夏の夜を楽しむためのフローズンカクテル。デートで困ったらこれを頼め!
知識は酒を美味しくします。目の前の一本、その一杯の香味の後ろに広がるストーリーに思いを馳せ、語ることができたら。今回は夏の夜を涼しくしてくれるフローズンカクテルを紹介します。立ち寄ったバーでメニューを見ずおもむろに好きなカクテルを頼める人生と頼めない人生、格好いいオトナはきっと前者です。
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アイキャッチ画像出典:iwamoto-hiroyoshi.com
フローズンカクテルは女性客の方が頼みやすい傾向に?
猛暑が続く昨今、フローズンカクテルの刺激的な冷たさに人気が集まり、飲み始めの1杯として頻繁にオーダーされているレストラン&バーも多いとか。特に女性客を中心にこの傾向が強いそうで、飲み始めにいつもと違ったメニューを試したいと考えているような女性には、まさに最適のカクテルとなっているようです。
フローズンカクテルの大きな魅力のひとつとして挙げられるのは、材料に果物を用いれば簡単にフローズンフルーツカクテルにもアレンジできるところ。果物や野菜、ハーブ、スパイスなどを材料として瑞々しさを楽しむミクソロジーカクテル同様、フローズンカクテルに果物を加えれば、瑞々しさと果実味も満喫できるわけです。女性をデートに誘ったらこうしたフローズンカクテルは喜んでもらえるのではないでしょうか。
フローズンカクテルの中でも頼みやすいものを紹介します。
フローズン・ブルー・マルガリータ
フローズンスタイルでも美味しいマルガリータに、ブルーキュラソーとレモンジュースで見た目と味わいを変えたのがこちら。
作り方ホワイトキュラソーがブルーキュラソーに、ライムジュースがレモンジュースに変わるのでやや甘みが増しますが、こちらの方が見た目がより涼しげ。塩でスノースタイルを施したグラスに、テキーラ、ブルーキュラソー、レモンジュース、砂糖、氷をミキサーで混ぜたものを注いで完成です。
夜のムードをよりロマンティックにしたい時に頼むと良いでしょう。
グリーン・アイズ
グリーン・アイズは、フルーティーでココナッツ風味が効いているラムをベースとしたカクテルです。イエローグリーンの目にも鮮やかな色合いはメロンリキュールによるもの。ゴールドラム、メロンリキュール、パイナップルジュース、ココナッツミルク、ライムジュースで作ります。ラムとココナッツの風味が南国を感じさせるカクテルです。
ブラッド・ハウンド
ともすると中二心をくすぐるような名前ですが、由来は欧州原産の犬種の名前から来ているとも言われています。ブラッドは血液の意味では無く、血筋や血統と解釈するのが自然でしょう。
ドライジン、ドライベルモット、スイートベルモット、苺、氷をミキサーにかけて作り上げられる味わいは、フレッシュなイチゴとベルモットの香り、ジンのキレが合わさって甘過ぎない目の覚めるシャープな味わいに。食前酒として頼むと良いでしょう。
フローズン・バナナ・ダイキリ
フローズンカクテルの定番であるダイキリのバナナバージョン。
ダイキリ自体はホワイトラム、レモンキュラソーで作るサッパリした味わいの一杯ですが、こちらはホワイトラムとレモンキュラソーの分量を少量減らし、代わりに砂糖とバナナを加えて作ります。
また、別バージョンとしてストロベリーダイキリも。こちらはイチゴの酸味がアクセントとなり、飲みやすい一杯に。
食後のデザートカクテルとして頼むといいでしょう。
フローズンカクテルはデザート感覚で頼みやすい
フローズンカクテルは甘みが強いものも多く、デザート感覚で頼むことができます。その分だけ酔いが回るのにも気付きにくいので、注意が必要。
夜をスマートに演出するためにも、通常のドリンクと適度にバランスを保ってオーダーすることを心がけましょう。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。