伸ばしかけ前髪のアレンジおすすめ15選【流し方からまとめ方まで】
伸ばしかけの前髪をおしゃれにアレンジする方法を解説します。伸ばしかけの前髪はアレンジを加えなければ野暮ったくなってしまいますが、大胆なアレンジをするには短く、おしゃれに見せるのはなかなか難しい長さかと思います。この記事ではそんな悩ましい伸ばしかけ前髪をおしゃれに楽しむコツが盛り込まれているので、ぜひ参考にしてください。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
伸ばしかけ前髪をアレンジする
髪が伸びるのは1ヶ月に1センチほどと言われているので、前髪を伸ばしたいと思っても伸ばしかけ期間というものは意外と長いものです。しかしそんな伸ばしかけ期間も、ただ我慢するだけではもったいないので、アレンジしながら楽しみましょう。
この記事では伸ばしかけ前髪の分類からおすすめの前髪アレンジまで紹介していくので、きっとお気に入りの前髪が見つかるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
アレンジの種類
ここからは前髪の長さ別にアレンジの種類を紹介していきます。
目にかかる程度の前髪
アップアレンジスタイル
伸ばしかけの前髪はうざったいので、いっそアップしてしまうのが手取り早いです。一見アレンジが難しそうにも見えますが、慣れてしまえばささっとできるものばかりなので、しっかりマスターして伸ばしかけ期間の味方にしておきましょう。
ピン留めスタイル
中途半端な前髪は長い髪と合わせたりアップスタイルにしたりしてごまかしてしまうのもいいですが、ピンを使えばそんな前髪の存在感も残しながら活かすことが出来ます。お気に入りのピンを使って顔まわりを飾るだけでも気分は高まるので、伸ばしかけ期間も存分に楽しめると思います。
鼻あたりまである前髪
まとめスタイル
時間のない朝なんかは、ヘアアレンジしている時間すらないかもしれません。そんな時に心強いのがこちらのスタイルです。主張が控えめで、カジュアルなファッションとも相性がいいので、デイリーに使っても問題ないでしょう。ワックスやヘアオイルで濡れ感を出しながら後ろや横に流してまとめることでこなれ感抜群のおしゃれヘアスタイルが出来上がります。
ウザバングスタイル
最後に紹介するのがウザバングヘアスタイルです。長い前髪は長いまま活かすことができるウザバングは、伸ばしかけの時期にこそ楽しめます。しっかりとスタイリングしなければ野暮ったくなってしまうので多少のテクニックも必要ですが、マスターすればスタイリングの幅もグッと広がるので、ぜひトライしてみてください。
おすすめの前髪アレンジ
以下からはアレンジの種類ごとにおすすめの前髪アレンジを紹介します。
ねじ込みスタイル
センター分けねじ込みアレンジ
短い前髪だけではアレンジの種類も限られてしまいますが、長い髪と一緒にアレンジすることでアレンジの幅は一気に広がります。こちらのアレンジはそのように長い髪と一緒にねじ込むことで短い髪が飛び出すことなくうまくまとめられています。
<アレンジ方法>
1. 髪をセンターで分ける。
2. 両サイドの髪を内側にねじ込むように巻き、耳の後ろでピンに留める。
<セットのコツ>
前髪に加えて長い髪も一緒にねじ込み、横に流すときも少しずつサイドの髪を取り込んで巻き込むことでボリュームを調整しやすく、安定感も増します。
くるりんぱアレンジ
たった3ステップで完成してしまうくるりんぱアレンジは忙しい時にも頼りになるヘアスタイルです。結び方やくるりんぱする向きによって見た目やニュアンスは大きく変わるので、いろいろ試してみるといいでしょう。
<アレンジ方法>
1. 前髪と長めの髪と合わせて横に流し、ゆとりを持たせてゴムで結ぶ。
2. 結んだ部分の中央あたりに穴を開け、結んだ髪を外側から内側にくるりんぱする。
3. くるりんぱした部分に立体感を持たせるように少しずつ髪の毛を出していき形が作れたら完成。
<セットのコツ>
今回は横に流していますが、縦にくるりんぱすると綺麗目な印象に仕上がるのでおすすめです。縦にする場合は髪も後ろに流してからくるりんぱした方が綺麗に仕上がるので意識してみてください。
大ぶり編み込みアレンジ
デイリーにもお呼ばれにも使えちゃう大ぶりのアレンジは一つマスターしていると安心です。細かい編み込みアレンジは上品で清楚なイメージですが、大胆な編み込みアレンジですと垢抜けた大人っぽい印象に仕上がります。きちっと仕上げるよりもゆとりのあるアレンジの方がこなれ感があっていいので意識してみましょう。
<アレンジ方法>
