セルフネイルの簡単デザイン20選【初心者でもできる!】
ご自分の思うようにコスパよくネイルが出来るので、現在セルフネイル派の方が増えてきています。ネットでも様々なネイル商材が売られています。今回はセルフネイルにオススメなデザインを現役ネイリストが厳選しご紹介していきます。
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セルフネイルにオススメなデザインとは
現在、ネイルサロンには行かずにご自分でネイルを楽しまれている方も多いと思います。ネイル商材もネットで簡単に購入することができ、間口はどんどん広がっています。
最初はデザインごとの難易度も分かりにくく何から始めていいのか迷われる方も多いかもしれません。初心者の方でも挑戦しやすい、比較的簡単なデザインをご紹介していきます。
まず、セルフネイルをされる際の3つポイントです。
「描く」より「置く」「貼る」ネイル
小さな爪の中に何か絵を描くというのはなかなか技術の要ることです。それよりは既存のパーツやシールを配置するほうが楽で綺麗な仕上がりになります。ネイル商材も幅広く展開されているので、「次はどれを使おう」とインスピレーションを受けながら楽しく選べると思います。
利き手のネイルから塗る
人には利き手があり、反対の手で利き手のネイルを塗るのはとても難しいことです。ネイルは時によっては数時間かかってしまうこともあるので、集中力のある最初のうちに、難しい利き手のネイルを仕上げてしまうことがオススメです。
馴染みやすい色を選ぶ
初心者の方にはパキッとした濃いカラーより肌に馴染みやすいカラーを選ぶことをオススメします。多少の色のモレなども気にならず綺麗に仕上げることが出来ます。
それではセルフネイルにオススメな具体的なデザインをご紹介していきます。
ストレートフレンチネイル
フレンチネイルは一般的には爪の先端にカーブを描いて色を乗せるデザインですが、あの曲線を描くのはなかなか難しいものです。カーブを描かずに出来るフレンチをご紹介していきます。
まず、まっすぐなラインを描くストレートフレンチです。可愛すぎないキリッとしたクールな印象になります。フラット筆と呼ばれる先端がまっすぐな筆で描けば、簡単に描くことが出来ます。
丸フレンチネイル
こちらもフレンチですが、先端に円を描いた丸フレンチです。ほっこりとしたカジュアルな雰囲気になります。ショートネイルがオススメです。小さなブリオンをライン上に乗せても可愛いです。オーバル筆という先端が丸い筆を使うと楽に描くことができます。
フィルムネイル
独特な奥行き感が可愛いフィルムネイルです。オーロラのフィルムシートをご自分の爪に乗るサイズで、ランダムにハサミで切ってゆきます。カラーの一度塗り目と二度塗り目の間にフィルムを乗せることで、このような奥行きのあるネイルになります。カラージェルも透明感のあるもの使用するといいでしょう。お手持ちでない場合はクリアジェルを混ぜて透明感を出すことが出来ます。
シェルネイル
季節問わず人気が高いシェルネイルです。独特のオーロラの輝きは思わず見とれてしまう美しさです。
細かいシェルはラメのようにも使えますし、大きなものは爪の真ん中に置くだけで様になります。大きすぎるシェルは爪先で簡単に割ることが出来ます。ラメや小さなスタッズとも相性がいいです。
コーティングのときはシェルの凹凸が尖ってしまうことが多いのでその場合は、尖った部分をファイル(やすり)で削りもう一度トップコートを塗るとなめらかになります。
押し花ネイル
1本入るだけで一気に華やかに、可愛らしくなる押し花ネイルです。束になった押し花パーツからピンセットで必要な分取り、爪に乗せていきます。本物のお花ならではのリアルさがとても可愛いです。爪の全体に散らしたり、ブーケのように束ねたりとアレンジも様々です。
塗りかけネイル
名前の通り、塗りかけの状態で完成させたネイルです。抜け感とゆるさが魅力です。こちらのデザインは考えすぎず感覚で乗せていくほうがいいです。色のバランスなどセンスは問われますが、作る過程は絵を描いているようで楽しいものです。誰とも被らないオリジナルのネイルを楽しみましょう。
パーツネイル
クリアの上にパーツを並べるだけでも十分可愛いナチュラルなネイルが出来上がります。特に利き手のカラーを塗るのが難しくて苦手、という方にはおすすめです。繊細なパーツを並べれば華奢な雰囲気のネイルに仕上がります。
ちぐはぐネイル
あえて左右で違うデザインをするちぐはぐネイルです。こちらも利き手のほうはクリアベースのシンプル系、反対側はカラーを乗せる、などメリハリをつけるといいです。楽をしながらお洒落にも見える一石二鳥なネイルです。
カラフルネイル
