【2020年春夏】レディース最新ファッション・トレンドアイテム・おすすめコーデ徹底解説!
この記事では世界各地の2020年春夏コレクションから最新のトレンドをスタイル、カラー、柄・デザイン、アイテムごとに紹介していきます!そして最後には筆者一押しのブランドをまとめましたのでそちらも要チェックです。2020年の春夏はこちらの記事を参考にして最新トレンドを取り入たモードコーデにチャレンジしてみてください!
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2020年春夏レディース最新ファッションを徹底解説
今年も世界各地で来シーズンのコレクションが開催されましたが皆さんはもうチェックされましたか?各ブランドごとにそれぞれの色がありましたがその中でもパリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨークのコレクションから次のシーズンのトレンドを予想していきたいと思います。この記事を参考に自身のコーデに最新トレンドを盛り込み、2020年の春夏もばっちりキメていきましょう!
トレンドスタイル
シースルーボトムスコーデ
今期は例年通りシースルー素材のアイテムがトレンド入りしましたが、特にシースルーのボトムスが多くみられました。シースルーというのは透け感のある素材のことで、種類は様々あります。今季は、シースルーボトムスにショートパンツを合わせたりボディスーツの上に履いたりトップスをインさせる様々なスタイリングが特徴的です。ロング丈のボトムスの重めのイメージを、シースルーでライトなイメージにすることができ、一気にモードでメリハリのあるコーデになります。
CHLOÉ(クロエ)
クロエからはくすみ色を合わせたシースルーコーデを紹介します。シースルーのロングパンツにショートパンツを合わせることでコーデが重層的になり深みが生まれます。ロングでワイドなパンツにはヒールを合わせると下半身のラインが美しくなり、縦長効果も期待できるのでおすすめです。また、シースルー素材は直接肌を出すことなく適度な肌見せを実現できる点でもおすすめできます。
Cushnie(クシュニー)
クシュニーからはホワイトのワンカラーコーデが登場。こちらもシースルーのワイドパンツにショートパンツを合わせたコーデですが先ほどのシースルーよりも粗い素材を使っていてイメージも柔らかくなっています。シースルーと一言で言っても生地の違いによって透け感が違うので色々試してみると面白いでしょう。ワンカラーコーデはこのように同じ色でもいろんな素材のものを使うことで単調にならないので意識してみてください。
ETRO(エトロ)
エトロのコレクションにはレオパード柄のワンピースが登場。ボディスーツとワンピースを合わせたようなこちらのデザインはシースルーによって実現しています。胸元が大きく開いたデザインにはロング丈の上品な長さがぴったり。レオパード柄がゴージャスでありながらシースルー素材が印象を軽くしてくれ、春夏にもってこいのアイテムです。赤のベルトでウエストを締めてコーデのアクセントも抜かりなく。
Iラインスタイル
Iラインスタイルとは、腰わまりをベルトなどでマークせずに縦のラインを意識したスタイルのことです。モードファッションというとベルトでウエストをキュッと締めたスタイルの方が多いイメージですが、今期は強弱をつけずにあえてストンと落とすIラインがきています。このスタイルは縦長の印象を与えるので背の低い方や細身に見せたい人にもオススメです!
MIU MIU(ミュウミュウ)
ミュウミュウのオフホワイトのジャケットワンピースもIラインが意識されたデザインになっています。Iラインスタイルのいいところは体型をカバーしつつシャープな仕上がりになることです。肩が広めにとってあるので肩下からさらにスリムに見せる効果があります。膨張色と呼ばれる白もIラインを意識すれば体型を気にせずに着こなせそうですね。
EZUMi(エズミ)
日本が誇るブランド、エズミからもIラインスタイルのワンピースが登場。ここまで長い丈のワンピースはそのままでも腰のラインが出てくるのでベルトがなくても美しいシルエットが浮かび上がります。チェックの部分が横からなびいていますが、これによりIラインは保ちつつもAラインっぽくメリハリを利かせることができるので、まさにIラインとAラインのいいとこ取りをした夢のようなワンピースです。
HYKE(ハイク)
ハイクからはサンドベージュのフリンジワンピースを紹介。Iラインワンピースはこの写真のようにVネックで首筋が開くと、より縦のシャープな印象が強くなるので相性抜群です。無地のワンピースでもフリンジをつけるだけで遊びができるのでいいですね。ビーチサンダルに合わせても縦のラインがワンピースによって強調されているのでボタっと感が解消されます!
