在住者がおすすめする!香港に行ったら必ず食べたいおすすめグルメ15選

美食の国といわれる香港。でも何となくイメージばかりが先行して、実際に何を食べたらいいのかわかりづらいと思ったことはありませんか? 在住者が日本人の口に合い、旅行者でもトライしやすい食べ物を厳選しました。

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美食の街、香港

夜景とネオンがきらめく街、香港。香港でおいしいものを食べるには、高額なお金が必要…。そう思っていませんか? もちろんアワビやフカヒレのような高級食材を食べたいなら別ですが、高級料理なしでも香港は楽しめます! 在住6年の筆者が旅行者にぜひ食べて欲しい食べ物を、ローカルグルメも含めてご紹介します。

1.まず食べたいのは飲茶

出典:www.hongkongnavi.com

飲茶とは、お茶菓子が発展した点心をつまみながらお茶を飲む文化のこと。少しずついろいろな種類の食べ物を食べられるのが嬉しいですよね。まずおさえておきたいのは、エビ蒸し餃子の「蝦餃(ハーガウ)」。エビがプリプリしていて必食です。また、醤油ベースのタレをかけて食べるライスクレープの「腸粉(チョンファン)」や、甘辛い味つけにほっとするチャーシューまん「叉焼包(チャーシューバオ)」、肉や海鮮の旨味がたっぷり感じられるシュウマイ「燒賣(シウマイ)」なども合わせて注文したいメニュー。

日本人はついついお醤油をつけて食べたくなってしまいますが、香港の点心にはもともと味がついているので、そのまま食べてくださいね。また、一番最初にお湯の入ったボウルが出されたら、食器を洗うためなので、自分の食器やお箸などを洗ってください。これは衛生状態が悪かった昔、自分の食器が清潔かどうかは自己責任でお願いします、ということで始まった文化のようで、現在ではほぼ必要ないのでは…と思いますが、もはや習慣として残っているんでしょうね。

2.小籠包は専門店にGO

出典:www.hongkongnavi.com

実は、一般的な飲茶を出すレストランの中ではメニューにないこともある小籠包。確実に食べたいなら専門店に行くことをおすすめします。旅行者でも行きやすいのは、尖沙咀のハーバーシティ内にある「翡翠拉麺小籠包」でしょうか。台湾の有名店「鼎泰豊」も尖沙咀を始め、香港内に何箇所も支店があります。

熱々のせいろから熱々の小籠包が現れる光景、とっても幸せですよね。我が家の子どもたちも大好物で、小籠包がメニューにあるところでは永遠に続くかと思うほど食べ続けます…。皮の厚さや味つけなど、店舗によってかなりバリエーションがあるのも小籠包の面白いところ。ぜひ食べ比べてお気に入りの味を見つけてください。

鼎泰豊ホームページ
翡翠拉麺小籠包ホームページ

3.寒い時期なら火鍋も欠かせない

出典:www.hongkongnavi.com

筆者も引っ越してきたときは思っていました。「ただの鍋じゃないの?」と。が、日本の鍋とはやっぱり違います。お肉や野菜を入れるのは一緒のはずなんですが…。やはりスープの味つけと、自分で薬味を好きに入れて作る、タレの存在が大きいんでしょうね。また、餃子や肉団子、つみれなど、練り物系が入るのも特徴です。

シメはやっぱりラーメンで。出前一丁を使うのが香港ではステイタスなんですよ。

4.海に囲まれた香港、シーフードも絶品です

出典:www.hongkongnavi.com

もともと海に囲まれていた香港では、昔から漁業が盛ん。やはりシーフードは新鮮なまま食べるのが一番おいしいので、西貢、ラマ島、レイユームンなど、写真のように水槽があるお店がたくさんある海の近くのエリアに行って食べることをおすすめします。いずれも街の中心部からは少し離れていますが、きっとまったく違った印象の香港の街に触れることができますよ。

朝から昼にかけてなら、新鮮な魚介類を使った点心も楽しめます。純粋にシーフードを楽しみたければ、定番料理の塩ゆでエビや、ホタテの春雨蒸し、シャコの唐揚げなどがおすすめ!

