ショートボブの髪型【ヘアアレンジからセット方法まで】
ショートボブの定義からショートボブの王道ヘアアレンジ、そしておすすめのヘアスタイルまでしっかり解説していきます。セット方法も詳しく説明しているので、ヘアセットが苦手な方もぜひ参考にしてください。「ショートボブって何?」「短い髪でもヘアアレンジってできるの?」そんな疑問がある方にもおすすめの記事です。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
ショートボブとは
ショートボブはショートヘアとボブヘアの間のヘアスタイルで、ショートヘアよりも長いけれどボブヘアよりもはっきりとしたカットラインが出ないのが特徴です。また、前方から見るとボブっぽく、後ろから見るとショートっぽいという点では前下がりボブと似ていますが、ショートボブはより動きのあるスタイリングが特徴的なので、前下がりボブとは印象が異なります。
ショートボブの王道アレンジ4選
ピン留めアレンジ
ピン留めアレンジと一言で言っても、ヘアピンを使ったアレンジであれば可能性は無限大です。ピンの本数や組み合わせ方などで自分流のアレンジを楽しんでください。
ここで紹介しているのは、4本のピンを使ったカジュアルなアレンジです。耳掛けしている方の髪を固定するようにピンで留めていきます。おしゃれに仕上げるコツは、いくつかのピンを重ねて留めること。バランスを考えてほどよく耳元を飾りましょう。
<セット方法>
1. 片方の髪を耳にかける。
2. 2本のピンで髪を固定するように留める。
3. 残りは耳元を飾るようにランダムに挿していけば完成。
ハーフアップ
髪が短くてもまとめ髪を簡単に楽しめるのがハーフアップです。綺麗めに仕上げるならクシを使って整えるのもいいですが、小洒落たアレンジにするなら手櫛でまとめてこなれ感を演出するのがおすすめです。流行りの濡れ感や束感を取り入れながら定番ヘアアレンジを今っぽく仕上げましょう。
<セット方法>
1. 髪の上から半分を取って手櫛でまとめながら結ぶ。
2. トップの髪を指で少しずつ引っ張ってボリュームを出す。
3. ピンで装飾を加える際はランダムにピンを重ねていって完成。
一つ結び
後ろの髪がまだそこまで長くないショートボブで一つ結びをする際は、できるだけ下に結び目を作るのがコツです。高い位置ですと下の髪が落ちてきてしまうので、キープさせるのも大変になってしまいます。また、下の方で結ぶことで落ち着いた印象を作ることができるので、大人女子にぴったりです。
<セット方法>
1. 分け目を作るなら最初に分けておく。
2. 手櫛で無造作に髪をまとめながらゴムで結ぶ。
3. トップの髪にふくらみを作るように指で髪を引っ張っていけば完成。
三つ編み
三つ編みはショートボブの中でも比較的髪が長くなってきた頃に出来るようになるヘアアレンジです。短い髪でもうまくアレンジするコツは、まず最初に一つ結びを作ることです。一度髪をまとめてから三つ編みすることで髪が途中でサラサラと落ちていくことを防げます。こなれ感が欲しい人は後れ毛を出すとさらに洒落た雰囲気に仕上がります。
<セット方法>
1. 手櫛で髪を一つにまとめてゴムで結ぶ。
2. こなれ感を演出するために全体的に指で束を引っ張りながらボリュームを出していく。
3. 結んだ部分を髪を三つ編みにして先をゴムで結ぶ。
4. 落ちてきた髪をピンでおしゃれに留めて完成。
おすすめのショートボブヘアアレンジ
オールバック
オールバックはクールでマニッシュなテイストが魅力のヘアアレンジです。ヘアオイルやワックスを用いてトレンドの束感を演出していきましょう。顔が全面に出るオールバックは憚られるという人もいるかもしれませんが、髪がかからない分メイクが映える効果もあります。また、おでこなどのニキビができやすい人は髪から付く皮脂や汚れが原因だったりするので、そんな人にもオールバックはおすすめのヘアアレンジです。
ウェーブ×ピン留め
一時期セレブの間でフィンガーウェーブが流行りましたが、こちらのヘアアレンジはヘアピンを器用に使うことでフィンガーウェーブっぽいヘアアレンジを楽しむことができます。額にぴったり沿ったウェーブは個性的な味を出してくれるので、他とは被りたくない、という人におすすめです。ヘアピンを広めの間隔で留め、間の髪を引っ張ることで簡単にウェーブを作れるので、ぜひ試してみて下さい。
ネジネジ×ピン留め
ショートボブのヘアスタイルにマンネリ化したきた時には、編み込みやネジネジアレンジなどで簡単にイメチェンしましょう。大きめにねじ込んだ前髪はどの角度から見ても存在感があり、ヘアスタイルに花を咲かせてくれます。トップの髪は大胆にまとめながら、横にシフトするにつれて落ち着かせると形が美しく仕上がるので意識してみて下さい。毛先の髪はおしゃれにピンで留めて最後まで抜け目なくこだわりましょう。
