50代女性におすすめのヘアカラー15選【2022年最新】
髪や肌の悩みが深刻化してくる50代女性にとって、印象を大きく変えることができるヘアカラー選びは重要です。トレンドや季節感のあるカラーを上手に取り入れて、いつまでも若々しく明るい雰囲気を手に入れましょう。ここでは2022年のトレンドを取り入れた50代女性におすすめのヘアカラーを紹介していきます。
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アイキャッチ画像出典:www.ozmall.co.jp
ヘアカラーを選ぶポイント
50代になると、40代で現れてきた白髪や抜け毛、髪のうねりといった髪の悩みもより深刻化してきます。また、髪にツヤやコシが顕著になくなったことにより、これまでのヘアスタイルを見直さなければならない、といった場面にも直面するようになります。
ヘアカラーも、おしゃれ染めでなく白髪染めを使用するようになり、その分髪へのダメージケアも必要になってきます。しかし、選ぶヘアカラーにより若々しい印象を作ることができるのも50代女性の強みです。 ヘアカラーがあまりに真っ黒だと顔が浮いてしまい、野暮ったく老け見えしてしまいますが、あまりに明るい茶髪でも若づくり感が強く違和感が出てしまいます。カラー選びの際には以下の項目に気をつけてみてください。
トレンドを取り入れる
今やヘアカラーも多様化し、様々なヘアカラーを楽しむ人が増えていますが、トレンドカラーは毎年あるので、それを上手に取り入れたヘアカラーを楽しみたいですよね。
今は若年層にはくすみ系カラーは人気ですが、くすみ系カラーは顔を暗く見せる可能性があるので、トレンドの透明感のあるカラーというところを意識して、ラベンダーやピンクなどの髪に透明感を与え、肌をきれいに見せてくれるカラーを選ぶのがおすすめです。
ハイライトを入れる
50代女性は白髪がすぐ伸びてきてしまうというのが悩みの人も多いのではないでしょうか。そんな時はハイライトを入れて白髪を上手くぼかすのもおすすめです。
特に根元は白髪出ない部分と白髪が伸びてきた部分が目立って気になる、という場合は、ハイライトとローライトをミックスして入れると、白髪が目立たず自然でおしゃれな印象になります。
また、ハイライトを入れることで立体感が出るので、透明感のある明るい印象になるのも嬉しい効果です。
自然な明るさでツヤの出るカラーを選ぶ
50代女性が暗すぎるヘアカラーを選ぶと、老けて見えてしまいがちです。また、手入れが行き届かず傷んでいたり、カラーリングの間が空きすぎて色落ちが進んでしまった髪はツヤを失い、どんなに似合う髪色にしていたとしても素敵に見えることはありません。50代女性はツヤのでるヘアカラーを選んで、明るい印象に見せるのが効果的です。その際にも色が抜けてしまった後パサついて見えないか、ツヤがあっても明るすぎると顔とのバランスがおかしくなるので、不自然に見えない明るさかどうかを意識するようにしましょう。
髪質や髪型に合ったカラーを選ぶ
髪質でも似合う髪色と、似合わない髪色があります。例えば黒髪はショートヘアだと軽やかな髪形とマッチして上品に仕上がりますが、ロングヘアだと相当なケアが必要で、重たく髪の傷みが目立ってしまいます。また、固い髪と細い髪など、それぞれの特徴に合う色があるので、自分の髪質や髪型に合うカラーを選ぶようにしましょう。
インナーカラーを取り入れてオシャレに
コロナ禍で一気に人気が広がった感があるインナーカラーやアクセントカラーは、50代女性にもおすすめです。
インナーカラーとは、髪の毛の内側にベースカラーと異なる彩度や明度のヘアカラーを入れていくスタイルのことを指します。若い世代の人がしてるもの、と思われがちですが、30代~50代の人も多く取り入れるようになっています。
ヘアスタイルによっては隠すこともでき、見せたいときだけ出すことができたりとTPOに合わせて印象を変えることができます。おしゃれに見せたい人は挑戦してみて欲しいスタイルです。
