セシルカットのヘアアレンジ15選【大人可愛いベリーショート】

セシルカットとは

セシルカットとは前髪まで短いベリーショートヘアのことを指し、別名ピクシーカットとも言います。元は映画『悲しみよこんにちは』のヒロイン・セシルの名前から取られています。彼女のヘアスタイルは数々の女優の間でも流行り、近年再び注目され始めているのです。
最近では長めの前髪でもセシルカットと呼ぶようになっていているので、今回は前髪の長さ別にも紹介していきたいと思います。

セシルカットの特徴

マニッシュなテイスト

髪は女の命と言うように、髪は女性性を象徴するような存在です。なので、極限まで切られたベリーショートヘアはマニッシュなテイストが特徴と言えます。もちろんセット次第でフェミニンに仕上げることも可能ですが、長髪のヘアスタイルよりも男性っぽさというものは強くなると思います。

スッキリとしたビジュアル

セシルカットは基本的にはボリューミーというよりはペタンと輪郭に沿ったミニマムなヘアスタイルなので、ビジュアルがスッキリするのが特徴です。顔に髪がかかったりボサッとしたりしないので邪魔くさくなく、過ごしやすいでしょう。

セシルカットのセット方法

寝癖は最初に直す

髪が短いとセットも簡単そうですが、気をつけておきたいのがセット前の下準備です。セシルカットは髪が短い分ちょっとした癖やハネも目立ちやすいのが難点です。したがって、セットを始める前に一度全体を見て寝癖やハネがあれば最初に直しておくのがコツです。その際普通のヘアアイロンでは届かない部分もあるかと思うので細めのヘアアイロンを使用したり、髪を一度濡らしてドライヤーし直すといいでしょう。

特に前髪は丁寧にセット

セシルカットは基本前髪が短いものですが、前髪は短いほどセットが難しく、目立つパーツなだけに慎重にセットしたいです。前髪は切りっぱなしのオン眉であればナチュラルにしていても大丈夫ですが、束感が欲しかったり、ハネを作って遊ばせたかったりする時には、軽くアイロンを当てて微調整しましょう。

スタイリング剤を使って綺麗にまとめる

ナチュラル派であれば必要ないですが、セシルカットを今風に仕上げるならば、スタイリング剤を上手く使ってトレンディに仕上げたいものです。ヘアオイルひとつとってもしっとり系とさっぱり系があったり、ワックスもハードとソフトがあったり、スプレーとワックスではキープ力や仕上がりが変わってくるので、好みのスタイリング剤を見つけてみましょう。

セシルカットのヘアアレンジ

セシルカットをオン眉バング・眉上バング・パーマヘアの3種類に分けておすすめのヘアアレンジを紹介していきます。

セシルカット×オン眉バング

元祖セシルカットはオン眉バングが一般的です。可愛げもあり個性も出るオン眉バングは大胆なセシルカットにもぴったりなので、セシルカットにトライしたいという人はぜひオン眉バングにもトライしてみてください。

ブロンド×クール

セシルカットをクールに振り切ってスタイリングしたこちらのヘアスタイルはモードな雰囲気が魅力的です。元祖セシルカットのナチュラルでカジュアルなイメージもある中、ヘアカラーをブロンドにすることでゴージャスに仕上げています。
濃いめのメイクにアクセサリーも拘ってベリーショートでも女っぽく決めましょう。

ピンクブラウン×マニッシュ

セシルカットにワックスで束感を出してみると全体的にマニッシュなテイストになります。コツは立体感を出しながら太めの束を作ることで、自然な仕上がりにするためにワックスのつけすぎには注意しましょう。
また、前髪をアーチ上に揃えると小顔効果もあるので、気になる方は取り入れてみるとコンプレックスもうまくカバーできるはずです。

黒髪×綺麗め

セシルカットをコンパクトにまとめて束感のある前髪を流すと、綺麗目でフェミニンなテイストに仕上がります。ナチュラルというよりは少し手を加えた風に束を綺麗に作り出して斜めに流すのがポイントです。もみあげの部分は横の髪を上からかぶせることで正面から見た時に丸い形を作れます。

黒髪×マニッシュ

こなれたセシルカットも黒髪と合わせることで若々しくフレッシュな雰囲気に仕上げることができます。立体的に根元を立ち上げながら毛の流れを作るようにしていくと、遊びを取り入れながらまとまりのあるセットが作れます。
オン眉バングは短いといえど印象を大きく変えるので前髪は大きめの束を作ったら指先で念入りにセットしましょう。

ブラウン×パーマ

セシルカットをしてからしばらくして髪が伸びてきたらパーマをかけてみると再び短いセシルカットになるので、伸ばし期間に使えるヘアスタイルです。くるくるのパーマであれば個性派な印象になり、フワフワのパーマは優しい印象になるので好みのカールをチョイスしましょう。