5.忘れちゃいけないお肉のロースト「焼味(シウメイ)」

出典:www.hongkongnavi.com

街を歩いていると、ローストされた肉がつるしてあるのをよく見かけます。このローストされた肉が焼味(シウメイ)で、香港名物のひとつです。一番ポピュラーなのはガチョウですが、鶏や豚など他の肉もあります。白いごはんの上に乗っけて青菜を添えて食べるのが、香港伝統の食べ方。香港人はローストされた肉だけをテイクアウトして、家で食べたりもするそうです。

1種類だけを選んでもいいですし、2種類3種類とミックスすることもできるので、いろいろな味を試してみたい方はぜひミックスにチャレンジしてみてください。

6.日本のものとは違うお粥は朝ごはんのマスト

出典:www.hongkongnavi.com

日本でお粥というと、どうしても病人が食べるもの、というイメージがありますが、香港のお粥(コンジー)は違います。お米の形状がほとんどわからない状態まで煮込まれ、しっかり味もついている朝食の定番です。

さまざまな種類のお粥があるので、最初は何を頼めばいいのか悩んでしまうと思いますが、定番中の定番は皮蛋瘦肉粥(ピータンと豚肉の粥)でしょう。お粥につけながら食べる揚げパン(油條)と食べるのもおいしいですよ。

7.にんにくに埋もれた辛い蟹がたまらない!避風塘炒辣蟹

出典:www.hongkongnavi.com

にんにく、赤唐辛子、スパイス類を炒めたものがどっさりかかった蟹。辛くておいしくて、止まらなくなります。蟹もおいしいんですが、トッピングがとにかくおいしい!チャーハンなどを頼んで、トッピングと食べるのもおすすめです。

その昔はコーズウェイベイのような都会にも船上生活者がいて、湾内の台風を避けられるような場所に自分の船を止めていたそうです。1960年代にその船上でこのような料理を出すお店をしていたので、台風を避けられる場所=避風塘という名前が料理の名前についたのだそう。この料理を食べるなら、有名なのはコーズウェイベイにある橋底辣蟹。もちろん蟹以外にもさまざまなシーフードが楽しめますよ。

橋底辣蟹 | 香港ナビ

橋底辣蟹。船の上から始まって40年!新鮮な蟹やシャコを思う存分食べられる、庶民的な海鮮料理店。

8.チャーシューの概念が変わる!高級チャーシュー

出典:udarico

香港のチャーシューは、日本のものとはひと味違います。はちみつなどをブレンドしたタレを塗りながら焼き上げるので、外側はカリッとしていて内側はジューシー。甘辛い味つけがたまりません。飲茶では、メロンパンにチャーシューを入れたものやチャーシューまんが人気。チャーシューは香港の食生活に深く浸透している人気者なのです。

チャーシューを名物料理として打ち出しているところは多いですが、一度は食べて欲しいのがホテルに入っているような高級店が出しているチャーシュー。リッツ・カールトンの中華「天龍軒」、「王子飯店」などが旅行者も行きやすいでしょう。特に、コーズウェイベイや上環などに支店がある「西苑酒家」では、ジャッキー・チェンお気に入りのチャーシュー「兄貴チャーシュー」が食べられることで有名です。

9.とろとろに煮込まれた牛肉が美味!大人気の牛肉麺

出典:udarico

牛バラ肉を漢方薬と一緒に8時間ほど煮込んで作られる、やわらかーいお肉が特徴の麺です。最初は屋台で始まったこのお店、今はリピーターや観光客に大人気です。筆者は先日やっと初体験してきたのですが、お昼のピークを外そうと1:45ぐらいに行ったのに、ほぼ満席でその人気っぷりに驚きました。2時過ぎに食べ終わり、外に出るとなんと行列が。この日はプレーンな牛バラ麺をいただきましたが、カレー味の牛バラ麺も評判なので、2人以上なら2種類頼んでシェアするのもいいですね。

九記牛○(月+南) | 香港ナビ

九記牛○(月+南)。なぜかヤミツキになっちゃう?!ディープで魅惑的な「ザッツ香港ヌードル!」

10.舌をひりひりさせながら食べる雲南米線

出典:udarico

香港人にアツい人気を誇る米線(マイシン)。中国の雲南省の食べ物で、つるつるした食感のお米で作った麺のことなのですが、具材が自分で選べる、スープの辛さや種類も自分で選べるのが香港人にウケて、いまや香港中にお店があります。

旅行者にとってはいろいろ選べる、イコールちょっとハードルが高いかもしれませんが、困ったら全部入りの「過橋米線」というメニューを頼むといいでしょう。ただ、ボリュームもかなりあるので、同行者とシェアしてもいいですね。この米線、スープに特徴がありまして、プレーンな「清湯」や山椒の辛さの「麻辣湯」、酸っぱ辛い「酸辣湯」などから自分で選べるようになっています。辛いのが好きな方は四川でおなじみの味「麻辣湯」にぜひチャレンジしてみてくださいね。甘いアイスティーやコーラがよく合います。

11.一度は食べてみてほしい茶餐廳(チャーチャンテーン)ご飯

出典:udarico

香港のファミリーレストランであり喫茶店でもある茶餐廳(チャーチャンテーン)。バラエティに富んだ「これぞ香港」なメニュー、そして手頃な値段。香港人の生活には欠かせない存在です。混んでいたら相席が当たり前、メニューは基本漢字のみ、と旅行者にはハードルが高いことも事実なのですが、中には英語メニューや日本語メニューがあるお店もあるのでぜひ一度はトライしてみてください。

