オーバーオールコーデとサロペットとの違い【レディース大人おしゃれ】

オーバーオールの定義からサロペットとの違い、そしてオーバーオールを使ったコーデのポイントを解説した後におすすめオーバーオールコーデを紹介します。なんとなくで着ていたオーバーオールもポイントを押さえればさらにおしゃれに着こなせます。ラフなテイストだけでなく綺麗めやトレンディな着こなしも伝授するので参考にしてみてください。

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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp

オーバーオールとは

オーバーオールは前当てにストラップが付いたつなぎタイプの洋服を指します。他にもつなぎタイプの洋服はいくつか存在しますが、背中の部分にも布があり、ボトムがパンツになっているというのがオーバーオールの特徴と言えます。もともと作業服をおしゃれ着にアレンジしたものなので、デニム素材で作られたものが多い傾向です。

オーバーオールとサロペットの違い

サロペットはオーバーオールと同じく繋ぎタイプの洋服で、前当てとストラップが付いている点では似ていますが、後ろに布がなく、ストラップがクロスされているというのがサロペットの大きな特徴です。オーバーオールですと素材もしっかり硬めなのが多いくストラップも太いことが多いですが、サロペットの場合は素材が柔らかめなのでストラップは比較的細めです。サロペットはその素材感から上品でフェミニンなテイストが強い一方でオーバーオールはトムボーイな可愛らしさが魅力です。

オーバーオールコーデのポイント

シルエット作り

オーバーオールはもともとは作業着だったということもあり、全体的にリラクシーなシルエットが特徴です。パンツだけであればワイドパンツに合わせるようにスタイリングすればいいのですが、前当てがあることでトップス選びの難易度が少し上がります。
基本的にはシルエットに緩急をつけるのがおしゃれな着こなしのポイントなのでしっかり意識していきたいところですが、タイトすぎてもオーバーオールのテイストと合わなかったりするので、程よい抜け感のあるトップスを狙いましょう。夏はカジュアルなTシャツ、冬は甘めのニットがおすすめです。

レイヤード

オーバーオールを着るとなった場合、あと考えるのはトップス選びだけです。存在感が強く、デザインによって全くテイスト異なるオーバーオールを様々に着こなすには、トップス選びが非常に重要になってきます。汎用性が高いので色々な組み合わせに挑戦してみてください。大まかに分類すると、Tシャツであればカジュアルに、襟付きシャツであれば綺麗目に、パーカーであればストリートに仕上がります。

裾調節

仕上がりにこだわりの強い方は、裾のニュアンスまで意識してみましょう。ワイドパンツの場合、そのままストンと落とすとゆるっとラフな感じに仕上がり、まくると少しきちんとした可愛らしいテイストになります。一方タイトめなパンツの場合は少し短めの丈がおしゃれ見えするので、8部丈あたりになるよう調節しましょう。八部丈でカットされている場合はそのままでも、まくって裏地を見せるなどのアレンジを加えてもいいでしょう。

おすすめのオーバーオールコーデ

キャップ×オーバーオール×ノースリーブ×厚底ローファー

綺麗めなオーバーオールを大人っぽく着こなすならリラクシーなノースリーブがぴったりです。ジャストサイズのオーバーオールには少しゆとりのあるノースリーブを合わせることで程よい抜け感を演出できます。また、重量感のあるワイドパンツと違いタイトめなパンツであれば縦ラインを意識したトップスを組み合わせることですらっとした印象を与えられるので意識してみて下さい。
裾は八分丈になるくらいにまでまくることでよりおしゃれ見えさせることができる上、足元でもさりげなく肌見せができるので試してみましょう。

オーバーオール×白T×黒シューズ

オールホワイトコーデは色の組み合わせを考えなくて言い分、シルエット作りや素材の選択に悩んでしまう人が多いかと思います。それもそのはずで、白デニムに白Tではシンプルすぎてしまい、面白みも生まれにくいのです。しかし、存在感のあるオーバーオールを使えば残りは白Tを合わせるだけで簡単にそれっぽくおしゃれなコーデが出来上がります。足元には黒の靴を取り入れてアクセントを効かせましょう。

ハット×オーバーオール×白T×バレエシューズ

アースカラーの定番であるカーキはコーデの大部分を占めるオーバーオールに使ってもうるさくなく、全体にうまく溶け込みます。また、ミリタリー感漂うカーキは気軽にマニッシュなテイストを楽しめるのが魅力なので、甘すぎる着こなしが苦手な方にもおすすめです。色をオーバーオールで使ったらトップスは無難にベーシックカラーを合わせればいいでしょう。
夏らしく爽やかなアウトドアコーデにいかがでしょうか。

オーバーオール×オーバーサイズ白T×サンダル

カチッとした無骨なデザインのオーバーオールには可愛らしいカラーのものをチョイスすることでバランス感覚の良い着こなしがしやすくなります。ユニセックスなワイドパンツのオーバーオールにはオーバーサイズのTシャツを合わせてジャンダーレスな着こなしを楽しんでみましょう。また、長めの裾は数回まくることで長さをちょうどいいところまで調節できると共に足元に重量感を演出できるので、重めのスタイリングに効果的なワンポイントテクニックです。ストラップは片掛けしてみると一気にこなれ感が出るので、ちょっぴり着崩したいおしゃれさんは試してみて下さい。

