250ccバイク人気おすすめ15選
普通自動二輪免許を取得すれば運転できる250ccバイクは、スーパースポーツからスクーターまで様々なタイプが揃っています。ランニングコストもリーズナブルで、高速道路の走行や2人乗りができることもポイント。この記事では250ccバイクについて解説してからおすすめするモデルをタイプ別にご紹介しましょう。
- 42,640views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.honda.co.jp
気軽にライディングが楽しめる250ccバイク
普通自動二輪免許を取得すれば運転することができ、軽量・コンパクトな車体で気軽にライディングを楽しめる250ccバイク。スーパースポーツからスクーターまでタイプも多彩に揃っており、様々な走りの楽しみ方があります。
この記事ではまず250ccバイクのメリットやタイプについて解説、そしておすすめする15モデルをご紹介しましょう。
250ccバイクとは
普通自動二輪車とは道路交通法において排気量50cc以上で400cc以下の二輪の自動車と定義されており、普通自動二輪免許若しくは大型自動二輪免許で運転することができます。この中で排気量125cc以上かつ250cc以下のバイクが今回ご紹介するモデルに該当、道路運送車両法では軽二輪に分類されるバイクです。(以下250ccバイクと表記)
250ccバイクのメリット&デメリット
250ccバイクは新車届出時の自動車重量税と毎年の自動車税納付が必要ですが車検はありません。自賠責保険に加入(任意保険も用意されています)すれば運転でき、低燃費なのでランニングコストがリーズナブル。高速道路の走行ができ(一部を除く)タンデム:2人乗りもOK、車重が軽いため取り回しやすく起こしやすいこともポイントです。
デメリットは車検がないこともあって定期的な整備が行われず、メンテナンスが自己責任になること。基本的にパワーやトルクは大排気量モデルに劣るため、高速道路やワインディングなどで力不足を感じることがあるかもしれません。
250ccバイクのタイプ
250ccバイクの主なタイプをご紹介します。
スーパースポーツ
オンロードでの走行性能を追求したスポーツバイクで、フルカウルを備え前傾姿勢で乗車するタイプ。レーサーレプリカとも呼ばれており、ハイパワーなモデルがリリースされています。
ネイキッド
オンロード向けのスポーティなバイクで、カウルが無くエンジンなどメカニカルがむき出しのタイプ。国外ではスタンダードやロードスターとも呼ばれています。
クルーザー
ゆったりとした乗車姿勢でオンロードを巡行:クルーズすることから名付けられたのがクルーザー。アメリカをメインに広がったモデルのため日本ではアメリカンとも呼ばれています。
オフロード
未舗装路や大自然の道なき道などオフロードを走破するために造られたバイク。モトクロスやモタードをはじめ、オンロードにも対応したデュアルパーパスや長距離を走破するアドベンチャーなども含まれます。
スクーター
オートマチックトランスミッションやユニットスイングなどを搭載し、ステップフロアに足を乗せて乗車するタイプ。250ccクラスからはビッグスクーターとも呼ばれ、普通自動二輪免許のAT限定で運転することができます。
250ccバイクの選び方
ご紹介したように250ccバイクには様々なタイプがあり、走る目的や用途によってスタイルや走行性能が異なります。
◇オンロードでのスポーティな走行を求める方にはスーパ―スポーツやネイキッドがおすすめ。
◇自然の中や林道ツーリングをはじめ、荷物を積んでキャンプなどを楽しみたい方はオフロード系のタイプがおすすめ。
◇ゆったりとした姿勢で乗車しオンロードのツーリングを楽しみたい方にはクルーザーがおすすめ。
◇通勤・通学・買い物など街乗りがメインの方には扱いやすいATのスクーターがおすすめ。
◇デザインやカラーリングなど好みのスタイルを選ぶこともポイントで、足つきのよさや倒したときに起こせるなど体格・体力に適したバイクであることも重要です。
おすすめする250ccバイク
国内主要4メーカーがラインナップする250ccバイクから、おすすめする15モデルをタイプ別にご紹介しましょう。
【スーパースポーツ】
オンロードでの走行性能を追求したスーパースポーツタイプを4モデルご紹介します。
1. カワサキ「ニンジャ ZX-25R」
新たに設計された4気筒DOHCエンジンを搭載し、クラストップレベルの最高出力45PSを発揮するのがカワサキ「ニンジャ ZX-25R」。スムーズな6速トランスミッションはコーナーからの立ち上がりで鋭い加速性能を実現、軽量・高剛性なフレームを採用しハイパフォーマンスなサスペンションやABSを装備します。
おすすめグレードは250ccクラスで初めてクイックシフターを標準装備する「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」、クラッチ操作なしでもシフトアップ&ダウンが可能です。
【スペック】
グレード:Ninja ZX-25R SE KRT EDITION
エンジン:4気筒DOHC 45PS 2.1kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :184kg
価格 :913,000円~
2. スズキ「GSX250R」
中・低速域のトルクアップをしたエンジンを搭載することで扱いやすさを向上させ、ツーリングやワインディングでバランスよい走行性能を見せるスズキ「GSX250R」。左右不等長のエキゾーストパイプによって高速域のパワーと低速トルクを両立、スポーティなサウンドを奏でます。
