【富山】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
世界遺産の合掌造り集落や立山黒部など、人気の観光名所がある富山県。日本海に面した豊富な漁場である富山湾を擁しており、四季を通じて魅力的なご当地グルメが味わえます。富山県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:himi-banya.jp
富山のおすすめツーリングスポット
岐阜県の白川郷とともに世界遺産に登録された五箇山の合掌造り集落や、黒部立山アルペンルートなど人気の観光名所を擁する富山県。日本海に面した富山湾は豊かな漁場であり、富山湾の宝石と呼ばれるシロエビやホタルイカをはじめ多彩な水産資源に恵まれています。
富山湾を望むシーサイドや立山の麓を走るワインディングなど、ツーリングにも好適。魅力的なご当地グルメや観光・温泉などと組み合わせて日帰りのツーリングが楽しめます。
富山県で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
1.国道415号~「氷見港」
立山連峰と唐島
名称:ひみ番屋街
住所:氷見市北大町25-5
電話:0766-72-3400
駐車場:有り
営業時間:店舗により変動
名称:氷見温泉郷 総湯
電話:0766-74-2611
営業時間:10:00~23:00
07:00~(土日祝の朝風呂)
入浴料:600円
定休日:年中無休
名称:氷見前寿し
場所:北の番屋
電話:0766-50-8838
国道8号を西へ向かい北馬場の交差点から国道415号へ。小矢部川を過ぎたら雨晴海岸の明媚な景色を望みながらツーリングして氷見市へ向かいます。
氷見駅の前から県道302号に入り、上庄川を渡ると目的地「氷見港」のエリア。港の近くにある道の駅「ひみ番屋街」は、グルメやショッピングはもちろん日帰り温泉も楽しめる複合スポットです。展望広場からは富山湾や立山連峰の景色を望むことができ、眺めの良い足湯も用意。新鮮な魚介類をはじめ海産加工品や特産物など、お土産も幅広いバリエーションがあります。
グルメは海鮮丼や浜焼きをはじめ氷見牛が味わえる店など多彩。おすすめは北の番屋にある「氷見前寿し」で、氷見前浜で水揚げされた新鮮なネタを使い、絶品の寿司が供されます。
2.国道160号~「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」
名称:氷見市潮風ギャラリー
住所:氷見市中央町3番4号
電話:0766-72-4800
駐車場:まちなかめぐり無料駐車場などを利用
開館時間:10:00~17:00
休館日:年末年始
光禅寺
能越自動車道を走って石川県に向かい、七尾大泊ICから国道160号へ。国道160号は富山湾を望む絶好のオーシャンビューツーリングができるルートで、氷見港方面を目指して走ります。
上庄川を渡ったら幸町の交差点から国道415号に入り、しばらく進むと目的地「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」に到着します。「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」は「ハットリくん」や「怪物くん」で知られる藤子不二雄Ⓐが生み出したキャラクターがそこかしこに点在しているエリア。「プロゴルファー猿ポケットパーク」や藤子不二雄Ⓐの生家である「光禅寺」など、随所に見所があります。
国道415号沿いにある「氷見市潮風ギャラリー」では「藤子不二雄Ⓐアートコレクション」として貴重な原画などを展示。伝説のトキワ荘を再現したコーナーやキャラクターとの記念撮影など、様々な作品の世界にふれることができます。
3.県道13号~「宇奈月温泉」
名称:フィール宇奈月
住所:黒部市宇奈月温泉462-2
電話:0765-62-9520
駐車場:有り
入浴料:500円
営業時間:06:00~10:00
14:00~21:00
名称:カフェ・ボンフィーノ
営業時間:10:00~18:00
定休日:1~3月は土曜日のみ営業
