【レディース】今更聞けないスカート30種類を徹底解説
スカートって一言で言っても、色々な種類がありますよね。普段生活をしている分には困らないかもしれませんが、雑誌などを読んでいるとわからない単語がたくさん!そんな時にこの記事を読んでくださると役に立つかもしれません。スカートを中心に紹介していきますが、沢山のファッション用語を盛り込んでいますので、参考にしてみてください。
- 33,811views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
スカートの種類、いくつ言える?
スカートの種類、いくつ言えますか?と聞かれて、どうですか?そもそもファッションに知識がいるのか?という疑問もあるかもしれません。正直にいうと知識が必要ない人もいると思います!「ただ単に可愛いと思ったものを着る。」それでいいと思います。しかし、このようなファッションマガジンを読むようなファッションに関心のある方は、記事を読んでいてわからない用語もあるかと思います。そんな時に活用してもらえれば嬉しいです。
素材で見分けるスカートの種類
チュールスカート
ふわっと軽やかなチュール素材を何枚も重ねたチュールスカートは上品で女性に人気が高いですね。軽い素材感は、暗い色でも印象が重くならないのがポイント。また、トップスとは違う素材としてチュールスカートをコーデに取り入れることで、ワントーンコーデにも深みが出てきます。
シンプルな一枚布のチュールスカートは甘くなく特に上品な雰囲気になりますが、ティアードが入っているとカジュアルダウンするので日常的にも取り入れやすいでしょう。
レザースカート
レザー素材をスカートに使う強気なスタイルはここぞという時にモードに決められます。レザー素材は通気性は良くないので夏には不向きですが、冬には風を通さないのでおしゃれに防寒できちゃいます。
ボトムスとして使われるレザーは黒が多いですが、トップスは何を合わせればいいのか少し悩みどころかもしれません。ポイントは、レザーに負けないくらい存在感のあるトップスを合わせることです。テロテロな素材はレザーに負けてアンバランスになってしまうので要注意!
レーススカート
女性らしいレース素材をスカートにしたレーススカートは可愛さ満点。どんなコーデに合わせても上品な装いに仕上がります。
また、最近は透け感がトレンドなので、レースの下地が薄く、シースルーになっているものもあります。レースの重層感と透け感がいい具合にマッチします。
とっても可愛らしいレースですが、繊細であるほどレースが破けるなどの損傷を受けやすいので取り扱いには気をつける必要があります。
デニムスカート
万人に人気のあるデニムはスカートにしても間違いなしです。後ほど紹介するフレアスカートのようなふわっとしたデザインのものもあれば、写真のようにタイトなデザインのものもあり、スタイルは無限大です。
伸縮性はあまりなく重みのある素材なので、軽いトップスとは相性抜群。
スカートでもカジュアルでマニッシュに仕上げることができるのがデニムスカートの強みですね。
また、年中使えるスカートであるのも嬉しいポイントです。
キルティングスカート
こちらはキルティング生地を使ったキルティングスカート。キルティング生地とは、表地と裏地の間に、フカフカの綿を挟み、それがずれないように上からマス目状にミシンがけした生地のことで、2020年の秋冬コレクションで見直されつつある素材です。それまでは古臭いイメージが強く、なかなかうまく着こなせないのが難点でしたが、最近ではモードにもカジュアルにも着こなせるキルティング素材のアイテムが増えてきたようです。
柔らかく可愛らしいデザインだけでなく、その暖かい素材感もプラスポイントで、冬にはぜひ取り入れてみたいティングスカートですね。
サテンスカート
サテン生地を使ったサテンスカートは素材が持つ光沢感と滑らかな肌触りは独特の高級感を放ちます。とっても薄い素材なのでよく上着の裏地にも使われていますが、それがスカートやドレスなどで表に出ればその存在感から主役にもなり得ます。
非常に高級感のあるサテンスカートは、パーティーなどにも使えるアイテムですが、カジュアルにも着こなしたい場合は写真のようにスカーフを巻いて雰囲気を統一したり、あえてペタンコシューズに靴下を合わせてカジュアルダウンさせるなどの工夫をしましょう。
コーデュロイスカート
コーデュロイ素材は昨年の秋冬に大流行した素材の一つなのでご存知の方も多いかと思います。コーデュロイはアウターなんかに用いると暖かくてとてもいいですが、重みのある素材なので印象も少し重くなってしまいます。しかしそれをボトムスに取り入れることで重い印象が下にずれて安定感のあるコーデになります。
カラーバリエーションも豊富なのがコーデュロイのいいところなので、冬にカラーコーデを楽しみたい方にもオススメのスカートです。
デザインで見分けるスカート
プリーツスカート
