ボブ・ショートボブのヘアアレンジ【大人の簡単アレンジから巻髪まで】
ボブやショートボブは人気のヘアスタイルですが、伸ばしかけで髪を切れない時や気分を変えたい時はアレンジして雰囲気を変えたくなりますよね。ここでは大人でも似合うボブ・ショートボブの簡単なヘアアレンジを紹介していきたいと思います。
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アイキャッチ画像出典:www.ozmall.co.jp
ボブ・ショートボブの特徴
女性に大きく支持されているボブヘア・ショートボブのヘアスタイルですが、ボブとショートボブはどう違うのかと聞かれると答えられない人も多いのではないでしょうか。
ここでは改めてボブとショートボブの特徴を確認したてみたいと思います。
ショートボブ
ショートボブはボブより後ろが短く、前から見た時は丸いシルエットになり、ショートより女性らしいスタイルになります。
あくまでもボブスタイルがカットのベースになっているので、裾の切り口が切りそろっているボブのラインがあるのが特徴といえます。ボブに少しレイヤーを入れて軽くしたスタイルがショートボブです。
ボブ
ボブというと昔はおかっぱという言い方をしていました。現在の一般的なボブは顎と肩の間ぐらいの長さのヘアスタイルを指します。ボブの特徴は裾の厚みとライン感にあります。
昔のように襟足当たりで切りそろえたスタイルだけでなく、毛先にしゃぎーを入れたり、毛量を調節するなどして、軽い感じのボブスタイルも増えています。
人気のヘアスタイルだけに前下がり、後ろ下がり、バルーンなどさまざまなスタイルが増えてきており、色様々なスタイルを楽しまれています。
また、ワンレンボブやゆるふわボブなので言葉にあるように、同じ髪の長さでもスタイルによって印象が全く違ってくるヘアスタイルです。
ヘアアレンジの種類
ヘアアレンジは大きく分けてアップスタイルとダウンスタイルがあり、それぞれ様々なアレンジ方法があります。また、アレンジにもトレンド感を出すコツがあるので、アレンジ方法を覚えて色々なスタイルにチャレンジしてみましょう。
アップスタイル
アップスタイルは襟足を見せるように髪の毛を束ね、頭頂部や後頭部でまとめた髪型のことです。
代表的なスタイルにはポニーテールやお団子ヘア、編み込みアップスタイルなどがあります。小顔効果も期待でき、華やかに見えるので、成人式や結婚式でも良く見かけるヘアアレンジです。
アップスタイルを上手にアレンジするコツは、ヘアアイロンでランダムに巻いてからアップにすること、逆毛を上手に立てることなどがあります。
ダウンスタイル
ダウンスタイルとは髪を結い上げず下ろした髪型のことです。 襟足の見えるまとめ髪やポニーテールなどに比べかっちりしすぎず、ラフでエレガンスな印象を演出できます。
代表的なアレンジとしては、ハーフアップやローポニーがあります。最近では結婚式などでも女性らしさや可愛らしい雰囲気を印象付けられるダウンスタイルを取り入れる人が多くなってきました。
ダウンスタイルにする時には、トップを高く、サイドはタイトな形を意識するとバランスが良くなります。
おすすめのボブ・ショートボブヘアアレンジ15選
アレンジができないと思われがちなボブやショートボブですが、工夫次第で様々なアレンジが可能です。ピン使いやターバン、バレッタなどの小物も、ボブやショートボブだとナチュラルに取り入れられるので、思い切って大ぶりなヘアアクセサリーを取り入れてみるのも良いかもしれません。ここではボブ・ショートボブにおすすめのヘアアレンジを紹介したいと思います。
スタイリングで作る綺麗目シンプルなショートボブ
長めの前髪に、後ろは前下がりのショートボブのおしゃれなショートボブは、そのままだとペタンコでのっぺりとしたヘアスタイルになってしまいます。ルーズにアレンジすることでこなれ感と女性らしさを出してみて下さい。
1. 全体をラフにドライ後、ヘアバームをもみこむようにつけます。
2. サイドの髪を耳にかけて、前髪の束感をつくります。
3. 襟足をタイトにスタイリングして、トップはふんわりと仕上げます。
ショートボブのアシンメトリーアレンジ
自分の髪を編みこんでカチューシャ風にまとめたスタイルです。
編み込みだけでも十分おしゃれなので、短い髪でもぐっと華やかさが増しますね。