トレンドカラー
秋冬で我慢していたカラーコーディネートも春夏にはなんでも挑戦したいところ。各コレクションで多くみられた今期一押しのトレンドカラーを紹介していきますので、是非参考にしてカラーリングからトレンドを取り入れてみてください。
オレンジ
今期は原色に近いビビッドなオレンジ色が流行間違いなしのトレンドです。以下に挙げるブランド以外にもヴェルサーチェやマルベリーなど本当に多くのブランドで扱っていたカラーなので、春夏はオレンジを取り入れたパワフルなカラーリングを楽しんでください!
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
こちらはボッテガ・ヴェネタの艶やかなコートを使ったコーデです。ビビッドなオレンジ色が目を引きますね。このくらいの丈のコートは春先の少し寒い時期に大活躍間違いなし。せっかくならコートのボタンを閉めてオレンジ一色で勝負したいですね。
PRADA(プラダ)
こちらも原色に近いオレンジ色を用いたプラダのコートです。そして後ほど紹介しますが、ボタニカル柄も今期トレンディな柄なんです。そんなボタニカル柄があしらわれたこちらのコートはトレンドが盛り沢山なアイテムと言えます。オレンジ地に大きなボタニカル柄はとってもインパクトが強いので下には黒のトップス・ボトムスを合わせてコートを引き立てましょう。
MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)
こちらはマーク・ジェイコブズのコレクションでみられたオレンジのワントーンコーデです。このコーデに使われているオレンジは少しくすみがかった黄色に近いオレンジですので、落ち着いた印象を与えます。オレンジと黄色、茶色は同系色なのでワントーンコーデといっても色の幅を効かせやすいですね。
以上にあげたブランドのオレンジコーデはわかりやすいくらいに全身オレンジですが、少し挑戦しづらいという方はワンポイントでオレンジを入れることをお勧めします。
グリーン
グリーンは毎年トレンド入りするカラーではありますが、今季はカーキにようなくすんだ色合いよりはエメラルドグリーン、蛍光色のグリーンなど、ビビッドな色合いがトレンドとなっています。
SIES MARJAN(シース・マルジャン)
こちらはシース・マルジャンからエメラルドグリーンのワンピース。光沢を放つ生地でデザインも凝ってあるこのワンピースはとっても洗練された印象を放ちます。靴も同じエメラルドグリーンで統一感を大事にしましょう。写真ではどのような構造になっているのかもわからないほど複雑で精密なデザインは、来ただけでモードな雰囲気に仕上げてくれます。
COURREGES(クレージュ)
こちらはクレージュから登場した蛍光色のグリーンコーデです。トレンドカラーのグリーンを用いているだけでなく、トップスに切り込みが入っているのも今期らしいです。メンズライクなシルエットのトップス・ボトムスにそれぞれラインが強調されていてシャープでクールな印象が強いですが、足元はリボン付きのキュートな靴を合わせてギャップを楽しみましょう。
MICHAEL KORS COLLECTION(マイケル コース コレクション)
こちらはマイケル・コースから原色に近いグリーン一色のゴージャスなドレスコーデです。靴やバッグもトーンを合わせたグリーンのアイテムを合わせてワンカラーコーデを実現。ウィメンズにあまり見られない原色グリーンのドレスも、フリルをたくさん施すことでガーリーな要素もプラス。マイケル・コースの最新ドレスには注目ですね。
ブルー
ファッション界がサスティナビリティを注目するようになってから、カラーもグリーンやブルーなどの空や緑をイメージさせるような色がコレクションで多く見られました。ここからはトレンドのブルーのアイテムを発表したいくつかのブランドを紹介します。
PREEN(プリーン)
