【島根】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
山陰地方の西部に位置し出雲大社や松江城など名所・旧跡が揃う島根県。日本海や宍道湖を望むラインはツーリングにも好適で、観光・グルメと組み合わせて日帰りでも楽しめます。島根県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.izumo-kankou.gr.jp
島根のおすすめツーリングスポット
山陰地方の西部に位置し、ラムサール条約に登録された宍道湖や世界遺産の石見銀山を擁する島根県。日本海に面した豊かな漁場を擁しており、ベニズワイガニは全国でもトップクラスの漁獲量を誇ります。そして縁結びのご利益があるとして人気の出雲大社をはじめ、天守閣が現存する松江城など名所・旧跡も多彩。日本三大蕎麦の一つに数えられる出雲蕎麦をはじめ、新鮮な魚介などご当地グルメも魅力的です。
日本海を望むシーサイドや宍道湖のレイクサイドはツーリングにも好適、島根県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介しましょう。
1.国道432号~「足立美術館」
名称:足立美術館
住所:安来市古川町320
電話:0854-28-7111
駐車場:有り
入館料:2,300円
開館時間:9:00~17:30(4~9月)
9:00~17:00(10~3月)
休館日:年中無休
国道9号を走って松江市に向かい、宍道湖の東端エリアで相生町の交差点から国道432号へ。山間をツーリングして飯梨川の手前から県道45号に入ったらしばらく北に進みます。
目的地は県道45号沿いに立地する「足立美術館」で、広大な日本庭園を擁する美術館。実業家・足立全康がコレクションした横山大観の作品をメインに、川合玉堂や平山郁夫の日本画をはじめ北大路魯山人の陶芸作品なども収蔵しています。そして本館を囲むように枯山水庭・青松白砂庭・池庭などが配されており、四季折々に美しい風景を楽しむことができるスポットです。
館内には池庭を目の前にする「喫茶室 大観」があり、ランチにおすすめ。島根和牛やうなぎ・赤貝を使った名物「笹巻きおこわ」をはじめ、「特製ビーフシチュー」などを供しています。
2.国道431号~「松江城」
名称:松江城
住所:松江市殿町1-5
電話:0852-21-4030
駐車場:有り
登閣料:670円
登閣時間:8:30~18:30(4~9月)
8:30~17:00(10~3月)
休館日:年中無休
名称:出雲そば処 八雲庵
住所:松江市塩見縄手308
電話:0852-22-2400
駐車場:有り
営業時間:10:00~14:00
定休日:1/1、2
国道9号で出雲市へ向かい、大島の交差点から国道431号へ。国道431号で宍道湖を眺めながらレイクサイドをツーリングして、松江市の中心部にある幸橋の交差点から県道37号を北に進みます。
目的地は現存12天守の一つに数えられる「松江城」で、入母屋破風の城姿から千鳥城の別名を持つ名城。1600年代初頭の築城と伝わっており国宝にも指定される松江市のシンボル、天守閣の望楼は眼下に広がる松江市の街並みを一望できるビュースポットです。そして天守閣周辺は公園として整備されており散策もおすすめ、桜の名所としても知られています。
「松江城」の近くでランチにおすすめするのが、城の北側に位置する「出雲そば処 八雲庵」。名物の出雲そばを供する店で、一押しは朱塗りの器に盛られ四種の薬味が付いた「割子そば」です。
3.宍道湖周遊~「松江フォーゲルパーク」
名称:松江フォーゲルパーク
住所:松江市大垣町52
電話:0852-88-9800
駐車場:有り
入園料:1,540円
営業時間:9:00~17:30(4~9月)
9:00~17:00(10~3月)
休業日:年中無休
松江市から国道9号を玉造温泉方面に向かい、宍道湖のレイクサイドをツーリングして湖の西側へ。出雲空港入口の交差点から県道23号を北に進み、突き当たったら国道431号を東に走ります。
宍道湖を周遊して向かうのは湖の北岸に位置する「松江フォーゲルパーク」。こちらは32ヘクタールの広大な敷地に温室や展望台をはじめ様々な施設が点在し、フクロウやペンギンなどともふれ合えるパークです。展望台へとつながる動く歩道は国内最大級、展望台は「松江城」と同じ高さがあり宍道湖のパノラマが望めます。