1. 毛先を太さ26mmのアイロンでフォワードにワンカール巻きます
2. 左右の目尻の上のラインの幅で前髪を残し、トップの髪を6:4でわけます。指でわけるとおしゃれ感がでますよ。
3. 6割分けとった方の、髪の表面の毛束を2つみつあみにします。
4. 3のみつあみに耳上に向かって、左右から髪をすくい毛束を足しながら編み込んでいきます。
5. 耳上まで編み込んだら、毛先はみつあみにしてゴムでとめます。
6. バックの耳上の髪をダッカールでとめ、5で編んだ毛束の毛先を見えないよう、耳うしろにアメピンでとめる。最後に耳上の髪をかぶせる。
アシンメトリーなハーフアップアレンジ
アシンメトリーなハーフアップで女性らしさのあるヘアスタイルになります。飾りピンですっきりまとめた左側に対して、右側のダウンヘアはふんわりと仕上げて、アシンメトリーな印象を強調するとよりおしゃれな印象になります。
1. 左のこめかみ横の毛束を取って外側にねじります。
2. さらに少し下の毛束を細めに取り外側にねじって、2本合わせて左耳後ろでピンで固定します。
3. 左の襟足の髪をすくい上げ1で留めた毛束と合わせて左耳の後ろで飾りピンで留めます。
4. 右側の下ろした髪の毛をほぐして空気を含ませます。
バレッタを使ったヘアアレンジ
バレッタを使えば本当に簡単なアレンジでも華やかな雰囲気になります。また、バレッタは素材などを選べば季節感を出すこともできるので、その時の気分や季節に合わせたモチーフのものを色々揃えて使うのも楽しいですよ。
1. 顔の横の髪を適量あらかじめ分けておきます。
2. 適等な毛量を後ろで一つにします。
3. 2でとった髪をバレッタでとめれば完成です。
ピンを使った前髪アレンジ
前髪をとめるだけの、簡単なアレンジです。元気でキュートな印象になる前髪アレンジは前髪に丸みをつくるのがポイントです。本当に簡単にできるアレンジなので、気分を変えたい時や前髪をのばし途中の時などに取り入れてみてはいかがでしょうか。
1. 前髪を斜めに分けとり、丸みをつくるように流しながらピンで留めます。
2. トップの毛を斜めから分けとります。
3. ねじって毛先をピンで留めたら完成です。
ポンパドゥール前髪のヘアアレンジ
伸ばしかけの前髪のアレンジに活躍するのポンパドゥールの前髪は、人気の高いヘアスタイルです。初めにどのくらいの量の毛束をとるかで印象が変わるので、自分にあった髪の量を色々試してみると良いかもしれません。
1. ポンパドールをつくるための前髪を分け取り、毛先を持ってねじりあげます。
2. ねじりはじめのあたりをつかみ、まとめた髪を少し前に押し出します。
3. ねじった部分をピンでとめて固定し、手で好みのふくらみをつけます。
ローポニーテールのヘアアレンジ
髪全体をゆるく巻いて低めの位置で結ぶだけのローポニーテール。髪がギリギリ結べるくらいの長さがあればできて、結わくだけなので簡単にイメージチェンジができます。少し結び目から上の髪を引っ張り出して崩せば、こなれ感が出るのでおすすめです。
1. 全体をゆるく巻いておく。
2. 顔のサイドの髪を少し出しておく。
3. 全体の髪をゆるくとって後ろで結わく。
4. 結び目から上の髪を指で少し引っ張る。
くるりんぱでできるハーフアップアレンジ
ベーシックなくるりんぱで作るハーフアップスタイルです。この髪型のポイントはもみあげの髪を波巻きにして顔まわりに残すこと。そうすることでルーズ&カジュアルな仕上がりになります。
1. 26ミリのコテで、毛先を外巻きにワンカール。もみあげの毛は波巻きにして顔まわりに残し、後ろの髪全体にウエット感の出るスタイリング剤をなじませます。
2. ハチの高さで地面と平行に髪をとり、ゴールデンポイントでハーフアップに。やや高めを意識しながらシリコンゴムで結んでください。
3. 結んだ髪をくるりんぱして、結び目をほぐし形を整えます。
4. 結び目をおさえながらトップの髪を引き出し、高さを出します。このひと手間で、バランスアップ&華やかな印象になりますよ。
外はねアレンジ
毛先が揃えられているボブは、くりんっとした外ハネがより可愛く見えるのでおすすめです。ボブの外はねアレンジのポイントは表面の毛束を内巻きにすると、通常の外はねよりもグッと可愛い雰囲気になるので、是非試してみて下さいね。
1. 後ろの髪を外ハネ巻きにします。