香港全土にあるチェーン店「翠華餐廳」が観光客にも入りやすく、英語メニューなども充実しているのでおすすめ。写真はチャーチャンテーンの定番メニュー「焗鮮茄豬扒飯(チャーハンのポークチョップ乗せ)」。ボリューム満点でとっても美味でした。

12.食べ歩きに最適、鶏蛋仔 (ガイダンジャイ)

出典:www.hongkongnavi.com

味と香りはまさにベビーカステラ。でも食べてみてください。2枚の生地を合わせて焼く構造で、中は半分空洞になっているので、カリッ、もちっ、の2つの食感が楽しめます。また、ほのかに香るココナッツが香港らしさを感じさせ、ひとつひとつちぎりながら食べられる、楽しいストリートフードなんです。

町を歩いていれば、スナックスタンドのようなところで必ずこの愛らしい食べ物を見かけるはず。有名なのは北角の利強記北角雞蛋仔ですが、旺角(モンコック)などの下町でも十分おいしい雞蛋仔に出会えますよ。

13.スイーツ好きなら、いちおしは楊枝甘露(ヨンチーガムロウ)

出典:www.openrice.com

日本ではあまり知られていませんが、香港スイーツの定番で、日本人好みの味と言えばこれでしょう。マンゴーピュレにミルク類をプラスし、角切りにしたマンゴー、グレープフルーツに似たポメロという果物、タピオカを加えたもの。

シトラス系のさわやかさ、マンゴーの濃厚さ、そしてタピオカの食感がなんともいえないハーモニーを作り出し、甘すぎないので男性でもペロッと食べられること請け合いです。香港ではスイーツ屋さんにもたくさん男性がいますし、お酒のあとにスイーツでシメるなんてことも珍しくないそうですよ。

14.エッグタルトも忘れずに

出典:udarico

ひと口にエッグタルトと言っても、香港で食べられるエッグタルトには3種類あることをご存知ですか?まず、「クッキー・エッグタルト」という周りの生地が白っぽくて層に分かれていないクッキー生地のもの。これに対して、周りの生地がパイ生地でサクサクしている「パイ・エッグタルト」があります。写真のエッグタルトは、飲茶の名店「陸羽茶室」のものですが、最初のクッキー・エッグタルトですね。上品な甘さで美味でした。

そして最後に、ポルトガル式の「ポルトガル・エッグタルト」。こちらは周りの生地がパイ生地で、かつフィリングの部分にも焼き色がこんがりついているものです。ポルトガル式というだけあって、マカオに行くとこのタイプのエッグタルトが食べられます。香港でも食べてみたい!という方は、ケンタッキーに行ってみてください。ここのエッグタルトはポルトガル式。大きな声では言えませんが、筆者のベスト・オブ・エッグタルトin香港はケンタッキーに認定済みです。(もちろん個人的な意見です!)

15.ダイエットは明日から。固形バターをはさむという暴挙、菠蘿油(ボウローヤウ)

出典:www.openrice.com

香港では菠蘿包(パイナップルパン)といいますが、実はこちら、日本でいうメロンパンのこと。ただでさえカロリーの高いメロンパンに、固形バターをはさむというおそろしいメニューが、香港では朝ごはんやおやつの定番なんです。筆者も最初に見たときは衝撃を受けましたが、あたたかい焼き立てのメロンパンに、冷たいバターのコンビが最高です。一体どうして美味しいものってカロリーが高いんでしょうね…。

かなりのローカルメニューですが、これにトライできたら香港人の生活を体験できますね! ちなみにセントラルにある、レトロ香港を模したスターバックスでもこのパンが食べられましたよ。ダイエットは1日だけおやすみして、ぜひトライしてみてください。

いかにも香港らしい!セントラルのスターバックス | 香港ナビ

いかにも香港らしい!セントラルのスターバックス。香港には、昔の香港をフィーチャーしたスタバが2軒あります。1軒は旺角、そしてもう1軒がここ、セントラルです。

食を知ることは、その土地を知ること

いかがでしたか? 高級グルメからB級ローカルグルメまで、さまざまに楽しめるのが香港の食文化。旅行者ばかりが行くお店もいいけれど、地元っ子が行くお店やメニューにもトライしてみると、今まで知らなかった香港の横顔が見えてくるかもしれません。

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旅好き、カメラ好き、二児の母です。現在香港在住。

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旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。

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信州で車と旅を愛する道楽者。曲者が集まるCLUB Autistaに所属し、酒・肴・温泉を嗜む。

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茨城の筑波山生まれ。「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」です。

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上岡岳

アームレスリング元日本代表/ジムトレーナー/生物学博物館学芸員/一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟常任理事

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