初めての海外旅行におすすめの国15選
初めての海外旅行は楽しみな反面、不安な方も多いかと思います。しかし、初めての海外旅行でも安心できる難易度の低い国もたくさんあります。今回は、そんな初心者トラベラーにぴったりの国を15選ご紹介します。是非この記事を参考に、初めての海外旅行を満喫してください。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
【1】ハワイ
海外挙式先として最も王道なハワイは、日本人にとって最も身近なリゾート地と言えるでしょう。日本人が多いこともあり、日本語が通じることも多いので英語が苦手な人でも安心です。また、日本のガイドブックでもたくさん紹介されており観光スポットにも困りません。ショッピングやマリンスポーツなど飽きることはありませんよ。
ハワイに平均気温は年間を通じて25度程度で、湿度が低いので過ごしやすいのも特徴です。ハワイでは英語と共にハワイ語が公用語として登録されています。ハワイへは日本の主要空港から直行便で6〜7時間半程度かかります。
【2】アメリカ
ロサンゼルスやニューヨーク、ラスベガスなど有名な観光都市が多く、それぞれの都市で異なる楽しみ方ができるのがアメリカの魅力です。ショッピングを楽しんだり、ラスベガスでカジノに明け暮れたり、憧れのディズニーリゾートに行くのもいいですね。友達同士やカップルで訪れるならアメリカ横断も楽しいかもしれません。
国土の広いアメリカは、地域によって気候が大きく異なります。ニューヨークでは、夏は高温多湿ですが、冬には東北地方のような厳しい寒さになります。一方、カリフォルニアでは年間を通して温暖な気候です。ニューヨークへは成田・羽田空港から直行便で約13時間、シアトルへは成田空港から直行便で約9時間30分、ロサンゼルスへは約10時間かかります。
【3】フランス
ヨーロッパにおいて最も人気が高いのが、フランスです。女性なら誰もが一度は憧れるパリはエッフェル塔や凱旋門、ルーヴル美術館など観光名所が豊富です。美術館やオペラなどの芸術・文化鑑賞を楽しむのも、フランス料理やワインなどのグルメを嗜むのもいいですね。また、ゆったりとした時間を過ごしたい方は南仏・プロヴァンス地方のリゾート地を訪れるのもおすすめです。
パリは東京より年間を通して気温が5度程度低くなっています。夏には30度を越すこともありますが、朝晩は肌寒いことが多いです。フランスではフランスが公用語ですが、観光地のパリでは英語が通じることもしばしば。外国人の多いホテルやレストランではまず心配ないでしょう。日本の主要空港からパリまでは、約12時間30分かかります。
【4】グアム
グアムは日本人にとって最も身近なビーチリゾートの一つです。シュノーケリングやバナナボートなどのマリンスポーツが楽しめるだけでなく、恋人岬やハガニア大聖堂などの観光スポットも豊富です。また、チャモロ文化を体験するのもおすすめです。日本人が多く日本語が通じることも多いですよ。ちなみに、グアムはアメリカの領土ですが、アメリカ本土からは遠いので別枠で紹介させていただきます。
グアムは、年間を通して平均気温が約26~7度です。温度・湿度共に変化が少なく、6~11月が雨季とされていますが、1日に数回スコールが降る程度で大きな心配はいりません。乾季でも頻度は少ないですが、スコールは発生します。アメリカの領地であるグアムの公用語は英語とチャモロ語です。日本人観光客も多いので、ホテルや繁華街では日本語が通じることも多いです。日本の主要空港から直行便で3時間半で到着します。
【5】イタリア
イタリアは、世界遺産が多く日本からも特に女性に大人気の観光地です。歴史やアートが好きな方に特におすすめです。また、ピザやパスタ、ジェラートなどグルメの国としても有名ですね。ローマやナポリ、フィレンツェ、ベネチアとそれぞれの観光都市で違った魅力を味わうことができます。シチリア島に行けば、美しい海を楽しむこともできますよ。ただし、海外初心者の方には比較的治安の良い北イタリアをおすすめします。