2. 横の髪を上下2段に分けて巻きます。
3. 表面の毛束を所々とり、内巻きにしていきます。毛束を床と平行ぎみに持ち上げて巻くとふんわりとしますよ。
4. ヘアオイルを手全体に広げ髪に揉み込んだあと、残ったオイルで前髪を整えたら完成です
バナナクリップで作るローポニーテール
開いて髪を挟んで止めるだけで簡単に髪がまとめられる便利なバナナクリップは、様々な形や素材のものが出ているので、プライベートだけでなくビジネスシーンでも取り入れやすい使い勝手の良いアイテムです。
バナナクリップはずれてきてしまうという声もありますが、バナナクリップがずれないように上手に留めるポイントは、クリップのカーブを頭のカーブに合わせて髪の根元にしっかりと留めること。
もうひとつは、クリップ全体に髪がまんべんなく行き渡るようにすることです。それでもどうしても滑り落ちてくる場合は、目立たないゴムを併用したりワックスを使うという方法もあります。
1. 少し高めの位置で髪を一つにします。
2. バナナクリップでとめます。
こなれ感のあるハーフアップアレンジ
きちんとしたシーンで活躍しそうな、サイドの髪をすっきりとさせて一つに結ぶハーフアップアレンジです。ポイントはトップの髪を結ばないようにして高さを出しやすくすること。夏の暑い季節にも活躍しそうなヘアアレンジです。
1. トップの髪を残し、両サイドの髪を一束ずつとります。
2. 引き出した両サイドの髪を後ろで一つにまとめてゴムでしばります。
3. 結び目を手で押さえながら、つむじ付近の髪を引き出します。
4. 立ち上げたトップの髪に筋が出るように手ぐしを通しながらスプレーします。
ルーズなお団子ヘアアレンジ
髪全体を低い位置でまとめたお団子ヘア。後れ毛をあえて出したり、ルーズなに感じまとめると今っぽく仕上がります。耳の後ろに残したおくれ毛を外はね風に巻くのがポイントです。
1. 顔まわりは5㎜くらい一線を残します
2. 一つに髪を後ろで束ね、ゴムでとめます。この時、ゴムの結び目は少しきつめにしっかりととめます。
3. 残した髪の毛を縦にアイロンを入れて巻きます。
くるりんぱで作るまとめ髪アレンジ
ショートには見えないヘアアレンジで、結婚式やおよばれの時にもぴったりのヘアアレンジです。ポイントはサイドの髪を適量出しておくこと。より可愛らしさを演出してくれます。結ぶ前にふんわり巻いておくとさらに可愛い仕上がりになりますよ。
1. バッグの髪を三つに分けてゴムで結びます。
2. 三つともくるりんぱをします。
3. トップにボリュームを出して完成です。
アップヘアアレンジ
より女性らしさを出したい時に活躍しそうなアップアレンジは、意外と簡単に完成します。ぽいんとはサイドの髪を適量とっておき、後で内巻きに軽く巻くくことです。より可憐な雰囲気を作ることができますよ。
1. トップで髪を取りねじってピンで留めます。
2. 右側の髪を一束取りねじって1の下に留めます。反対側も同じように行います。
3. 右下の髪をねじりながら後ろに引っ張り留めます。
4. 残った髪の毛を上向きに丸めてピンで留め完成です。
ターバンを使ったアレンジ
つけているだけで目を惹くターバンは、おしゃれ度を簡単にあげられるアイテムです。でもインパクトがあるので中々取り入れるのが難しい、という人もいるでしょう。ボブやショートボブはターバンを取り入れても派手になりすぎないので、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
ターバンを落ちないように使うポイントはヘアバンドの上に出す髪の量を少なくすること。そうすることで浮くことなくしっかりとターバンがフィットしてくれます。
1. ターバンをつけます。
2. 前髪を出します(前髪を入れたい人はターバンを付けるときに入れてください)。
ヘアアレンジでいつもと違った印象に
ミディアムヘアやロングヘアに比べてアレンジしづらい印象のボブやショートボブヘアですが、少し手を加えるだけで印象をガラッと変えることができます。
ここで紹介したヘアアレンジを参考に、その日の気分やファッションに合わせたヘアアレンジを取り入れてみて下さいね。
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この記事のライター
食べることと読書が趣味。静岡出身です。