気軽に楽しめるのが魅力!250cc国産アメリカおすすめ5選
車検が不要で気軽に所有できる250ccバイク。ファションや、気軽に使用できることから、とても活気ある排気量クラスでもあります。今回はその中でも、ファッションとして、カスタムベースとして人気の高いアメリカンスタイルのバイクを紹介!
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250ccアメリカンは若者だけの乗り物ではない!
出典:01.gatag.net
もともと若者を中心にブームとなった250ccアメリカン。その成功があり、現在まで250ccアメリカン人気があるといってもいいでしょう。手軽に乗れる250ccは、一昔前まで若者が乗るもの、というイメージが強かったのですが、現在ではその価値観も薄れ、ベテランライダーも多くなりました。
特にリターンライダーでは、昔のイメージから、敬遠しがちかもしれませんが、軽快に走る250cc国産アメリカンは、日本の道路状況に最適で、街乗りからロングツーリングまで幅広くカバーできます。それではおすすめの5車種の紹介です。
ヤマハ ドラッグスター250
2000年に登場し、瞬く間に人気車種の仲間入りを果たしたドラッグスター250。現在も新車販売が続くロングセラーモデル。このドラッグスター250はヤマハのこだわりが随所に見られ、特に顕著なのは、フューエルインジェクションシステムが常識的となっている現在も、機械式キャブレターを採用していることです。
機械式キャブレターを採用することで、メカメカしいエンジン特性が楽しめるという魅力があります。近年のバイクは燃費や排ガス規制などの厳しい状況ですが、このドラッグスター250では、スロットルポジションセンサーを装着するなど、出来る限りキャブレターにこだわっている、そんなモデルです。
ホンダ Vツインマグナ
おそらく250cc国産アメリカン史上、もっとも肉付きのいいスタイルのVツインマグナ(マグナ250とも呼ぶ
)。その名の通りV型2気筒を搭載し、ディッシュタイプのホイールが特徴です。エンジン特性は、低速でトコトコ走るようなそれではなく、高回転ビュンビュン系。そのエンジンはVTR250と同系統のものが採用されているといえば、その性能の高さも想像いただけるはずです。
1994年から排ガス規制が強化された2007年まで販売されていました。中古車流通量は多く、手に入りやすい環境です。
ホンダ レブル250
1985年から1998年まで製造されたコンパクトなアメリカン。よくあるV型エンジンではなく、並列2気筒を採用し、エンジン特性は高回転型と、無理をしないホンダらしい設計となっているのが特徴です。250ccは250ccらしく、身の丈に合ったアメリカンという感じに仕上がっています。年々希少な存在となってきているので、気になる方は購入を急ぎましょう。
ヤマハ ビラーゴ250
1988年から2000年まで販売された、ドラッグスター250の先代モデル。その細く長いスタイルが評判で現在もマニアックな人気があります。V型2気筒の空冷エンジンを搭載しており、その見た目は本格的なものです。
カワサキ エリミネーター250
カワサキで唯一のアメリカンモデルである、エリミネーター250は、1987年から2007年まで続いたロングセラーモデルです。発売当時は40馬力を出力するカッ飛びアメリカン。正確にはドラッガー(ドラッグカースタイル)ですが、そのローアンドロングのスタイルからアメリカンと分類されることが、一般的となっています。ガンガン飛ばしたい方におすすめです。
どれも個性的なラインナップ
以上、現在でも人気のある5選でした。どれもメーカーの個性や、そのモデルの趣旨がハッキリ別れているので、好みのライフワーク、走り方に合わせて選べるかと思います。残念ながら厳しい排ガス規制によって、新車販売されているのはヤマハのドラッグスター250のみ。今後新たなモデルの登場にも期待ですね。
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。