考えているそこの貴方。それだけがハイボールの全てではありません。これから暑い季節になり、ハイボールの出現頻度が多くなるからこそ、いつもと違うハイボールを頼めたら格好よくないですか?
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
そもそもハイボールって?
そもそもハイボールとは、スピリッツ、リキュールをソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料や、フレッシュジュースなどアルコールの含まれていない飲料で割ったものを指します。
日本ではウイスキーをソーダ水で割ったウイスキー・ソーダをハイボールとして呼ぶことがほとんどですが、ウイスキーに限らずリキュールやカクテルをソーダ割りすればハイボールになるのです。
ウイスキー・ソーダ以外で有名なハイボールを順に紹介します。
クロンダイク・ハイボール
ドライ・ヴェルモット、スイート・ヴェルモット、レモンジュースをシェークし、ジンジャーエールで割ったハイボール。ヴェルモットの香りが爽やかです。
ゴールドラッシュの舞台だった砂金の街「クロンダイク」に由来して名付けられたと言われています。
一攫千金を夢見る者たちがバーに集い、このカクテルを飲みながら夢を追い求めていたのでしょう。
まだ見ぬ明日を夢見る人のロングドリンクです。
ギムレット・ハイボール
出典:jlogos.com
イギリスの軍医だったギムレット卿が、ジンをストレートで飲む海軍の船員たちの健康を憂い、ライムジュースを加えて飲むように提唱した結果生まれたとされるのがギムレットというカクテル。
それ自体はジンとライムだけのシンプルなレシピですが、ギムレット・ハイボールはドライジン、ライムジュース、シュガーシロップ、炭酸と飲みやすくなっています。ライムジュースと炭酸でより爽快感が増しているので、息を吹き返したい時に頼みたい一杯です。
ブルドッグ・ハイボール
ブルドッグというカクテル自体は、ソルティドッグ(ウォッカとグレープフルーツジュース)からグラスの縁の塩を抜いた物を指します。
同じブルドッグという名が使われていても、ブルドッグ・ハイボールはドライジン、オレンジジュース、ジンジャーエールとレシピが違うのが特徴。
時代の変遷によって呼び方やレシピが変わったことが理由とされています。
ギムレット・ハイボールよりも甘みが強く、飲みやすい一杯です。
ケーブルグラム・ハイボール
アメリカで誕生したカクテル。 ケーブルグラムとは、海底電信(海底ケーブルを利用した電信や電報)を指しますが、それがカクテルの名前に使われた背景は不明のようです。
ウイスキー、レモン・ジュース、砂糖をシェークし、ジンジャーエールで割って完成。ウイスキーの風味がありながらも飲みやすい仕上がりとなっています。
ウイスキー・ソーダに飽きたら頼んでみるといいでしょう。
飲みやすいからこそ薦めやすい
ハイボールはアルコールを炭酸(ジンジャーエールが多い)で割るため、カクテルより飲みやすくなっています。その分だけ、人にも薦めることができるでしょう。
いつもと違ったハイボールを頼める貴方は、いつもと違った存在感を出せるはず。
貴方の一夜が特別なものにならんことを。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。