1. 額の端から前髪も含んだ髪をとって編み込んでいく。
2. 編み込み終えたらネジネジしてピンで留める。
3. 編み込みの表面の髪を引っ張って立体感を演出出来たら完成。
<セットのコツ>
前髪があまりにも短いと編み込みの途中で飛び出てしまうので、綺麗に整った時点でスプレーなどで固定させるといいです。
大ぶりねじ込みアレンジ
ねじねじさせるだけでおしゃれなヘアスタイルができるなら、一度は試す価値があると思います。アップスタイルのヘアアレンジは綺麗目なイメージもありますが、こちらのアレンジは大ぶりなのでカジュアルなファッションにも合うので、気軽にトライしてみてください。
<アレンジ方法>
1. 前髪も含めて少し多めの髪をとったら2つに分ける。
2. 外巻させるように2つに分けた髪を巻く。この時、編み込みのように横の髪を少しずつ取り込んでいく。
3. 端まで行ったらピンで留めて完成。
<セットのコツ>
ねじ込んだ髪はこなれ感を意識して髪を引っ張りながら立体感を出せるとより良いです。
ピン留めスタイル
センター分けピン留めアレンジ
定番のピン留めスタイルも、センター分けしてきちっと留めると今っぽい装いになります。幼くなく甘すぎないスタイルなので、幅広いジャンルのファッションにも合わせやすいでしょう。
<アレンジ方法>
1. 髪をセンター分けする。無造作に分けるにはクシではなく指を使うのがポイント。
2. ヘアバームやヘアオイルをなじませた前髪をくしで横に流して毛の流れを作る。
3. 髪を少し持ち上げるようにしてピンを留めれば完成。
<セットのコツ>
前髪アレンジ自体は簡単なのでコツがなくても大丈夫ですが、シンプルなアレンジだけに横の髪は軽くウェーブさせたりするなど飾りがあるとよりいいです。
6:4分けピン留めアレンジ
こちらも同じようなピン留めスタイルですが、ピンを装飾として使うことで前髪を上手にごまかすことが出来ます。また、海外でもこのようにピンを多用するアレンジが流行っているので、伸ばしかけの時期にこそ試してみましょう。
<アレンジ方法>
1. 髪を6:4に分ける。
2. 左右にそれぞれピンを10本ほど無造作に留めていく。
<セットのコツ>
ピンは綺麗にきちっと留めるとモードなテイストになりますが、無造作に並べることでカジュアル味の強いスタイルになりますので、好みのスタイルに寄せましょう。
ピン留めアップアレンジ
上2つとは違うスタイルのピン留めアレンジですが、正統派なテイストなので清楚なコーデにぴったりなアレンジです。前髪をまとめて上げるというのはポンパドールに似ていますが、細かく分けて上げることでより優しい仕上がりになります。
<アレンジ方法>
1. 前髪を無造作にとったら捻ってピンで留める。
2. 1をいくつか繰り返して完成。
<セットのコツ>
捻る時はゆとりを持たせてふんわりと仕上げることでこなれ感が出てくるのでピシッとなりすぎないように注意しましょう。
ねじ込みピン留めアレンジ
まだ伸ばし始めたばかりの時期はアレンジするのも一苦労かと思います。しかし、三つ編み一つでもピン留めのしかたであったり横の髪のセット次第でおしゃれに見せることは可能です。おしゃれさんのアレンジを参考に、可愛く見せるコツを見つけましょう。
<アレンジ方法>
1. 髪をセンターに分ける。
2. 分けた前髪を一回分三つ編みしてピンで留める。
3. ピン留めした部分にピンを加えて留めて可愛くアレンジしたら完成。
<セットのコツ>
三つ編み部分を少し引っ張り出したりしてこなれ感を出すのは重要ですが、前髪だけが浮かないようにサイドの髪もフワッとした巻き髪でニュアンスを揃えるといいでしょう。
まとめスタイル
7:3分けまとめスタイル
伸ばしかけの前髪があるけれど、早く前髪なしのヘアスタイルを楽しみたいという方は、このようにワックスで固めて後ろの髪と一緒にまとめてしまってもモードに仕上がるのでおすすめです。また、顔が全面に出るヘアスタイルなので輪郭を際立てたい人や明るい印象にしたい人にもおすすめです。
<アレンジ方法>
1. クシで解いた時に毛の流れが出るくらいまで髪の表面と前髪に重点的にワックスを馴染ませる。
2. 髪を7:3あたりで分ける。この時、カジュアルな分け目にするために指でジグザグさせながら分けるのがポイント。
3. 分けたらクシで毛の流れを作って完成。
<セットのコツ>
ベタベタしてしまってはいけませんが、クシで解いた時に毛の長出が出るようにするとなると、しっかり髪にワックスをなじませる必要があります。ベタベタするのが苦手であればワックスとさっぱり系のヘアオイルを混ぜてみると程よいしっとり感とキープ力が期待できます。