国道8号を走って黒部市へ向かい、古御堂(東)の交差点から県道53号を東へ。県道14号を経由して県道13号に接続し、黒部川のリバーサイドをツーリングして南へ走ります。
黒部川を渡ると目的地の「宇奈月温泉」に到着。大正12年に開湯した「宇奈月温泉」は黒部峡谷沿いに温泉宿が立ち並んでおり、渓谷の明媚な風景やトロッコが走る風情ある風景を楽しめるスポットです。ご紹介するのは宇奈月温泉駅の直ぐ近くに立地する「フィール宇奈月」で、日帰り入浴ができる温泉ホテル。”トロッコビュー”の展望風呂は、四季折々の渓谷美とあわせて眼下を走るトロッコを眺めながら湯に浸かることができます。
館内に併設された「カフェ・ボンフィーノ」は、湯上りの休憩におすすめ。こだわりの豆を自家焙煎したコーヒーと、沖縄で人気のアイス「ブルーシール」を用意します。
4.国道8号~「ほたるいかミュージアム」
名称:ほたるいかミュージアム
住所:滑川市中川原410
電話:076-476-9300
駐車場:有り
入場料:600円~
営業時間:9:00~17:00
定休日:有り
県の西部から国道8号を東へツーリング。上市川を渡ったら県道61号を北へ走り、県道1号に接続して滑川港方面を目指します。
目的地は富山湾を目の前にする「ほたるいかミュージアム」で、道の駅「ウェーブパークなめりかわ」内に立地。期間毎に”ほたるいかの発光ショー”や”龍宮ホタルの発光ショー”などが開催されており、富山湾の海の生き物とふれあうことができる博物館です。深海魚展示コーナーでは、巷で人気の「ダイオウグソクムシ」も展示しています。
道の駅には「パノラマレストラン光彩」がありますのでランチはこちらで。富山のおもてなし料理をはじめ、多彩な洋食メニューを取り揃えています。
5.国道472号~「新湊きっときと市場」
名称:新湊きっときと市場
住所:射水市海王町1
電話:0766-84-1233
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:00(変動有り)
定休日:年中無休
名称:浜焼き 浜風
電話:090-2838-5078
営業時間:11:00~15:30
県の南側から国道472号を北へ向かい、富山新港のエリアで国道415号へ。堀岡古明神の交差点を直進して、富山湾の絶景を眺めながら走れる新湊大橋を渡ります。
海王丸パークを過ぎたら目的地の「新湊きっときと市場」に到着します。こちらは「海鮮市場・鮮魚センター」やレストラン「きっときと亭」などがあり、四季折々に移り変わる富山の旨い物が一堂に集まるスポット。新湊漁港で水揚げされた新鮮な魚介をはじめ、海鮮加工品や地元の特産品などバラエティー豊かな品揃えが魅力的です。
「新湊きっときと市場」でランチにおすすめするのは「浜焼き 浜風」。サザエやホタテなどの焼き物をはじめ、イクラとシロエビを味わえる「浜風おもてなし御膳」や人気の「特製かき寿司」など独創的な絶品料理が味わえます。
6.国道8号~「富山城」
名称:富山城
住所:富山市本丸1-62
電話:076-432-7911
駐車場:有り
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始、臨時休館
国道8号を富山市に向かってツーリングして、常願寺川の近くにある金泉寺の交差点から国道41号を南へ。道なりに進んで荒町駅を過ぎると目的地のエリアです。
目的地は富山市の中心部に立地する「富山城」で、続日本100名城に数えられる城。川に浮くように見えたことから浮城の異名を持ち、瀧廉太郎が作曲した「荒城の月」の着想を得た城の一つともいわれています。城跡は公園として整備されており天守閣を模した外観の「富山市郷土博物館」や、東洋の古美術品を収蔵する「佐藤記念美術館」などが立地。桜のシーズンには花見にも人気のスポットで、広々とした園内の散策がおすすめです。
7.県道6号~「称名滝」
名称:称名滝
住所:中新川郡立山町芦峅寺
駐車場:有り
富山市の中心部から県道179号を南へ向かい、三室荒屋の交差点近くから県道43号に接続。県道43号で常願寺川のリバーサイドをツーリングしたら、黒部駅の前にある「おにぎりの志鷹 」に立ち寄ります。こちらで富山県産米を使い地元の伏流水で炊き上げた「手づくりおにぎり」を購入。常願寺川を渡って県道6号に入ります。
