メンズロングヘア決定版【伸ばし方やセット方法を解説】

ロングヘアで大人の魅力

ロングヘアを取り入れることで大人の色気ある雰囲気を演出することが出来ます。

メンズのロングヘアは一般的ではありませんが、王道のショートスタイルでは出すことの出来ない色気が魅力的なヘアスタイルです。日本では90年代にSMAPの木村拓哉さんや俳優の江口洋介さんなどの人気タレントが取り入れたことをきっかけに、当時のメンズがこぞって真似したことでも知られています。

この記事ではメンズのロングへアを伸ばし方からセット方法まで徹底的に解説していきます。ぜひ参考にしてロングヘアを取り入れてみてください。

ロングヘアの魅力

短髪では出せない色気

ロングヘアで演出することの出来る魅力は短髪では出すことが出来ません。
メンズがロングヘアを取り入れると、ロングヘアの持つ女性的な魅力と男性の角ばった輪郭を初めとした男らしい顔つきのコントラストが色気を演出することが出来ます。
特にパーマをあててかき上げたロングヘアの出す男らしさやワイルドな雰囲気はおすすめです。

結ぶというアレンジ方法が増える

メンズのヘアスタイルは基本的にワックスとヘアアイロンの2つの方法しかありませんが、ロングヘアは結ぶというスタイリングを行うことが可能です。
髪の毛を結ぶスタイリングは髪の毛の立ち上がりやヘアアイロンによって作ることのできる雰囲気とは異なり、どこか中性的でアンニュイな点が魅力です。

幅広いファッションに合わせることが可能

ロングヘアは幅広いファッションの雰囲気と相性が良いです。
Tシャツにデニムといったアメカジファッションをはじめ、スーツのようなフォーマルな服装な雰囲気にも合います。自分のスタイリングに合わせて、結んだりパーマをかけたりスタイリングに幅があるのもロングヘアの弥勒です。

伸ばすときは美容室で定期的な調整を

髪の毛を伸ばす際は美容室に定期的に通い調整を行うことが大切です。
伸ばしたまま放置すると野暮ったくなってしまうので注意が必要となります。伸ばしている時は美容室でオーダーする際は髪の毛の長さは変えずに量を調整するということを伝えましょう。
月に1回ほどが美容室に通う頻度の目安です。

ビジネスシーンには不向きなので注意

スーツとの相性は良いですが、ビジネスシーンには不向きなので注意してください。
髪の毛を結ぶとスーツとの相性が良いのですが、それはパーティなどのシチュエーションのみで許される華やかさです。やはり、ビジネスなどかしこまった場においては定番のショートスタイルがおすすめです。基本的にメンズのロングヘアは一般的ではないのでTPOをよく考えたうえで取り入れてください。

髪の毛の結び方解説動画

1. 全体を濡らしタオルで水気をとります。

2. ドライヤーで乾かす際は髪の毛の内側から乾かし根元はしっかりと、毛先はしっとりとなるように乾かしていきます。

3. スタイリング剤を適量手に取り手のひらで指の間まで丁寧に広げます。

4. ゴムの結び目から先にあたる部分に揉みこむようにしてスタイリング剤をなじませていきます。

5. 毛流れに合わせて手クシを通しながら髪をゴムで髪をまとめてスタイリング完了です。

ロングヘアにおすすめのワックス

ロングヘアはクールグリースとの相性が良いです。
特に毛先にパーマをあてたロングヘアスタイルとの相性が抜群であり、クールグリースの持つツヤ感がカールの再現性を高めます。

メンズロングヘアおすすめ12選

メンズのロングヘアおすすめ12選を紹介します。
一口にロングヘアといってもパーマと組み合わせたり、後ろで結んだりと様々なアレンジ方法があります。ここではスタイルの解説とセット方法を記載しているのでスタイリングの参考にしてください。