イタリアは日本と同じように国土が南北に細長いので、気候も日本とよく似ています。ローマの気温は1年間通して東京の気温とほぼ同じです。南イタリアに行くと、常夏のイメージがありますが、冬は雪が降ることもありますよ。イタリアの公用語はイタリア語です。観光地では英語が通じることも多いですが、ホテルや観光地のレストランなど以外では英語が話せる人は少ないと考えていた方がいいでしょう。地方に行くと英語を話せる人の人数はかなり減ります。イタリアへは、成田空港からミラノ、ベネチア、ローマまで直行便で12時間30分〜13時間程度かかります
【6】韓国
K-POPブームや韓流ブームに伴って若者から年配の方まで幅広い年代の女性がこぞってソウルに訪れています。安いコスメを買いにショッピングがてら週末に韓国へ行く人も多いですよね。また、本場の韓国グルメも外せません。ソウルには、曹渓寺(チョゲサ)や景福宮(キョンボックン)などの歴史的建造物も豊富なので文化遺産が見たい方も楽しめます。
縦長の韓国の気候は日本と同様に北と南で気温が大きく、基本的には本州北部から中部と同じぐらいの気候です。大抵日本と同じ服装で大丈夫ですが、ソウルでは冬の寒さが厳しいので防寒をしっかりするようにしてください。韓国に国土は日本の約4分の1程度で、人口は約3分の1程度です。公用語は韓国語で、日本人には比較的習いやすい言語です。ソウルでは英語が通じることも多いそうで、日本でいう東京程度は通じるようです。ただし、日本と文化交流が盛んなため日本語が話せる人も多いそうです。韓国へは飛行機の直行便で2時間〜2時間半程度で到着します。
【7】イギリス
イギリスは大都市ロンドンや学生都市マンチェスターなど有名都市があり、特にロンドンには大英博物館やビックベンなど誰もが知っている観光スポットが豊富です。本場のアフタヌーンティーを一度は試してみたい方も多いのではないでしょうか?ロンドンからは、おとぎ話にでてくるような可愛い家が並ぶコッツウォルズなどにも日帰りでアクセスできます。英語圏なのも安心ですね。
イギリスは日本より緯度が高いわりに、暖流と偏西風の影響でそこまでの寒さはありません。雨が多いことが特徴で、1日のうちにも天気の変化が激しいです。春先の3月頃は冬のような寒さの日もあり、冬の装いが必要です。5月頃から気温が上がりだし、真夏は23度程度と過ごしやすい気温です。日本でイギリスというと、ロンドンのあるイングランドを思い浮かべます。しかし、イギリスは正式には、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合国家です。そのため、英語の他にスコットランド語、ウェールズ語、アイルランド語が公用語に制定されています。日本の羽田・成田空港からロンドンまでは直行便で約12時間半かかります。
【8】台湾
日本から比較的近い台湾は、親日の人が多く、ご飯も美味しい、さらに治安も良いことから人気の観光地です。海外旅行初心者にはとても優しい国ですね。レトロな街並みが可愛い九份は、ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとして有名ですね。首都の台北では、夜市の食べ歩きやパワースポット巡りがおすすめです。また、最近では南部にある高雄もレトロでおしゃれな街並みで人気が高まっています。
台湾には日本のような四季はなく、年間を通じて温暖な気候です。真冬でも日本の春程度で、寒波に見舞われるとセーターが必要なぐらいです。夏は湿気も多く、日本以上の暑さを覚悟しておいた方がいいでしょう。ただし、室内は冷房がきつく、寒いぐらいだそうです。台湾で最も一般的に話されているのは北京語です。教育が北京語であることもあって、公共の場では北京語が使用されています。しかし、中国の北京語とは少し異なるようで、台湾の北京語は台湾華語と呼ばれて区別されています。また、北京語とは全く異なる台湾語も存在し、家庭や南部地方、親しい間柄では台湾語が使われることも多いそうです。二つとも話せる方も多いですが、北京語が話せないお年寄りや、台湾語が話せない若者もいるようです。日本から台湾までは、成田空港から直行便で4時間ほどで到着します。