県道6号から県道170号に接続してしばらく走ると目的地のエリア、称名平駐車場に駐輪して徒歩で「称名滝」へ向かいます。「称名滝」は国内最高の落差350mを流れ落ちる4段構成の滝で、国の名勝かつ天然記念物。日本三大瀑布にも選ばれることがあり、「称名滝展望台」からその雄大な眺めを望むことができますのでお弁当とあわせてどうぞ。
8.国道156号~「庄川温泉郷」
庄川峡
名称:おまき温泉和園
住所:砺波市庄川町小牧10
電話:0763-82-2500
駐車場:有り
入館料:420円
営業時間:10:00~21:00
休館日:水曜日
名称:お食事処「このみ」
営業時間:11:00~14:00
17:00~20:00
国道8号で高岡市に向かい四屋の交差点から国道156号へ。広々とした開放的な国道156号をツーリングして南へ走ります。
庄川沿いに出て少し走ると目的地の「庄川温泉郷」に到着。こちらにある「おまき温泉和園」は、明媚な「庄川峡」を前に立地する温泉宿で日帰り入浴ができます。温泉は豊かな湯量がある源泉掛け流し方式で、自然石を配して造られた露天風呂を用意。四季折々に移り変わる景色とあわせて癒しの湯を楽しめます。
館内にはお食事処「このみ」がありますのでランチはこちらで。季節の旬を味わえる御膳をはじめ多彩なメニューを取り揃えています。
9.国道41号~「神通峡」
出典:oekanko.jp
神通峡
名称:楽今日館
住所:富山市岩稲26-1
電話:076-485-2800
駐車場:有り
入浴料:610円
営業時間:10:00~22:00
10:00~21:00(12~2月末)
定休日:1/1、臨時休
国道8号を走って富山市へ向かい金泉寺の交差点から国道41号へ。国道41号を南へツーリングして神通川を渡ります。
神通川のリバーサイドを少し走ると目的地のエリア。県定公園の「神通峡」を望むロケーションには温泉宿の「楽今日館」が立地しており、日帰り入浴ができます。大浴場からは「神通峡」や「猿倉山」の景色を望むことができ、温泉は肌あたりの良い美人の湯。露天風呂をはじめ、気泡浴・圧注浴・サウナなども揃えています。
ランチは館内にある食事処がおすすめで多彩な御膳や定食・丼を用意。岐阜県に近いこともあり「飛騨牛朴葉焼き定食」なども味わえます。
10.飛越峡合掌ライン~「五箇山」
名称:相倉合掌造り集落
住所:南砺市相倉
電話:0763-66-2468
駐車場:有り
名称:菅沼合掌造り集落
住所:南砺市菅沼
電話:0763-66-2468
駐車場:有り
名称:上平 ささら館
住所:南砺市西赤尾町72-1
電話:0763-67-3141
駐車場:有り
営業時間:8:30~17:30
国道156号を南へ向かい、庄川のリバーサイドをツーリング。国道156号は飛越峡合掌ラインとも呼ばれるルートで岐阜県まで続いており、山々や渓谷の明媚な景色を眺めながら走ることができます。
沿線には世界遺産の合掌造り集落があり、国道304号と合流した先にあるのが「相倉合掌造り集落」。「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の中では最も北に位置しており、集落の中は散策することができます。そしてさらに南へ走ると右手にあるのが「菅沼合掌造り集落」。こちらには合掌造りの食事処やカフェなどもあり、「五箇山民俗館」では往時の生活様式を伝える資料が展示されています。
「菅沼合掌造り集落」の後は県境近くにある道の駅「上平 ささら館」へ。こちらにある「旬菜工房 いわな」がランチにおすすめで、「岩魚のにぎり」や「岩魚の唐揚げ」など多彩な岩魚料理を味わうことができます。
富山の絶品グルメとツーリング
富山湾で水揚げされる絶品の海鮮をはじめ、四季を通じてグルメを喜ばせる富山県。観光・温泉・グルメと組み合わせた日帰りツーリングで富山を満喫してみませんか。
※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。