1. 一つ結び

メンズロングヘアの基本アレンジになります。
一定の長さがあれば取り入れることが可能なアレンジであるので、普段はパーマスタイルの方であっても取り入れることが可能です。プライベ―トでワイルドな雰囲気を演出したいシチュエーションはもちろん、自宅でリラックスしたい時にもとりいれるのもおすすめです。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には内側から乾かし根元は丁寧に、毛先はしっとりとした手触りを目指して乾かしていきます。
3. スタイリング剤を適量手に取り毛先になじませていきます。
4. 手クシで髪の毛を手に取りゴムでまとめたらスタイリング完了です。

2. オールバック

ロングヘアのオールバックもワイルドな雰囲気を演出できる定番のスタイリングです。
毛先にパーマをあてることで後ろでまとめられた髪の毛のカールが強調されるようになり、色気のあるスタイリングを行うことが出来ます。基本的にスタイリングも楽であるので、朝の忙しい時間にも苦にならない点も魅力です。

セット方法

1. 全体を濡らしタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元をしっかりと乾かし、中間から毛先にかけては少し湿らせる程度に仕上げることを意識して乾かしていきます。
3. ワックスを適量手に取り毛先から中間にかけてなじませていきます。
4. 毛束を散らしながら後ろにかき上げてスタイリング完了です。

3. 刈り上げロング

刈り上げはほとんどのロングヘアのバリエーションで取り入れられているアレンジです。
ロングヘアに刈り上げを取り入れることは毛量を減らすことが出来るというメリットがあります。メンズの髪の毛は女性と比べて太くしっかりとした髪質が多いため量が多くなってしまいがちであるので、このようにしたほうがヘアスタイルにまとまった印象を加えることが出来ます。

セット方法

1. 全体を濡らしタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元はしっかりと、毛先は少し湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. 湿らせた毛先にグリースをなじませましょう。
4. 毛束感を作りながら毛先を整えていきスタイリング完了です。

4. ロングレイヤー

ロングヘアスタイルの長さに変化をつけたレイヤースタイルになります。
長さに変化をつけることで、ワイルドで男らしい印象を与えることが出来ます。レイヤースタイルを取り入れる際はパーマも一緒にオーダーしましょう、直毛だと動きがあまり出ずにスタイルの持つ良さを引き出すことが出来ません。

セット方法

1. 全体を濡らしタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元をしっかりと乾かし、毛先から中間にかけては少し湿らせた状態を目指した乾かしていきます。
3. 長さの異なる部分を意識すると効果的です。
4. 湿らせた毛先にワックスをなじませます。
5. 毛束を作りながらカールを整えてスタイリング完了です。

5. 前髪ロング

前髪を残した若々しい雰囲気が魅力のロングヘアスタイルです。
このヘアスタイルを取り入れる際に注意するべきポイントはロングヘアの中でも特に女性らしい雰囲気があるという点です。自分の顔が男らしいか、それとも中世的な魅力を押し出していきたいというメンズにおすすめのヘアスタイルです。

セット方法

1. 全体を濡らしタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元をしっかりと乾かし、毛先は少し湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. 前髪はクシやコームを使用しながら形付けていきましょう。
4. ワックスを適量手に取りまず毛先になじませて余ったワックスで軽く前髪を形づけます。
5. 最後にシルエットを整えてスタイリング完了です。

6. ハイトーン

ロングヘアとハイトーンカラーの組み合わせはヤンチャな雰囲気を演出することの出来るアレンジです。
特に根元と毛先の色の異なるカラーリングはショートスタイルよりもロングヘアの方がカラーリングの持つ良さを最大限引き出すことが出来るでしょう。カラーで悩んでいる際は以下の記事に定番からトレンドカラーまで紹介しているので参考にしてください。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元をしっかりと、毛先は少し湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. パーマをかけていない場合はヘアアイロンで外ハネをつけます。
4. 霧吹きなどで毛先を湿らせましょう。
5. ワックスを適量なじませシルエットを整えてスタイリング完了です。