特に白髪が気になる人の場合は、ハイライトなどで耳周りやフェイスライン、細く入れてあげることで白髪をカバーすることもできるので、白髪に悩む人にもおすすめです。
インナーカラーを取り入れる際に気をつけたいのは色の取り入れ方。あまりに外側の毛色と異なるカラーを取り入れると目立ちすぎてしまったり、イメージと異なってしまうことも。カラーを入れる範囲によっても印象が変わるので、きちんと美容師の方にどのようなイメージを考えているのか、相談するようにしましょう。
50代女性におすすめのヘアカラー15選
ここでは50代女性に特におすすめのヘアカラーを紹介したていきたいと思います。
グレージュ系
グレージュヘアカラーは、グレーとベージュを混ぜたようなカラーです。グレーとベージュの割合を変えることによって、多彩なグレージュを作り出すことができるので、50代女性にもおすすめの色だと言えます。
グレージュヘアカラーの特徴として、髪の毛をやわらかく見せてくれ、暗い髪色でも透明感がある髪色に仕上がります。髪の毛の赤みを感じさせにくい髪色で、外国人風の髪色に見せることもできます。落ち着いたグレージュカラーは上品な色気を演出してくれるので、少しトレンド感も入れつつ美髪に見せたい人におすすめです。
ブルーグレージュ
ブルーグレージュとは、ブルー、グレー、ベージュが合わさったヘアカラーのことを言います。
グレージュはグレーにベージュの持つやわらかさを加えたヘアカラーですが、 そこにブルーを加えることで、より透明感のあるカラーに仕上がります。
暗めのヘアカラーが好きな人は、ブルーグレージュにすると透明感とツヤ感が手に入るので、おしゃれなヌケ感を楽しむことができますよ。
アッシュグレージュ
都会的で知的な印象を与えることができるアッシュグレージュ。 アッシュグレージュとはアッシュ(灰色)にグレーとベージュの2色を合わせたヘアカラーで、色持ちがよく退色も少ないのでこまめに染めるのが大変な忙しいワーキングウーマンにおすすめのカラーです。
ぱっと見ると黒髪のように見えますが、黒髪に比べ透明感がでるので、自然でありながらも透明感とツヤを出したい人におすすめです。黒染めや黒髪よりも軽さのあるヘアカラーです。
ラベンダーグレージュ
ラベンダーグレージュはくすみのある発色でありながら、透明感が髪に出るのが特徴です。憂いのある雰囲気に仕上がるので、女性らしい雰囲気を出したい人にもおすすめです。
暗めのラベンダーベージュでもツヤ感が出るので、暗めの髪色が良いけれども、真っ黒はイヤという人は、自然なオシャレ感を楽しめます。
ほんのりラベンダーの発色を感じさせるラベンダーグレージュが似合うのは、パーソナルカラータイプがブルーベースの人になります。パーソナルカラーが春や秋の人は、ラベンダーの配分を変えるなど、美容師さんと相談して似合うラベンダーグレージュを探してみて下さい。
ピンクグレージュ
ピンクグレージュは甘い雰囲気になるので、ヘアカラーで可愛らしさを出したい人におすすめです。ゆるくふわっとかわいい印象のピンクグレージュは、ガーリー好きな人にはもちろんですが、カジュアル好きな人にもおすすめのヘアカラーと言えます。カジュアルな印象と甘さがうまく中和されます。
ベージュ系
ブラウンベージュ
髪のコシが無くなりボリュームが無くなってきたという人も多いのが50代です。これは、年齢と共に髪の毛が細くなっていくため、柔らかくなりボリュームが減ってしまい薄毛に見えてしまうのです。そんな髪のボリュームを出したいというアラフィフ女性におすすめなのが、「ベージュ系ブラウン」です。ベージュ系ブラウンはナチュラルブラウンよりも少し明るめの色のため、柔らかくふんわりとした印象になります。また、髪色が明るいため、顔色も明るくなり肌のくすみ防止効果にも繋がります。
アッシュベージュ
黒髪にのせてもしっかりと透明感を出してくれ、明るめにすればより透明感が増すのが特徴のアッシュベージュは、柔らかい雰囲気になるので幅広い年代に人気の髪色です。アッシュに、誰にでも似合いやすいベージュをミックスした髪色なので、挑戦しやすいカラーと言えます。