鮮やかなブルーのドレスがひときわ目立ったのはプリーン。スタイルが非常に女性らしく、大きくかたどられたレースは歩くたびにひらひらとなびいて見ている人を魅了します。肩パッドは今期も結構見られましたが、一昔前のファッションを思わせるようなスタイルが今期のサブトレンドと言えます。
MISSONI(ミッソーニ)
こちらはミッソーニから海のような透き通るブルーのワンピースです。生地の柄は海の水面を連想させ、黒のフリルには波を連想させます。腰回りはベルトなどで締めずにストンと落としている点で、今期のIラインデザインと共通しています。
STELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)
ステラ・マッカートニーからは淡いブルーのワンピース。首元やスリーブ部分からさがる紐はアクセサリーのように全身を飾っています。ワンカラーでありながら複雑な構造のワンピースはシンプルに洗練された印象を放ちます。淡いブルーの健康的なイメージから、肌の色を生かしたシンプルコーデを目指しましょう。
トレンド柄・デザイン
ボタニカル
今年はファッションも大きく加担している環境問題が注目されているのを受けて、サスティナビリティが隠れたテーマになっているようです。上で紹介したようにカラーもグリーンやブルーなどの自然を想起させるようなものがトレンド入りしていますが、デザインにおいてもボタニカル柄(植物などの柄)がトレンド入りしました。
KATE SPADE NEW YORK(ケイト・スペード ニューヨーク)
こちらはケイト・スペードのコレクションでみられたボタニカル柄のワンピースです。サスティナビリティへの強い意識からか植木鉢を持ったモデルウォークが印象的。ボタニカルと言ってもグリーンに限らず、ブラウンベースなどのデザインも展開していたのでバラエティに富んだコレクションでした。リゾートを想起させるようなラフやデザインでも襟付きなのでだらしなくならないのがポイントです。
DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
こちらはドルチェ&ガッバーナのコレクションで登場したボタニカルなコーデです。ボタニカル柄とレオパード柄を組み合わせたネイチャー柄トップスにオフィスレディ風のスカートを合わせてシティとジャングルを融合した新しいスタイルを提案。強めの印象のレオパード柄もガーリーな60年代風スカートと合わせれば甘辛ミックスな斬新コーデの完成です。
TOD'S(トッズ)
こちらはトッズのボタニカル柄に切り抜かれたイエローワンピースです。切り抜きとシースルーも今期注目のトレンド。そんなトレンド盛りだくさんなワンピースは今期のコレクションを象徴しています。全身に広がるボタニカル柄とワンピースのシルエットラインでフェミニンな上品さがポイントです。
切り抜き
以前トレンドとして注目されていたオフショルの流れから、肩だけでなく色々な部分を切り取った遊び心のあるアイテムが今期のコレクションで多くみられました。大きくカットされた大胆なスタイルのものや幾何学型に切り取られた可愛らしいスタイルのものまで取り入れ方は様々なので、次の春夏は切り抜きアイテムでおしゃれを楽しみましょう。
Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)
こちらはアレキサンダー・マックイーンから、肩の部分と裾がアーティスティックに切り取られたジャケットです。デザイン性や、色々な素材で異なる質感を取り入れている点でとても独創性を感じます。特に袖の部分や裾の部分に使われているレースによって、マニッシュなスタイルになりがちなジャケットに女性らしさがプラスされているのが特徴的です。
STELLA McCARTNEY(ステラ・マッカートニー)
ステラ・マッカートニーは切り抜きやつぎはぎで遊び心溢れるTシャツを提案。このような幾何学的な切り取りはステラマッカートニーではいくつかみられたので注目のトレンドと言えそうです。体にフィットしたジャストサイズのTシャツはボーイッシュな女の子のようなプレイフルな印象を演出しています。
MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)
こちらはマーク・ジェイコブスのコレクションで見られた、大胆カットのパンツを用いたコーデです。Vラインカットのショートパンツは今期のトレンドですが、ロングパンツの一部分を切り取ったようなこちらの斬新なコーデはロングブーツとセットになって一つのコーデを作り出しています。
このように今期は今までにないような部分を切り取って従来のファッションを進化させて楽しむのがトレンドのようです。
シースルー
シースルーとは透けて見える特徴のことを言いますが、それは透け感のある素材だけでなく、細かい切り抜きで下が透けたり、網目から下が見えるのも含めて今期はよく見られました。以下では主に透け感のあるアイテムを用いたブランドを紹介しますが、他にも色々なシースルー種類があるのでぜひチェックしてみてください。
Emporio Armani(エンポリオ・アルマーニ)
エンポリオ・アルマーニからはシースルーのセットアップが登場。ツヤ感のある素材の全身シースルーセットアップは非常に斬新で洗練されており、ジャケットにスニーカーを合わせている点でも挑戦的なコーデになっています。ジャケットの下にブラウスを着ればカジュアルダウンするので意外と着こなしやすいアイテムかもしれません。
sacai(サカイ)
サカイからはグリーンのシースルーワンピースを紹介します。素肌を出すのは抵抗があるけど、薄くても一枚あれば大胆にボタンを開けることができたり、肩を出せたりしますよね。こちらのサカイのワンピースはちょうどいい露出度で春夏に挑戦しやすいアイテムになっています。クールなダークグリーンですがプリーツの入った袖やスカートが女性らしさを演出してくれるのでオススメです。
DOLCE&GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ)
こちらはドルチェ&ガッバーナから、シースルー素材が全身にまとわれたコーデです。シースルーのボトムスにショートパンツを合わせるスタイルは今期のコレクションで多くみられたトレンドスタイル。春夏も適度な肌見せでおしゃれを楽しみましょう。
トレンドアイテム
ここからはトレンドアイテムを紹介していきます。以上に挙げたトレンドを取り入れたアイテムから、コレクションで多くみられた最新小物までまだまだ紹介していくので要チェックです!
シースルーワンピ/スカート
FENDI(フェンディ)
やはりシースルーアイテムは次の春夏はマストになってきそうです。特にワンピースやスカートなどは、シースルーの下にショートパンツを履くスタイルがコレクションでは多くみられたので注目です。写真のように露出度高めの上下でもシースルーワンピを合わせれば全体として露出のイメージをダウンしてくれるのでおすすめです。海やプールに行くなんていうシチュエーションでも使えそうなコーデです。
FENDI(フェンディ)
こちらも同じくフェンディのコレクションで見られたコーデです。このコーデには網目状のスカートで下が透けるようになっています。シースルースカートにはホットパンツのような非常に丈の短いパンツを合わせて透けさせるのがトレンディのようですが、丈が長めのトップスならスカートにインしてみても面白いですね。
NO. 21 (ヌメロ ヴェントゥーノ)
こちらは透け感のあるスカートを使ったコーデです。歩くたびにユラユラ揺れるスカートは女性らしくていいですね。短いスカートが苦手で長めのスカートをよく着る方も、シースルーなら春夏も熱がこもりにくく涼しく過ごせるのでおすすめです。
紐サンダル
PRADA(プラダ)
サンダルは春から夏にかけて必須アイテムですよね。そんなサンダルの中でも紐を編んで作ったようなデザインのものが今期のコレクションで多くみられました。こちらはプラダから登場したモノクロに黄色を加えた斬新な一足。底にもデザインが施されたこちらのアイテムは厚底が好きな女性にはたまらないですね。カジュアルにもモードにも紐サンダルは大活躍間違いなしです!