プリーツスカートというのは、スカートに折りひだ(プリーツ)がついたスカートのことを言います。プリーツの幅はデザインによって違いますが、近年ですと写真のように細かいものがトレンドのようです。プリーツの幅が大きければカジュアルで若々しい印象になり、細かいほど大人っぽく、品のある印象になります。
近年の細かいプリーツスカートですと、チュールやサテンなど薄い生地のものが多く、生地の特性上歩くたびにスカートが揺れるのも魅力的です。
タックスカート
タックスカートというのはひだのあるスカートのことで、プリーツスカートと似ていますが一般的にひだの幅が大きく、タック(布を挟み込んで塗った部分)が腰あたりにあるのが特徴です。
プリーツスカートとは違い、素材が布巻のあるサバサバしたデザインが多いので夏のカジュアルな着こなしに向いています。プリーツで大人っぽいイメージに、素材でラフな要素をプラスしたスタイルが一般的のようです。
ラッフルスカート
ラッフルスカートとはラッフル(ひだ飾り)のついたスカートのことです。大ぶりなラッフルはスカートの存在感を引き出してくれ、コーデをゴージャスにしてくれます。
クラシックできちんとした着こなしに向いているこちらのラッフルスカートはデートやパーティーなどで是非とも使いたいスカートですね。
エスカルゴスカート
エスカルゴスカートというのはカタツムリの殻のような、らせん状の切り替えがついたスカートのことです。切り替えがあることでスカートが単調にならないというメリットがあり、また螺旋状についているのでイメージが横長にならないのもいいポイントです。
柄物であれば、柄としての存在感に切り替えがプラスしてコーデがうるさくならないように、トップスはシンプルな単色などをチョイスするのが重要。
ラップスカート
ラップスカートとは、一枚の生地を腰に巻きつけたデザインのスカートのことで、一般的にはクリップで巻きつけた布を留めています。
巻きつけた布が重なってできた縦線の効果で印象を縦長にでき、スタイルを良く見せてくれるのも女性としては嬉しいですよね。タイトなデザインが多いですが、タイトなのは腰回りだけなので、ロング丈のタイトスカートにしては歩きやすいです。
ドレープスカート
ドレープスカートは、ラッフルスカートと似ていますが、特にスカートの生地をたるませたり垂らしたりすることによってスカートにシルエットをつけたスカートのことです。
薄い生地によって生まれる曲線美はドレープスカートならではで、コーデの主役にもなります。
特に春にはカラフルなドレープスカートでプレイフルなコーデを楽しみたいですね。
ティアードスカート
ティアードスカートとは生地をなんども切り替えたデザインが特徴的なスカートです。
段々に生地が切り替わるデザインは同じ柄でも立体感や動きをつけるので、トップスがシンプルでもおしゃれに決まります。
カラフルな柄のデザインでも軽い素材感のものが多いので、夏にもってこいのスカートです。
切り替えスカート
「切り替え」とは、すでに述べているよいうに、複数の布地を縫い合わせることで、切り替えスカートとは、写真のように「切り替え」を使ったスカートのことです。
複数の種類の布を使うことで深みが生まれ、一つのスカートに色んな顔があるようなアーティスティックな装いになります。
ものによりますが、スカートの主張が強めなのでトップスはその世界観を壊さないようなシンプルなものが合わせやすいでしょう。
ペプラムスカート
ペムラムスカートとは、タイトなスカートにひだ付きの裾をくっつけたようなスカートのことを言います。後ほど紹介するマーメイドスカートと同じ感じですが、ひだ付きの裾はウエスト部分についていることもあり、そのプレイフルなデザインはコーデを面白くしてくれます。
タイトスカートの大人な要素と、ヒラヒラした裾のガーリーな要素を併せ持つペプラムスカートは大人女子にぴったりのスカートです。
イレヘムスカート
ヘムは裾という意味で、イレヘムスカートというのは、裾が左右非対称な裾のスカートを指します。
左右非対称の裾はそれだけでおしゃれですし、イレヘムスカートの多くは裾が長く、品があります。なびく裾に対してトップスはタイトなものをチョイスすることでスカートの存在感を強調できるといいですね。上品なスカートなので足元はパンプスなどのヒールがぴったり。
サーキュラースカート
サーキュラースカートとは、その名の通り円形のスカートのことです。実際にスカートを広げてみると丸くなっていることがわかるかもしれません。
タイトなウエスト部分から裾に向かうにつれて広がっていくシルエットが可愛らしく、大ぶりなドレープはカジュアルというよりはゴージャスな印象を与えます。
ちょっとしたお出かけや少しおしゃれに気合を入れたいときに取り入れたいスカートです。
丈の長さで見分けるスカートの種類
ミニスカート
ミニスカートとは言わずもがな、短いスカートのことですが、だいたい太ももの真ん中あたりくらいの丈のことをさすことが多いようです。