青みが強い色であるアッシュカラーにベージュをミックスすることで、艶のある、黄味や赤味の少ないナチュラルな髪色になります。また、透明感のあるカラーなのでツヤ感が出て、若見えもできます。
アッシュのヘアカラーにしたいけれど、寒色系のアッシュのヘアカラーにすると、顔色がくすんでしまう、という悩みを解決でき、自然にトレンドが取り入れられるのが良いですね。どんなシーンにも合う髪色なので、イメージチェンジしたい時などに是非チャレンジしてみて下さい。
ミルクティーベージュ
ミルクティーベージュとは、その名の通りまるでミルクティーのようなあたたかくてやさしい髪色のこと。日本人が取り入れやすい明るめのヘアカラーでもあり、日本人特有の赤みの強い髪色も誰もが触りたくなるような柔らかい質感になるので、年代を問わず人気のカラーです。あまり明るくしたくないという人は、暗めのミルクティーベージュにしても、十分軽やかな印象にすることができます。
光が当たると透明感を感じさせる髪色になるのでふわふわとしたやわらかい雰囲気になるのも魅力です。
ラベンダーベージュ
暖かみがあり、様々な年代に人気のベージュカラーに大人な可愛らしさ演出できるとブームになっているラベンダーカラーを加えた、トレンド感のあるヘアカラーです。特に秋冬は人気のヘアカラーで、女性らしく自然な明るさが出るので、50代女性も取り入れやすいヘアカラーといえます。髪にツヤや透明感だけでなく、自然な明るさを出したい人におすすめです。
アッシュ系
アッシュとは「くすみのある灰色」のことで、くすみがかった灰色が混ざったようなヘアカラーをアッシュと呼んでいます。
くすんだ色合いが赤みを取り除き、透明感を与えてくれる点が特徴で、ブリーチをしなくても透明感のある仕上がりになります。赤みを取り除いてくれ、透明感を与えてくれるアッシュ系カラーはカラーバリエーションが豊富。ほかのヘアカラーとの組み合わせで色やニュアンスを多彩に変化させることができるため、暖色のヘアカラーを加えるか、寒色の色味を加えるかによって雰囲気が変わります。お気に入りの色を見つけてみて下さいね。
アッシュグレー
白髪を上手に隠せるなど、嬉しいポイントが多いことから人気のあるのがアッシュグレーです。アッシュグレーは黒髪の赤みを取り除くとともに、白髪部分の黄ぐすみを取り除きながら染めていくヘアカラーなので、髪色にコントラストは出にくくなり、なじみやすくなります。また、透明感が出る色でもあるので、髪にツヤを与えてくれますよ。
白髪が多めな髪に特におすすめのヘアカラーです。
ラベンダーアッシュ
青みがかった灰色系のアッシュカラーにラベンダーを混ぜることで、青紫系のヘアカラーになります。 明るさにかかわらず寒色系でありクールな印象になりがちのアッシュの中に、ほんのり甘いラベンダーが入ることで女性らしい印象になります。
また、アッシュなど青系のヘアカラーは他の色よりも早く落ちる傾向にありますが、ラベンダーにピンクやバイオレットの赤みが入っているぶん、シンプルなアッシュ系カラーより色落ちしにくいのも特徴です。
透明感に加え、甘やかな雰囲気にしたい人におすすめのヘアカラーです。
アッシュブラウン
アッシュブラウンは、アッシュのくすみ感がやわらかみのあるブラウンとマッチして、明るめ、暗め問わず深みのあるブラウンカラーになります。幅広い年代に似合いやすい、ベーシックなカラーリングのアッシュブラウンは取り入れやすいカラーと言えます。
ブラウンは艶の出やすい髪色ですが、赤味、黄味を感じやすい色味なので、50代女性は敬遠しがちです。
ですが、ブラウンにアッシュをミックスすることで、アッシュが赤味、黄味を程よく抑えて、上品な髪色になります。
赤みが出るとオレンジの髪色になりやすいので、明るいオレンジと顔立ちの違和感を嫌う人はこのようにアッシュブラウンにするとイメージ通りの上品な髪色になります。
ピンク系