ライダーとパッセンジャーを分離したスポーティなシートを採用、足つきのよさも実現しています。
【スペック】
エンジン:2気筒SOHC 24PS 2.2kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :178kg
価格 :536,800円~
3. ホンダ「CBR250RR」
ピストンやバルブスプリングなどを刷新したエンジンを搭載し、250ccクラス初のスロットルバイワイヤを採用するホンダ「CBR250RR」。高回転・高出力を可能にしたエンジンパワーを活かし切る6速トランスミッションを搭載、スムーズな操作のためにアシストスリッパークラッチを装備します。
強力な制動力を発揮するブレーキにはABSを標準装備。ダウンドラフト式吸気レイアウトによって吸気効率も向上、斬新なデザインのマフラーからは官能的なサウンドが響きます。
【スペック】
エンジン:2気筒DOHC 41PS 2.5kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :168kg
価格 :821,700円~
4. ヤマハ「YZF-R25」
扱いやすく軽快で、ハイレスポンスと低燃費を両立したエンジンを搭載するヤマハ「YZF-R25」。ストリートからサーキットまで幅広い走行シーンに対応するリアモノクロスサスペンションと、剛性感と快適さを併せ持つ倒立式フロントサスペンションを装備します。
レースマシンのYZR-M1をイメージしたハンドルクラウンを採用しており、エアロダイナミクス性も向上。おすすめはABSを搭載する「YZF-R25 ABS」、安全性の高さも魅力です。
【スペック】
グレード:YZF-R25 ABS
エンジン:2気筒DOHC 35PS 2.3kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :170kg
価格 :654,500円~
【ネイキッド】
メカニカルなテイストでスポーティなネイキッドタイプを4モデルご紹介します。
5. カワサキ「Z250」
軽快に吹け上がり低回転域で高トルクを発揮することで、全域出力アップが図られたエンジンを搭載するカワサキ「Z250」。振動を低減するバランサーシャフトによってロングクルーズを快適に、ニューアシスト&スリッパークラッチが軽い力でのクラッチ操作を可能にしています。
大型車と同等のフロントフォークを持つサスペンションは優れた接地感を生み出し、緻密な制御を行う最新のABSユニットも搭載しました。
【スペック】
エンジン:2気筒DOHC 37PS 2.3kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :164kg
価格 :610,500円~
6. スズキ「ジクサー250」
先進のオイル冷却システムSOCS※を投入した新開発の油冷SEPエンジンを搭載するスズキ「ジクサー250」。シンプルかつコンパクトなエンジンは低回転域のトルク感と伸びやかな加速を両立、ブレーキはABSが標準装備されており、ショートタイプのマフラーは上質なサウンドを奏でます。
【スペック】
エンジン:単気筒SOHC 26PS 2.2kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :154kg
価格 :448,800円~
※SOCS:Suzuki Oil Cooling System
7. ホンダ「CB250R」
吸排気系統とPGM-FIを最適化し、スロットルに即応したリニアなレスポンスを発揮するエンジンを搭載するホンダ「CB250R」。軽量倒立フロントフォークや高張力鋼板製スイングアームを採用し、路面追従性の高いしなやかな走りを実現しています。
女性でも足つきのよいシートポジション、後輪の浮き上がりを抑制するIMU※を備えたABSシステムを標準装備します。
【スペック】
エンジン:単気筒DOHC 27PS 2.3kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :144kg
価格 :564,300円~
※IMU:車体姿勢推定システム
8. ヤマハ「MT-25」
街乗りでの扱いやすさと、ワインディングのスポーティなライディングを可能にしたエンジンを搭載するヤマハ「MT-25」。新たに剛性を向上させた倒立式フロントサスペンションを採用し、ブレーキは前後ともABSを標準装備しました。
従来モデルよりハンドル高さを44mm上げたアップライトなスタイル、780mmのシート高で足つき性も良好です。
【スペック】
エンジン:2気筒DOHC 35PS 2.3kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :169kg
価格 :621,500円~
【クルーザー】
ゆったりとツーリングが楽しめるクルーザータイプを1モデルご紹介します。
9. ホンダ「Rebel250」
トルクフルでスムーズに吹け上がり、パルス感のあるフィールが魅力的なエンジンを搭載するホンダ「Rebel250」。エンジンのメカニカル音とシンクロするマフラーサウンドは心地よくクール、スペックに現れない走りの楽しさを体感できます。
おすすめはマット&ブラックアウトが際立つ「Rebel 250 S Edition」で、ヘッドライトカウルやダイヤモンドステッチ風シートなど一層クールな仕上がりになるパーツがセットされます。
【スペック】
グレード:Rebel 250 S Edition