オーバーオール×白T×カーディガン×白スニーカー

カジュアルなコーデにはデニム素材のオーバーオールで決まりです。作業着としてのオーバーオールの味わいを楽しみながら今っぽい綺麗めなカーディガンを合わせることで深みのある着こなしを目指しましょう。また、シルエットを若干カーブさせることで美しいラインを生み出すパンツは近年のトレンドなので、ぜひこの機会に取り入れてみて下さい。

オーバーオール×ボーダーシャツ×モンクストラップシューズ

どんなにおしゃれが好きでも、ゆっくりしたい休日はコーデを考えるのが面倒に感じることもあるかと思います。そんな時は自分の中の定番コーデがいくつかあると便利です。オフホワイトのオーバーオールにネイビーラインのボーダーシャツは着慣れているぶん安定感もあっておすすめです。ゆったりめなオーバーオールは体のラインが出ず、着ていても非常に過ごしやすいのでなんでもない日にちょうど良いでしょう。

オーバーオール×ストライプシャツ×ローファー

大人っぽい着こなしが好きな人にとってあどけなさの残るオーバーオールは選択肢にないかもしれません。しかし、ストレートなラインがスタイリッシュなオーバーオールであれば甘さ控えめでおしゃれ感度の高い着こなしが叶うはずです。このように直線的なラインが特徴的なオーバーオールは裾をまくらずに素のデザインを活かしましょう。
トップスには綺麗めなシャツを合わせながらレザー素材を小物で散りばめることで、オーバーオールコーデを高見えさせるのがワンランク上のおしゃれテクニックです。

オーバーオール×白タンクトップ×ロングカーディガン×白スニーカー

オーバーオールは縦ラインを活かすのがおしゃれな着こなしのコツです。そこで肌寒くなる秋には体温調整しやすいカーディガンが大活躍しますが、縦線の入ったロング丈カーディガンであればすらっとした印象を作りながら防寒対策ができます。カラーが落ち着き出す秋にはこっくりとしたビビッドカラーを取り入れて季節感を意識しましょう。

オーバーオール×フランネルシャツ×ハイネックシャツ×白スニーカー

温かみのあるコットン素材のオーバーオールには、温もりのあるフランネルシャツが相性抜群です。襟付きのトップスは綺麗めなテイストですが、フランネル素材は布感が強いのでカジュアル使いに向いています。
また、長めのワイドパンツをリラクシーに着こなす時の足元は飾りすぎないスニーカーが一番です。デイリー使いのトートバッグを提げて落ち着いたコーデを作りましょう。

オーバーオール×パーカー×バレエシューズ

オーバーオールはもともとカジュアルに合わせやすいアイテムなのでスウェットパーカーとももちろん合います。パーカーはゆるっと着るのが今流の着こなしなので、オーバーサイズが狙い目です。また、近年ではメンズアイテムを使う女性も増えてきているので、メンズアイテムもチェックしてみると良いと思います。
まくった裾で可愛らしさをプラスしながら、靴はペタンコのバレエシューズが綺麗めなアクセントを加えましょう。

オーバーオール×ハイネックニット×スニーカー

垢抜けたジッパーオーバーオールはジッパーが程よいワンポイントになっており、オーバーオール+トップスというシンプルな着こなしでもおしゃれ見えします。あどけないオーバーオールでも、ハイネックのオーバーサイズニットを合わせれば上品で大人っぽい雰囲気に仕上がります。寒い季節に入ってくると足も冷えやすくなりますが、ワイドパンツには下にタイツやレッグウォーマーを履くことで表に出さずに防寒もできます。寒いなと感じた朝には試してみて下さい。

オーバーオール×ボーダーシャツ×ジャケット×ローファー

飾り気のないクラシックなデニムオーバーオールには、ジャケットを合わせてミックスコーデを楽しんでみてはいかがですか。ジャケットは肩に羽織って大人っぽくクールに決めてみましょう。インナーはジャケットの裏地のストライプに対してボーダーシャツを合わせると、シャープなラインが交差して遊び心のあるスタイリングになります。

オーバーオール×白T×ボアジャケット×スニーカー

近年続くボアジャケット人気は今年も続いています。柔らかく可愛らしいイメージのボアジャケットには甘めのボトムスで全体的にフェミニンに仕上げてもいいですが、あえてボーイッシュなオーバーオールを合わせることで一味違った楽しみ方ができます。黒のオーバーオールには、インナーをシンプルな白Tで合わせて明るく仕上げるのがコツです。

オーバーオール×ハイネックニット×カーディガン×バレエシューズ

デニムといえば固めの素材感が特徴ですが、そこにフワフワのカーディガンを合わせるとイメージを緩和させてくれます。黒のインナーと白のカーディガンはコントラストがはっきりしており、印象をシュッと引きしてめくれるのでとてもいいカラーバランスです。ベーシックなパンツは一回分折ってこなれ感を演出しつつ、キュートなバレエシューズを合わせて甘さを一さじプラスしましょう。

ハット×オーバーオール×ハイネックシャツ×メルトンジャケット×スニーカー

デニムのオーバーオールはメルトンジャケットでストリートに着こなすことも可能です。秋らしいカラーのチェックは季節感を取り入れるためにも使いやすい柄ですが、大きめの柄ですとよりカジュアルなテイストに仕上がるのでストリートファッションに特に向いています。ダークな色味を明るく仕上げるにはインナーに白を取り入れるのがポイントです。

ゆったりコーデにはオーバーオールを!

オーバーオールコーデについて詳しく解説しましたが、サロペットとオーバーオールの違いは理解できましたか?知識が深まるほどコーデも深まるので両者の違いはしっかり押さえておきましょう。また、お気に入りのコーデがあればぜひ参考にしてみてください。

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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