TOGA(トーガ)
こちらはトーガから、足首を紐で結んだ最新ビーチサンダルです。昨年はネオンカラーのクリア素材を使ったサンダルが流行しましたが、今年も進化してトレンド入りしたようです。ビーチサンダルをモードに生まれ変わらせたこちらのサンダルは紐部分にフェミニンさを感じさせ、おしゃれで楽チンなコーデを実現させてくれます。
OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH(オフホワイト c/o ヴァージル アブロー)
こちらは太めの紐を用いたアーティスティックなサンダル。あみあみのシースルーが流行するなか、サンダルにも影響が見られますね。オフホワイトらしく白一色と紐だけを使ったこちらのサンダルはシンプル・イズ・ベストを意識しているようです。シンプルですが存在感が強く、サンダルを主役にしたコーデにもなります。
チョーカーネックレス
今期のコレクションでは首回りにぴったりしたチョーカーネックレスが多く見られました。特に、主張の強いデザインや大きいパーツのチョーカーが今期のトレンドと言えます。タイトなウェアに合わせてもゆるめのウェアに合わせてもコーデを効果的に引き締めてくれるチョーカーはいくつ持っていても困りません!ぜひ今期は色々なチョーカーを楽しんでみてください。
Gucci(グッチ)
こちらはグッチのコレクションで使われていたチョーカーです。従来は紐チョーカーくらいの小ぶりなものが多かった一方で今期はこのような主張強めのチョーカーが多くみられました。大きなパーツを使ったチョーカーをシックなウェアに合わせてチョーカーを主役にしたコーデも挑戦してみて。
LANVIN(ランバン)
こちらはランバンで使われた、メタリックでシンプルかつゴージャスな雰囲気のチョーカーです。ゴールドは何に合わせてもコーデにマッチする最強カラー。タイトなウェアに合わせればクールな印象に仕上がり、ふわふわのコーデに合わせても甘辛ミックスコーデに早変わり。コーデの仕上げやスパイスにもってこいのアクセですね。
Chloé(クロエ)
クロエからはキュートなサークルがモチーフのチョーカー。サイズ感がちょうどよく、さりげない柄のデザインも普段使いしやすいので、首元をもう少しおしゃれに飾りたいときにぴったりです。クロエのコーデのように胸元が開いたウェアにはチョーカーにネックレスを重ねてバランスを整えましょう。
一押しブランド
FENDI(フェンディ)
今期のコレクションでフェンディは、トレンドを押さえつつ独特の世界観で独自のトレンドを生み出そうという積極的な姿勢を感じさせます。今を生きる女性に向けた、着心地がよく、本当に欲しいと思える服を追求して作られた服の数々は非常に面白く魅力的なものばかりで、この記事でも多くフェンディのコーデを紹介してきました。そんなフェンディから特に今期のコレクションを象徴するようなコーデを紹介していくので要チェックです。
こちらは光沢感のあるシースルーの生地を使ったコーデです。やはりシースルーとショートパンツのトレンドスタイルをしっかりと押さえつつ、光沢感のある素材を使っていて異彩を放ちます。靴の下にもキラキラと光るソックスを合わせていて統一感を持たせています。フェンディは他にもあみあみのシースルーウェアをたくさん出していたのでいろんな種類のシースルーを楽しめます。
FENDIは独自にキルト生地を用いたウェアを数多く展開。トレンドのボタニカル柄で全身を覆い尽くしたこちらのウェアはキルト生地独特の可愛らしさを放っていて、ピュアな女の子のイメージを彷彿とさせます。キルト生地は長らく時代遅れで廃れた印象がありましたが、FENDIが今回取り上げたことで再びモードの世界に戻ってきて注目を集めています。着こなし方によってはダサくなりがちなキルトも、細めのベルトで腰を締めればシルエットに緩急が生まれてキュートなコーデに。
ブラウンも今期のコレクションで多くみられたので注目のカラーですが、それに相性のいいグリーンを取り入れてボタニカルな要素を取り入れています。カチッとしたショート丈のジャケットにハイウエストのタイトスカートは可愛らしいデザインになっていて、茶色の渋みとうまく調和しています。
KATE SPADE NEW YORK(ケイトスペード ニューヨーク)