センター分けまとめスタイル
こちらはワックス少なめにセットしてあるのでよりカジュアルなスタイルになっています。前髪だけでもまとめて流してしまえば邪魔にならないですし、全体に力を入れてセットしなくて済むので無理のないデイリーアレンジになるかと思います。
<アレンジ方法>
1. くしを通して毛の流れが出るくらいまで前髪に重点的にヘアワックスを馴染ませる。
2. 前髪をセンターで分けてクシで横に流していく。
3. サイドの髪を一緒に耳掛けしてピタッとまとめる。
<セットのコツ>
十分にワックスをなじませておかないと前髪が落ちてしまうので注意が必要です。しかし、ワックスを使うのは前髪だけで大丈夫で、他は濡れ感を演出させるためのヘアオイルで十分です。
ヘアバンドまとめスタイル
ヘアバンドを使ってまとめてしまうのも、潔くて良いでしょう。セットは楽チンですし、頭に一つ装飾があるだけで華やかさは全く変わってきます。また、ヘアバンドがなくてもお気に入りのスカーフがあればそれで代用しても大丈夫です。
<アレンジ方法>
1. 髪に濡れ感を出したい人はあらかじめ髪にヘアオイルなどをなじませておく。
2. ヘアバンドを首に通し、前から後ろに調整する。
3. 額とバンドの間に少し隙間を持たせて完成。
<セットのコツ>
ヘアバンドをつけた時に写真のように分け目が欲しい時にはあらかじめ分けておいたり、ピンで固定したりするのがおすすめです。
ウザバングスタイル
ウザバング×パーマ
伸ばし期間に中途半端に長くなった前髪はパーマをかけてしまえば一発で解決できます。長くなければ楽しめない前髪パーマは伸ばしかけ期こそトライしたい前髪です!抜け感も抜群でエフォートレスなヘアスタイルは大人女子にぴったりです。
<アレンジ方法>
1. パーマを水で戻したらタオルでしっかり水気をとる。
2. ヘアムースを少量手にとって前髪に馴染ませる。
3. 指先で束感を出しながら不自然なところを調整し、完成。
<セットのコツ>
パーマであれば持続性はある程度あるので、かっちりしすぎないためにもムースは少なめで良いでしょう。
ボーリュームウザバング
おしゃれに自信がある人は長めの前髪をウザバングとして活かしてしまいましょう。ゆるふわの前髪は余裕感たっぷりで、大人の魅力が存分に引き出されます。こなれたヘアアレンジに合わせて仕上げにウザバングを取り入れてみましょう。
<アレンジ方法>
1. ヘアアイロンで大きめのカーブを描くように巻いていく。この時、毛先に向かってカールがきつくなるように調整できるとグッド。
2. 形をキープさせつつ濡れ感をプラスするためにヘアバームやワックスをなじませたら完成。
<セットのコツ>
束感を意識したスタイリングがポイントですので、整髪料が乾く前に束を作っておきましょう。
濡れ感ウザバング
ウザバングの中でもクールなテイストが好みの人には、こちらのアレンジはいかがでしょうか。濡れ感と束感が非常に今っぽく、程よい抜け感が長い前髪も軽やかに見せてくれます。アレンジが苦手という人も、このアレンジは簡単なのでぜひトライしてみてください。
<アレンジ方法>
1. 髪全体にしっとり系のヘアオイルをなじませる。
2. 指先で細かい束を作っていく。
3. 手櫛で髪をまとめたら完成。
<セットのコツ>
ヘアオイルを使ってからクシを通すと不自然に仕上がってしまうので、髪を整えるのはヘアオイルをつける前にしましょう。ヘアオイルをつけた後は極力指先を使って整えてください。
センター分けウザバング
ウザバングをもう少しスッキリ見せたのがこちらのアレンジです。センター分けした後に軽く前髪を顔にかぶせることで程よいウザバングが完成します。横に流れるようにスタイリングされた前髪は小顔効果も期待できるので、輪郭にあったウェーブを作っていきましょう。
<アレンジ方法>
1. センター分けした前髪に軽くウェーブを作るようにアイロンがけしていく。
2. ヘアオイルをなじませて指先で束を作れば完成。
<セットのコツ>
このウザバングはゆるっとしたスタイリングが魅力なので、サイドの髪もフワッと仕上げると統一感のある仕上がりになります。顔周りの髪はふんわりさせ、それより下の髪はスッキリまとめることで強弱のついたスタイルになるので意識してみるといいでしょう。
伸ばしかけもおしゃれに楽しもう
伸ばしかけ前髪のアレンジを紹介してきましたが、トライしたいアレンジは見つかりましたか。悩ましい伸ばしかけ前髪も、おしゃれにアレンジして楽しみましょう。
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この記事のライター
ファッション大好きエドナです。