【9】香港
香港といえば、飲茶などのグルメやマッサージが有名なのではないでしょうか?過去にイギリスの領土であったことから、本格的なアフタヌーンティーも楽しめます。フェリーで約30分離れたところには、カジノの聖地・マカオもあります。香港観光のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。独特のゴージャスな世界を垣間見ることができます。
香港は亜熱帯に属し、穏やかながらも四季があります。5月後半~9月中旬に訪れる夏の平均気温27~29度で、12~2月に訪れる冬の平均気温16~18度です。ただし、旧正月前後は10度を切る寒い日もあります。公用語は、英語と中国語です。規定には単に「中文」と記載されていますが、実際の共通語は広東語です。日本の主要空港から香港までは直行便で4~5時間程度かかります。
【10】シンガポール
街が清潔で治安もよく住みやすい国として注目を集めている多民族国家シンガポールは海外への修学旅行先としても定番です。アジアの中でも日本の次か同等ぐらいに治安が良好だと言われています。高層ビルが立ち並び、アジアの勢いを感じられる国です。琵琶湖と同じぐらいの大きさの小さな国なので、見所がコンパクトにまとまっていて観光しやすいのも魅力の一つです。マーライオンなどの建築物やナイトサファリなどが観光スポットです。
赤道近くに位置するシンガポールは年間を通して気温・湿度共に東京の8月と同じぐらいと蒸し暑い気候です。ただし、11月~2月には雨季が訪れるので注意が必要です。シンガポールは東京23区と同じぐらいの国土に、東京都の人口の4割、兵庫県と同じぐらいの人口が暮らしています。人口のうち、38%が永住者を含む外国籍の人であることが特徴的です。多国籍国家であるシンガポールでは、マレー語、中国語、タミル語、英語の4つが公用語になっています。しかし、英語が共通言語となっているためシンガポール旅行には英語だけで十分問題ありません。ただし、シンガポール独特の英語表現も存在します。日本からシンガポールへは、直行便で6時間30分~7時間ほどで到着します。
【11】オーストラリア
日本からも比較的近いオーストラリアは、都会とリゾート地の両方が楽しめる国として日本からの旅行者も多いです。都会のシドニーでショッピングや建築物見学を楽しむのも、ゴールドコーストで美しい珊瑚礁を存分に楽しむのも自由です。また、ウルルにあるエアーズロックも人気の高い観光地です。各観光地から離れているため、交通費が高く時間もかかりますが、それに伴う感動が待っています。
オーストラリアは、日本と季節が真反対です。オーストラリアの気候は地域によって4つの気候に分別されます。ケアンズは1年を通して安定した温暖な気候の熱帯性気候で冬でも最低15度程度あります。ゴールドコーストやブリズベンは亜熱帯性気候で雨季があるケアンズに比べて1年を通して降水量が少ないことが主な違いです。エアーズロック近辺では砂漠性気候で、前述の二つに比べて夏と冬の気温変化がはっきりあり、冬の朝や夜は気温が1桁に落ちることもあります。シドニーやメルボルンでは、四季はしっかりありますが1年を通して過ごしやすい温帯性気候で真冬でも10度を下回ることはほとんどありません。様々な民族が暮らしているオーストラリアでは、オーストラリア英語が事実上主流な言語であるものの正式に公用語は指定されていません。約20%の人々が家庭で異なる言語を話しているそうです。オーストラリア英語は日本人が学んでいるアメリカ英語とは発音が大きく異なり、違う単語もあるので日本人には理解が難しいことも多いです。成田空港からシドニーまでは直行便で約9時間30分、ケアンズまでは約7時間30分、ゴールドコーストまでは約9時間かかります。また、シドニーまでは羽田空港からも直行便が運行しています。
【12】バリ島
日本でも人気のリゾート地であるバリ島には、ショッピング、スパ、伝統文化、パワースポットなど様々な楽しみがあります。中部のウブドはヨガの聖地と言われており、毎日ヨガ教室が開催されています。健康派のヨギーニには最高の休暇になるでしょう。物価が安いので値段を気にすることなく楽しめます。バリ島は英語も通じやすく、治安も良いので海外に慣れてない方でも安心です。ただし、一人でナイトクラブやバーに訪れたり、夜出歩くのは一定の危険を伴うので注意してくださいね。