7. ロングウルフ

ウルフヘアの特徴である襟足をトップを強調したロングヘアスタイルになります。
ワイルドな男らしさを演出することが出来る一方、特徴のあるヘアスタイルであるのでシチュエーションによってはなじみにくい場合もあるので取り入れる際は注意してください。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際はトップを立ち上げて襟足を伸ばすことを意識しながら乾かしスタイルの下地を形付けていきます。
3. ワックスを適量手に取り全体になじませていきます。
4. 毛束感を作りながらシルエットを整えてスタイリング完了です。

8. ツーブロック

セミロングほどのヘアスタイルにツーブロックを組み合わせた髪型になります。
肩まで伸びる髪の毛は長すぎるという方にセミロングスタイルはおすすめです。特にツーブロックスタイルはセミロングと相性が良く、見え隠れする刈り上げ部分が長髪とのコントラストで際立つヘアスタイルです。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元はしっかりと乾かして、毛先は少し湿らせた状態を目指して全体を乾かしていきます。
3. 湿らせた毛先を中心にグリースを揉みこませましょう。
4. 毛束湾を作りこみながらシルエットを整えていきスタイリング完了です。

9. ランダムパ―マ

全体にランダムにパーマをあてたヘアスタイルになります。
脱力した雰囲気があり、なおかつ前衛的な髪型なので取り入れる際は良く考えてから取り入れるようにしましょう。パーマの再現性が命の髪型なので毛先を湿らせてからスタイリング剤をなじませるという基本は徹底してください。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元をしっかりと乾かし、毛先を湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. 乾かす際はパーマで形付けたカールを意識すると再現性が高まります。
4. 湿らせた状態の髪にグリースをなじませます。
5. 毛束を作りながらシルエットを整えてスタイリング完了です。

10. ナチュラルパーマ

セミロングスタイルとパーマの組み合わせは定番のアレンジになります。
ロングヘアスタイルの中では人に与える嫌味な印象が少なく、業界や社風にも寄りますがビジネスシーンにも対応することが出来ます。スタイリングにおいてはドライが最も大切になるので、丁寧に時間をかけて形付けるようにしましょう。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際は根元をしっかりと乾かし、毛先は少し湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. 広がらない様に鉢周りは抑えながら乾かすことがポイントです。
4. ワックスを適量手にとり毛先を中心になじませていきます。
5. 毛流れを整えていきながらシルエットを整えてスタイリング完了です。

11. ハーフアップ

ハーフアップは一つ結びの良さとロングスタイルの良さを兼ね備えた髪型です。
基本的なセット方法は一つ結びと変わりませんが、襟足付近の髪の毛を残すだけでこなれた雰囲気が出ます。注意点としてはチャラい雰囲気が出てしまうので、その点のみ注意してください。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には毛先から中間にかけて乾かし、トップはボリュームを抑えることを意識しながらスタイルの下地を形付けていきます。
3. トップの部分の髪の毛を後ろで結びスタイリング完了です。

12. センターパート

セミロングの毛先にパーマをあてたヘアスタイルを真ん中で分けたヘアスタイルです。
こちらもロングヘアスタイルの中では定番のアレンジであり、男らしさや色気を演出することが出来ます。スタイリングで大切なポイントはドライヤーの際に毛先を少し湿らせて完全に乾かさないことで、スタイリングの再現性を高めることが出来ます。

セット方法

1. 全体を濡らしてタオルで水気をとります。
2. ドライヤーで乾かす際には根元はしっかりと乾かし、毛先は少し湿らせた状態を目指して乾かしていきます。
3. 湿らせた毛先にワックスを揉みこむようにしてなじませます。
4. 毛束を作りながらシルエットを整えてスタイリング完了です。

ロングヘアで色気あるメンズへ

いかがでしたでしょう、ロングヘアを解説していきました。この記事ではロングヘアのセット方法からおすすめスタイルまで解説しているので参考にしてください。ロングヘアスタイルを取り入れてかっこよく色気あふれるメンズになりましょう。