黒髪×ウルフ

セシルカットの後ろ髪を少し伸ばすことで簡単でナチュラルなウルフヘアを楽しむこともできます。前髪は眉毛のギリギリ上あたりにパッツンで揃えるとウルフヘアのテイストに合わせながら綺麗目に仕上げることができます。全体のセットはヘアオイルを用いてしっとり感を与えつつ前髪は束感を意識してセットしましょう。

セシルカット×眉下バング

先にセシルカットは前髪は短いベリーショートと書きましたが、最近では前髪の長いものもセシルカットと呼ぶようになりました。ベリーショートにオン眉バングという組み合わせにはなかなかトライできなくても、まずは長めの前髪から挑戦してみるのはありです。

ブラウン×綺麗め

元祖セシルカットのようなオン眉バングには挑戦できなくても最初は長めの前髪から試してみるといいでしょう。長めの前髪であれば一般的なベリーショートっぽくなり手を出しやすいと思います。
ただしそんなヘアスタイルに今っぽさを加えるなら透け感のある前髪としっとり感のあるヘアセットがポイントになってきます。前髪は指先を使って束を作りつつ眉毛が透けて見えるくらいにまとめるのがグッド。

ミルクティー×フェミニン

コンパクトになりがちなセシルカットもボリューミーのある感じに仕上げるとトレンディでフェミニンなテイストに仕上がります。大きめのカールで前髪を重めに作りながら明るいカラーと束感で軽さを出すことで、バランス感覚のいいヘアスタイルが完成します。カジュアルに仕上げるにはまとめすぎず少し毛束をいじって動きを出すといいでしょう。

アッシュブラウン×韓国風

こちらも大きめのカールで重めの前髪を作りながらカラーと透け感で軽さを演出したトレンディなセシルカットになっています。目元ギリギリまである前髪は雰囲気が出ますが、印象が暗くならないように横の髪は耳掛けするのがワンポイントテクニックです。髪の艶感はしっとり系のヘアオイルを用いてみるとうまくいきやすいです。

ダークブラウン×綺麗め

清楚なセシルカットを作りたいならナチュラルなストレートヘアを活かしたこちらのヘアスタイルはいかがでしょうか。横の髪は耳にかけて綺麗にまとめつつ、可愛らしい前髪は自然に流して綺麗目な女性らしいセシルカットを楽しめます。あくまで自然に仕上げたいのでヘアオイルは少なめにし、前髪はくしで束を作るのではなく指先で作っていきましょう。

アッシュブラウン×ウザバング

品のあるセシルカットにはウザバングと合わせるのがおすすめです。少し長めの前髪を軽くカールすることで簡単にウザバングはできますが、トレンドを意識すると、前髪は少なめにとって透け感を演出するのがポイントです。また、ウザバングで印象が暗くなってしまうのはもったいないので、前髪は7：3くらいで分けるとパッと明るい印象に仕上がります。

セシルカット×パーマ

最後にご紹介するのがセシルカットにパーマを掛け合わせたこちらのスタイルです。個性派なカットに大胆なパーマをかければ、ヘアスタイルで自分だけの味を出せること間違いなし！ふんわりしたカールかしっかりしたカールかでも印象は全く違うので、カールの違いにも着目してみてください。

ミルクティー×緩めパーマ

セシルカットに緩めのパーマをかけると優しく可愛らしい印象に仕上がります。無造作に毛先をハネさせてナチュラルにまとめましょう。パーマは内巻きと外巻きをミックスさせることでよりナチュラルに仕上がるので参考にしてみてください。

ブラウン×内巻きパーマ

秋になるとブラウン系のカラーが季節に相まって映えます。それに大胆な大ぶりのパーマを当ててクラシックでユニークなヘアスタイルを手に入れましょう。セットのポイントはしっかりパーマを戻しておき、さらにヘアムースでしっかり形をキープさせることです。ヘアスタイル一つでアクセントになるこちらのセシルカットは濃いめのメイクでキメておけばシンプルなファッションも格上げできてしまいます。

黒髪×外巻きパーマ

こちらもくるくるのしっかりしたパーマですが、外巻きにすることでこなれたクールなテイストに仕上げています。また、こっくりとした黒髪は重量感があり上品なイメージになるので外巻きセシルカットでも女性らしく仕上げたい時にはおすすめです。

ダークブラウン×無造作パーマ

太めのカールが特徴的な大ぶりパーマはダークブラウンで高級感を演出できます。シルエットが広がりすぎない程度に無造作に遊ばせたパーマは程よいまとまりがあり、カジュアルにも使えるヘアスタイルになっています。しっとりした質感が欲しい時にはしっとり系のヘアオイルを少し馴染ませると良いでしょう。

セシルカットに挑戦してみよう

ここまでセシルカットを紹介してきましたが、お気に入りのセシルカットやトライしたい髪型は見つかりましたか。バッサリ髪を切ってイメチェンするなら、ぜひ今らしいセシルカットで周りの人を驚かせちゃいましょう。