センター分け
ショートボブに限らず、前髪の有無は印象を大きく変えます。普段は前髪があるという人でも、前髪から大胆にセンター分けして両脇をピンで留めてしまえば簡単に前髪なしのヘアスタイルを楽しむことができます。前髪を目立たせないコツはくしで綺麗に前髪を横の髪と馴染ませることです。大きめのピンを用意しておけば前髪を広めにホールドしてくれるのでヘアピン選びから拘ってみて下さい。
カチューシャ留め
髪が長いと小物が負けてしまうことも多いのですが、ショートボブくらいの短い髪には上手な小物使いが非常に映えます。大人っぽい華奢なカチューシャを使って邪魔くさい前髪も簡単かつ上品にまとめてしまいましょう。
ただつけるだけでは幼くなってしまうので、大人女子は大人っぽく活用したいものです。無造作に前髪を立ち上げながら毛先あたりでカチューシャをかぶせて立体的なスタイリングを意識して下さい。
編み込み前髪
編み込みは長ささえあればどんなヘアスタイルにも取り入れられるアレンジ方法ですので、苦手な人は練習しておくと時間のない朝やアレンジに困った時などに便利です。今っぽいアレンジのポイントはボリューム感のあるこなれたスタイリングなので、大きめに編み込みながら仕上げに要所の髪を引っ張って立体的なスタイリングを心がけてみて下さい。
後ろ髪アレンジ
前下がりのショートボブであれば後ろでアレンジを加えることも可能です。長めの髪をひねりながら後方の髪を取り込んでいくと編み込みっぽい上品なアレンジが出来上がります。後ろの髪は直接目で見て確認できないのでアレンジも難しいですが、これは簡単なので不器用な方でもトライしやすいでしょう。
一つ結び
潔く前髪も一緒にまとめてしまうまとめ髪はさっぱりとしていて大人らしいカジュアルな雰囲気が魅力的です。生え際のあたりの髪は輪郭を美しく見せるためにもスッキリまとめつつ、後ろの髪にはボリュームを持たせてこなれたシルエットを楽しみましょう。旬の束感はワックスを手になじませてから髪をまとめることで作り出せるのでぜひ試してみて下さい。
一つ結び×ピン留め
一つ結びにはまだ髪の長さが足りない!という方は弱点を逆手に取り、おしゃれなピン遣いで後れ毛を活かしたスタイリングを狙いましょう。結べる部分はゴムで結んで、後れ毛は一部残しながら落ちてきた髪をピンで拾うように留めていくと雰囲気のあるニュアンシーなスタイリングが叶います。
三つ編み
三つ編みは冒頭で説明した通り、まずは一つ結びをしてから編んでいくのが綺麗に仕上げるコツです。あくまで編める部分だけ編み込んで、落ちてきた髪はピンで留めてなんとなくまとめられればいいでしょう。一つ結びした後にトップにボリューム感を出しておくと、シュッと引き締まった三つ編み部分とのコントラストが生まれておしゃれに仕上がります。
ハーフアップ
フェミニンな中にマニッシュな味のあるハーフアップは、女性らしくも甘すぎないショートボブにぴったりのアレンジです。サイドの髪をきつめに集めつつ、トップの髪にゆとりを持たせることで美しい形を作ることができます。ラフなまとめ髪は飾りすぎず余裕感のある印象に仕上がるので日常的に使えるヘアアレンジになっています。
お団子
ショートボブはお団子ができないかと言われればそんなこともないです。お団子ができる位置で結んでしまえば比較的長めの髪を使って団子を作ることができます。個性派な人は上下に分けて団子を二つ作るのもおすすめで、一つにまとめようとするとこぼれてしまう髪も、分けてしまえばうまくいきやすいです。綺麗にピシッとまとめると清楚なテイストに仕上がり、無造作にまとめるとこなれ感抜群に仕上がります。
ターバン巻き
ヘアアレンジに時間をかけられない!という方は、小物を活用させましょう。ターバンはそれだけでおしゃれな雰囲気を出してくれるので一つは持っておくと便利です。ターバンでアレンジすると言ってもでもいろいろな巻き方ができ、また同じ巻き方でも違う柄のターバンを使うことで違う雰囲気を味わえるので、ターバンだけでもいろいろに楽しめます。ファッションに柄物を取り入れるのが苦手な方でもターバンであれば取り入れやすいと思うので、コーデに一味プラスするのにも役立つでしょう。
ショートボブを攻略しよう
ショートボブのヘアアレンジを詳しく解説してきましたが、新しいアイデアは見つかりましたか。短い髪型ではアレンジしにくいと思っていた方も、ぜひ参考にして日々のヘアスタイルに変化を加えてみてください。
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この記事のライター
ファッション大好きエドナです。