園内には食事ができるスポットもあり、おすすめはそば亭「不昧庵」。松平不昧の名を冠する店で、当時のそばを再現したコシの強い十割そばを味わえます。
4.国道9号~「出雲大社」
名称:出雲大社
住所:出雲市大社町杵築東195
電話:0853-53-3100
駐車場:有り
名称:出雲蕎麦おくに
住所:出雲市大社町杵築東宮内276
電話:0853-53-5190
駐車場:有り
営業時間:8:00~16:00
定休日:火曜日
松江市から国道9号を走り出し、宍道湖の南岸をツーリングして出雲市方面へ。神戸川を渡ったら大島の交差点から国道431号を北に進み、目的地の「出雲大社」を目指します。
神代の時代に創建されたと伝わる「出雲大社」は、”だいこくさま”として親しまれる大国主大神を主祭神としてお祀りする神社。大国主大神は国譲りの神話で広く知られており、現在では縁結びのご利益があるとして多くの参拝客が訪れます。境内には多彩な社があり、散策もおすすめ。見所は国内最大級といわれる注連縄で、神楽殿に奉納されています。
「出雲大社」の近くでランチにおすすめするのは、駐車場の向かいにある「出雲蕎麦おくに」。昭和46年創業の老舗で、名物「割子そば」と出雲発祥といわれる「ぜんざい」がセットになった「縁結びセット」をいかがでしょう。
5.県道29号~「出雲日御碕灯台」
名称:出雲日御碕灯台
住所:出雲市大社町日御碕1478
電話:0853-54-5341
駐車場:有り
料金:200円
営業時間:9:00~16:30
定休日:12/30、31
日御碕名物・みさき丼
松江市から国道431号を走り出し、宍道湖の北岸をツーリングして出雲市方面へ。出雲大社の前を通り過ぎたら稲佐の浜のエリアから県道29号に入り北に進みます。
目的地は日御碕の先端部に立地する「出雲日御碕灯台」で、明治36年に点灯を開始した灯台。国内にある石造灯台としては最高といわれる43.65mの高さを誇り、灯台上部に設置された展望台まで登ることができます。展望台からは島根半島や隠岐の島をはじめ中国山地まで望むことができ、大パノラマの絶景が楽しめるビューポイントです。
周辺には遊歩道が整備されていますので散策もおすすめ、近くの食事処「柿谷商店」や「花房」では日御碕名物の「みさき丼」を用意していますのであわせてどうぞ。
6.国道9号~「仁摩サンドミュージアム」
名称:仁摩サンドミュージアム
住所:大田市仁摩町天河内975
電話:0854-88-3776
駐車場:有り
入館料:700円
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始
1年計砂時計・砂暦(スナゴヨミ)
名称:れすとらん ココット
住所:大田市仁摩町天河内711-1
電話:0854-88-3042
駐車場:有り
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
出雲市から国道9号を走り出し、日本海を望むオーシャンビューのツーリングをして西へ。大田市の中心部を抜けて山陰本線・仁万駅を過ぎると目的地の「仁摩サンドミュージアム」に到着します。
輝くピラミッドが連なる「仁摩サンドミュージアム」は、世界各国にある砂の標本などを展示する砂の博物館。メインゾーンとなるタイムホールにはギネスブックに掲載された世界最大の砂時計「砂暦」が設置されており、1tの砂を1年かけて落とす仕掛けとなっています。毎年12/31にはこの「砂暦」を回転させる「時の祭典」が開催されており、午前0時には花火も打ち上げられるなど盛り上がるイベントです。
「仁摩サンドミュージアム」の近くでランチにおすすめするのが「れすとらん ココット」。手造りにこだわる店で一押しは名物の「なき砂らーめん(砂は入っていません)」です。
7.県道46号~「石見銀山」
龍源寺間歩
大森の町並み
名称:Café住留(ジュール)
住所:大田市大森町ハ206
電話:0854-89-0866
駐車場:有り
営業時間:10:00~日暮れ時
定休日:不定休
出雲市から国道9号で大田市に向かい、和江漁港入口の交差点から国道375号へ。大田市民公園の近くから県道46号に入り目的地の「石見銀山」を目指して山間をツーリングします。