熱帯モンスーン気候に属するインドネシアのバリ島は、年間を通して平均気温約28度と暑い気候です。4月〜10月の乾季は雨の日が少ないのでおすすめです。一方で、11〜3月の雨季は短時間ですがスコールのような大雨が降ることが多いので避けた方が無難です。バリ島の公用語はインドネシア語であり、公共の場ではインドネシア語が使用されていますが、住民同士はバリ語で会話しています。ただし、世界有数の観光地なのでローカルな場所に行かなければ、英語が通じることが多いです。また、日本人に人気のスポットでは日本語が通じる場合も多いです。バリ島までは、成田空港か関西国際空港から直行便で約7時間程度かかります。
【13】ドイツ
美しい古城で人気のドイツはロマンチック街道を巡るのがおすすめです。ドイツ人は国民性が日本人と似ていると言われているので、比較的落ち着く国でもあります。治安もいいので安心ですよ。また、古城を使用したホテルもあるので中世の貴族気分を味わう豪華な休暇もいいですね。
ドイツは冬の寒さが厳しく、南側に位置するミュンヘンでも北海道よりも少し寒いぐらいの気温です。マイナスの気温も覚悟しておいた方がいいでしょう。夏は、かなり暑くなることもありますが、基本的には湿気も少なく20度ぐらいで過ごしやすい気温です。ドイツの公用語はドイツ語です。ベルリンへは直行便が存在せず、フランクフルトで乗り換えて約1時間10分のフライトで到着します。
【14】タイ
「微笑みの国」と呼ばれるタイは、世界中から多くにバックパッカーが訪れています。特に、バンコクのカオサンロードは「バックパッカーの聖地」と呼ばれるほど人気の場所です。カオサンロードを夜に訪れると、多くの観光客で賑わっています。バックパッカーの友達も作りやすいですね。また、ゆったりと日頃の疲れを癒したい方にはプーケットやサムイ島などのリゾート地もおすすめですよ。また、最近ではランタンを一斉に飛ばすコムローイ祭りも人気です。
タイは熱帯気候で一年中日本の夏のように蒸し暑い気候が続きます。タイの人口はだいたい日本の半分程度です。一方で国土は日本の約1.4倍と、意外と大きい印象ですね。タイの公用語はタイ語です。プーケットやバンコクなどの観光地では英語が通じることも多いようですが、基本的には英語は通じないと考えていた方がいいでしょう。日本の主要空港からバンコクまでは直行便で約6時間30分です。
【15】カンボジア
カンボジアは日本人が行きたい世界遺産で常に上位にランクインしているアンコールワットがある国です。他にもたくさんの世界遺産や遺跡があります。また、カンボジアの古典舞踊アプサラダンスなど伝統文化を体験できるスポットも豊富なので、遺跡にそれほど興味がない方でも楽しめますよ。
カンボジアでは11月〜5月が乾季と6月〜10月が雨季になっています。気温自体は一年中高いので、いつでも半袖で過ごせます。ただし、3月〜5月は40度を超えることもあるほど気温が高くなるので、雨の少ない11月〜1月が観光客には人気です。カンボジアの公用語はクメール語ですが、訛りはあるもののカンボジア人は英語ができる方が多いようです。カンボジア、特にアンコールワットのあるシェムリアップなどの観光地では英語ができないと職が見つからず、英語ができるかどうかで職の選択肢が全く違うのが理由です。日本からカンボジアまでの直行便はなく、タイのバンコク、ベトナムのホーチミンやハノイを経由する必要があります。バンコクやホーチミンを経由すると、計約7時間半ほどの飛行時間でシャムリアップに到着します。
おわりに
初めて旅行をする方には、王道の観光地がある国や日本語のみでも大丈夫な国などがおすすめです。他にも有名な観光地はたくさんあるので、自分の興味に合わせて行き先を決めてくださいね!
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。