可愛い雰囲気に仕上がるピンクは、暗めにカラーリングしても重たくならず、優しい雰囲気に仕上がるので女性に人気のヘアカラーです。明るめにするとグッと個性的になるのも特徴です。
ピンクブラウン
ピンクとブラウンの2つが混ざった髪色のことを言います。
定番の髪色であるブラウンヘアにピンクをプラスするため、自然な中にも可愛らしい印象に仕上がります。特にショートヘアの人は、自然なブラウンに少しピンクが入ることで、髪にツヤとトレンド感を出すことができます。肌がくすみがちな50代女性におすすめのヘアカラーです。
ピンクヴァイオレット
ピンクヴァイオレットは、ヴァイオレット系ヘアカラーでもとても人気の色です。暗めのピンクヴァイオレットでも、ピンク系がしっかり入るので、暗髪で個性を出したい人におすすめです。
もともとヴァイオレットカラーは透明感を与えてくれるカラーであり、特にピンクヴァイオレットの暗めカラーは肌の色も健康的に見せてくれる効果があるので、快活で可愛らしい雰囲気に見せることができますよ。深みのあるカラーで、光に当たるとふんわりとピンクに光って見えます。
ブラウン系
優しい色合いのブラウンは肌馴染みが良く失敗しにくい定番色として根強い人気があります。ブラウンは日本人の肌に馴染みがよく失敗しにくい定番カラーなので、ヘアカラーは何を選んでよかわからない、という人にもおすすめの色だと言えます。最近ではココアやミルクティーなどのトレンド感のあるブラウンを選ぶ人も増えているので、自分に似合うブラウンを探してみるのも良いかもしれません。
ダークブラウン
自然なブラウン系ヘアカラーが好みな人にはダークブラウンがおすすめです。しっかり見なければわからない程度の暗髪ながら、光に透けるとほんの少しブラウンに見え、髪の毛の艶感が増すので、艶が無くなったとお悩みの人にぜひ取り入れてもらいたいカラーです。
どんなヘアスタイルにも相性の良いダークブラウンですが、特におすすめなのが長めのヘアスタイルです。年齢を重ねるとロングヘアは髪が傷んで見えがち。ダークブラウンであれば傷みが目立ちにくく艶髪を実現してくれます。また、少し伸びても地毛との色の違いがそこまで目立たないので、手入れが中々できない時もそこまで違和感なく過ごせるのもメリットです。
ナチュラルブラウン
優しい色合いのナチュラルブラウンは50代でも挑戦しやすいヘアカラー。落ち着きのある色合いが特徴で、どのような人も取り入れやすいカラーです。
他のブラウン系カラーよりは目立ちにくい色ですが、ふんわりと柔らかい雰囲気を出してくれます。また、自分の本来持つ髪色に近いので、生え際の白髪との色の違いが他の色より気にならず、もし色が落ちても地毛と変わらず目立ちにくいナチュラルブラウンはママ世代にも人気のカラーです。また、季節を問わずにオールシーズン合うカラーなので、季節感などを気にせずに取り入れられるのも良いですね。
インナーカラー
グレージュ×インナーカラー
髪の表面ではなく内側の見えづらい場所にヘアカラーを施すインナーカラーは、表面の髪色とポイントになる髪色の組み合わせで自分だけのおしゃれができるヘアカラーです。こちらは前下がりのショートカットにグレージュのインナーカラーを合わせた髪型です。
グレージュのインナーカラーを入れることによって、周りとかぶりやすい髪型もよりかっこよくトレンド感のある髪型になります。前下がり部分がインナーカラーになっているので、髪を下ろしていても色が見えておしゃれですね。
50代の髪を健康的に美しく
50代女性は髪の手入れをしているかどうかで、印象に大きく差がついてしまう年代です。
白髪を目立たなくするアッシュ系カラーやハイライト、インナーカラーなど、髪の悩みを上手にカバーできるヘアカラーを取り入れて、トレンドも取り入れた上品なおしゃれ感を出していきたいですね。ここでご紹介したカラーを是非参考にしていただき、自分に合ったヘアカラーにチャレンジしてみて下さい。
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この記事のライター
食べることと読書が趣味。静岡出身です。