安土桃山時代に最盛期を迎えた「石見銀山」は国内最大級の銀鉱山で、2007年には世界遺産に登録されました。坑道は間歩と呼ばれており「龍源寺間歩」などが公開されているため内部を鑑賞することもOK。エリアは石見銀山街道が貫いており、当時の武家屋敷や商家などの街並みが保存されています。
このエリアでランチにおすすめするのは、石見銀山公園の近くにある「Café住留」。古民家を再生したレトロな雰囲気が魅力的で、人気の「牛すじトロトロハヤシ」をいかがでしょう。
8.国道9号~「石見海浜公園」
出典:buraneta.com
名称:石見海浜公園
住所:浜田市国分町1644-1
電話:0855-28-2231
駐車場:有り
名称:海鮮レストラン 会津屋八右衛門
住所:浜田市原井町1203-1
電話:0855-23-8007
駐車場:有り
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
益田市の中心部から国道9号を走り出し、日本海を望むシーサイドをツーリングして東へ。山陰本線を越えてさらに進み、海浜公園入口の交差点を左折すると目的地の「石見海浜公園」に到着します。
「石見海浜公園」は海水浴やマリンスポーツをはじめ、キャンプやテニスなど様々なアクティビティが楽しめるスポット。公園の南側には「嶽ヶ下展望台」や「赤鼻展望台」などもあり、「赤鼻展望台」からは海と白い砂浜の明媚な景色を一望できます。
「石見海浜公園」を後にしたら浜田港のエリアまで戻り、道沿いにある道の駅「ゆうひパーク浜田」へ向かいます。こちらにある海鮮レストラン「会津屋八右衛門」がランチにおすすめ。日本海を眺めながら浜田の幸を味わうことができ、一押しはミニ懐石膳の「八右衛門定食」です。
9.国道9号~「津和野温泉 なごみの里」
名称:道の駅 津和野温泉 なごみの里
住所:鹿足郡津和野町鷲原イ256
電話:0856-72-4122
駐車場:有り
営業時間:施設により変動
名称:あさぎりの湯
入浴料金:600円
営業時間:10:00~21:00
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)
益田市から国道9号を南へ向かい、川沿いの長閑な風景が広がる中をツーリング。山口線・津和野駅の近くから県道13号に入り、目的地の道の駅「津和野温泉 なごみの里」を目指します。
山陰の小京都と呼ばれる津和野にある道の駅「津和野温泉 なごみの里」は、日帰り温泉やレストランをはじめ、竹細工や土人形の絵付け体験などもできる複合スポット。「あさぎりの湯」では開放的な露天風呂をはじめ樽風呂や大浴槽があり、ジャグジーやミストサウナを利用することもできます。
食事は館内にあるレストラン「あかね雲」で、地元の新鮮素材をふんだんに使った料理をどうぞ。
10.国道187号~「むいかいち温泉ゆ・ら・ら」
名称:むいかいち温泉ゆ・ら・ら
住所:鹿足郡吉賀町有飯238-2
電話:0856-77-3001
駐車場:有り
入浴料:580円
営業時間:10:00~22:00
定休日:水曜日(祝祭日は営業)
名称:レストラン ヴァンベールの森
営業時間:11:00~14:30
益田市から国道9号を南へ向かい、津和野町役場の近くから国道187号へ。国道187号で田畑や里山の風景が広がる中をツーリングして山口県との県境方面を目指します。
目的地は中国自動車道・六日市ICのすぐ近くに立地する「むいかいち温泉ゆ・ら・ら」で、日帰り入浴ができる温泉宿。毎分1tの豊富な湯量があり、開放感抜群の露天風呂や趣ある内風呂をはじめドーム型のミストサウナなど多彩な湯殿を楽しめます。
ランチは館内にあるレストラン「ヴァンベールの森」がおすすめ。野菜は毎朝地元の産直物産館から仕入れており米は吉賀町産などこだわりが、六日市産の大豆のみを使った「寄せ豆富定食」をいかがでしょう。
神話の時代に思いを馳せる島根のツーリング
創建が神代の時代といわれる出雲大社をはじめ、天守閣が現存する松山城など見所が多彩な島根県。ご当地グルメの出雲そばなどグルメも魅力的、島根県で日帰りツーリングはいかがでしょう。
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※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。