こちらは何度もこの記事で取り上げているようにシースルーとボディスーツを組み合わせた最旬コーデです。特に面白いのは大きく用いてないですがレースがボタニカル柄であったり、サンダルの柄がボタニカルであったり、バックがボタニカルであったりとなんだかんだ全てにボタニカルが使われている点です。真っ白な襟付きワンピースの清楚で純真なイメージに透け感をプラスすることで遊び心あるコーデを実現しています。
こちらはあみあみ素材を使ったワンピースコーデですね。色味や合わせ方が独特で、タッキー(Tacky)スタイルと呼ばれる一見ダサくも見えるギリギリラインを攻めたスタイリングが目を引きました。ケイトスペードのトレードマークであるクローバー柄が絶妙にダサ可愛いスパイスとして効いています。来シーズンはいつもとは違ったテイストのおしゃれを楽しんでみるきっかけを与えてくれるケイトスペードのコーデでした。
こちらは膝丈まで二本のスリットが正面に入ったワンピースコーデになります。上のコーデとは180度変わって正統派なコーデも登場しました。色味やスタイルが絶妙で、女子の憧れにぴったり寄り添ったようなワンピースですね。きれい目のワンピースにはちょっと大きめのカジュアルなアウターを合わせてバランスを崩してみて。アウターはゆるっと着ることで裏地の柄を生かしましょう。
HYKE(ハイク)
ハイクはアウトドア、ミリタリー、ワークなどをキーワードとした知る人ぞ知る日本のブランド。既存のスタイルを崩して進化させたスタイルが印象的です。派手な色や奇抜な柄を使っているわけでもないのになぜか目を引いてしまうようなデザイン性の高さはハイクならでは。トレンドにとらわれない独自の世界観も注目です。
こちらはそんなハイクから、モノクロで統一したコーデです。ハイクの世界観に一気に没入してしまいますね。シャープなストライプ一色のデザインはスタイリッシュでメンズライクですが、袖の部分に丸みがあるのでそこにフェミニンな要素も感じます。シンプルだからこそシルエットや組み合わせ方にハイクの強いこだわりを感じさせるコーデです。
こちらはワンピースにオーバーサイズのデニムジャケットを合わせたコーデ。両脇に下がっているのはハイクのワンピースでいくつか見られた今期のワンポイントです。デニムジャケットはオーバーサイズなだけでなく、袖の部分が前に来ていて色々と違和感時感じさせるコーデになっています。ワンピースにデニムジャケットという特に珍しいわけでもない組み合わせでここまで独創的に表現できるハイクのデザインには驚きの連続です。
こちらも似たようなシャツワンピースにニットワンピを合わせた最新コーデです。シャツにニットというと制服のようなイメージがありますがハイクはこれをもとにアレンジしてモードに昇華させました。ニットワンピースには深いスリットが入っているので、シャツワンピースの横のひらひら部分がより映えて見えます。
TOD'S(トッズ)
トッズはイタリアの高級ファッションブランドです。シンプル、エレガント、スタイリッシュなデザインが特徴的で、モードの中でも着こなしやすいアイテムが多いです。今期は淡いカラーのウェアが主でしたので、靴やアクセサリーにワンポイントで差し色を取り入れるくらいでちょうどいいです。
こちらはウェアを白で統一したコーデです。同じ白でも違う素材やトーンを使っているので無機質にならず深みがコーデに生まれます。花柄で切り取られたスカートは今期らしいトレンディなデザインですね。タイトなスカートにはトップスインしてスタイリッシュに着こなして。
こちらはスカイブルーのトップスにブラウンのレザースカートを合わせたハイセンスコーデです。フォーマルっぽいデザインのスカートも生地にレザーを使うという面白さがあり、それにTシャツを合わせるというのも斬新です。足元はメタリックなゴールドの靴を合わせてコーデを昇華。
こちらはモードなモノクロコーデ。スカートのプレイフルな素材感とデザインが魅力的です。シャープな印象の中に腰回りのキュートなリボンが映えてます。モノクロコーデには足元だけワンポイントで色味を入れると単調なコーデから一つレベルアップするのでオススメです。
トレンドを意識したコーデを取り入れて
今回は最新2020春夏コレクションのトレンドや着こなし方を紹介していきました。今期のトレンドが押さえられたところで次の春夏も楽しみになってきましたね。ぜひお洋服選びの際やお買い物の際にこの記事を参考にしてみてください。
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この記事のライター
ファッション大好きエドナです。