夏に効くハイボール4種類。ウイスキーのソーダ割りだけがハイボールじゃない!
今や日本人の食卓でもおなじみのハイボール。ウイスキーをソーダで割るんでしょ?と考えているそこの貴方。それだけがハイボールの全てではありません。これから暑い季節になり、ハイボールの出現頻度が多くなるからこそ、いつもと違うハイボールを頼めたら格好よくないですか?夏に効くオススメのハイボール4種類を紹介します。
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アイキャッチ画像出典:3.bp.blogspot.com
そもそもハイボールって?
そもそもハイボールとは、スピリッツ、リキュールをソーダやトニックウォーターなどの炭酸飲料や、フレッシュジュースなどアルコールの含まれていない飲料で割ったものを指します。
日本ではウイスキーをソーダ水で割ったウイスキー・ソーダをハイボールとして呼ぶことがほとんどですが、ウイスキーに限らずリキュールやカクテルをソーダ割りすればハイボールになるのです。
ウイスキー・ソーダ以外で有名なハイボールを順に紹介します。
スプリッツァー
爽やかな食前酒として楽しんでいる人も多いカクテル。
オーストリアはザルツブルグで生まれ、ドイツ語で「弾ける」を意味するシュプリッツェン(spritzen)が語源になったワインベースのハイボールです。
レシピは白ワインと炭酸、お好みでライムのカットやピールを落とすというシンプルなもの。
ジェフリー・アーチャーの小説『大統領に知らせますか?』に登場した1978年以来、アメリカ人のヘルシー志向のトレンドに乗って80年代のアメリカでは大流行。今でも大人のロングドリンクとして親しまれ続けています。
カルバドス・ジンジャー
カルバドスの著名な作り手も公認するハイボール。フレッシュなリンゴを思わせるカルバドスの豊かな香りがジンジャーエールとよく調和し、爽快で喉越し豊かな一杯に。生姜の辛みが強すぎないジンジャーエールと合わせると尚ベター。
お好みでレモンやライムを絞り入れると更に爽快に。
ミント・クーラー
ウイスキーソーダにミントの香りが加わってすっきりとした味わいのハイボール。スポーツの後などに清涼ドリンクの気分で飲めるのもポイント。甘みがなくやや辛口なのも含め、大人のクーラー・スタイルと言えるでしょう。
スコッチやバーボンなど使うウイスキーによって風味が異なりますが、バーボンの方がミントと相性がいいかもしれません。
ボストン・クーラー
都市の名を冠したシティ・クーラーの一つ。ラム、レモンジュース、シュガー・シロップをシェークし、氷を入れたやや大型のグラスに注ぎ、そこに十分に冷やしたジンジャー・エールを加えてグラスを満たして完成。
レモンとジンジャエールの酸味と甘みのバランスは絶妙。夏にはいくらでも飲めてしまいそうな爽快感があります。
飲みやすいからこそ薦めやすい
ハイボールはアルコールを炭酸(ジンジャーエールが多い)で割るため、カクテルより飲みやすくなっています。その分だけ、人にも薦めることができるでしょう。
いつもと違ったハイボールを頼める貴方は、いつもと違った存在感を出せるはず。
夏に効くハイボールで一夜を特別なものにしましょう。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。