ミニスカートは素材にかかわらず若い印象が強いですが、というのもコーデの露出度が高いと品がないように見えてしまいがちだからです。もし取り入れる際にはコーデの露出度のバランスを見るのが重要です。
膝丈スカート
膝丈スカートは写真のように膝あたりに裾がくるスカートのことで、暖かい春や夏に重宝するスカートですね。
長さ的にはちょうど膝くらいということで、太ももは隠せますが、ふくらはぎが少し強調されるので、気になるという方は、ヒールを履いて足を綺麗に見せたり、もう少し長めのスカートを選ぶといいかもしれません。
ミディ丈スカート
ミディ丈のスカートは、だいたい弁慶あたりに裾がくるスカートのことです。シルエットにもよりますが、末広がりのものですと、ふくらはぎの一番太いところで裾が終わるので太さが気になるという方はヒールを合わせることをお勧めします。
しかし、基本的にミディ丈のスカートは上品なスタイルが多いので、ミディ丈にはヒールを合わせていれば間違いないです。
ミモレ丈スカート
ミモレ丈はふくらはぎの下部に裾があるスカートのことです。ここまでくると十分丈も長く、大人女子が取り入れやすいですね。また、足を出すのに抵抗のある人でも気兼ねなく履けると思います。
ウエスト部分がタイトで末広がりのタイプはシルエットを生かしたいのでトップスインがマストです。
ゆったりと余裕のある大人コーデにぴったりのスカートですね。
ロング丈スカート
ロングスカートは、足首がギリギリ見えるくらいまであるスカートのことです。
長いロングスカートは、やはり重い印象になりやすいので、全体が重くなりがちな冬よりも、素材が薄い夏場によく使えるでしょう。
マキシスカート
マキシスカートは、くるぶしが隠れるほどの長さのスカートのことを言います。ロング丈とマキシ丈の区別がなかなか難しく、曖昧になっている風潮もありますが、マキシ丈とロング丈で比べるとマキシの方が長いということです。
くるぶしまであるスカートはドレスのようで、やはり存在感があります。せっかく長いスカートなのでペタンコシュースをはいて地面すれすれまで裾を持ってくるのもいいですが歩きにくい場合はもちろんヒールを履いてもいいと思います。
フィッシュテールスカート
フィッシュテールスカートとは、魚の尾びれのように後ろの裾が前より少し長めのスカートのことをいいます。前後で長さが違うスカートということで2種類のスカートを同時に楽しむことができ、前の裾は短くても後をが長いと美脚効果もあります。
あまり多くは見ないフィッシュテールスカートで周りを差をつけて。
シルエットで見分けるスカートの種類
タイトスカート
タイトスカートというのは、ウエストから腰にかけて体のラインに沿うようにぴったりとしたスカートのことです。
オフィスでも着られるようなきちんとした印象で、品のあるコーデに取り入れやすいアイテムです。
しかし素材次第でカジュアルにも気軽に着こなせるので、タイトスカートは色々な種類のものを持っていれば困りません。
大人なコーデが好みの方に特にオススメのスカートです。
バルーンスカート
バルーンスカートとは、風船のように丸く膨らんだシルエットのスカートのことです。シルエットは丸いですが、縦にギャザーが入っているので縦方向にも目線が行くようにデザインされているのが特徴的。
丸みを帯びたスタイルなので柔らかい印象になるのはもちろんですが、素材によってカジュアルな雰囲気になったりガーリーになったりするので、自分のコーデにあったものを選べるといいですね。
フレアスカート
フレアスカートとは、裾に向かってふんわりと広がったスカートのことを指します。女性に人気が高いですが、男性ウケもいいのでデートやパーティーなどで大活躍します!縦に長く伸びたドレープは非常に女性らしく、清楚な印象を与えられます。
マーメイドスカート
マーメイドスカートとは、タイトスカートとフレアスカートを合わせたようなスカートで、太ももまではピタッとしていますが、裾部分では広がっていて、確かに人魚のようですよね。
シルエットがマーメイドのようになっているタイプのものもあれば、ペプラムスカートのように裾にひだを後からつけたようなタイプのものがあります。
台形スカート
台形スカートとは、その名の通りシルエットが台形のスカートのことを指し、一般的には写真のようにミニスカートのものを言うことが多いです。
ミニ丈というだけあって若々しいイメージが強いですね。
台形スカートは少しハイウエストに履くことでシルエットが細いウエスト部分から裾に向かって広がっていくので、ウエストも脚も細く見せてくれ、スタイルアップ効果が期待できます。
まとめ
ここまでスカートの種類を一つ一つ紹介してきましたが、知らない名前や、混同していたものもあったかと思います。スカートの種類がわからなくなった時はこの記事に立ち返って復習してみてくださいね。
知識を使ってディープなコーディネートを目指しましょう。
この記事のキーワード
この記事のライター
ファッション大好きエドナです。