エンジン:単気筒DOHC 26PS 2.2kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :171kg
価格 :638,000円~
【オフロード】
道なき道を走破するライディングが楽しめるオフロードバイクを3モデルご紹介します。
10. カワサキ「KLX230」
優れたコントロール性とオフロードでの十分なパワーを発揮するエンジンを搭載するカワサキ「KLX230」。高張力鋼ペリメターフレームにロングストロークで路面追従性の高いサスペンションをセット、幅広いライダーがオフロードを楽しめるよう設計されています。
ボッシュ社と共同開発されたデュアルパーパスABSシステムは、オンロードでもオフロードでも的確にブレーキを制御、高い走破性を持つアルミホイールがセットされます。
【スペック】
エンジン:単気筒SOHC 19PS 1.9kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :134kg
価格 :495,000円~
11. スズキ「Vストローム250 ABS」
パワフルで扱いやすいエンジンを搭載し、街乗りからアドベンチャーライドまで楽しめる「Vストローム250 ABS」。常用域での加速性を重視しながら低燃費を実現し、17Lのタンク容量によってロングツーリングでも安心です。
アウトドアテイストを感じさせるパーツを配し、高い防風効果のあるウィンドスクリーンやナックルカバーを装備。荷物を積載するためにオプションでトップ・サイドケースなども用意します。
【スペック】
エンジン:2気筒SOHC 24PS 2.2kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :189kg
価格 :613,800円~
12. ホンダ「CRF250 RALLY」
PGM-FIを採用するエンジンの吸排気系にチューニングを施すことで、パワフルな走行性能を発揮するホンダ「CRF250 RALLY」。スチール製のツインチューブフレームは高い剛性を確保し、専用セッティングのプロリンク式サスペンションがしっかりと路面を捉える走破性の高さを実現しています。
オフロード走行のためにリヤのABSをキャンセルできるシステムを搭載し、大型ウィンドスクリーンやナックルガードなどオフロードのためのアイテムを標準装備。足つきのよいローダウン仕様「CRF250 RALLY Type LD」も用意します。
【スペック】
グレード:CRF250 RALLY
エンジン:単気筒DOHC 24PS 2.3kgf/m
変速機 :6段リターン
重量 :157kg
価格 :715,000円~
【スクーター】
ゆとりのあるライディングと扱いやすさが魅力、AT限定免許でも運転できるスクータータイプを3モデルご紹介します。
13. スズキ「バーグマン200」
スマートな車体に軽量・コンパクトなエンジンを搭載し、タンデムでも十分なパフォーマンスを発揮するスズキ「バーグマン200」。735mmのシート高とカットフロアボードによって足つきも良好、ヘルメット2個が収納できるシート下トランクスペースは41Lの大容量を確保しています。
フロントパネルには2つのボックスとアクセサリーソケットを備えているので便利、ダブルステッチが施されたシートでゆったりとライディングを楽しめます。
【スペック】
エンジン:単気筒SOHC 18PS 1.6kgf/m
変速機 :AT
重量 :163kg
価格 :533,500円~
14. ホンダ「フォルツァ」
常用域での扱いやすさと安定した高速巡行性を兼ね備えたエンジンで、ゆとりある走りを実現したホンダ「フォルツァ」。空力性能を向上させ電動式可動スクリーンを備えるなど快適さを追求し、ABSとHondaセレクタブルトルクコントロールを標準装備するなど安全性も確保しています。
ヘルメット2個が収まるシート下ラゲッジボックスやフロントインナーボックスなど、十分な収納スペースも魅力。操作性を追求したスイッチレイアウトで、便利なスマートキーシステムも採用しています。
【スペック】
エンジン:単気筒OHC 23PS 2.4kgf/m
変速機 :AT
重量 :184kg
価格 :658,900円~
15. ヤマハ「XMAX」
力強い走りと高い環境性を両立した"BLUE CORE"エンジンを搭載し、優れたライディングパフォーマンスを発揮するヤマハ「XMAX」。軽量フレームやモーターサイクル型フロントサスペンションの採用など軽快な走りを追求、コントロール性を高めるABSとTCS※も標準装備します。
45Lの大容量シート下トランクはヘルメット2個を収納でき、フロントトランクは左右に装備。便利なアクセサリーソケットやスマートキーシステムも備えました。
【スペック】
エンジン:単気筒SOHC 23PS 2.4kgf/m
変速機 :AT
重量 :179kg
価格 :654,500円~
※TCS:トラクション・コントロール・システム
250ccバイクで風と一体になるライディング
スーパースポーツからスクーターまで様々なタイプがあり、それぞれのスタイルでライディングを楽しめる250ccバイク。新しいマシンを手に入れて風と一体になる走りを楽しんでみませんか。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 画像とグレードは一致しない場合があります。
※ 一部日本仕様と異なる場合があります。
この記事のキーワード
この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。