普通のワンカラーでも指ごとに色を変えるだけで一気にお洒落ネイルになります。同系色でまとめたり、くすみカラーでまとまればそこまで派手派手しくはなりません。
写真のような色味でまとめるとマーブルチョコのようで可愛いですね。
お花シールネイル
お花はネイルの定番ですが、筆で描くのはなかなか難しいものです。今はガーリーな小花柄からエレガントな雰囲気のものまで、様々なタイプのシールが豊富に発売されているのでこちらに頼ってしまいましょう。
シールを貼るときの注意点としては、カラーを塗った後は表面に未硬化ジェルというものが残っておりベタつきがある状態なので、それを一度エタノールで拭き取り、その後シールを貼りましょう。これによってシールがしっかりと密着します。シールの下に空気が入らないよう気をつけながら貼ってください。
星シールネイル
お花と同様に星も手描きは難しいのでシールを活用しましょう。定番のカラーはシルバー、ゴールド、白、黒あたりで、あとはポップなネオンカラーなども発売されています。
星のシールの上にストーンなどのパーツを乗せ、ビジューのように見せるアートも人気です。
ラインテープネイル
シールと同様に、爪に貼れるラインテープも便利です。フリーハンドでは難しい直線もテープならば綺麗に描くことが出来ます。シンプルなテープから、レースやエスニックなどの装飾のあるテープもあるので様々なテイストに活用出来ます。
ラメグラネイル
ラメは爪の上で操作がしやすいで初心者の方にもおすすめです。ラメのパウダーとクリアジェルを混ぜて、少しジャリっとした感触が残るくらいの硬さに調整します。
数種類のラメを混ぜてオリジナルのミックスラメを作るのも楽しいです。一気にキラキラになりテンションの上がるデザインです。
ストーンネイル
ストーンのアートは定番ではありますが様々なバリエーションがあり、色々なパターンを楽しむことが出来ます。指先に動かすたびにキラキラときらめくストーンはやはり多くの人に愛されています。
ストーンの凹凸が引っかからないように、コーティングの前に一度ストーンのまわりだけクリアジェルを乗せることをおすすめしますが、あまり厚くしすぎるとストーンの輝きが減ってしまうので、そちらに注意しながらやってみてください。
ホイルネイル
専用のホイルシートを爪の表面にペタペタと貼り付けていくホイルネイルです。ラメとは違うメタリックでフラットな質感が楽しめます。ホイルシートをそのまま貼り付けると大部分にホイルが張り付き、くしゅくしゅとシワを作ってから貼り付けると部分的にかすれながら張り付きます。好みで加減が調整出来ます。
スタッズネイル
キラキラしたネイルは好みではないけれどワンカラーにワンポイント加えたい、というときはスタッズがオススメです。ストーンほど輝きすぎず、スッキリとカジュアルにまとめることができます。
小さな粒状のスタッズを爪の外側に並べたり、四角いスタッズを根元に置くだけでグッと全体が引き締まります。
マットネイル
カジュアルでお洒落な雰囲気にしたいときにオススメなマットネイルです。カラーまではいつも通りで、最後のトップジェルをマットコートと呼ばれるジェルにするだけで完成です。
もしツヤに戻したいときは、ツヤのコートを上からかければ元に戻るので、気軽に挑戦してみてください。
ドットネイル
シンプルながらも一気にガーリーな雰囲気になるドットネイルです。丸い小さなホログラムが発売されているので、そちらを並べるだけで簡単に作ることができます。密度や大きさなどご自分の好みに合わせてアレンジ出来ます。
スポンジネイル
一見難しそうに見えるネイルですが、スポンジがあれば簡単に出来るデザインです。最初に白やアイボリーでワンカラーを乗せます。次にキッチンなどで使うスポンジを小さくちぎりピンセットで掴み、いくつかの色をポンポンと乗せていきます。一色ごとライトで硬化させてゆきます。一気にたっぷり乗せないよう、色のバランスを見ながら薄く乗せていくのがいいでしょう。柔らかくポップな印象のデザインです。
フレームネイル
今は様々な形のメタルのフレームパーツが出ています。これを爪の上に乗せ、中にシェルや押し花を敷き詰めたり、カラージェルを流し込むだけでブローチのような手が込んだ風のアートが仕上がります。
フレームが爪の湾曲に沿わないときは、細めのボールペンのような円柱形のものにフレームを巻きつけるようにしてカーブを付けてください。こちらで爪のカーブにフィットするようになります。
素敵なセルフネイルライフを
セルフネイルは心ゆくまで自分の好みのネイルが出来ることが魅力です。また、10本のネイルが仕上がったときの達成感も一度味わうとやみつきになるかもしれません。
ピンときたデザインがあったらぜひ挑戦していただき、セルフネイルのバリエーションを広げてみてください。